最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
12月15日 ドラフト模様(GRN×3) ピック順 【Alessi】→【Serra】→【Tanaka】→【Chrolony】→【Thraxi】
実は結構久しぶりの5人戦。一応、毎週集まれるこのメンツが「通常回」という認識なんですが、最近はこの5人の中でもGP静岡に行ってて集まれない奴がいたり、他所からの追加人員が来て6人以上になったり、結構ブレがある。確認したら5人戦は一ヶ月半ぶり。人が来てくださるのはありがたいですけどね。今週末も1人追加がありそうなので、改めてJRへの貢献に感謝しつつ。 さておき、ラヴニカ環境が始まって既に二ヶ月以上が経過しているわけだが、今回のドラフト、ついに、ようやく、やっと、いよいよ我々の中で実現したことが2つある。1つは、「5人が全員5つのギルドで棲み分けた!!!」という事件。なんと今回はタッチカラーすらなく、全員が綺麗に2色のデッキ構成でギルド5つ分。その割にはピック中も特に「強いカードが引けてるぜ! ヒュー!」みたいな印象もなかったのだが、少ないカードプールの中でやりくりした結果の共生関係だったのだろう。まぁ、もちろん得なギルド、損なギルドはあるのだろうけども。そしてもう1つの事件は……記事参照。 次回は変則日程で17時開始予定です。個人的には色々と大変な1日になりそうなんですが、お手柔らかにお願いします。
AL SE TH TA CH AL ー ◎ ○ ◎ ◎ 4ー0 1 SE × ー × × × 0ー4 5 TH × ○ ー ◎ ○ 3ー1 2 TA × ◎ × ー × 1ー3 4 CH × ◎ × ◎ ー 2ー2 3
1位 【Alessi】 黒緑 <納骨堂のトロール 死の重み 鋼胴の甲虫> ゴルガリギルド初優勝!!! ようやくこれで全てのギルドが戴冠を実現したことになります。いやー、よかったよかった。今回は混じりっけなしの完全ゴルガリなので異論の余地もないしね。ちなみにここで先にネタバレしておくと、今回はその他にも様々な「造形美」が実現しており、例えば5人が棲み分けただけでなく、必ず上下の人間と色を分け合う綺麗な円環を描くピックが実現している。具体的にはここを起点にするとゴルガリ→ディミーア→イゼット→ボロス→セレズニアと並んでいる。さらに今回の順位は今並べた順番を反時計回りにした順番に並んでいる。さらにさらに、個人的な印象だと下馬評で「強い」と言われていたギルド順の真逆の並びになっているようにも思える。なんか、色々と狙ったような結果になっているが、もちろん打ち合わせなどなく、全て偶然の産物である。 閑話休題、こちらのピックは「納骨堂のトロール」スタートということで素直に決めうちしてる印象のゴルガリ。面白いのは、ピック表とデッキリストを見ると1パック目で引いたカードからは使われているのがわずか5枚だけで、2パック目、3パック目で盛り返しているということ。ゴルガリの利点である「安いカードをうまく使う」が体現されている形だろうか。取り立てて目新しい要素はなく、クリーチャー17というベースの数を武器に、ひたすら序盤は相打ちを取り続けて最終的に「納骨堂のトロール」か「よろめく根茎」につなげるというセオリー通りの設計。あえて強さの要因をあげるなら、クリーチャー以外の呪文はほぼ全て除去であり、「暗殺者の戦利品」「席次/石像」などレアリティの高い枠から安定した除去力を発揮できたことだろうか。また、ちょっと驚きなのは土地が16枚で構成されている部分。スローなゴルガリならマナの安定を優先しそうなものだが、このデッキの場合、2マナ・3マナ域がかなり厚く取られており、「活胞子のワーム」が1枚も出なかったおかげでかなりマナカーブが下に抑えられている。今回はそうした「密度の濃さ」が良い方向に機能したということなのだろう。いやー、よかったよかった。もう最弱ギルドとは言わせない。
森×7 沼×7 ゴルガリのギルド門×2
<クリーチャー> 17 泥棒ネズミ×2 鋼胴の甲虫 ヴァーナーディーの盾仲間×2 光胞子のシャーマン 納骨堂のトロール 冷酷なゴルゴン 用心深いオカピ 隠された影 気前のいい野良猫 背骨ムカデ よろめく根茎×2 地底街のネクロリスク 張り出し櫓のコウモリ 光を遮るもの
<その他> 7 壊死性の傷 死の重み×2 暗殺者の戦利品 ゴルガリのロケット 席次/石像 致命的な訪問
2位 【Thraxi】 白緑 <協約の魂、イマーラ 光明の縛め 世界魂の巨像> 全勝同士の決勝戦で惜敗したので非常に悔しかったのだが、試合前には「勝てると思ってないから勝っても負けてもどうでもいいわー」とかのたまっていたデッキ。だって、セレズニア分からんのだもん。今回「薔薇たてがみのケンタウルス」と「包囲ワーム」が1枚も登場しないというとんでもないプールだったため、セレズニアらしさはほとんど発揮できずに終わるクソみたいなデッキになったと思ってた。ピック中もただなんとなく色のあうカード引いてただけだしなぁ。しかし、上のゴルガリ同様なのか、召集に騙されて重たいカードを入れるという展開がなかったのがかえってよかったのかもしれない。ファッティがほぼ0という状態で組んだこのセレズニアのメインウェポンは間違いなく「パルヘリオンの巡視兵」×3であった。地上戦をグダらせるくらいはファッティのいないセレズニアでもなんとかなるので、とにかく時間を稼いで「パルヘリオン」がゆっくりじっくり削っていく。警戒持ちのおかげで相手のアタックに睨みを効かせながら展開できるし、なんとかしてカウンターが載せられれば、隣のパルヘリオンにそのカウンターが波及するので速度が一気に上がる。タイトなライフレースになりながらも切り札となる「ロクソドンの修復者」に繋いで相手の心を折る展開が多かったのも象徴的である。今回はパルヘリオンビートを主軸とするため、メインからガッツリ「押しつぶす梢」を2枚投入していたのだが、結果的にはそれが正解だったようだ。色々やってみるもんやね。
3位 【Chrolony】 赤白 <直流 火小僧 弾けるドレイク> 今回は「綺麗に棲み分けられた」と書いたが、唯一最後まで危うかったのはこちらのデッキだ。赤を使うことは割と早めに決まっていたのだが、ボロスにあんまり行きたくないという意識が強く、なんと3パック目ギリギリまでイゼット(上家と同じ)に行くことを狙って喧嘩している。最終的にカードプールの豊富さに折れてボロスを引き受けざるを得なくなったが、結果が半端に終わったこともあり、本人は「やらされた」との印象が強かったらしい。でも、3パック目で「空騎士の軍団兵」7引き、「ウォジェクの護衛」8引きとかいうピックは普通にボロス狙いだったら垂涎ものなんだけどな。これだけカードプールが豊富だと方向転換の影響はそこまで大きくはないのだが、めちゃめちゃ遅めで引けていたはずの「軍勢のギルド魔道士」を見放したり、「癒し手の鷹」をピックできなかったりと、ダメージがないわけでもない。今回は例のアンコモン2マナコンビが登場せず、起点の見出しにくいボロスになってしまったため、細かい部分でのチューニングが序盤の展開力を落としたのは痛かったかもしれない。まぁ、そういう意味ではやっぱり「やらされた」ギルドなんだろうな。
4位 【Tanaka】 赤青 <団体のギルド魔道士 霧から見張るもの 獣に囁く者> というわけで青含みの人気ギルドが下の方に来てしまうわけだが、こちらのイゼットが負けた理由はカードプール云々ではなく、純粋に使っていたプレイヤーの手腕による。「もう二度とイゼットなんかやらねー」と腐っていたが、やはりデッキ構築もプレイングもテクニカルになるイゼットは慣れていない身にはやや負担が大きかったようだ。特にカードに馴染んでいなかった初戦で私と当たった時など、試合中に明らかになったミスの数が片手では足りないほど(例:「標の稲妻」と「イオン化」をイラストだけ見て間違える・「ゴブリンの電術師」の効果で「捕獲球」のマナコストを勘違いするetc.)。まぁ、そりゃ勝てない。ピックのスタートが「団体のギルド魔道士」→「イオン化」→「小柄な竜装者」→「小柄な竜装者」とイゼット一色だったのでテンションが上がったのだろうが、そこで舞い上がってしまってイゼットらしいデッキのバランスに至らなかったのだろう。まだまだ要精進である。
5位 【Serra】 青黒 <致命的な訪問 ディミーアの偵察虫 囁く工作員> そして意外や意外。一番人気間違いなしだったディミーアがこの位置にいるのである。「巧みな叩き伏せ」が2枚に「思考繋ぎの幻」など、最低限のパーツは揃っているように見えるのだが、よくよくみるとメインのビートパーツは「張り出し櫓のコウモリ」に「クロールの群れ」など、ゴルガリからの引用が多いことに気がつく。実際は諜報シナジーもそこまで多くなく、キーとなる除去は他家に確実に削られていたため、回ってくるパーツが大味で使いにくいものばかりになってしまったのは悩ましいところだったのだろう。今回上位に位置するデッキがどちらも小回りを優先した序盤のマナ域の手数で勝負するものだったので、ディミーアの土俵に持って行くまでに至らなかったというのが実際のところなのではなかろうか。あとはまぁ、土地に嫌われるとかそういうやつ。さらに今回5枚と大量に登場した「巧みな叩き伏せ」も、周りのみんなが早々にカットしてるので手元に回ってこない状態になってるんですけどね。こうしてディミーアの地力を少しずつ削いで行くことで、今回の奇跡のバランスが実現したのだと思えば良いのではなかろうか。
【Alessi】(黒緑)→【Serra】(青黒)→【Tanaka】(赤青) ↑ ↓ 【Thraxi】(白緑) ← 【Chrolony】(赤白)
ラストエキスパンションは強い。誰がそんな話を始めたのかはよく分からないが、そんな噂がまことしやかに囁かれていた世界。そんな中で私は、まだまだMagic歴が浅かったために「えっ、でも、ラストエキスパンションってプロフェシーのことでしょ?」という反応しかできなかった。そんなかわいそうな私の認識もついに終わりを迎える。泣く子も黙るアポカリプスの登場だ!! もう、余計なことは言わずにカードリストを見てもらった方が早いエキスパンション、それがアポカリプスだ。インベイジョン、プレーンシフトと続いた多色環境であえて触れてこなかった「対抗色」をテーマにしたセットであり、「敵対色はマナが出しにくいからそのぶん強くても平気」という雑な理論から、とにかくカードパワーが爆裂しまくった夢のような世界。確かに、それまでの世界には友好色2色しか出せない土地が多く、前2つのセットで友好色が推されていたこともあり、敵対色でのデッキ構築はそれだけでハンデになったものだが、ぶっちゃけ、このブロックのドラフトは「もうインベイジョンとか無視してアポカリプスを待ち構えるために敵対色でデッキを組む」とかでも成立するレベルの強さだった(当時はラストエキスパンションを最後にピックした)。 初めてこのセットのカードリストを見た時には、もういろんなところで「えっ?! こんなカード刷っちゃっていいの?!」と仰天したものである。でもまぁ、そこから禁止カードが出るわけでもないし、今になって思えば見事な刺激を与えながらも絶妙なバランスを維持していたセットだったということなのだろう。いや、でもやっぱり見てるだけでテンションが上がるんですよ。そして、友好色→友好色→敵対色と渡らなければならないリミテッドも絶妙な戦略性を伴い、コワレを出さずに現実的なレベルでの試合が繰り広げられていた。コモンのカードを並べても「偽り」があり、「力の消耗」があり、「ゴブリンの軍団兵」があり……。もう、「僕、ずっと敵対色のおうちの子供になる〜」と駄々をこねるレベルである。 どのカードも印象深い(というかインパクトがでかかった)のでなかなか個人で思い出深いカードをピックアップするのも難しいのだが、あえてここから選ぶとすると……。
「火/氷」かな……。ん? 地味だって? よりにもよって最近見たことあるって? うん、そうだな、俺もそう思う。でも、他の強力なカード連中なんて未だに下の環境で暴れてたり、しょっちゅう特殊セットで再録されたりしてるし……。わざわざ取り上げずとも知ってるやろ。レアの話なんて、誰が書いたってだいたい同じになるんや。アンコモンかっこいい。 このイゼットカラーの分割カード、もちろんリミテッドで使った時にも(ご存知の通り)かなり強いのだが、先の環境のネタバレ(?)をちょっとすると、この半年後、「トーメント」で「放射(TOR)」っていうカードが登場したことで夢が広がりまくったんですよ。コピーできるだけ全部コピーするというヘンテコ呪文で、この「火/氷」の「氷」をコピーすると、場に出ている全てのパーマネント(土地を含む)をタップした上で、その枚数ぶんのカードが引ける。7マナかかるコンボではあるが、相手のアップキープに使えば事実上のタイムウォーク+爆裂ドローになる。いかにも俺好みのギミックで、正直あんまりはっきり覚えてないんだけど、その時にクソみたいなコンボデッキを組んでいた気がするんだよね。さらにその後には「ミラディン」の「等時の王笏(MRD)」で刻印して毎ターンドローするなんて挙動も楽しんだ(現在は分割カードのルールが変更され、刻印は不可能になった)。地味なカードのはずなのに、その挙動からちょいちょい色んなデッキの可能性を生み出し、最終的には持っていたカード4枚がボロボロになってしまったのは懐かしい思い出である。この度アルティメットマスターズで再録されて無事にストレージに新しいカードが補充されたわけだが、やっぱり僕は思い出深い旧版のイラストの方が好きですね。昔の方が随分地味で抽象的なイラストなんだけど、当時はカード枠でイラストの占める面積がちょっと狭かったり、今より印刷技術が低かったりで、分割カードのイラストはあんまり複雑にならないように制限されてた気がするんだよね。そんな絶妙な歴史が感じられる1枚です。 まぁ、それはさておき……やっぱりアポカリプスはこんな地味なカードの思い出よりも雑な強カードを見てた方が楽しいかな! あとはごゆっくり!
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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