最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ウイニングライブの意味とは、第5話。今回盛大に盛り上がった日本ダービーだというのに、ライブの方はほとんど流されなかった。やっぱり必要ないじゃん(真理)。 やぁみんな! P.A.Works大好きおじさんだよ! でもこの作品は当初からあまりP.A.らしくないと言われ続けている作品だった。気づけば他作品よりも先行しており、あっという間に5話目を迎えているわけだが、このあたりになってようやく見るべきポイントが定まってきた感があり、「やっぱりP.A.やなぁ」と思えるようにもなってきた。キャラクターデザインが分かりやすくP.A.だし、作り込みの丁寧さは相変わらずである。 もともと、「突き詰めたら女の子が単に陸上競技するだけの作品で面白くなるんかいな」と懐疑的な部分があったわけだが、今回の日本ダービーは文句なしで盛り上がっていたように思える。本当に不思議な話だが、レースを見ながらよくわからない感情に押しつぶされて涙してしまった私がいる。もう、この歳になると自分の涙腺のガバガバっぷりにあきれ果ててしまうが、はて、一体何がそんな感情を呼び起こしたものか。単にアツいドラマのテンプレを遵守しているってだけではあるのだが。 改めてここまでの展開を見ていると、本当に絶妙なテーマをアニメに取り上げたもんだな、と思う。萌えと燃えの融合形態はこれまでも様々な作品で挑戦してきたテーマであるが、どちらにしろ「キャラを立てる」というのが必須条件であり、キャラに思い入れがあればこそ、そこに昂る共感が生まれ、萌えにしろ燃えにしろ、見応えが出てくるのだ。今作は様々なウマ娘が大挙する性質上、そうした思い入れが難しくなるかと思われたのだが、きっちりスピカの面々に焦点を絞ることによって、過度にひろがりきってしまうことを防いでいる。それぞれのウマ娘たちにはただ純粋に「誰よりも早く駆け抜けたい」という本能とでもいうべき勝ちへの欲求があり、余計なことを考えずとも、それぞれのモチベーションが維持されているのもシンプルながらありがたい要素で、ただひたすら「勝つ」ことへの欲求のみをドラマの中軸に据えることができるのだ。 ウマ娘のキャラが作りやすいというメリットに加え、「史実に著作権なし」という当たり前のテーゼも今作が活用している要素であり、かつてたくさんの名馬たちが作り上げた過去の栄光の「リメイク」であるにも関わらず、それを燃えアニメとしてリビルドすればそれは全く新しいアニメのストーリーになっている。かつては擬人化(?)ものとして史実を利用する作品には戦国武将の女体化作品なんかがあったわけだが、数百年も遡らずとも、人間世界(ウマ世界?)にはたくさんの「描くべきドラマ」が転がっているのである。これだけのものが転がっているなら、それを使うのは決して怠慢などではなく、「活用」という言葉がふさわしいのであろう。 もちろん、単に史実をなぞるだけでは作品は完成せず、あとは細かい芝居の作り方でどれだけ見せられるかということになる。今回だけで見ても、トレーナーがあえてスペにベストタイムを見せずにレースに挑ませたくだりとか、ギリギリを決めたスペとスズカの関係性とか、そういう部分での「人間ドラマ」が普通に見られるものになっている。これに加えて映像部分では本当の競馬のように各々の馬のポジショニングなんかから画を作っていくのが上手い。これをみていると、漠然とではあるが「競馬を見るのも面白そうやな」という気になってくるのだからどちらの業界にとってもWin-Winである。これだけの熱量のレースを毎回やるというのは流石に無理があるが、「弱虫ペダル」だったらこれだけのクライマックスは2クールに1回である。お手軽にそうしたアツいレースが見られるのだから、破格のコスパと言えるのではなかろうか。まぁ、アニメ視聴のコスパってなんやねん、って話だが。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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