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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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一心同体 Fight as One (W) U
インスタント
次のうちから1つか両方を選ぶ。
「対象の、あなたのコントロールする人間クリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修正を受けるとともに破壊不能を得る」
「対象の、あなたのコントロールする人間でないクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修正を受けるとともに破壊不能を得る」
 イコリアには怪物がいる。それと戦う人間がいる。そしてそれとは別に、怪物と心を通わせ、ともに過ごす人間もいる。彼らは「眷者」と呼ばれ、みんなして自分の相棒の獣のイメージをかたどったコスチュームを着ているという。なかなかフレーバー溢れて二次創作が捗りそうな設定。そんな「眷者」たちを支援する(テイストの)呪文も今回はそれなりにあるらしく、人間と非人間を同時にコントロールしている時のこの呪文の効率は1マナとは思えないもの。まぁ、片方だけでも充分なんだけども。君は誰とキスをする?
 
(駐屯地の猫)Garrison Cat (W) C
クリーチャー・猫
1/1
〜が死亡した時、1/1で白の、人間・兵士・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
 怪物との戦いに明け暮れる人間たちのマスコット的存在。多分。胸毛のもふもふ具合が良いよね。1マナ1/1、死んだらおかわりという性能は現在もたまに見かける「追われる証人」とだいたい同じ。ただしこちらはトークンがバニラなのでちょい弱い。リミテッドでとにかく命の数が欲しい横並べやサクり系向け。猫デッキだと「聖なる猫」の方が優先されるのが辛い。それぞれの可愛さがあるのに。
 



Helica Glider (2)(W) C
クリーチャー・ナイトメア、リス
2/2
〜は、飛行カウンターか先制攻撃カウンターのうち、あなたの選んだ1つが置かれた状態で戦場に出る。
 リス・ナイトメアとかいうこの世界ならではのタイプ。ちなみにこの世界におけるナイトメアの特徴は「目がいっぱい」「多脚」「なんか煙を吹く」など。おかげでせっかく元がリスなのに……。さておき、3マナ2/2飛行はコモンでは花形だし、2/2先制攻撃はボチボチといったところ、総合すればボチボチの塊である。好きなカウンターが選べるので変容の土台に最適。普通に考えたら飛行を選ぶ方が良いだろうが、次に変容するのが飛行クリーチャーならわからないのだ。後のことを考えた育成プランを。
 
慧眼の導師 Keensight Mentor (2)(W) U
クリーチャー・人間、クレリック
1/4
〜が戦場に出た時、対象の、あなたのコントロールする人間でないクリーチャーに警戒カウンターを1つ置く。
(1)(W)(T):あなたのコントロールする警戒を持つ各クリーチャーに+1/+1カウンターを1つ置く。
 各色アンコモンに与えられた「導師」サイクルの白。共通項は「出た時にキーワード能力を非人間に与える人間」「その後、その能力を持つ全クリーチャーをまとめて育成する」の2点。与えるキーワードについては、一応セット全体のテーマが白緑→警戒、青白→飛行、黒青→瞬速、赤黒→威迫、緑赤→トランプルと設定されているのだが、瞬速だけカウンターが存在しないので黒は絆魂になっているとか。こちらは「警戒を与える」というお仕事がそこまで強くないのだが、その分育成にかかるマナが軽く、うまく揃えば「警戒を持つ攻防一体の連中がどんどんでかくなる」という詰みゲーを展開できる可能性も。狙って集められるかなぁ。
 
Majestic Auricorn (4)(U) U
クリーチャー・ユニコーン
4/4 警戒
このクリーチャーが変容するたび、あなたは4点のライフを得る。
変容(3)(W)
 やさしき変容獣。4マナ4/4警戒とそれなりのステータスに、結構な量のライフゲインも併設してある。ライフゲイン系の近いところで比較するなら、6マナ3/4(召集付き)の「ロクソドンの修復者」が4ライフゲインだったので、バランスは取れているだろうか。この優しさだと持ってる能力も絆魂だと勘違いしそうだが、あくまで残るのは警戒なので間違えないように。
 
Splendor Mare (2)(W) U
クリーチャー・大鹿、ウニコーン
3/3 絆魂 サイクリング(1)(W)
〜をサイクリングした時、対象のあなたのコントロールするクリーチャーに絆魂カウンターを1つ置く。
 3マナ3/3絆魂。それだけでやたらめったら強いので特に書くこともないのだが、「鹿でかつユニコーン」っていったい……。単に角のお化けが作りたかっただけなのでは? 本人が出てきてももちろん強いが、絆魂は大きく盤面を動かす能力なので、より決定力の高いクリーチャーに絆魂をトスする役割も当然強い。渋いが優先度の高い1枚だ。
 
Spontaneous Flight (2)(W) C
インスタント
対象のクリーチャーは、ターン終了時まで+2/+2の修正を受ける。その上に飛行カウンターを1つ置く。
 「力強い跳躍」が1マナ重くなった代わりに飛行が永続になった。「跳躍」はここぞというタイミングで使う必要があったのでコンバットトリックとしてプレイングの試される1枚だったが、これならアタック時にとっとと使ってその後のクロックを保持する目的で使っていける。もちろん、相手フライヤーを返り討ちにしてからのお返しってのも有力な選択肢。この世界の白で気をつけるべきは3マナだ。ちなみに、子狐に教えたのはお座りだけだったとのこと。「お手、お座り、飛行」がこの世界のしつけの基本。「お手、おかわり、ちんちん、それにロケットの操縦」ってのが「のび太の宇宙小戦争」のネタであったなぁ。
 
Bushmeat Poacher (3)(B) C
クリーチャー・人間、兵士
2/4
(1)(T)、他のクリーチャーを1体生贄に捧げる:あなたはそのクリーチャーのタフネスに等しい値のライフを得る。カードを1枚引く。
 「灯を刈り取る者」「モーギスの魂刈り」の流れを組む、人の命でドローがうめぇ系クリーチャー。先輩方に比べると1マナ重くなっているが、ステータスはその分優遇されているし、何より起動コストがべらぼうに安くなっているのがポイント。タップ能力になったので起動の回数に制限はあるが、どうせ先輩たちだって3マナかかってたから1ターンに複数回の起動は難しかったのだ。このコストなら常に構えながら他のアクションが取りやすいので格段に強くなっている。ついでに結構な量のライフがもらえるおまけ付き。そっちの能力だけでもカードとして成立するレベルなので、どっちかっていうとドローが余計かも。これはトークン量産待った無しですわ。赤と組んでのサクりエンジンにも是非。
 
Heartless Act (1)(B) U
インスタント
次のうちから1つを選ぶ。
「対象の、カウンターが置かれていないクリーチャーを破壊する」
「対象のクリーチャーから、最大3つまでのカウンターを取り除く」
 なかなかチャレンジングな1枚。2マナインスタントの確定除去というのだから、構築レベルでも大活躍間違いなしの期待の新人。環境次第ではほぼ制限無しなのだから、これまで使っていた黒除去の代わりに入ってくる可能性も大いにあるだろう。難しいのは、これが今回のリミテッド環境でどれくらい強いかということ。キーワードカウンターの存在のせいで、かなり多くのクリーチャーにカウンターが乗って出てくるし、インスタントタイミングでカウンターを乗せる手段も豊富に揃っているのでスカされるリスクもでかい。だからこそ下のモードが効いてくるとも言えるが、やはりせっかくだから除去として運用したい。リミテッドの方が弱い除去って、環境の差が見えて面白いよね。なお、ほぼ無敵に見えた「殴ってくるギデオン」を殺せる(かもしれない)というのがちょっと面白い。
 
(マグマの突撃者)Magma Charger (3)(R) U
クリーチャー・恐竜
3/3
〜が攻撃するたび、これが先制攻撃を持たないなら、先制攻撃カウンターを1つ置く。そうでないなら、これはターン終了時まで二段攻撃を得る。
 前のめりに恐竜。登場時はバニラ、1回殴ると先制攻撃、そして2回目は二段攻撃。しかしその次に三段攻撃にはならない。残念。最初のアタックでパワー3の先制攻撃が通るかどうかが勝負の分かれ目。ここで通ってしまえば、その後の二段攻撃がなんとか止められようが通ろうが、4マナのクリーチャーの仕事は果たしたことになるだろう。もっと手っ取り早く処理をするなら、別な方法で先制攻撃を与える、理想的にはやはりカウンターやオーラの形で置けば安心だ。
 
(聖域の破壊獣)Sanctuary Smasher (4)(R)(R) U
クリーチャー・サイ、ビースト
6/4 先制攻撃 サイクリング(2)(R)
〜をサイクリングした時、対象の、あなたのコントロールするクリーチャーに先制攻撃カウンターを1つ置く。
 こちらも先制攻撃のお化け。パワー6の先制攻撃ファッティということでそのまま使ってしまいたい欲求が強いが、やはり近くて遠い6マナ域。リミテッドなら「確実な一撃」のような先制攻撃付与トリックは引く手数多なのだし、こうして永続性を持ち、ドローまでできちゃうトリックはさっさと使っちゃう欲にも抗えない。まぁ、どっちで使ったって強いのだから文句の出るところではない。色次第では「接死+先制」の黄金コンボが実現しやすくなるのも魅力だ。
 
Weaponize the Monsters (R) U
エンチャント
(2),クリーチャーを1体生贄に捧げる:〜は任意の対象に2点のダメージを与える。
 誰も覚えてないと思うカード、「血の儀式」が超絶パワーアップして帰ってきた。なんで突然神河物語のカードなんて引っ張り出してきたかというと、効果が全く同じなのである。先輩カードは起動コストが(1)(R)なのでそこは大した差ではない。しかし最も違うのは設置コストで、なんと「血の儀式」の設置コストは5マナ。15年以上前のカードとはいえ、技術革新も随分進んだもの。別に「血の儀式」だって弱いカードじゃなかったんやで。当然、クリーチャーの数は多い方がいいので贔屓が偏る変容デッキよりは横並べデッキ向け。そうなると、この世界で主にぶん投げられるのは猫とか人間ということになる。……カード名に偽りありなのでは? 満遍なく強いカードではないので、是非、相応の覚悟でデッキメイクを。
 
Essence Symbiont (1)(G) C
クリーチャー・ビースト
2/2
あなたのコントロールするクリーチャーが1体変容するたび、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1つ置き、あなたは2点のライフを得る。
 変容フェスタを甲斐甲斐しく見守る監督役。当然自身の変容でも有効なわけで、展開するクリーチャーの効率を考えるなら、真っ先にこいつにカウンターが乗ることになるだろう。2マナと軽いコモンなので変容したくてしょうがないデッキでは鉄板の土台として活躍するんじゃなかろうか。もちろん、別なクリーチャーを用意してこいつに監督役に徹してもらった方が脅威を散らせるので安全なのも事実。クリーチャーの取り回しがむちゃくちゃむずい環境なのでは。
 
角突きの導師 Hornbash Mentor (2)(G) U
クリーチャー・人間、戦士
3/3
〜が戦場に出た時、対象の、あなたのコントロールする人間でないクリーチャーにトランプルカウンターを1つ置く。
(2)(G)(T):あなたのコントロールするトランプルを持つ各クリーチャーに+1/+1カウンターを1つ置く。
 「導師」サイクルの緑はトランプル応援団。当然トランプルてんこ盛りデッキでの運用が一番良く、見事ハマればリミテッドブレイカーになる時も。トランプルは飛行のようにみんながこぞって欲しがる能力でもないので、注意深く集めれば結構いけそうな気もする。起動コストがそこそこかかるので、構築レベルは流石に難題。リミテッドで使いこなして輝かせるのだ。
 
Alert Heedbonder (1)(G/W)(G/W) U
クリーチャー・人間、スカウト
2/4 警戒
あなたのターンの終了ステップの開始時に、あなたのコントロールする警戒を持つクリーチャー1体につき1点のライフを得る。
 渋く枚数を重ねる警戒応援団の1枚。「警戒を応援する」ってどうやったらいいのか悩ましいところなのだが、こちらの人間は「警戒が好きってことは、守りたいデッキだろ」ってんで、毎ターンエンドにちょろちょろとライフを持ってきてくれる。これ1体だけでも毎ターン1ライフがもらえて、その上で3マナ2/4警戒は確かにアンコクラス。地味ではあるが、これ1枚で押しとどめられる攻撃はかなり幅広い。警戒ばっかり集めてもライフが増えるばかりで攻めきれない展開が悩ましいが……あくまでサブテーマとして設定した方がいいかな?
 
歓喜する空賢者 (1)(W/U)(W/U) U
クリーチャー・人間、ウィザード
2/2 飛行
あなたがコントロールしている飛行を持つクリーチャーは、「対戦相手がコントロールする、このクリーチャーを対象として唱える呪文のコストは(2)多くなる」を持つ。
 3マナで、白青の混成マナ2つを持つ2/2のフライヤー。ここまでは「臣下の魂」と完全に同じ。白と青はどちらも飛行の1種色であり、その混成マナで実現できる一番シンプルなフレンチバニラが、3マナ2/2フライヤーだったのだ。そしてこいつは、そんなマナコストの緩い先輩に防御能力をつけたアンコモン。最近は「海に愛されしカラフィ」だのカズミナさんだの、自軍の全域にこうしたバリアを張るカードが続けざまにリリースされたので「飛行クリーチャーだけかぁ」とがっかりしてしまいそうだが、2マナ要求というのはハードルとしてはかなり高いし、飛行クリーチャーが落ちにくくなるというのはアゾリウスカラーにとっては攻めの主軸を守れることに他ならないので充分意味がある。まぁ、そうでなくても色の自由度の高い平均的飛行クリーチャーとしてさっさとピックされるだろうけども。なお、対象になった後に慌てて飛行をつけてもなんの意味もないので注意すること。
 
領獣 Paracelbeast (2)(G)(U) U
クリーチャー・エレメンタル、ビースト
2/4
(1)(T):あなたのライブラリのトップを見る。それが土地カードであるなら、戦場に出しても良い。それを戦場に出さないなら手札に加える。
変容(G)(U)
 うぅん……もう浅瀬はいいよぉ……浅瀬は勘弁してヨォ……。とうなされるくらいに一時期「発現する浅瀬」に悩まされましたね。もちろんM20ドラフト時ですけども。こちらは、そんな浅瀬能力を起動型能力として採用した新手のビースト。変容を経由すれば最速3ターン目に浅瀬ることができるのは浅瀬と一緒。ただ、浅瀬の場合にはエレメンタルからエレメンタルに連鎖する地獄の浅瀬マックスが可能だったが、こちらはどうあがいても1ターンに1回なのでコンボ的な要素は薄い。そういう意味では構築級にはならないカードだろうが……でも、リミテッドだとやっぱりまずくない? 1マナ1ドローって、頭大丈夫か? まーたシミックが除去もねぇのに呼んでるよ……。
 
Zenith Flare (2)(R)(W) U
インスタント
〜は任意の対象にX点のダメージを与え、あなたはX点のライフを得る。Xは、あなたの墓地にあるサイクリング能力を持つカードの数である。
 今回サイクリング応援団の先鋒はボロスカラーらしいのだが、環境によって各2色(ギルド)のとるアーキタイプが微調整される中、頑なに「どうせ横並べでドーンのビートや!」と頑なに方向性曲げなかったボロスとしては、他のギミックが入ってくるのはかなり珍しい。さすがのボロスも、この怪獣大決戦ワールドでは横並べドーンが厳しかったか(まぁ、そっち方向でもデッキは組めそうだが)。「墓地のサイクリングの枚数を参照」はかつてアモンケットで「不快の顕現」が採用していたギミックで、よっぽどサイクリング推しの環境でないと出てこないので割とレアなもの。4マナ、ドレイン付きということは「戦導者のらせん」を考えると4枚あればペイするくらいの効果だが……それなりのハードル。ここからスタートする際にはデッキがサイクリング地獄になることを覚悟するべし。サイクリングカードだけをかき集めて勝てるデッキになるんかなぁ。
 
オゾリス The Ozolith (1) R
伝説のアーティファクト
あなたのコントロールするクリーチャーが戦場を離れるたび、その上にカウンターが置かれているなら、それらを全て〜の上に置く。
あなたのターンの戦闘開始時に、〜の上にカウンターが置かれているなら、全てのカウンターを対象のクリーチャーに移動させてもよい。
 オゾイ! なんかよくわからないレジェンドアーティファクト。この世界のありようの根幹を握ってるらしいので、よその次元でいえば「獄庫」とか「ミラーリ」レベルの存在と言えるのかもしれない。1マナという軽さはとてもレジェンドには見えないが、そのはっちゃけぶりは確かに伝説級。なんと、いなくなった仲間のカウンターを全て貯蓄できるという。普通に+1/+1カウンターを多用するデッキでの預金先になるし、今回の環境ならキーワードカウンターもその辺からちょいちょい収穫できるはず。移植先が死んでもまたこっちに戻ってくるだけなので、受け渡しの時に勿体ぶる必要もない。ただシンプルに、常に最強クリーチャーを1体維持できてしまうのだ。「死亡時」じゃなくて「場を離れたとき」なのがまたきな臭い。これ、下の環境とかで何か悪い瞬殺コンボが考えられる可能性もあるんじゃないかなぁ……。ちなみに、ギデオンや「灯争大戦」のサルカンを経由すると一応忠誠カウンターも貯蓄できるようになる。まぁ、移動先がクリーチャーである必要があるが。サルカンなら「起動してクリーチャー化」→「何人かサクったり戻したりする」→「戦闘開始時に1人に集中」という忠誠ロンダリングは可能。まぁ、「古呪」でよくない? って話ではあるが。

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