最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「学園ベビーシッターズ」 5 ヒィィィ! 齋藤彩夏が子持ちのお母さん役をやる日が来るなんてェェェ! 少女漫画原作だし、どうせ「子供好きで赤ん坊の相手してる男の人って素敵!」みたいな中身のお話なんだろ!という(恐ろしいまでの)偏見を持って見始めたアニメでしたが、想像してた方向とは全然違った上に、1話目でなんかキュンときてちょっと泣かされてしまった。なんだこれ、すごくいい話じゃないか。1話完結のエピソードとしては感情の振れ方は理想的なものだ。「赤ん坊」という「生」の象徴を描くことで、相対的に主人公兄弟の両親の「死」が辛くなるっていう構造が憎たらしいわ。 こういうこと書くと人間性が疑われる傾向にあるのだが、個人的には赤ん坊というのはすごく苦手である。それは現実世界でも、アニメの中でも。現実世界の場合、あいつら距離の取り方がわからないから苦手。これが犬猫まで行ってしまえば何をやろうと自由なので好き勝手に遊べるのだが、赤ん坊って一応人間じゃん?(問題発言しかしてない) 別に赤ん坊の段階でどんな扱いをしようが成長すりゃ忘れるんだから好きに相手してりゃいいんだろうけど、どうしても「相手は人間である」っていう認識が好きに扱うことを阻害するんだ。あと、ぶっちゃけ「両親がいる」っていうプレッシャーの方がでかいかもしれん。「赤ん坊が苦手だから近寄るんじゃねぇ!」とかいっちゃうと、親を含めた周りの大人たちに白い目で見られるっていうのが苦手な遠因なのかもしれんな。まぁ、初めて姪っ子が生まれた時はそりゃぁ可愛かったけどな。 そして、アニメにおける「赤ん坊」ってのも実はあんまり好きじゃない。何故かというと、「赤ん坊に対する人間の接し方」って、一通りしかないんですよ。赤ん坊が泣く、あやす、可愛いと認識する。そういう決まったルート以外を歩めないので「赤ん坊」っていう存在があっても特にドラマが広がらないんですよ。だからぶっちゃけると「おジャ魔女」でハナちゃんが小さかった時とかも「どうせ同じような展開しかないじゃん」って退屈だったし、まほプリではーちゃんが出てきた時もどうしたもんかと思った(案外早く成長してくれて本当に助かった)。結局、赤ん坊を一つの人格として描ききるというのは困難なので、「子育てアニメ」という一ジャンルを確立するのは難しいのである。 ただ、本作はそうした「赤ん坊の均一性」をうまい具合に壊してくれている。正確にはベビーシッター部に関わっている子供たちは「乳児」ではなく「幼児」も多いので色々な広げ方ができるようになっているというだけなのだが、それでも、1話目での主人公兄弟の物語は弟くんの幼さの割にはかなり「人間的な」性質が影響を与えている話だったし、保育ルームの中にもしっかりと社会ができており、普通の「コミュニケーション」が今後も描かれていく期待が持てる。変な言い方が、ベビーと言いながらベビーすぎず、ちゃんと「キャラ」として成立しそうなのでありがたい、ということだ。 ちなみにもう1つ赤ん坊キャラが苦手な理由として「縮尺がいちいちおかしい」っていうのがあるんだけど、そこは今作でもどうしようもないかな……赤ん坊を赤ん坊らしく描こうとすると、どうしても成人は巨人みたいなサイズになるんだよな……まぁ、デフォルメの一環としてそこは飲み込むしかないか。あれ、リアルに想像してしまうとすげぇ怖いんだよな……。 とにかく、私の社会不適合な部分ばかりが浮き彫りになる文章になってしまったが、せっかくなのでそのまま不適合な感じで声優の話題にも触れておくと、とにかく「お母さんと赤ん坊が同じ声」というわけのわからない兼ね役の試みが面白すぎる。まぁ、三瓶由布子からは三瓶由布子声が生まれるのは当たり前だよなぁ。実子もちょうどそれくらいの年齢になってるはずなので、演じやすいでしょうかねぇ(しみじみと)。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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