最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
人間のカルマを煮詰めたようなキャスティング、第4話。やめろ、このキャスティングは俺が死ぬ。 3話時点でもかなり良かったんだけど先週はまだ記事立て出来ない状態だったので改めて。いくつか良い点をピックアップしたいが、まず何と言っても作画の力点の置き方が良い。「作中ぜーんぶが超絶作画」とかいうトチ狂ったコストのかけ方ではない作品だと思うのだが、もちろん大きく崩れるようなパートは無いし、アクションシーンやクライマックスなど、きっちり見せるべきシーンでインパクトの大きい作画が映えるようにデザインされている。今回のコンテは「魔法使いの嫁」を監督してた長沼さんである。種さんつながり。 シナリオラインについても、1話目時点で「SF部分は割とおおらかに見守るべきだよなぁ」と思っていたわけだが、まぁ、そこはそれ。今回のお話だって、いきなりすごく都合のいい(都合の悪い)妹という存在が明かされて謎が解かれてしまうあたりは強引だし上手くもないのだが、ただそれが破綻しているかと言われればそんなこともないし、「そう言われちゃしょうがねぇや」くらいのもんである。そうして用意された「ちょっと都合が悪かったアクシデント」のディティールをあまり気にしなければ、最終的にはちゃんとヴィヴィたちが立ち向かおうとしている「AIの存在証明」への言及にもなっている。「使命」という言葉はいささか便利に使われすぎている気もするのだが、要するにこの世界のAIはロボット三原則など完全に無視できるし、人間同様に個性も感情も伴っているということの表れ。ただ、本当に野放図だとわざわざAIにする意味がなくなってしまう(人間どうしの争いでええやん、ってなる)ので、そこに「使命」というキーワードを設けて差別化を図ることで、作品テーマがブレないように舵を取っているわけだ。少なくとも現時点でのAIの立ち位置は「仮面ライダーゼロワン」の時よりもよっぽど理解できるものではあるだろう。 また、作中でもかなり執拗に「AIらしさ」を画で見せようとしているのが印象的。先週も効果的に使われていたのが「目」の演出で、彼女たちの目のアップが写るカットは、意図的にタッチを変えて「AIの異質さ」を際立たせるように描かれている。細やかなタッチでその無機質な構造が描かれると一瞬ドキッとするし、改めてAIたちの苦しさが浮き上がってくるかのようである。このデザインはラストまできっちり維持してほしいな。そうそう、それと「歌」という今作のもう1つの要素もそれなりにいい具合に機能しているんじゃなかろうか。最後に姉妹であの歌を歌うっていう締め方はなんとも切なくて、単なるアニメの客寄せ以上の効果をあげていると思える。 とまぁ、いろいろ褒めてきたが、最大のお気に入りポイントはやっぱりキャストだ。いや、そりゃだってさ、AI種さんの時点で割と楽しかったのに、そこに「人の皮を被った日笠」が現れたところまでが前回で、今回さらに「そんな日笠に恨みを持つ廃棄されたゆーみん」が現れるんだよ? 全員血縁(?)だよ? 種﨑・日笠・内山。もう、この3人がいればどんな世界だって創造できるし、破壊もできるんだよ。特に今回はゆーみんの感情の乗せ方がもう本当にゆーみんで……。いやぁ、幸せ。ちなみに次回予告を見る限りでは次のゲストキャラはあけこだな。またさらなるタマの取り合いやでぇ……。
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