最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
どんな路線だよ、第5話。まぁ、昭和初期における鉄道網の拡大状況なんて知らないので、静岡・東京間のどこかにああいう建造途中の路線があったのかもしれないけども。「方向がずれたらずっと下り坂」だったらしいので、襲撃現場は箱根あたりなんでしょうかね。 シンプルに活劇回。P.A.WORKSの作画リソースを惜しげも無く注ぎ込んだダイナミックアクションが見せ場となっている。「列車の上での戦い」というモチーフは数々の作品で描かれているギミックなのだが、これを有効利用しようとすると結構難しい。最近でも「プリンセス・プリンシパル」なんかで「列車での戦闘」が描かれていたが、あちらは列車内部での大立ち回りがメインだった。普通の人間は全力走行している列車から手すらろくに出したことがないわけで、列車の外の環境について、なかなか「真に迫った」ものを描くだけの情報が無いからだ(そういう意味ではジョジョ5部は今から楽しみですね)。 しかし、今回は安藤監督手ずからのコンテ回ということで、その辺りをかなり色々と考えて、盛り込みまくって作劇が図られている。安藤監督+列車といえば、思い出すのは「CANAAN」12話「忌殺劣者」だろう。あちらはカナンとアルファルドが列車上で激闘を繰り広げる内容となっており、今回の作劇よりもより純粋に、「飛ぶように変わっていく背景」などのスピード感が重視されており、トンネルなどのギミックが一触即発の緊張感を出していた。 今回の戦闘シーンで注目すべきは、スピード感はスピード感なんだけど、その土台になっているのがまだ歴史も浅い日本のSLだという部分。どの程度の技術力かは定かでないが、少なくとも現代人がイメージする「鉄道」とは随分意味合いの異なった道具なのだろう。実際、白虎党の下っ端連中が発車させるまでにかなりの時間を要しているし、初速が出るまでののんびり具合はいかにも「蒸気機関車」という感じ。少しずつ速度を上げていく中ではお嬢が降りるか降りないかの選択、ユーリィが戦場に戻るかどうかの選択など、「迷い」の部分が効果的に絡んでいるのも面白い。 そうして一度スピードが乗った列車の中では、あとはお約束として「最後部にしがみついて振り落とされまいとするユーリィ」とか、「なんとか走行中の列車のジョイントを外そうとするミッション」とか、「外れたジョイントを飛び越えて列車を乗り移るチャレンジ」とか、とにかく「まぁ、列車アクションだったら一通りやるよね」みたいな要素を貪欲に盛り込みまくっている。さすがにお嬢は無茶しすぎだとは思うが、むさくるしいヴァンパイアばかりではなく、ちらっと見せる太ももが扇情的なお嬢さんにジャンプさせるあたりはナイスサービスである。さらにお嬢はここぞという場面で肝っ玉の太さを見せるシーンまで用意されており、前回貯めたポンコツポイントが一気に解消されてしまった感すらある。ただまぁ、こうして半端に戦場に食い込んでしまうと……今後のユーリィとの関係性をどの程度の距離にするのかも悩ましいのだけどね。今のところ、お嬢の方がドロテアさんより活躍してるまであるな。 そして、渦中にいるのは当然我らがユーリィとその兄ミハイル。お兄ちゃん、とんでもない精神状態になっているかと心配していたが、割と常識的なところで悪堕ちは踏みとどまっているようで、ぶっちゃけ今回人造人間を殺してやる必要は全くなかったのに弟の手助けをしている。彼の本心がどこにあるのか、というのが今後の物語の鍵を握るポイントになりそうである。何故か「エフグラフ様のお気に入り」らしいのだが……やっぱり牙・爪がそろい踏みの人狼出身ヴァンパイアっていうのが貴重だからでしょうかね。ユーリィ君はどうあがいても実兄を手にかける覚悟はできていないようであるが、今回の絡みからすると、最終的には兄貴がやることやってボロボロになったところにとどめを刺すくらいの役割になりそうな気がする。絶対に兄貴も吸血鬼連中のこと許してないだろうしな。 とりあえず、やっぱり吸血鬼・狼男・フランケンシュタインは揃い踏みする定めにあるということは確認できた。さぁ、始まるざますよ。フンガー。
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