最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「このはな綺譚」 5→6 可愛かったです(素直)。まぁ、今作の場合はそこが満たされていれば充分という話ではあるな。 ケモミミ少女のお話ということで、開始時には「うらら迷路帳」との類似点が意識されていたが、こうして1クールが終わってみると、多分一番近い作品設定は「ARIA」であろう。純朴まっすぐで世間(その施設がある世界)をさっぱり知らない田舎の少女が、接客業に挑むことでまっさらな状態から努力を重ねていく。そして仕事を通じて、または同僚や先輩の同業者とのふれあいを通じて、様々な感動を織り重ねていくのである。感動屋さんで頑張り屋な柚のキャラクターはウィンディーネを目指す灯里に重なり、たくさんの(ヘンテコな)お客さんがやってくる街並みも、和洋の違いこそあれ、どこかネオベネツィアに通じるものがある。 別に「パクリ設定だ!」なんて叫ぶ目的で類似点を強引に結びつけているわけではなく、「ARIA」シリーズだって面白かったのだから、同種の楽しさと癒しが得られればそれは素敵なことですね、と言いたいだけである。加えて、今作はメインキャラクター達が狐であるという謎要素があり(火星の場合は社長が猫だったが)、こちらの可愛らしさも独自のセールスポイントとして売り出すことが可能になっている。ぶっちゃけ「ケモだから」という特別な楽しみ方があったわけでもないのだが、単にデフォルメの時の四角形デザインがとにかく可愛かったのである。デフォルメされた時にケモ要素が強めになるので、あわよくばモフれるんじゃないか、っていう絶妙な「動物的愛らしさ」と「少女の愛らしさ」の間を行き来できるのが良い。お話の方も、ふんわり温かいものをベースにしつつ、単に癒しを求めるだけではなくてきちんと柚の成長譚を構築し、脇では皐の悩みを描いたり、ちょいちょい百合要素を加えてみたりと決して単調になりすぎないバランスもある。「日常もの」の路線での旨みを確保しつつ、独自のプラスアルファが邪魔にならない味わいににある。このさじ加減はなかなか狙ってできるものではないだろう。 中の人の話をすると、どうしても個人的に無視できないのはお菊役の渡辺明乃である。当ブログ右柱をみてもらえばわかる通り、私は長年彼女のファンである。声質のおかげでなかなか「可愛らしいメインヒロイン」なんてものが回ってこないのだが、今作では珍しく、可愛らしいレギュラーヒロイン(?)の役をもらって存分にその呪いの人形っぷりを見せつけてくれた。そこそこのキャリアの役者にぽろっとこういうキャスティングが回ってくるのはとても楽しい。あとは触れるべきはやっぱり柚役の大野柚布子。圧倒的に「可愛らしい声」を存分に活かしての熱演。「天使の3P」に続いての大役を無事に果たしここからのステップアップが期待できるだろう。 そして何と言っても……うか様! うか様じゃないか!!! なにこれ?! え? まじ? 狙ってキャスティングしたの? どういうこと?! なんと、最終話で登場した宇迦之御霊神、つまりはうか様のキャスティングが、桑島法子である! どういうことなの? そりゃね、京都の伏見稲荷大社にいたうか様だって、こっちの世界のうか様だって、同じうか様なんだから声は同じで然るべきなのだが……調べてみたけど制作会社も、原作の出版社も全然関係ないので、キャスティングが被ったのは本当に偶然……いやぁ、どうなんだろ。スタッフの中に「わかってる」人がいたってことなんだろうか……。もう、それだけで本当にびっくりしてしまった。うか様、いなりちゃんは元気にしておられますかね? ちなみに、こちらの世界のうか様は柚の育ての親、八尾比丘尼(CV:大原さやか)と仲良しなのである。なんだこの作品。此花亭は、私にとってのパラダイスなのである。 PR |
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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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