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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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Adrable Kitten (カワイイ子猫) (W) C

宿主クリーチャー・猫

1/1

〔このクリーチャーが戦場に出た時〕

6面ダイスを1つ振る。あなたはその目に等しい値のライフを得る。

 もう、この形でスポイラ書くの無理やんけ!!! イラスト見てくれ! あと公式記事も翻訳されたのでシステムについてはそっち参照な。「Host/宿主」クリーチャーは、他のクリーチャーパーツのAugment(拡張)の土台として使われる。拡張カードがどんなものかも、面倒だから記事見ろ。拡張能力は、宿主クリーチャーが戦場にいるときにコストを払うことで合体生物を生み出す能力である。例えば「多頭の-子猫」とかが生まれる。英語版限定でジェネレーターもあるぞ。もう、本当に「だからどうした」の世界だ。別にオーラでええやん、テキストが書き換わるとかいう違いはあるけど、そこまでたいした差じゃないし。一応、拡張カードの方は「唱える」ではなく起動型能力なので、対応して宿主を除去されてもフィズらないで手札に残る点はちょっと違う。ドラフトだとどれだけ宿主が出てくるかによるが、どうせ拡張は1回しか使えないんだし、大したギミックではない気がする。ビジュアル見て楽しむ程度だな。

 




Dr,Julius Jumblemorph (ごちゃまぜ変身のジュリアス博士) (2)(G)(W) M

伝説のクリーチャー

4/4

〜は全てのクリーチャー・タイプを持つ(このカードが戦場以外の領域にあっても)

宿主クリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはライブラリや墓地から拡張を持つカードを1枚探し、それを宿主に結合させても良い。そうしたなら、あなたのライブラリを切り直す。

 「宿主ばっかりで拡張カードが無いよぅ」という問題を解決してくれる博士。宿主がいっぱい集まるとかなりコストをごまかせるので、多分めっちゃ強い。なお、多相能力を持っているのは自分自身もごちゃまぜしすぎたせい。

 

Amateur Auteur (素人劇作家) (1)(W) C

クリーチャー・人間

2/2

〜を生贄に捧げる:対象のエンチャントを1つ破壊する。

 そうして迷路の果てに、走者たちの戦いは終結しました。我らの救い手、そのフードの少年は、今や永遠のギルドパクトとなったのです。 ーミュージカル「ラヴニカ!」より

 能力自体はどうでもいいのだが、イラストとフレーバーに要注目。この作家兼役者は、なんと異なる次元であるラヴニカで繰り広げられた例の「ドラゴンの迷路」事件の顛末を演劇にしているのである。演じている役はセレズニアの人間っぽいのでイマーラだろうか。とにかく別次元のことを知ってる人間がこれだけおおっぴらに人前でその話をしているってのは、これまでのMagicの歴史ではあり得なかった風景なので新鮮。どこぞの戦場詩人がラヴニカの光景を見て「オラーズカだ!」とか勘違いしてるのとはエラい違いである。ただ、こいつの能力はエンチャント破壊である。つまりこいつがいると「舞台がぶち壊し」になるってことなので、役者としての力量は問題がありそうだ。

 

By Gnome Means (ノーム力による) (2)(W) R

エンチャント

(1)(W),あなたのコントロールするパーマネントからカウンターを1つ取り除く:1/1で無色の、ノーム・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。

(1)(W)、アーティファクトを1つ生贄に捧げる:印刷されたカードが言及するカウンターを1つ選美、対象のパーマネントにそのカウンターを1つ置く。

 ノームなんて種族はおりませんよ

 各種カウンターとノーム・トークンを交換可能になるエンチャント。カウンターを追加するわけではなく完全に新たに生み出すので、例えばクリーチャーに忠誠カウンターを置く、なんて無茶も自由自在(意味はない)。イラストを見る限りではかなり作業効率の良いノーム工場のようだが、法的に問題でもあるのだろうか、時にはノームを潰してしらばっくれることもあるようだ。ちなみにカード名はおそらく「By no means」(決して〜〜じゃないよ、という意味の熟語)のもじりだと思われる。

 

Side Quest (脇道の冒険) (W) U

ソーサリー

次のあなたのターンまで、あなたの席から見える銀枠の試合をプレイしている対象のプレイヤーは、対象のあなたのコントロールするクリーチャーのコントロールを得る。次のあなたのアップキープの開始時に、そのクリーチャーに+1/+1カウンターを2つ置く。(そのクリーチャーはコントローラーのプレイしているゲームの戦場にのみ存在する)。

 横で対戦している人に勝手にクリーチャーを貸してあげる変なカード。一旦貸して帰ってくるとちょっと強くなっているあたり、異世界召喚っぽさがあるよな。よく見ると色々と設定が雑で、貸し与えるのは「次の自分のターン開始時」まで。貸与先の相手の状況は一切考えていないので、例えば借りた相手が「アタック!」とか宣言した途端に「あ、やっぱり返して」という展開も多い。そもそもしばらくは召喚酔い(まさに!)してるんだし、予想外の方向から飛んでくるんだから借りた相手もなかなか有効利用できそうもない。手軽に1マナでカウンターを2つのせる呪文として重宝しそうだが、借りた方もさっさとブロッカーや生贄にして処分してしまう可能性もあるため、貸す相手との信頼関係が重要である。ちなみにイラストで突然異世界にきちゃったクリーチャーは「Shellephant」である。

 

Extremely Slow Zombie (めっちゃノロいゾンビ) (1)(B) C

クリーチャー・ゾンビ

3/3 Last strike(最終攻撃)(このクリーチャーは、最終攻撃を持たないクリーチャーの後に戦闘ダメージを与える)

 ついに登場した、先制攻撃の逆を行く概念。充分黒枠でも使えそうな能力なのだが、先制攻撃と絡むとややこしくなるのが懸念されているのだろうか。まぁ、戦闘ダメージステップが三分割されるなんて考えただけでもややこしいからな。でもこれ、2ターン目に出せたら強そうだよね。

 

Super-Duper Death Ray (超すごい殺人光線) (2)(R) U

インスタント

トランプル(この呪文は余剰のダメージを対象のコントローラーに与えられる)

〜は対象のクリーチャーに4点のダメージを与える。

 通り抜けた!

 そういうことじゃねぇよ、っていうルール解釈のカード。マジレスするなら、現時点ではトランプルはクリーチャーにのみ与えられる能力なので、このようなテキストは存在し得ないのである。まぁ、感覚的には理解しやすい概念なのでひょっとしたら将来的にはルールが整備されて実現するかもしれないが……。ちなみにフレーバーテキストの「Comin’through!」というセリフは当然「対象を突き抜けたぞ!」という意味で言ってるわけだが、調べてみると「Coming through the Rye」(ライ麦畑を通り抜けて)というタイトルの歌があるらしく、もしかしたらこれとComing through Ray(突き抜ける光線)をかけているのかもしれない。

 

Three-Headed Goblin (三つ首ゴブリン) (3)(R)(R) R

クリーチャー・ゴブリン、ミュータント

3/3 三段攻撃(このクリーチャーは先制攻撃と、通常攻撃と、最終攻撃で戦闘ダメージを与える)

 頭1つよりも双頭の方がいいのは間違いないが、そこからは先細りだ

 まぁ、Last strikeが出てきたら当然これもあるわけで……。よりによってなんでゴブリンの頭を増やしたんだよ、とは思うが、他の種族だと文字通り「洒落にならない」可能性があるから。アホみたいに見えるが、その実パワー9相当の化け物である(ブロックされると6止まりだが)。素通りする状態で増強呪文が1枚あればゲームが終わるな。

 

Hydradoodle (山盛りハイドラ) (X)(X)(G)(G) R

クリーチャー・ハイドラ、猟犬

0/0 到達 トランプル

〜が戦場に出るに際し、6面ダイスをX個振る。〜はそれらの目の合計に等しい数の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。

 押し込み強盗よりもしつけが悪い。

 ハイドラギミックを使った割と普通のクリーチャーだが、フレーバーテキスト「Less housebroken than housebreaking」が面白かったので。「housebroken」で「しつけの行き届いた、飼いならされた」の意で、「housebreaking」だと「押し込み強盗、家宅侵入」の意味になるらしい。そういや融合カードで「強行/突入/Breaking/Entering(DGM)」なんてカードもありましたね。

 

Better Than One (一人より) (G)(W) R

ソーサリー

ゲーム外にいる誰か1人は、あなたのチームメイトになる。(あなたの手札や、ライブラリの上のカードや、戦場にあるあなたのコントロールするパーマネントを好きな数選ぶ。それらのカードはそれぞれチームメイトの手札になり、ライブラリになり、パーマネントとなる)

 ゲームに関係ない人を巻き込む恐ろしいカード。たとえ相手がどれだけ嫌がっても、ルールにそう書いてあるのだからしょうがない。街ゆく綺麗なおねーさんの前でこれを使えば、今日からあなたもチームメイト。問題はゲーム外にいる一般人にルールが通用するかどうかだ。ちなみに、これによりチームメイトが増えることで単純にライフの上限が20増えるし、毎ターンドローが2倍、置ける土地の数も2倍。単純にかなりの強カードである。Unstableのドラフトをやる場合は、禁止カードストレージボックスと手軽に使えるチームメイト候補を用意して行くと吉。っていうかキチ。

 

Baron Von Count (数字育ちの男爵) (1)(B)(R) M

伝説のクリーチャー・人間、悪党

3/3

〜が戦場に出た時、終末カウンターを「5」の上に置く。

あなたがマナコストやテキストボックス、パワーやタフネスなどに現在示されている数字が含まれた呪文を唱えるたび、終末カウンターを1つ左の数字に移動させる。

終末カウンターが「1」から移動した時、対象のプレイヤーを破壊し、終末カウンターを「5」に移動する。

 カウンターを置く場所についてはカード画像参照。つまり5からカウントダウンしてゼロになれば「対象のプレイヤーを破壊」できるという「死の宣告」能力である。無理やり解釈すれば「アゾールの雄弁家(RTR)」の逆バージョンと言えなくもない。マナコストやパワー、タフネスまで含まれるのであれば、カウントダウンはそこまで難しくもない(一番厄介なのは最初の5をクリアするところだろう)が、今回、一応他のカード(「More or Less/多かれ少なかれ」)で数字(number)と数を表す言葉(number word)を区別していることを考えると、このカードが反応するのは数字の方だけということになるだろうか。つまり「1」としっかり書かれていればOKだが、「one」という文字には反応しないということである。ちなみに「プレイヤーを破壊する」ことについて、ルールでは一切説明はないので、好きに解釈してください。警察沙汰はやめてね。

 

Grusilda, Monster Masher (怪物潰しのグルシルダ) (3)(B)(R) R

伝説のクリーチャー・ゾンビ、悪党

4/4

あなたのコントロールする、結合しているか、エンチャントされているか、装備されているクリーチャーは威迫を持つ。

(3)(B)(R)(T):あなたの墓地にある、対象の2枚のクリーチャー・カードを、1つに結合した状態であなたのコントロール下で戦場に出す。(そのパワーとタフネスは2つの合計であり、それは両方の名前や、マナコストや、タイプや、テキストボックスなどを持つ)

 この世界の新能力である拡張(Augment)能力を、全然関係ないカードに適用してしまう悪魔のようなカード。カード名の「Mash」はマッシュポテトなどの「すりつぶす」の意だが、どっちかっていうと音楽を組み合わせるマッシュアップ(Mashup)みたいな意味で使われているのだろう。かつて統率者デッキにいた「擬態の原形質(CMD)」の能力を思いっきり拡張させた感じ。地味に装備状態やオーラもチェックしてくれるので、能力は意外にも現実的に強い。

 

Mary O’Kill (殺しのメアリー) (5)(B/R) R

伝説のクリーチャー・人間、悪党

5/5

(1)(B/R):〜と「Killbot/殺人ボット」を、戦場とあなたの手札の間で入れ替える。(そのクリーチャーがタップ状態なら入れ替わったクリーチャーもタップしている。アンタップ、攻撃、ブロック、エンチャント、装備、そして対象に取られている状態なども同様である。なんらかのカウンターが置かれていたなら、入れ替わったクリーチャーに代わりに置かれる)

 詳細はプレビュー記事参照。「忍術能力の完成形」とはよく言ったものである。彼女が入れ替われる「殺人ボット」はクリーチャータイプであるから、やろうと思えば「変わり身」能力を持つローウィンのクリーチャーと入れ替わることも可能だ。彼女自身は単なる4/4だが、なかなかのしぶとさを発揮してくれそうである。なお、名前に何か元ネタがあるのかと思って調べてみたがよくわからなかった。「Mary O」で検索するとメアリー・O・クリスザックっていうアメリカ人の女性がヒットするのだが(名前の響きは似てる気はするが)、詳細不明。誰なんでしょう。

 

Split Screen (分割画面) (4) R

アーティファクト

〜が戦場に出た時、あなたのライブラリを切り直し、4つのライブラリに分割する。何かがあなたのライブラリを参照するとき、そのうちの1つを選ぶ。

あなたのライブラリ(たち)のカードを公開してゲームをプレイする。

〜が戦場を離れた時、あなたのライブラリをまとめて切り直す。

 単純にドローの選択肢が4倍に増えるため、相手にカードが全部ばれることを差し引いても強力なドロー操作装置である。まぁ、最終的に4つ全部のトップが土地になったらあとは変わらないんだけども。ライブラリが分裂することで多少影響が出る状況もあり、例えば「ライブラリから特定のカードを探す」場合、確率が1/4になってしまうというリスクがある(参照するときはどれか1つしか探せない)。あと「心の傷跡」とか「船団呑み」で「ライブラリの半分を削る」場合にダメージがチョロくなる。なんで俺はこんな世界でまでライブラリの心配をしてるんだろう。なお、よく見るとカードの効果が旧式の「場に出たとき、離れたとき」の効果になっているので、出たときの効果にスタックして先にサクったり破壊したりすれば、ライブラリはずっと分割しっぱなしになる。ただ、このカードがないのでライブラリのトップは見られなくなる。真っ暗なディスプレイを4つ並べられても。

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コメント
普通に面白そうで困る
お疲れ様です。
Unstableは画像見ろといいたくなるギミックに、本国でしか通じないネタ(嵐雲のカラスとか)と文字レビュー泣かせですね…
ちなみに前回の状況起因処理無視おじさんはother permanentなので奴自身は普通にダメージなどで死ぬようです
【2017/11/17 20:15】 NAME[DRAKE] WEBLINK[] EDIT[]
Re:普通に面白そうで困る
まぁ、わざわざこんな文字オンリーのスタイルでやるな、って話なんですけどね。ジョークセットに興味がない人にも是非色々楽しんで欲しいと思うので。

>状況起因処理無視おじさんはother permanentなので奴自身は普通にダメージなどで死ぬようです

自分も守れない時点で大した法律家ではなかったのだ……
【2017/11/18 20:22】


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