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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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Bang Dream! 2nd Season」 5→6

 まずは一段落。始まった時点では色々と不安もあったシリーズだったけど、こうして賑々しい1シーズンを終えることが出来、きっちりファンのニーズに応えるアニメへと成長したんじゃなかろうか。

 思えば1期の時の諸々の課題は、やはりコンテンツの方向性が定まっていなかったことが大きな原因だったのだろう。各々のバンドの立ち位置などの細かい部分もそうだし、今後リアルとフィクションをどのように混ぜ込んで売り出していくかというセールスの部分、そしてどんな要素を打ち出す作品カラーにしたいのかという全体的なコンセプトに至るまで、1期はまだまだ「普通のアニメ」の枠の中で、1クールで「なんかそれっぽいもの」を描いてゲームなどのシリーズ全体のたたき台にしようとした。もちろん土台となる部分が必要なのは間違い無いのだから、今となってはあの1期もしっかり必要な要素を埋め込んでいく重要な作業だったのだな、ということはわかるのだが、やはり作品全体としてみたときに荒削りな部分が多く、それ一本で既存のファンを満足させたり、新たなファンを掴みにいくのは難しかったのではなかろうか(あの当時、どれくらい「既存のファン」がいたのかは定かでないが)。

 しかし時代は進み、今や一大コンテンツへと成長を遂げたバンドリ界隈。満を辞してそのフラグシップとして漕ぎ出したテレビアニメは、徹底して「バンドリイズム」を押し出すための要素を詰め込んだ、濃縮果汁みたいな味わいである。求められているのは音楽、ライブ、そしてそれを彩る様々なキャラクターの関係性。もっとわかりやすい言い方をすれば、カップリング。もう、とにかくそうした新情報を浴びせかけるようにして出し続ければ、すでに獲得している多くのファンたちは、ただ口を開けてそれが流れてくるのを待ち構えるだけである。現代オタク産業になだれ込む新たなウェーブは、間違い無く多くのファンの心をかっさらった。

 シナリオラインだけで見れば、まだまだ賛否は出るところなのかもしれない。結局今回も「必要性の怪しいギスギス」には違いなかったのだし、おたえを巡る一連の騒動にイライラしてしまう層も一定数いると思われる。しかし、最初から丁寧に紐解いていけばこのイライラも全てが「青春の痛み」の一部として受け止めることが可能であるはず。脚本の執拗さでここまでの基盤を築き上げたガルパスタッフが、そんなに簡単にぐらつくようなシナリオラインを今更組むわけもないだろう。まぁ、わたしゃ圧倒的おたえ推しなのでかなり贔屓目は入っているかもしれないが……たっぷりじっくり、痛みを伴いながらも彼女たちの進歩を見届けることができたことには満足している。そしてその結果「Returns」という名曲を紡ぎあげるに至ったのであるから、バンドの立身出世物語としては満点の出来であろう。

 さて、秋にはよくわからないライブを控え、RASを中心とした(?)ネクストシーズンは1月スタート、またしばらくおあずけを食らってしまうが……まぁ、ゲームがあるから無問題なんだよな。ガルパのコンスタントにシナリオを垂れ流してくる確実さは素直にすごいと思うわ。

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