最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
凄絶! 第19話! いやぁ、予定通りの激アツ展開になりましたね。やっぱり実際のアニメ映像にされると相当エグいバトルになるわなぁ。 二転三転のどんでん返しの連発感は正直原作漫画の方が出ている。多分それはコマの大きさとか、そういうリズム感の問題なんだろうけど、「良かれと思ってうった手がむしろ相手を利することに!」みたいな目的意識が終始入れ替わる段取りは原作の方がインパクトがでかい気がする。ただ、その分アニメは動きが見せられるので、息もつかせぬ怒涛の展開がより熱を持った状態ではっきり伝わってくる。クライマックスとなるミスタ決死の連射シーンなんかは、いかにもアニメ映えする見事なシーンである。 「覚悟」という言葉で示されるお互いの必死の目論見も、決してギアッチョが劣っていたわけではない。最後の最後までどちらが勝つか分からない、手に汗握るバトル展開。まぁ、ぶっちゃけジェントリーウィープスの細かい仕様など(原作時点で)よく分からない部分は多々あり、ジョルノが生やした植物をぶちぶち引きちぎっているミスタにはダメージが反射しなくていいのかよ、なんて些細な疑問も挟まれるのだが、すでにこの時点でG・Eの反射設定は無くなっているようなので、「植物を生やそう」で目的は達成しているのである。明らかにボンネットに生えてた草が、能力を解除したらネジになるなんてのも不思議ではあるのだが……こまけぇことはいいんだよ! とにかく、能力のオンオフまで含めた多用途な使いこなし方が勝負を分ける、お手本のような能力バトルになっているのだ。 バトルへの向き合い方からそれぞれのスタンスの違いがはっきり出ているのもドラマ作りとしては興味深いところで、今回、ジョルノはあくまでサポート役なので比較的穏当な発言が多い。特に「とりあえずディスク確保して逃げろミスタ」とジョルノが主張し、ミスタが「いや、それは勝利ではない」と否定するのは、ある種イルーゾォ戦の時のジョルノとアバッキオの関係性の裏返しになっている。それだけミスタがチームの中で特異的な立ち位置にいるということがわかり、さらにおちゃらけた雰囲気の彼の中に隠れる聡明さ、さらに意志の強さなんかも伺わせる。ほんと、チームのメンバーが満遍なく全員格好良く描かれるのはお見事としか言いようがない。今回はミスタ入団を思い出す過去話にさらにアニメオリジナル要素を加えてより和気藹々としたチームの雰囲気が感じ取れるようになっていたが、ブチャラティがオーダーを「4」人前から5人前に変えたところでミスタが「気が合いそうだ」なんて考えたあたりは非常に芸の細かい追加要素である。もちろんブチャラティはミスタのことを考えて「4」を忌避した訳ではないのだろうが、ミスタの方でそれを勝手に解釈し、「ここで4を避けたこの男なら、なんとなくうまくやっていける」と判断したのだろう。ミスタってのはそういう男である。 そうして経験を積んできたチームに最近加入したばかりのジョルノ。彼のスタンスの独自性はミスタが語っていた通りだが、今回もばっちり主人公として美味しいところをかっさらっていく如才なさは本当に憎たらしい。どう考えてもミスタの脳に銃弾がめり込んだらその時点で即死のはずなのだが、あのタイミングで「ズキューン」と穴を埋められたら、なんとなく納得するしかないだろう。そして、彼のスタンド名である「黄金体験」を体現するかのように朝日が上り、眩しい光とともに強敵を殲滅する姿はまさにヒーローそのものである。彼の父親が(一応)ディオであるというのもなんだか意味深で、今回ジョルノの行動からミスタが(そしてギアッチョが)思いついた「返り血を利用する」という戦法は、あのディオが承太郎相手に最後に見せた(情けない)一面であった。今回はそれが見事にヒーローの活躍の一要素として関わっている。朝日が昇ることで死滅したディオ、朝日を浴びて勝利宣言をするジョルノ。そのあたりの対比も時代を超えた興味深い因果である。 これだけ明るくても、目にゴミが入ったならしょうがないのだ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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