最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「魔道祖師 前塵編」 5 ぶっちゃけ、なーんも分からん。やっぱりさ、人名が人名として認識できないのってハードル高いんだよな。 これも厳密には今期アニメではないらしい、ざっくり調べると中国での配信は2018年、そして「日本語字幕版」で去年放送があり、今回は「日本語吹き替え版」としてBS11で放送が開始したという、一から十まで全部中国産のアニメである。これまで「中国のアニメ」という触れ込みの作品はいくつか視聴していたが、純粋に中国で作ってたのってたしか「凹凸世界」だけじゃなかったかな。「霊剣山」も「悪偶」も作ってたのは日本だったはずだから。そうして「中国産」もだいぶ日本に入ってくるようになったわけだが、やっぱり「凹凸世界」の時と同じように、「色々違うもんだなー」という印象はありつつ、今作の場合は「かなり日本のアニメに寄せてきたな」という印象も同時にある。細かい技術論は全く分からないのだが、少なくとも「どこかしら日本のアニメの影響を受けたクリエイター」が作っているのは間違いないだろう。 そして、パッと浮かぶ「似たようなデザイン」はufotableあたりだ。映像に思い切り撮影効果を乗せる方向性が似てるのかな。カメラの動かし方なんかもどこか雰囲気が似ているし、主題歌がAimerだったのも関係あるかもしれん(つまり、完全に印象の話だ)。これはもちろん「日本のパクリやんけ」などという意味ではなく、中国のアニメが、ufotableを感じさせるくらいに完成度をあげているということ。映像部分に不自然な点はなく、描き込みの丁寧さは劇場クオリティといっても差し支えない。こういうのを見ていると、本当に日本もうかうかしてられないな、と思うわけである。 ただ、そうして作られた物に手が込んでいることは分かるのだが、いかんせんお話の方がなかなか頭に入ってこない。人名が認識できないというハードルもあるが、やっぱりベースにおいている世界観が擦り合わせられないんだろうなぁ……。不思議なもんだよね。日本人だって「昔の日本」を舞台にした創作はするけど、時代劇なんて多くは歴史フィクションになる。それに対し、中国で作られる「昔の中国」が舞台の作品って、やたら仙人とか呪術が転がってる気がするんだよね。歴史観の違いってあるのかなぁ。まぁ、日本人も陰陽師とか好きだけども。そうしてナチュラルに中華ファンタジーが展開する世界を、今度は我々が歩み寄って理解しに行かなければならない。そうして考えると、日本のアニメを見てくれてる中国の人って偉いなぁ。 1話目だけではまだ何も分からない状態だが、とりあえずこれこそアニメ国際比較のためには面白そうな題材である。せいぜい振りほどかれない程度に追いかけつつ、何か得られるものがあればよいな。
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