最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「pet」 5 まだまだ続くよ、今期の一筋縄ではいかなそうな作品群。またまたよくわからんもんが出てきたぞ。「ID」と続けてみたせいで、ほんと何が何だか。 調べてみると、原作は2000年代に発表された漫画作品で、連載はスピリッツ。申し訳ないがさっぱり知らない作品なのだが、これをアニメ化しようとしたのがツインエンジンってのはわかりやすい。「いかにもツインエンジンがやりそうな仕事だな」という印象を受けたので、ぼちぼちこの人らのプロモーションの傾向が定まった気がする。近い作品としては「刻刻」なんかがあり、あちらも2000年代のメジャーじゃない漫画原作だ。さらに近いところでは「バビロン」だって「少し前の、誰もアニメ化しようと思ってなかった作品」の1つだろう。原作が枯れたと言われ続けるアニメ業界で、こうして予想もしないところから「価値ある作品」を掘り出してくるのが、ツインエンジンの制作理念なのだろう。 こうした「マイナー路線」は非常に良い側面があり、それは「尺が短い」ということである。たとえばリメイクアニメの流れはもう1つ大きな動向があり、それが「封神演義」「からくりサーカス」「真・中華一番」などの過去の人気作品、すでにアニメ化された作品の再活用。これはこれで意味があるのだが、どうしてもこうしたメジャータイトルというのは長大化する傾向にあり、改めてアニメ化しようとすると製作側にとって大きな負担となる(実際の製作行程でも、経済的な面でも)。「フルーツバスケット」のようにしっかりと時間と労力をかけたプロジェクトならファンにもありがたいが、なかなかそこまでのリスクを背負えないというのが現代アニメ業界の正直なところだろう。それに対し、ツインエンジンの取るプロモーション方式は、「アニメ化しやすい作品」を拾ってくることが可能である。「刻刻」は本当に良いサンプルになるのだが、何よりもまず、尺がちょうどいいのである。無理せず1クール脚本に書き出せるし、多少好き勝手やっても、前例がない上にコアなファン層が暴れるリスクも低い。その上で中身がちゃんと「面白い」のだから、いいことづくめであろう(まぁ、知名度が低いのでアニメが話題にならないという最大の問題はあるのだが……)。そうして次に白羽の矢が立ったのが、この全5巻というちょうど良い長さを持った作品だったのだろう。 まぁ、ぶっちゃけ原作知らんからここから面白くなるかどうかは全く分からないのだが……一応、そうした理由があるので今後の展開には期待したい。ぶっちゃけ、1話目では何も分からなかったのでね。「人の記憶をどうこうできちゃう奴がいる」という情報だけが提示され、それがどれほど恐ろしいものなのかがまるまる1話を使って意味深に伝えられている。個人的に興味があるのは「タバコ」というツールの使い方で、今回はメインの被害者が禁煙をしていたということもあり、様々な方向からタバコというツールが印象的に使われている。「その辺りでくわえタバコしてる」という絵面だけで、その人物が極悪人に見えるように印象が変わったのは、まさに時代の変化である。 映像面はあまり特筆すべき部分がないのは残念だが、それこそ「刻刻」を製作していたのがジェノスタジオなので、最低限のラインは保持できるように祈ろう。監督が大森さんの作品なので、それだけで応援したくはあるんだけどね。唯一気になるのは、メインキャラと思しき金髪の中の人が下手なことである。調べてみると「王室教師ハイネ」でハイネやってた人、つまり舞台中心のキャストであった。舞台俳優ってそのまま声優業に移ってきても案外うまいことが多いのだが、この人はまだちょっと……。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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