最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「Re:ステージ! ドリームデイズ♪」 5→6 最後まで悩んだんですが……最推しカプはみい×部長でおなしゃす。不覚にも最終回はいろんなところで泣かされてしまった。なんというかこう……満たされた作品だった。 やってることはシンプルで、ラブライブなんかのアイドルアニメの設定をベースに筋立てではガルパンをやろうっていうアニメだったんだ。美味しい要素をいろいろ取り込んで、ハイブリッドを目指す方策はちょっとズルい感じもあるのだが、「ほならやってみろや」の最たるもんですわね。ガルパンやろうとしたところで、あれは作画・脚本・作劇の全てが奇跡的に重なり合った結果生み出された一点もの。真似しようと思って簡単にパクれるようなもんではない。キャラ萌えだけに堕してもいけないし、アイドルを売り出すセールスむき出しにしても失敗する。何をもって「成功したアイドルアニメ」と見せるかは、想像以上に繊細なバランス感覚が求められる。 そうして見ると、本作は種々のオマージュというか「いいとこ取り」があるのは間違いなかろうが、それ以上に「ならでは」の打ち出し方が巧みだ。個人的に一番驚いているのは「6人」というアイドルの人数がこれで一番ぴったりくるという事実。考えてみりゃ当たり前の話で、カップリングのための2人×3組で6人。偶数人の方が綺麗に収まるに決まっている。なぜかラブライブのおかげで「3×3=9人」というのがスタンダードなイメージがあり、この「学年問わずの6人体制」の座りの良さが想像以上にすんなりはまっているのはコロンブスの卵である。多分、アイドルアニメっていう先入観のせいで当たり前のことが新鮮に感じられたのだろう。 そうして見やすい構図を整えて貰えば、1クールという限られた時間の中での関係描写もかなりやりやすくなる。最終的にKiRaReの6人はみんなしてとても愛おしい存在に感じられるようになっており、6人が6人の気持ちを込めて号泣する最終回はもらい泣き必至。「良いチームになったなぁ」と心から満足できるわけだが、考えてみりゃこれって相当すごいこと。思い返せば「ラブライブ」にしろ「バンドリ」にしろ、個々の人間性を理解し、組み合わせの妙(まぁ、カップリング)を楽しめるようになるのって、それなりに描写に時間をかけた後のこと。およそ2クール目に入ってからということの方が多い。それを今作では、本当に限られた話数の中で各々の個性をビビットに描き出し、阿漕なまでに組み合わせを押し出すことですんなり「6人のグループ」の完成形を見せたのである。まぁ、香澄だけややキャラは薄い気もするが、それでも「かえのパートナー」として万全であるし、主人公・舞菜とその相方・紗由については言わずもがな。そして泣く子も黙るみい&部長である。やっぱね、部長ポジションのキャラは問答無用で好きなのよね。多分東條希の呪縛だとは思うんですけど。 最終回のライブシーンは「客の民度低すぎやろ!」という強引な展開で不安になったものの、その後の演出で「いいライブだったんや」という結論を強引にねじ込んできたし、そこで安易な大団円ではなく未来を残し、彼女たちの無限の成長を感じさせる「終わらず」エンドにしたのも心憎い。なんだか、欲しいものは全部望み通りに提供してくれた感がある。アイドルアニメっていうとどうしても「ライブシーンがどうのこうの」みたいな派手なシーンに目を奪われがちだが、本作はそこに至るまでの地道な足場作りにこそ見どころの多い秀作だったといえるんじゃなかろうか。新番チェックの際に「鬼頭明里のいるナンバーワンユニットはワイズマン」と書いていたが、今後は「ちょっと悩ませて」という解答になると思います。あと、個人的には田澤茉純をこのタイミングで推したいですね。ほら、ちょうどシンフォギアでもオートスコアラーの復活が話題になったし……。まさかアイドルとしてこんな形で出てくるとは思わんかったなぁ。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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