最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
SとMの精神性な、第5話。よく言われるやつだ。真性のMってのは、結局相手になんらかの行為を強いて自分を満足させたい奴だから本質はSっていうやつ。まぁ、それを言い出したらきりがないのだが。 本作は「すげぇ面白い」っていう作品ではなくて、毎回「次は感想書かなくてもいいんじゃないかな」って思うんだけど、何故か当落線上ギリギリでずるいところを突いてくる。今回だって、筑波の顛末が収束することはわかっていたのだし、いつも通りに「なんとなく乗ったら解決」という展開に変化はないのだからしょうもない内容のはずなのだが、その中で描かれるコンビの関係性が、絶妙に「ウムゥ、百合……であるか……」という代物なのである。難しい。 ドライバーがS、パッセンジャーがM。全てのチームがそうじゃなかろうし、そもそもそんな役割分担なんてなさそうだが、少なくとも筑波の場合はそう思われていた。幼い頃から常に上にいたいずみと、それにずっと従ってきたなぎさ。誰がどうみても、いずみがSでなぎさがMだ。しかし、果たしてその関係性は本物なの? というお話。前回に引き続き今回も似たような内容の淫夢からスタートしており、しかも今回は夢を見ていたのがいずみの方。結局、2人して精神の奥底では同じような絵図を描きながら感応しているのである。 前回のラストでいずみが突然キレた理由は今ひとつ分からなかった。まぁ、「他の女といいタイム出しやがって」という嫉妬で問題ないと思うのだが、なぎさの謝罪をあっさりと受け入れて再び同乗しているので、あんまり本気でキレてたというわけでもなく、単なるヒステリーだったということか。どうもなぎさの対応からするとよくあることなのかもしれない。今回はゆり達に背中を押されて多少積極的な「ガツン」になぎさが動いたため、関係修復も早かったのだろう。 結局、周りのチームもなぎさの決意も、特に二人の関係性を動かすには至らなかったのである。しかし、世界が変わったのはちょっとした偶然から起こった事故の後である。バイクなんかと同じでバードストライクが命に関わりかねないこの世界、不慮の事故でいずみが初めて気づいていしまったのは、「実は自分の命がなぎさに握られているのだ」という当たり前の事実。サイドカーに乗ってる人間だったらそれくらいは最初に覚えそうなものだが(実際、ゆり達はそのことをコーチに教え込まれていたのだし)、これまでそうした認識がなかったのは本当になぎさが諾々といずみに従っていたためだろうか。とにかく全てを決定するのはいずみの方。そこに紛れが起こらなければ、あらゆる決定は「いずみが正しい」前提で進むわけで、あらゆる決定権は彼女が握っていると思っていてもおかしくはない。 しかし、事故によって命の危機を実感し、それを回避できたのは明らかになぎさのおかげ。つまり、なぎさがヘマをしていたら、もしくは命を投げ出してやろうと一瞬でも考えていたら、いずみはもう車どころじゃない身体にされていたのかもしれないのだ。そのことに気づき、後ろにいる人間が下僕じゃなくて「命綱」だと気づいた時、いずみの中での優位性は終わりを告げた。そして、彼女のドライビングからなぎさが感じ取るのは、いよいよいずみが自分の存在を認識し、主導権を譲り渡したという実感である。表面は変わらずとも、運転中に限っては、その主従は逆転する。そのどうしようもないトランスに、なぎさは異様な興奮を覚え、極まってしまうのである。いずみに出来ることと言ったら、車を停止させた後に精一杯の強がりをぶつけるくらい。今後、この2人はどんな距離感で日常生活を過ごすことになるんだろうな……。まぁ、あの淫夢から察するに、いずみさんの方も薄々わかってはいたんでしょうね。これもまた、1つの友情なのかもしれない。 それにしても……あのズカコンビは結局幕間のギャグ担当で終わりそうだな。いや、今更オリジナルのシリアスエピソードとか持ってこられてもどうしようもないけど。お客さん、バーカウンターでESPカードはやめてください。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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