最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「異常生物見聞録」 3→3 クセの強い作品であった。訳のわからない断り書きをしておくと、「3点」って書いてるけど3点だと思うほど嫌いではない。……私の点数付けはもうボロボロよ! いや、聞いてくださいよ。そりゃね、このクオリティは3点ですよ。アニメーションとしてみるべき点は全く無いし、絵のショボさは現代アニメとして割と致命的なレベル。今期は「ジビエート」という遥か高みに至ってしまったクソアニメと並んだので印象が緩和されたが、平時ならば「こりゃぁダメだぁ」と匙を投げられるレベル。んで実際に匙は投げたんだ。その結果の3点である。 ただ、そうしてとにかく低クオリティなのは認めつつも、他にはないテイストがあった部分はフォローしてもいいかな、とはちょっと思うんだ。結局「ゴッドオブハイスクール」と同じ「面白くはないが興味深くはある」というのが最大要因ではあるのだが、それ以外にもそもそも私が好きな「ドタバタ長屋もの」の要素を含んでいるため、「個性的なキャラが集まって仲良く喧嘩する」みたいな部分の楽しみはあった。主にわんことコウモリの2キャラのみの掛け合いだけど、その後に入ってきたデーモンの存在感とか、要素としては面白い部分もあったのだ。あとは、なんでこの設定で半端にバトル要素を盛り込んじゃったんだろう、という部分を飲み込むかどうかで、私としては「もっとゆっくり楽しめる舞台設定にすれば作画も楽になっただろうし、別な方向に楽しめたのになぁ」というので点数を維持した。わんこがもっと可愛いところを見せつける展開になればよかったのに。 改めて確認するが、今作は中国原産アニメである。そして、脚本構成部分もがっつりと現地スタッフが食い込んだ中国度合いの高い作品である。台詞回しにやたら違和感があるところとか、ネタ回しが微妙に日本人の感覚からずれているところとか、どうしてもアニメを楽しむ時のハードルになる要素があったのは間違いない事実だ。ただ、これって結局慣れの問題には違いない。コテコテの洋物ドラマだって、おそらく始めてみたら違和感はバリバリだろうが、我々日本人は数をこなして「洋物の味」を覚えた。きっと中国センスのアニメだって、いつか楽しめるようになる日がくるはずだ。 サンプル数が少ないので完全に予断だし余談なのだが、私は今中国パブリッシャーのソシャゲをぽちぽちしていて、なんだかそのゲームと今作は通底するセンスがあるように感じている。その端的なサンプルの1つに「ゆるキャラの概念がズレてる」っていうのがある。いわゆるへちょ絵的な「崩したデザイン」って、日本の萌えキャラ・ゆるキャラの文脈で確実に培われてきた文化の1つなのだが、中国デザインだと、これが本当に「手抜き」とか「ぐちゃぐちゃ」につながるところが微妙にズレになっている。本作の次回予告で出てきたようなミニキャラデザインって、なんか独自文化で発展したもののように見えて、その違いがどこからきているのかがちょっと気になるのである。オタクはオタクなりの文化交流の方法がありますよね。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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