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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 結局だいたいいつも通り書いてないか?(だいたいコロナのせい)
 
Drannith Magistrate (1)(W) R
クリーチャー・人間、ウィザード
1/3
あなたの対戦相手は、手札以外の領域から呪文を唱えられない。
 ヘイトベア最新作。いや、ステータスはベアじゃないが。もう、白の2マナで明らかに「これ、下の環境狙ってやがるな」みたいなカードは全部ヘイトベアでいいじゃない。手札以外の領域ってことは、一番多いのが墓地、たまに追放領域、もっとたまにライブラリということになるだろうか。「スタンには大して影響ないやろ」って思ったけど、そういえば出来事クリーチャーが出てくるのが追放領域から。さらに赤の得意技も追放領域からの呪文で、「舞台照らし」や「僻境への脱出」が無意味になる。狙いすましたサイドボードにいかが?
 
Flourishing Fox (W) U
クリーチャー・狐
1/1
あなたが他のカードをサイクリングするたび、〜の上に+1/+1カウンターを1つ置く。
サイクリング(1)
 密かに人気のサイクリングギミックの下支え。まぁ、こいつがチビチビ大きくなる程度ではそこまでの見返りとも思えないが……自分にもサイクリングがついてるのはとても健気。潤滑油ポジションかなぁ。
 
スナップダックスの神話 Mythos of Snapdax (2)(W)(W) R
ソーサリー
各プレイヤーは、自分のコントロールする土地出ないパーマネントの中から、アーティファクトと、クリーチャーと、エンチャントと、プレインズウォーカーを1つずつ選び、残りを生贄に捧げる。この呪文を唱えるために(B)(R)が支払われていたなら、各プレイヤーの代わりにあなたがパーマネントを選ぶ。
 サイクルになっているらしい、各々のトライオーム(カラーリング)のボスキャラの武勇伝を綴った神話のサイクル。今回は英雄譚が使えないので単なるソーサリーになっているが、共通仕様は「中心となる色1つから唱えられて、普通の呪文としての効果がある」「楔3色全部揃えると、すげぇ」。こちらの呪文のベースは白がたまにやる「大変動」で、色マナを追加すればなんと4マナで「悲劇的な傲慢」にレベルアップ。これだけやればかなりの影響力が出るはずだ。問題は一点豪華主義の相手にはそこまで効かないこと。特にPWについては、複数枚展開されることはそこまで多くないのでこれが効かない可能性もある。3色揃えて構える価値があるかな? どうかな?
 
サヴァイの剣歯虎 Savai Sabertooth (1)(W) C
クリーチャー・猫
3/1
 同型再販の数では群を抜く、白の2マナ3/1が新たな名義を獲得。これで同型再販の数ではトップだった「灰色熊」を抜いたんじゃなかろうか。ちなみに直近の「うろつくカラカル」とは種族まで一致する完全同型だ。
 
Archipelagore (5)(U)(U) U
クリーチャー・リバイアサン
7/7
このクリーチャーが変容するたび、最大X体までの対象のクリーチャーをタップする。Xは、これが変容した回数である。それらのクリーチャーは、そのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
変容(5)(U)
 いわゆる氷漬けギミックを変容と組み合わせたクリーチャー。土台さえあれば6マナで登場し、1体を寝かしつついきなり7/7でパンチすることも可能なわけで、決定力はかなり高い。この環境って速攻クリーチャーが山ほどいるみたいなもんだから、攻撃の判断がかなり難しいんだけど、こいつの場合はそんなブロッカーを潰しちゃうので裏をかいてゲームを決めやすい。これでアンコかー。
 
(願いを叶えるものの加護)Boon of the Wish-Giver (4)(U)(U) U
ソーサリー
カードを4枚引く。
サイクリング(1)
 これも一応サイクルなんだろうか。いや、効果じゃなくて、カード名が「その色のリーダーの御業」みたいになってる。「願いを叶えるもの/Wish-Giver」は青のリーダー、イルーナの二つ名なんですよ。まぁ、そんなことはどうでもいい、「好機」のソーサリー版、もしくは1マナ重くなった「連絡」にサイクリングがついたもの。これだけの効果だとサイクリングしたら負けな気がしてしまうが、そんな贅沢言ってられないタイミングというのは多い。そう、とても多い。涙を流しながらサイクリングだ。そうして6マナ目の土地を手に入れる。それもまた人生。
 
夢尾の鷺 Dreamtail Heron (4)(U) C
クリーチャー・エレメンタル、鳥
3/4 飛行
このクリーチャーが変容するたび、カードを1枚引く。
変容(3)(U)
 シンプルにアド。適当な土台に貼り付けてやればキャントリップのような運用が可能だし、そこからの変容連打もはかどりそう。そうでなくとも5マナ3/4フライヤーなので、コモンの花形として普通にニーズがある。
 
Keep Safe (1)(U) C
インスタント
対象の、あなたのコントロールするパーマネントを対象とする呪文を打ち消す。カードを1枚引く。
 「取り繕い」のキャントリップ版。単体ではほとんど顧みられることのない存在だったが、わずか1マナの追加でアドバンテージが狙えるようになったとなればどうだろう。リミテッドなら割と良さそうなのでは?
 
Neutralize (1)(U)(U) U
インスタント
対象の呪文を打ち消す。
サイクリング(2)
 「取り消し」にサイクリングを付けたらレアリティが上がった。意外なことに、こうしたシンプルな確定カウンターにサイクリングがついた呪文というのは過去に存在しておらず、大体は「検閲」や「紛糾」のようにマナ要求型のカウンターばかりだった。これはおそらく、そうしたタイプの方が中盤以降に役に立たないタイミングがわかりやすく、サイクリングと組み合わせる価値があったためだろう。実際、このカードを抱えていて「サイクリングしよう」って思うタイミングはそこまで多くなくて、土地引かないとか、持ってても負けそうとか、割とネガティブなタイミングばかりである。まぁ、実は今「取り消し」はスタンで使えないので、「悪意ある妨害」以上のニーズがあるなら。
 
Phase Dolphin (2)(U) C
クリーチャー・エレメンタル、鯨
1/4
〜が攻撃するたび、対象の、他の攻撃クリーチャーはこのターンブロックされない。
 なんでイルカなのにクリーチャータイプが鯨やねん! と突っ込みを誘発させ、「鯨とイルカって、生物学的には区別がないんだぜ」っていうところまでがテンプレ。まぁ、流石に「魚」にしちゃったらアウトなので、このくらいの区別にするのが無難なんだろうな。このイルカの背に乗って殴れば、相手の不意をつけるのでブロックされないぞ。じゃぁなんでイルカはブロックされるんだよって話だが、細かいことは気にしちゃダメだ。ほぼ同じ能力を持つ「ミストフォードの亀」は使われてる姿をほとんどみたことがないのだが、1マナ軽いこっちならなんとかなるか?
 
Reconnaissance Mission (2)(U)(U) U
エンチャント
あなたのコントロールするクリーチャー1体がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いても良い。
サイクリング(2)
 懐かしの「沿岸の海賊行為」にサイクリングがついたもの。「海賊行為」はもちろん爆弾カードだったが、これを引いてても一切通りそうなクリーチャーがいなければ絵に描いた餅。噛み合わないタイミングがちょいちょいあるタイプのカードなので、サイクリングの追加は純粋にありがたい。願わくは、サイクリングせずにぶん回る展開ばかりになりたいものだ。
 
(大食の大鮫)Voracious Greatshark (3)(U)(U) R
クリーチャー・鮫
5/4 瞬速
〜が戦場に出た時、対象のアーティファクト呪文かクリーチャー呪文を打ち消す。
 怪獣映画の世界なのだから、当然こいつだって出てくる。ジョーズである。そして「助かったと思った人間を突如現れて食い散らかしていく」というサプライズ要素を、なんと青のカウンター呪文の文脈で解釈。「助けが来てくれた!」と思って喜んだのもつかの間、あのテーマソングに合わせてデンデンデンデンジャーン! でカウンター。ダイナミックかつ堅実な仕事をこなせる優良児。まぁ、ちょっとサイズがでかくなった「エリマキ神秘家」って言われたらそうなんだけどさ。いや、ちょっとじゃねぇよ。ちなみにクリーチャータイプ「鮫/Shark」は今回改めて定義されたもの。最初期のルールでは存在していたらしいのだが、クリーチャータイプ統合の流れで、「サメ」の名がつくクリーチャーは全て「魚」になっていた。今回の変更で、おそらくあの「ヒレバサミダコ」も「サメ!タコ!カニ!」になるんじゃないかな。サタカフォーム(魚でも一緒じゃねぇか)。
 
折り畳み翼竜 Wingfold Pteron (5)(U) C
クリーチャー・恐竜
3/6
〜は、飛行カウンターか呪禁カウンターのうち、あなたの選んだ1つが置かれた状態で戦場に出る。
 何とも持ち運びしやすそうな名前の、便利な2択ファッティ。攻めてれば飛行、劣勢なら呪禁。分かりやすい。どちらで使ってもコスパとしては並レベルなので、過度な期待はせずに。呪禁持ちクリーチャーは変容の土台としてのニーズがあるかもしれないな。
 



Blood Curdle (3)(B) C
インスタント
対象のクリーチャーを破壊する、あなたのコントロールするクリーチャー1体に威迫カウンターを1つ置く。
 今回の基本除去だろうか。4マナインスタントで制限なしの破壊、文句のない性能だろう。ついでに自軍1体に威迫もプレゼントしてくれるので、例えば相手が2体のブロッカーを並べて悠々としていたところにいきなりワンパン見舞ってやることも可能だ。攻撃前に使わなきゃいけないのでトリックにはならないが、それでも文句はないだろう。
 
(死に棲まうものの呼び声)Call of the Death-Dweller (2)(B) U
ソーサリー
あなたの墓地にあるクリーチャーカードを、点数で見たマナコストが合計3以下になるように最大2枚まで対象に取り、それらを戦場に戻す。それらのうち1体に接死カウンターを1つ置き、その後それらのうち1体に威迫カウンターを1つ置く。
 今回はこういう「大雑把に数字を合計する」みたいな効果がちらほら出てるな。新しいデザインの一環なんだろうか。直接釣る系なのでそこまで壊れ性能にすることはできなかったが、187能力持ちなんかを運用することで元を取りやすい。2体に分けて釣り上げれば、威迫を持つ攻撃用クリーチャーと接死を持つ防御用クリーチャーを同時に工面できるし、1体の3マナクリーチャーにどちらもつけてやれば確実に2体と相打ちを引き起こす突撃モンスターも作れる。見た目以上に小回りのきく、影響力のある呪文になりそう。白と組んで、序盤に使い倒した先制攻撃持ちを釣って接死をつけてやる動きが強そう。
 
(洞窟の囁くもの)Cavern Whisperer (4)(B) C
クリーチャー・ナイトメア
4/4 威迫
このクリーチャーが変容するたび、各対戦相手は手札を1枚捨てる。
変容(3)(B)
 青のドロー鷺と対をなすディスカードナイトメア。ドローの方は5マナ3/4飛行、こっちは4/4威迫。普通はディスカードの方がドローよりちょい弱いのだから、いくらか水をあけられた形か。まぁ、素のステータスでも悪くないのは一緒。変容が絡んだらラッキー、くらいの気持ちで。
 
(這い回る収穫者)Chittering Harvester (5)(B) U
クリーチャー・ナイトメア
4/6
このクリーチャーが変容するたび、各対戦相手はクリーチャーを1体生贄に捧げる。
変容(4)(B)
 レアには変容時にダイレクトにクリーチャー除去する「哀歌コウモリ」がいるが、これはその廉価版。サイズもコストも微妙ではあるが、変容が楽しくってみんなしてクリーチャー1体を育てる世界では、きっとこの布告効果が強い……のかなぁ。そこまで極まることはない気がするんだがなぁ。
 
Indestructible Link (4)(B) U
ソーサリー
対象の、あなたの墓地のクリーチャー・カードを、絆魂カウンターが1つ置かれた状態で戦場に戻す。
 今回の基本リアニ。5マナソーサリーで1体釣るのは平均的なコスパで、今回のおまけは絆魂。「蘇生の絆」の速攻とどっちがいいかは悩ましいが、リアニ構造にオールインしてる構築クラスのデッキなら速攻、そうでなくて何となくリアニしたいリミテレベルなら長い目で見て絆魂の方が良さそう。まぁ、「何となくリアニしたい」時っていつだよって話だが。
 
Insatiable Hemophage (3)(B) U
クリーチャー・ナイトメア
3/3 接死
このクリーチャーが変容するたび、各対戦相手はX点のライフを失い、あなたはX点のライフを得る。Xは、このクリーチャーが変容した回数である。
変容(2)(B)
 ドレイン系変容生物。何となくのイメージだが、変容の回数は多くてもせいぜい2回。3回目まで行ったら流石にカード効率が悪くなりすぎる気がする。ってことはこいつのドレイン量はだいたい1〜3点くらい。アスフォデルに慣れた体には物足りないが、変容で接死を付与できる部分は注目すべき点。接死は先制攻撃やら威迫やら、組み合わせて破壊力アップできる能力が多いからだ。変容コストも軽いので、そうしたデッキの基盤として採用したい。
 
ネスロイの神話 Mythos of Nethoroi (2)(B) R
インスタント
対象の土地でないパーマネントを、それがクリーチャーであるか、この呪文のコストとして(W)(G)が支払われていたなら破壊する。
 「神話」サイクルのアブザン(インダサ)版。なるほど、この構造は面白い。パーマネント破壊の色といえばクリーチャー破壊の黒と、それ以外担当の白or緑というのが定番。「名誉回復」以来綿々と続く文化は、現在も「戦争の犠牲」を各所で引き起こしている。そんな3色が手を組めば、マジでノーリスクのパーマネントオールマイティ破壊が実現可能なのだ。3マナインスタントは理論上の最軽量であるから、今後このカラーリングのデッキが作れるなら、常に選択肢であり続けるのは間違いないだろう。黒単でも普通に「殺害」の強い版として使えるので、リミテなら深く考えずにとりあえず引いとけ。
 
Clash of Titans (3)(R)(R) U
インスタント
対象のクリーチャーは、別な対象のクリーチャーと格闘する。
 「血の抗争」がインスタントになった上で1マナ軽くなった、ハイパー上位互換。5マナ除去でアドが狙えるデザインになってる時点でリミテッドなら1引き必須のマストカード。一応、今回は変容を使って1体のクリーチャーを育てるプランが推奨されており、同等の強さを持つ2体を並べる展開が少ない……ってこともないよなぁ。インスタントなので他の戦闘に絡めてもいいし、最悪でも普通の格闘呪文としては使えるので無駄にはなるまい。
 
ヴァドロックの神話 Mythos of Vadrok (2)(R)(R) R
ソーサリー
〜は任意の数の対象のクリーチャーやPWに、5点のダメージを割り振って与える。この呪文を唱えるために(W)(U)が支払われていたなら、次のあなたのターンまで、それらのパーマネントは攻撃もブロックもできず、その起動型能力を起動できない。
 「神話」サイクルのジェスカイ(ラウグリン)版。身軽な翼竜ヴァドロックさんの見舞う火炎は単色モードでもそれなりの破壊力だが、これが色要件を満たせば、その勢いはまるで「オレリアの憤怒」の如し。普通に2体以上のクリーチャーを除去するのに使ってもいいし、これで5体のブロックを禁止すればアタックで勝てる。ありがたいのはPWの対策がやりやすいことで、トークンを出す系のPWでよくある「出したターンにブロッカーを構えられてお手上げ」状態を、かなり簡単に対処できるようになる。これで憎いニッサをフルボッコだ!(どうやらよっぽどニッサが憎いようだ)
 
Shredded Sails (1)(R) C
インスタント
次のうちから1つを選ぶ。
「対象のアーティファクトを破壊する」
「〜は対象の飛行を持つクリーチャーに4点のダメージを与える」
サイクリング(2)
 「無謀な空襲」をちょいアレンジし、サイクリングをつけて汎用性をさらに増したもの。「アーティファクト対策」「飛行対策」はどちらもメインで入れづらいという悩みを解消したのが「無謀な空襲」だったが、これはさらにどっちもいらない時に手札を回転させられるのでますます絶対に無駄にはならなくなった。その上で個々の性能もほとんど劣化しておらず、これくらいならもしかしたら構築で使われるチャンスもあるんじゃないかと思えるレベルになってきた。選べることは良いことだ。
 
Auspicious Starrix (4)(G) U
クリーチャー・大鹿、ビースト
6/6
このクリーチャーが変容するたび、あなたのライブラリを、パーマネントカードがX枚追放されるまで追放する。Xは、これが変容した回数である。それらのパーマネントカードを戦場に出す。
変容(5)(G)
 変容時効果がとんでもねぇな、って思ったけど、続唱とかと違って土地がヒットする確率が高いからこそのデザインか。でも、土地が1枚出るだけでもそれなりに強いし、大当たりの可能性を考えるとやっぱり無視できないよなぁ。あと、能力の方にばっかり目が行きがちだけど、素で5マナ6/6って何? もう、それだけでよくない? どの方面から見てもヤバいカードだと思うのだが、リミテッドで許されるのかな……。
 
Glowstone Recluse (2)(G) U
クリーチャー・蜘蛛
2/3 到達
このクリーチャーが変容するたび、その上に+1/+1カウンターを2つ置く。
変容(3)(G)
 このセットの蜘蛛。ステータスは「はさみ蜘蛛」と同じなのでやや魅力に欠けるが、変容時能力が思い切り埋め合わせている。到達をつける目的だけでもそれなりなのに、他の変容クリーチャーが持つ「どうせ合体してるならステータスもいじってくれよなー」という素直な要望に、こいつだけは斜め上の方法で応えてしまっている。まぁ、変容なんてそこまで何回も繰り返せるもんでもなかろうが、素の状態で仕事ができるならそのままでもいいわけだし、お手本のような変容ギミックだ。
 
Wilt (1)(G) C
インスタント
対象のアーティファクトかエンチャントを破壊する。
サイクリング(2)
 もう驚かない、「帰化」の完全上位互換呪文。つまりは「自然への回帰」の墓地対策モードを取っ払い、代わりにサイクリングをつけたものと言える。どっちが強いかは本当に環境次第だが、墓地が意味を持ったエルドレイン・テーロスに比べれば、今回はそこまで墓地を気にする必要もないだろう。とりあえずメインで1枚入れておいて、当座の必要性がないと見ればサイクリングするという使い方で初戦も安心だ。まぁ、大体そういう時ってサイクリングした後にぶっ壊したいものが出てくるんだけどさ。
 
Back for More (4)(B)(G) U
インスタント
対象の、あなたの墓地にあるクリーチャーカードを戦場に戻す。そうしたなら、それは最大1体までの対象の、あなたのコントロールしていないクリーチャーと格闘する。
 リアニ+格闘のシンプルな融合。だいたい「墓地から単に釣る」が最近だと5マナ弱、そこに除去を加えて6マナ、しかもインスタントなのでトリックとしても運用可能ってんだから間違いなくお買い得。ただ、当然墓地に仕込みは必要になるし、コストが絶対的に重いのは間違いない。しっかり使いこなせるデッキメイクを心がけたいところだが……流石に環境は遅そうだよなぁ。
 
Channeled Force (2)(U)(R) U
インスタント
〜を唱えるための追加コストとして、手札をX枚捨てる。
対象のプレイヤーはカードをX枚引く。〜は最大1体までの対象のクリーチャーかPWにX点のダメージを与える。
 イゼットが色々頑張っている、ドローと火力を組み合わせてみようカードの最新作。まぁ、正確にはこれだと「ルーターと火力」だけど。良い点は、コストの割に大爆発の可能性があるところ。悪い点は、実際にはそんな大爆発なんてそうそう起こせないところ。除去として使うためにはそれなりの手札を構えておく必要があり、さらにそこに有効牌が混ざってたりすると、緊急の除去が必要な場合にも心理的なハードルが高い。「宿命の決着」が抱えていたジレンマである。あっちよりは小回りが効くようになったかもしれないが……額面よりも弱いとは思う。
 
Chevill, Bane of Monsters (B)(G) M
伝説のクリーチャー・人間、ならず者
1/3 接死
あなたのアップキープの開始時に、あなたの対戦相手が賞金カウンターの置かれたパーマネントをコントロールしていないならば、対象の、対戦相手のコントロールするクリーチャーかPWに賞金カウンターを1つ置く。
対戦相手のコントロールする、賞金カウンターの置かれたパーマネントが死亡するたび、あなたは3点のライフを得て、カードを1枚引く。
 この世界の人間は怪物相手に生きるのに必死だとのことだが、中にはこうやって食い扶持を稼ぎながらお仕事でモンハンやってるやつもいるみたいだ。ちなみに「賞金(bounty)カウンター」はオリジナルのカウンターではなく、過去にも「賞金稼ぎ」なんかが使っていた記録が残っている。こいつ自身に賞金首を殺す能力が与えられてないのはどうかと思うが、単に賞金首情報を掲示板に貼りに来る連絡係なのかも。殺意高めのデッキのプロデューサーとして。
 
Death’s Oasis (W)(B)(G) R
エンチャント
あなたのコントロールするトークンでないクリーチャーが1体死亡するたび、あなたのライブラリを上から2枚墓地に置く。その後、あなたの墓地にある、死亡したクリーチャーよりも点数で見たマナコストが小さいクリーチャー・カードを1枚手札に戻す。
(1)、〜を生贄に捧げる:あなたのコントロールするクリーチャーの中で最大の点数で見たマナコストに等しい値のライフを得る。
 ゴルガリ的墓地肥やしに、白の持つ「マナコストの軽いクリーチャーの復活」要素を絡めたアイディア賞。100%の払い戻しではないとはいえ、「1体死んだら1体戻す」という部分だけを考えれば充分すぎる補填。さらに墓地肥やし能力もあるし、いざとなったら緊急用のライフポッドにもなる。至れり尽くせりである。あとはこのトリプルシンボルをどのようにまかなうかだが……「包囲サイ」だって初登場時は「コストが払えるかな」とか言われてたわけでなぁ。
 
Dire Tacitcs (W)(B) U
インスタント
対象のクリーチャーを追放する。あなたが人間をコントロールしていないなら、あなたはそのクリーチャーのタフネスに等しい値のライフを失う。
 オルゾフが得意とする、「相応の痛みを伴った完全除去」。同じコストでは5ライフ払いまくりの「最後の支払い」にたいそうお世話になったものである。今回は黒の伝統にのっとり「血の復讐」と同じく相手のサイズ次第で代償が変動するシステムを採用し、しかも監督役の人間がいれば支払いは免除されるボーナスつき。是非とも人間っていいな、と思いながら使っていきたいところだが、さて、この世界でどれくらい人間が安定供給できるだろうか。一応、フレーバー的にはマルドゥカラー(赤白黒)が人間を推すカラーリングらしい。

 


(悪鬼の職工)Fiend Artisan (B/G)(B/G) M
クリーチャー・ナイトメア
1/1
〜は、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき+1/+1の修正を受ける。
(X)(B/G)(T)、他のクリーチャーを1体生贄に捧げる:あなたのライブラリから点数で見たマナコストがX以下のクリーチャー・カードを1枚探し、それを戦場に出す。その後、あなたのライブラリを切り直す。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられる時にのみ起動できる。
 これ、大丈夫かなぁ……。ゴルガリ混成マナの(神話)レアっていうと、どこぞのシャーマンの顔がちらついてそれだけで怖いのだが、こいつも同じように墓地を見つめる視線が何だか怖い。そしてさらに、訳のわからないリクルート能力と、あまりに運用しやすい柔軟なコストを持っている。これ、クリーチャーが豊富な緑にもたせたらダメなやつだし、墓地を肥やしやすい黒にもたせちゃダメなやつだし、合わせて超元気なゴルガリにもたせちゃダメなやつな気がするのだが……大丈夫?
 
General Kudro of Drannith (1)(W)(B) M
伝説のクリーチャー・人間、兵士
3/3
あなたのコントロールする他の人間は+1/+1の修正を受ける。
〜か他の人間1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、対象の、対戦相手の墓地にあるカードを追放する。
(2)、人間を2体生贄に捧げる:対象の、パワー4以上のクリーチャーを破壊する。
 人間が頑張る要塞都市ドラニスで指揮をとってるお偉いさん。この次元の人間勢力の中心とも言える御仁で、これが出たら人間賛歌にまっしぐらだ。なぜか墓地対策まで兼ねているのは、他の部分だけだと黒の要素が一切無くなっちゃうからだと思われる。まぁ、一番下の能力は除去のフォーマットこそ白っぽいが、やってることはかなり黒寄り。人間大砲を使って味方の命を除去に変えるので、世が世なら悪役に回りそうなキャラである。大量の人間トークンと一緒に使って、少しでも罪の意識を減らすのだ。少年漫画だったら、最終的にこいつが裏で糸引いてる奴。
 
General’s Enforcer (W)(B) U
クリーチャー・人間、兵士
2/3
あなたのコントロールする伝説の人間は破壊不能を持つ。
(2)(W)(B):対象の、墓地にあるカードを追放する。それがクリーチャーカードであるなら、1/1で白の人間・兵士・クリーチャー・トークンを1体生成する。
 上のおっさんのサポート役だが、警護するために与えられたテキストの「伝説の人間」っていう字面がちょっと面白い。ちなみに調べてみたら現在のスタンで使用可能な伝説の人間は24体とそれなりに多い。ただ、白黒のこいつと噛み合いそうなのは……「コンラッド卿」とかならそこそこ? あ、「アクロスの古参兵、タラニカ」となら2人でシナジーが形成できるな。
 
Proud Wildbonder (2)(R/G)(R/G) U
クリーチャー・人間、戦士
4/3 トランプル
あなたのコントロールするトランプルを持つクリーチャーは、「あなたはこのクリーチャーがブロックされなかったかのように戦闘ダメージを与えても良い」を持つ。
 トランプルを持つ仲間に、いわゆる「茨の精霊」能力を付与するトランプルマスター。ちなみにこの能力はMTGアリーナでは「邁進/Unstoppable」という用語で表す、という告知が出ていたのだが、別にイコリアでそうなるってわけじゃないのか。この能力とトランプルって似てるようで目的が全然違う気もするんだけど、関連づける意味があるんかね。まぁ、選択肢が増えるだけなので、もらえるのは純粋にありがたいけど。
 
(頭蓋の預言者)Skull Prophet (B)(G) U
クリーチャー・人間、ドルイド
3/1
(T)(B)(G)を加える。
(T):あなたのライブラリを上から2枚墓地に置く。
 どこまでもゴルガリイズムを貫き続ける新たなマナクリーチャー。マナソースとしても充分強いのだが、こうしてマナいらずで恒常的に墓地を肥やせる人材って、実は下の環境とかでもニーズがありそうな気が。ちょっと悠長かなぁ。「光胞子のシャーマン」よりこっちの方が強くない?
 
Trumpeting Gnarr (1)(G)(U) U
クリーチャー・ビースト
3/3
このクリーチャーが変容するたび、3/3で緑の、ビースト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
変容(3)(G/U)(G/U)
 ナール! お前ナールなのか! ナールってのは何となく鹿っぽいビーストの一種で、在来種としてはドミナリアに生息する「林間のナール」「沼ナール」などが確認されている。つまりドミナリアの固有種だと思われていたのだが……イコリアにもいたのか。何で大鹿じゃないのかは謎だけど、どこぞの鹿PWからクレームでも入ったのかしら。変容能力の難点に「カードを使ったのにパーマネントが増えない」というのがあるが、このナールならそんなお悩みをダイレクトすぎる方法で解決。3/3の鹿はダメだ。いや、鹿じゃないけど。ナールという字を2文字変えるとオーコだ。
 
インダサの水晶 Indatha Crystal (3) U (白黒緑)
ケトリアの水晶 Ketria Crystal (緑青赤)
ラウグリンの水晶 Raugrin Crystal (青赤白)
サヴァイの水晶 Savai Crystal (赤白黒)
ゼイゴスの水晶 Zagoth Crystal (黒緑青)
アーティファクト
(T)(A)(B)(C)を加える。
サイクリング(2)
 このセットのマナ補助。多色環境になると、リミテッドを成立させるために多くのマナソースが投入されることになり、この手の「3マナで3種マナを出すサイクル」はおなじみのもの。最初に登場したのは友好色環境アラーラの「オベリスク」サイクルで、それまでは2色マナを出すアーティファクトが2マナだったので単純に「3色出せるなら3マナだろ」という扱いになっていた。しかしその後3マナで好きなマナ出し放題の「マナリス」が開発されることでオベリスクはすべて下位互換の扱いを受けてしまう。それを打開するために新たに作られた3色アーティファクトが、今回と同じ楔環境タルキールの「戦旗」サイクル。こちらはマナ能力に加えて、必要なくなったらあとからドローできるサポートがついた。そして今回は、戦旗と違って出す前に必要か不必要かを判断するサイクリングである。ドロー効率は大きく向上しているが、その分先を見通す判断が試されることになり、無くても色が揃いそうならさっさとサイクリングする、なんて選択を迫られるようになった。こちらの方が玄人好みのカードだが、さて、うまく使いこなせるだろうか。ただ、オベリスクも戦旗もコモンだったのに対し、今回の水晶はアンコモンなのでリミテッドではそこそこ貴重。そう考えるとあんまりサイクリングしたくないかも?
 

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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
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