最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
<緑> 「冒険の衝動/Adventurous Impulse(DOM)」 C 緑の探す系ソーサリー、コモンの部はドミナリアからこちらが再録。見る枚数は3枚と少ないが、土地をフォロー出来るので外れクジがほぼ無いのが強み。「むかしむかし」なんてバカな呪文がなければ、これくらいがむしろ鉄板であろう。 万能のブラッシュワグ Almighty Brushwagg (G) C クリーチャー・ブラッシュワグ 1/1 トランプル (3)(G):〜はターン終了時まで+3/+3の修正を受ける。 イコリアの「ちょっとネタばらし」の際に発表になったのが、「ついに史上2体目のブラッシュワグが登場する」というものだった。ブラッシュワグとは、もう20年以上前のセット「ミラージュ」にいたよくわからない種族。よくわかんない雑多なクリーチャータイプは、度々起こるクリーチャータイプ調整で消滅してしまうことが多いのだが、何故か元ネタとなった「ブラッシュワグ」は変更されず、そのまま孤高の存在を維持し続けていたらしい。どうやら公式としてもそういう独自性をネタにして楽しんでいる部分もあったみたいだ。まぁ、とにかくそんな謎部族の貴重な貴重な新種。能力としては「ルートワラ」の系列で、+3という修正幅は悪くないが、コストが重いのでそんなに頻繁に起動も出来ないし、そこまで魅力的な戦力とは言えない。こいつが真価を発揮するのは、そのステータス部分が大きく変わる変容時である。どんなクリーチャーでもトランプルと増強能力が与えられるのは脅威で、適当に3/3くらいのクリーチャーを変容させた場合でも決戦兵器になりうるのである。新たな世界で、ブラッシュワグの持つ能力がいよいよ陽の目を見るのだ。で、結局ブラッシュワグってなに? 恵みのスターリックス Auspicious Starrix (4)(G) U クリーチャー・大鹿、ビースト 6/6 このクリーチャーが変容するたび、あなたのライブラリを、パーマネントカードがX枚追放されるまで追放する。Xは、これが変容した回数である。それらのパーマネントカードを戦場に出す。 変容(5)(G) 変容時効果がとんでもねぇな、って思ったけど、続唱とかと違って土地がヒットする確率が高いからこそのデザインか。でも、土地が1枚出るだけでもそれなりに強いし、大当たりの可能性を考えるとやっぱり無視できないよなぁ。あと、能力の方にばっかり目が行きがちだけど、素で5マナ6/6って何? もう、それだけでよくない? どの方面から見てもヤバいカードだと思うのだが、リミテッドで許されるのかな……。 障壁突破 Barrier Breach (2)(G) U インスタント 最大3つまでの対象のエンチャントを追放する。 サイクリング(2) グッバイテーロス。もう、次元を超えたら前の次元を容赦無く叩くことに一切抵抗がない露骨なメタ回しである。直接ダメージを被るデッキタイプはそこまで多くないが、「セテッサの勇者」を軸にしたセレズニアオーラ系はこれ1枚で致命傷。ヘリカスとダクソスがまとめて消えるので白単も困るかもしれない。前の次元ならこんだけむちゃくちゃなのに、環境が変われば「まぁ、サイクリング付いてて助かるよね」くらいの印象になるのは面白い話である。 「逆毛の猪/Bristling Boar(M20)」 C データベース確認して「あれ? お前M20にいたっけ?」って思ったけど、ドラフトブースターには入ってないな。こんな普通のやつがヘンテコ次元に出張して大丈夫なんだろうか。(サイズは悪くないから) 永遠の獣の突撃 Charge of the Forever Beast (2)(G) U ソーサリー この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたの手札からクリーチャー・カードを1枚公開する。 〜は、対象のクリーチャーかPWに、公開されたカードのパワーに等しい値のダメージを与える。 緑のボスキャラ、ブロコスさんの御業を体現した除去呪文。緑の文脈で「手札から格闘」っぽくアレンジされているが、基本骨子は今回同様デカブツが闊歩していたエルドラージの世界にあった「絶望の誘導」や「タイタンの存在」なんかに近い。「デカブツばっかりデッキに入れたいけど、そうすると展開が遅れちゃうから、格闘除去頼みの緑はキツい」という悩みに応える効果である。まぁ、手札に弾がないと紙くずになってしまうのは大きな難点なのだが、うまく使えばコストパフォーマンスの良い除去にもなる。デッキのバランスをうまく調整しつつ。 著大化 Colossification (5)(G)(G) R エンチャント・オーラ エンチャント(クリーチャー) 〜が戦場に出た時、エンチャントされたクリーチャーをタップする。 エンチャントされたクリーチャーは+20/+20の修正を受ける。 事前に告知されていた、「史上最大の修正を与えるオーラ」の正体がこれ。過去最大の「エルドラージの徴兵」が8マナで+10だったのに、なんと7マナでその倍。いや、これ普通にあかん奴では。なお、これまた事前に噂されていた「嵐の伝令」とのコンビネーションは綺麗に阻害されているのがポイント。何かアンタップ装置があれば瞬殺可能だが……。当然、リミテッドなら通れば勝てるな。 本質共生体 Essence Symbiont (1)(G) C クリーチャー・ビースト 2/2 あなたのコントロールするクリーチャーが1体変容するたび、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1つ置き、あなたは2点のライフを得る。 変容フェスタを甲斐甲斐しく見守る監督役。当然自身の変容でも有効なわけで、展開するクリーチャーの効率を考えるなら、真っ先にこいつにカウンターが乗ることになるだろう。2マナと軽いコモンなので変容したくてしょうがないデッキでは鉄板の土台として活躍するんじゃなかろうか。もちろん、別なクリーチャーを用意してこいつに監督役に徹してもらった方が脅威を散らせるので安全なのも事実。クリーチャーの取り回しがむちゃくちゃむずい環境なのでは。 掘削モグラ Excavation Mole (2)(G) C クリーチャー・モグラ 3/3 トランプル 〜が戦場に出た時、あなたのライブラリを上から3枚墓地に置く。 モグラまでいる。過去に印刷されたモグラクリーチャーは、なんとイニストラードの「墓モグラ」1体のみ。つまり史上2体目、セカンドモグラである。モグラの特徴は何と言っても「掘る」こと。そしてMagicではライブラリを削って墓地を肥やすことを「掘る」とも表現するわけだ。綺麗に収まるところに収まったクリーチャー。一仕事終えたら、トランプルもあるので変容に使いやすいのもよい。基本クリーチャーというにはボーナスてんこ盛りで贅沢な1枚だ。まぁ、墓地を利用する予定がなければあんまり意味は無いんだけど。 溌剌とした狼熊 Exuberant Wolfbear (3)(G) U クリーチャー・狼、熊 4/4 〜が攻撃するたび、ターン終了時まで、あなたは対象のあなたのコントロールする人間・クリーチャーの基本のパワーとタフネスを、〜のものに入れ替えても良い。 可愛すぎるかよ。もっふもふやあぁ。まるまるやあぁ。このセットのマスコットキャラに認定します。さておき、ふっくらボディはどうやら毛皮というだけではないようで、4/4と肉もしっかりしている。人間と一緒に殴ってもっふもふでいいのじゃよ。 「ファーティリド/Fertilid(MOR)」 C モーニングタイドから意外な再録。こいつらは「+1/+1カウンターが置かれた状態で登場して、カウンターを費やすことで呪文っぽい効果が得られる」という5色サイクルを形成していたのだが、今回は能力の利便性を買われてこいつだけが再録。確認したら正規セットでの再録は初だが、能力が便利なので結構な数のサプライ製品で再録されてんのね。多色環境のマナサポートに活躍できるし、初めからカウンターが乗った状態なので、他のクリーチャーと変容した時にカウンターをパスしてサイズアップが狙えるのも地味なポイント。今回の環境なら、スピードの遅さもあんまり気にならなそうで活躍できるんじゃなかろうか。 ハエ捕り長首 Flycatcher Giraffid (4)(G) C クリーチャー・アンテロープ、トカゲ 3/5 〜は、警戒カウンターか到達カウンターのうち、あなたが選んだ1つが置かれた状態で戦場に出る。 名前に「giraff」と入っているが日本語名が「キリン」ではないのは、ちょっとキリンとは違う生き物だからなのだろう。ちなみにMagicで「キリン」というと、「雪花石の麒麟」などの中国的伝説生物の方になってしまうので注意(クリーチャータイプは「麒麟/Kirin」である)。さておき、そんな麒麟みたいなアンテロープは2択クリーチャーサイクルの緑。緑がもらえるのは警戒と到達という2つの防御的能力だ。どちらを取ってもそこまでびっくりするような性能では無いが、わざわざデッキインするなら大体は到達が目的じゃなかろうか。3/5到達ならどの環境でも活躍している「マンモスグモ」と同じ。それで文句なし。相手がフライヤーに縁がなさそうだったり、特に白緑系でシナジーを求めるなら警戒の出番。変容する場合には攻守にわたって使える警戒カウンターの方が汎用性は高い。悩ましげな選択にも見えるが、到達の場合は割と必要かどうかがわかりやすいから案外悩まなくてすむんじゃないかしら。 充分な成長 Fully Grown (2)(G) C インスタント 対象のクリーチャーはターン終了時まで+3/+3の修正を受ける。その上にトランプルカウンターを1つ置く。 「熊の覚醒」のトランプル部分を永続化したもの。まぁ、サイズが戻った後にトランプルが残ってても嬉しいのか、って話だが。接死持ちとのコンビネーションがオススメ。 水晶壊し Gem Destroyer (3)(G) R クリーチャー・ビースト 4/4 到達 トランプル このクリーチャーが変容するたび、対象の、対戦相手のコントロールするエンチャントかアーティファクトを破壊する。 変容(1)(G)(G) ゴジラアートだとアンギラスになるクリーチャー。緑におなじみの「帰化」系だが、レアなのでその部分以外のマッスルが色々豪華だ 輝き石のイトグモ Glowstone Recluse (2)(G) U クリーチャー・蜘蛛 2/3 到達 このクリーチャーが変容するたび、その上に+1/+1カウンターを2つ置く。 変容(3)(G) このセットの蜘蛛。ステータスは「はさみ蜘蛛」と同じなのでやや魅力に欠けるが、変容時能力が思い切り埋め合わせている。到達をつける目的だけでもそれなりなのに、他の変容クリーチャーが持つ「どうせ合体してるならステータスもいじってくれよなー」という素直な要望に、こいつだけは斜め上の方法で応えてしまっている。まぁ、変容なんてそこまで何回も繰り返せるもんでもなかろうが、素の状態で仕事ができるならそのままでもいいわけだし、お手本のような変容ギミックだ。 「大いなるサンドワーム/Greater Sandwurm (AKH)」 C サイクリングクリーチャーということで、アモンケットの砂漠からわざわざお越しいただいたのがこちらのワームさん。アモンケット産は随分のっぺりした外見だったが、今回は荒々しさを強調し、恐竜や怪獣たちに負けないデザインになっている。出せたら強いのは自明。サイズが馬鹿でかい上にブロック制限まであり、アモンケット当時はなんとかここにつないで2回殴って終わり、みたいなシーンもたまに見かけた。しかし、やはり重たいのはどうしようもなく、ただでさえスピーディーなアモンケットでは割と砂の中に埋まったままで生涯を終えた。今回は比較的遅い環境にはなりそうだが……どうだろう。サイクリングデッキなら悩む必要もなさそうだが、サイクリング推しは白赤(青)なので緑のダブルシンボルは絡まなそうなんだよなぁ。 蜂蜜マンモス Honey Mammoth (4)(G)(G) C クリーチャー・象 6/6 〜が戦場に出た時、あなたは4点のライフを得る。 この象さんについていけば、甘いはちみつがある場所がわかるんだ。……まぁ、見つけた後に残ってないだろうけども……。6マナ6/6はそれなりに。そして4ライフもそれなりに。トータルするとそれなりに。もうちょい、何かほしい。 角突きの導師 Hornbash Mentor (2)(G) U クリーチャー・人間、戦士 3/3 〜が戦場に出た時、対象の、あなたのコントロールする人間でないクリーチャーにトランプルカウンターを1つ置く。 (2)(G)(T):あなたのコントロールするトランプルを持つ各クリーチャーに+1/+1カウンターを1つ置く。 「導師」サイクルの緑はトランプル応援団。当然トランプルてんこ盛りデッキでの運用が一番良く、見事ハマればリミテッドブレイカーになる時も。トランプルは飛行のようにみんながこぞって欲しがる能力でもないので、注意深く集めれば結構いけそうな気もする。起動コストがそこそこかかるので、構築レベルは流石に難題。リミテッドで使いこなして輝かせるのだ。 謙虚な自然主義者 Humble Naturalist (1)(G) C クリーチャー・人間、ドルイド 1/3 (T):好きな色のマナ1点を加える。このマナは、クリーチャー呪文を唱えるためにのみ支払える。 コモンで手に入る多色マナソース。しかも今回は2マナから加速できるのでリミテッドならかなり重要な立ち位置。エルドレインでは「茨棘の見習い」の3マナでも活躍できたし、この速度と色マナ勘定が1枚で賄えるのは重要だ。そのぶん、クリーチャー呪文にしか使えないという制限が設けられてしまったが、変容コストで払うのも問題なくクリーチャー呪文なのでそこまで制限はキツくないはず。ちなみにイラストにはたくさんのクリーチャーが書かれており、具体的になんだかわかる奴もいる(「ヤマオウム」とか)。個人的には右上のコマさんみたいなのが気になるズラ。 「キヅタの精霊/Ivy Elemental(ODY)」 U あらあらまぁまぁ、こんなところで再会するなんて。「キヅタの精霊」はオデッセイで生まれた、パワーとタフネスがXで規定されたエレメンタル。Xを使うからにはこのコストが最も効率がいいはずで、当時は「マナあたりのステータス効率が良い」ってんで驚くことにレアに認定されていた。当時は、それくらいの認識だったのだ(まぁ、一切使われてないけども)。しかし、この「Xでかいよ理論」は無色クリーチャー「果てしなきもの」に抜かれてアイデンティティを喪失。さらに最近じゃ「石とぐろの海蛇」まで登場しちゃってキヅタ涙目。まぁ、20年近く前のクリーチャーだし……。この度、「クリーチャータイプがエレメンタルだし、結構な数のカウンターを乗せて出てくるから変容クリーチャーとの相性抜群」ってことで久しぶりの現役復帰。レアリティは落ちてしまったが、今こそ捲土重来の時。頑張れキヅタ、負けるなキヅタ(おじさんはオデッセイびいきなんだ)。 巨大猿、コグラ Kogla, the Titan Ape (3)(G)(G)(G) R 伝説のクリーチャー・類人猿 7/6 〜が戦場に出た時、これは最大1体までの対象の、あなたのコントロールしないクリーチャーと格闘を行う。 〜が攻撃するたび、対象の、防御側プレイヤーのコントロールするアーティファクトかエンチャントを破壊する。 (1)(G):対象の、あなたのコントロールする人間をそのオーナーの手札に戻す。〜はターン終了時まで破壊不能を得る。 どう見てもキングコングなのだが、こちらは許可を取らなかったのだろうか、ゴジラアート版は存在しない(ゴジラではないからな)。フレーバー優先だがどの能力も普通に強い。人間との愛情が描かれている貴重な怪物であるな。 「暴走の先導/Lead the Stampede(MBS)」 U 緑の「めくって拾う」系のサーチ呪文枠だが、ほぼ最高品質のこれが久しぶりに再録された。実はサプライセットでは便利なのでちょいちょい収録されていたが、正規セットでの再録は初めてのこと。レアリティは変わらずアンコモンだが、それだけの価値は充分にある。今回のセットは特に、狙ったデッキならスペルの枠を変容クリーチャーで埋めることになるため、デッキのクリーチャー密度はかなりあげられる。そうなれば、この呪文でがっぽですわ。 移動経路 Migration Path (3)(G) U ソーサリー あなたのライブラリから最大2枚までの基本土地・カードを探し、それらをタップ状態で戦場に出す。その後、あなたのライブラリを切り直す。 サイクリング(2) サイクリングがついて純粋に強化された「爆発的植生」。「植生」だって数々の環境で活躍する構築クラスのカードなのに、さらに利便性を増したのだから期待度はググッとアップ。怪物が跋扈するランプな環境をがっちりサポートしてくれそうだ。 渡る大角 Migratory Greathorn (3)(G) C クリーチャー・ビースト 3/4 このクリーチャーが変容するたび、あなたのライブラリから基本土地カードを1枚探し、タップ状態で戦場に出す。その後、あなたのライブラリを切り直す。 変容(2)(G) この世界は土地加速呪文だって変容だのみだ。同時に「ファーティリド」もいるので、なんとコモンで2体のクリーチャーが土地を探せるという珍しい環境になった。ランプが推奨されてる上に多色環境ってことがよくわかるな。初動の早さでは「ファーティリド」より上。3ターン目変容から土地が出せれば4ターン目5マナの動きはどんな環境でも強いに違いない。その5マナが変容だったりすればさらに土地をサーチして世界を掘り尽くせる。素のボディにはそこまで魅力が無いので、是非変容デッキで。 巨怪な一歩 Monstrous Steps (4)(G) U ソーサリー 対象のクリーチャーは、ターン終了時まで+7/+7の修正を受ける。最大1体までの他の対象のクリーチャーは、可能ならばこれをブロックする。 サイクリング(2) タイマン強制効果と特大増強のパッケージ。この手のソーサリーは「気宇壮大」や「超巨大化」のように、相手のブロックの隙をついて特大ダメージを叩き出す火力呪文としての性格が強いのだが、こちらはなんとあえてブロックしてくれというオプションがついている。トランプルがなければ単なる効率の悪い単体除去になってしまうので、ぜひトランプル持ちと併用して「特大ダメージ&除去」を狙いたい。接死もついてるとホームラン。 苔毛のゴリアク Mosscoat Goriak (2)(G) C クリーチャー・ビースト 2/4 警戒 何気にサイズでかいなぁ。「コロッソドンの一年仔」でも充分鬱陶しかったのに、そこに警戒まで。コモンでこれはご立派。警戒がつくので変容先の候補にも。 ブロコスの神話 Mythos of Brokkos (2)(G)(G) R ソーサリー この呪文を唱えるために(U)(B)が支払われていたなら、あなたのライブラリからカードを1枚探し、それをあなたの墓地に置き、あなたのライブラリを切り直す。 最大2枚までの、あなたの墓地にあるパーマネント・カードを手札に戻す。 「神話」サイクルの緑は、意外なことに墓地回収呪文。4マナで2枚回収は現在もたまに活躍中の「過去と未来」(一徹)と同じ効率なのでそこまで飛び抜けたものではないが、これに青黒を加えてスゥルタイカラーを揃えると、先に「納墓」効果を解決して選択肢を1つ増やせる。つまり、墓地を経由したチュータープラスアルファである。パーマネントカードしか回収できないという制限はあるものの、アドバンテージを取れるチューターってのは割と珍しい。別に墓地に置いたカードと回収するカードは同じである必要もないので、墓地活用系のデッキならさらなるバリエーションも可能かもしれない。いやらしいコンボデッキなんかの早期完成のためのワンパーツとして使っていけるだろうか。 「垂直落下/Plummet(THB)」 C ぼちぼち工夫するのが面倒臭くなってきた様子。しゃーない。一瞬「あれ?」って思う不思議な構図のイラストが秀逸。逆さまの建造物に見えるのは、空の上で生活するスカイセイルの人々の気球の先端部分である。 強行突破 Ram Through (1)(G) C インスタント 対象の、あなたのコントロールするクリーチャーは、対象の、あなたのコントロールしないクリーチャーにそのパワーに等しい値のダメージを与える。その前者がトランプルを持つなら、余剰ダメージはそのクリーチャーのコントローラーに代わりに与えられる。 赤の火力で採用された「インスタントにトランプル」ギミックが緑でも流用されている。こちらはクリーチャーが殴るパンチのエネルギーが突き抜けるデザイン。なるほど、確かにトランプルを有効活用しているな。テキストはややこしいが直感的に理解しやすいので使いやすい1枚。別にトランプルがいなくても「襲撃」や「狂気の一咬み」以上の除去なんだから引くのを迷う必要もない。「接死+トランプル」というただでさえ強い組み合わせがこれならさらに輝きを増すぞ。 突然の吐糸 Sudden Spinnerets (G) C インスタント 対象のクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+3の修正を受ける。その上に到達カウンターを1つ置く。そのクリーチャーをアンタップする。 「吐糸(とし)」なんて言葉なかなか使わんわなぁ。ちゃんと辞書に載ってる言葉なのね。こちらのカードの元になっているのは、「増強」「到達」「アンタップ」という贅沢パッケージになっている一連のインスタントシリーズで、1マナから順に+1/+2の「イトグモの蔦」、2マナで+2/+2の「狙いは高く」、そして3マナで+2/+4の「蜘蛛の掌握」と各種揃っている。今回は1マナなので「イトグモの蔦」との比較だが、修正値が大きくなった上に到達が永続になってかなりパワーアップした。フライヤー対策としてはもちろんだが、そうでなくとも適当な相手クリーチャーを突然返り討ちにする効果でも1マナなら優秀だ。とりあえず、コンバットトリックならこれを1枚入れておけばいいんじゃなかろうか。 生存者の絆 Survivors’ Bond (1)(G) C ソーサリー 次のうちから1つか両方を選ぶ。 「対象の、あなたの墓地にある人間・クリーチャー・カードを手札に戻す」 「対象の、あなたの墓地にある人間でないクリーチャー・カードを手札に戻す」 普段なら黒にいくはずの「クリーチャー1枚回収するけど場合によってはアド1枚」というソーサリーが今回は緑に。条件は「眷者」設定で、墓地に人間と怪物の亡骸があれば一緒に復活が可能に。この環境なら割と雑にデッキを組んでもアドにつながることは多いはず。最終的なデッキを見て、良さげなら1枚刺しておくくらいで充分じゃなかろうか。 敵軍妨害 Thwart the Enemy (2)(G) C インスタント このターン、あなたの対戦相手のコントロールするクリーチャーが与えるダメージを全て軽減する。 いわゆる「フォグ」と呼ばれるプリベント枠の緑インスタント。そして、長年緑が願っていた「相手側だけ軽減」がついに実現した。これにより攻めのタイミングでも使える呪文に劇的に変化し、攻撃時だろうがブロック時だろうが戦闘をすっかりひっくり返す高レベルのコンバットトリックとなった。さらに、クリーチャーが発生源なら戦闘ダメージ以外のダメージまでまとめて面倒を見てくれるので、相手の格闘対策なんかでも幅広く活躍が見込める。「これで3マナでいいんすか!?」って言うと、空気読まない白が「えっ、『安全な道』の方が強くね?」とか言い出すからやっぱり白ってクソだわ。 タイタノス・レックス Titanoth Rex (7)(G)(G) U クリーチャー・恐竜、ビースト 11/11 トランプル サイクリング(1)(G) 〜をサイクリングした時、対象のあなたのコントロールするクリーチャーにトランプルカウンターを1つ置く。 ゴジラアート版ではまさにゴジラとなるクリーチャー。「ゴジラのくせに地味な単色アンコモンかよ」と思ったが、ゴジラは他バージョンもあるようなので、あくまでもおとなしい方のゴジラだ。MTGのカードに戦闘機が描かれているというのは凄まじくシュールだな……。主に墓地に行くのがお仕事。リアニデッキなら出番あるかなぁ。変異持ってやり直しや。 怪物の代言者、ビビアン Vivien, Monsters’ Advocate (3)(G)(G) M 伝説のPW・ビビアン あなたは自分のライブラリのトップをいつでも見てよい。 あなたは、ライブラリのトップからクリーチャー・呪文を唱えても良い。 <+1>: 3/3で緑の、ビースト・クリーチャー・トークンを1体生成する。その上に、警戒カウンターか到達カウンターかトランプルカウンターのうち、あなたの選んだ1つを置く。 <-2>: あなたがこのターン、次にクリーチャー呪文を唱えた時、あなたのライブラリからそれよりも点数で見たマナコストの低いクリーチャーカードを1枚探し、それを戦場に出す。その後、あなたのライブラリを切り直す。 【3】 なんと、今回のビビアンは「灯争大戦」で生まれた「常在型能力PW」のデザインで登場。多分、あれだけたくさん作ってきちんと機能したので今後はPWのデザインの選択肢としてこうしたカードも増えていくのだろう。そして常在している能力はなんと「ガラクの大軍」だ。あっちは7マナのカードだったからこそ許された能力だが、こちらは5マナのPW。なかなか面白いチャレンジだ。そうして常在能力でアドを確保し、残る能力はプラスで防御網が張れる理想のデザイン。まぁ、初期忠誠度が低いのでトークンを出した上で4なのはニッサに慣れきった身にはやや不安ではあるが。そして−2能力では多少変化球気味とはいえ、ライブラリから好きなクリーチャーを直接繰り出せるのはすごい。出たターンにトークン、次のターンに6マナクリーチャーから5マナサーチだけでも充分元が取れてしまうわけだ。まぁ、ニッサを押しのけて入るかどうかはわかんないけど……あいつやっぱおかしくない?!(今更) 萎れ Wilt (1)(G) C インスタント 対象のアーティファクトかエンチャントを破壊する。 サイクリング(2) もう驚かない、「帰化」の完全上位互換呪文。つまりは「自然への回帰」の墓地対策モードを取っ払い、代わりにサイクリングをつけたものと言える。どっちが強いかは本当に環境次第だが、墓地が意味を持ったエルドレイン・テーロスに比べれば、今回はそこまで墓地を気にする必要もないだろう。とりあえずメインで1枚入れておいて、当座の必要性がないと見ればサイクリングするという使い方で初戦も安心だ。まぁ、大体そういう時ってサイクリングした後にぶっ壊したいものが出てくるんだけどさ。 PR |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/19)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
(11/15)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|