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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」 6

 実家のような安心感。まだまだ終わらぬストパン文化である。正規のアニメとしてはかなり久しぶりなのだが、導入はもちろん空戦と、そしてパンツ(パンツではない)である。挨拶がわりにパンツ(パンツではない)見せるのやめーや。まぁ、パンツ(パンツではない)が挨拶になるような作品だからしょうがないんだけど。やっぱりこの作品の顔はパンツ(もうパンツだろこれ)。

 一応、ショートギャグの「501部隊発進しますっ!」が去年の作品だが、その前の姉妹作である「ブレイブウィッチーズ」が2016年、そして正当なナンバリングである「ストライクウィッチーズ2」に至っては2010年。もう、立派なベテラン作品である。歴史は積み重ねているが、こうしてちょいちょい触れる機会もあるので完全に過去の作品にはなっておらず、未だに芳佳ちゃんは現役の風格を漂わせてるのが偉い。まぁ、逆に坂本さんが辞めそうで辞めなくて、ちょっと辞めてる状態だった方がイレギュラーなくらいなんだけども。あんまりイメージがないからあの追加メンバーの芳佳ちゃんの後輩はピンときてないけど、他のメンバーに関しては、本当に実家クラス。キャスト陣が衰えてないのは本当に安心要素であり、千和なんてもうルッキーニ声出すのはここしかないだろね。ちゃんと出せてんのが偉いよ。絶対本人は「こんなんもう無理」って思いながらやってんだろな。

 もともと空戦描写(とパンツ描写)に定評がある作品なので、時代が進んでCGが進化してもそこまで大きな変化はないのだが、「ブレイブウィッチーズ」あたりから本格的に取り入れ出したCGベースの空戦ユニットデザインもすっかり馴染んでいる。気づけばスタジオはdavid proになっており、GONZO騒動の果てにあらゆるスタジオを遍歴した末のゴールとしては感慨深いものがある。どれだけスタジオが変わっても股監督が指揮をとっているという事実さえ変わらなければ、作品がブレることはないだろう。

 「しぐるり」の放送後に改めて見て、やっぱりストライカーユニットってのは秀逸なデザインであることを再認識する。単なるブーツみたいなものなのだが、「女の子が生身で空を駆けて戦う」という無茶を実現させたこのシンプルな装置のおかげで、今作は「空戦もの」の中でも唯一無二のポジションを不動のものにしている。常に股間を写し続けるこだわりのアングルも含めて、ストパンでなければ見られない景色を見ればこそ、私たちも実家を感じることができるのである。同様に「女の子がそのまま空を飛んでいた」幼女戦記との対比はなかなか面白いものがあるだろう。あとはまぁ、芳佳ちゃんが本当にまっすぐな主人公なので見ていて悩まなくていいってのも大きいんじゃなかろうか。いつも通りにメンバーが揃って、どったんばったん大騒ぎするあの景色が戻ってくれば万全だろう。

 ところで、坂本少佐が引退を明示してるわけなんだが、ミーナさんもそろそろ危ないんじゃないかって気がしてるんだがどうなんだ? 今確認したらミーナさんとバルクホルンさんが同い年なのか……二十歳をすぎたら皆ババアで用済み。ウィッチの世界は本当に厳しいのだ。

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