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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 モダホラ! その素敵なタイトルが俺を行動させたッ!! いいよね、モダホラ……。ほんと、1作目の訳のわからないお祭り感は好きだった。そして案の定禁止カードをバシバシ出しちゃうやらかし具合も……構築とは縁のない私みたいな人間には楽しかったよ。今回はめでたく第2弾ということで何か書きたいとは思ったのだが……。
 紙のドラフトができなくなって早1年が経過。アリーナで提供されないモダホラは残念ながら私はプレイできないのである。「じゃぁ、流石にスポイラいちいち書くのもなぁ……」ってんでしょんぼり気味。そこで、今回は全カードを網羅するフルスポイラ形式ではなく、発表された中から気になるカードを適当にかいつまんでいじる形式でのチェックにしてみた。どうせモダンなんて強さが分からんし、これくらいの接し方が一番無理がなくてよいのではなかろうか。もし、私がチェック漏れしてて「こんな面白いネタもあるよ」ということにお気づきの方は是非教えて欲しい。まぁ、懐古セットという性質もある都合上、人によって刺さるポイントは違ってくるとは思うんだけどね。

 


 ちなみに現時点で勝手に「2色の組み合わせ・10のアーキタイプ」といういつものパターンだという前提で見ていくと、今回のアーキタイプは以下のようになっている(上にある奴ほど確度が高い)。
黒白・リアニメイト
黒赤・マッドネス
緑白・+1/+1カウンター
黒緑・リス(ここまではマローが言及してるので確定)
赤白・接合(アーティファクトクリーチャー)
白青・金属術?(ここもアーティファクトがらみ)
赤緑・待機&ストーム?
青緑・?(調査とかトークン?)
青黒・?
青赤・?

 

 


晩餐への遅刻/Late to Dinner
 「蘇生」に食物トークンを1個加えた呪文。効果としてはそれだけなんだけど、とにかくカードイラストとフレーバーが良い。象のおじいちゃん、幽霊になっても習慣だったお友達とのご飯にはちゃんと出席してくれてるっていう。どこの次元のお話なのかなぁ。調度品のイメージはイニストラードだけど、あそこにロウクスとかロクソドンいねぇしなぁ。

 

 


時空からの退去/Out of Time
 一応3マナの全体除去。消失メカニズムを使って時間制限を設けているのが新しいところで、消しとばした餌食の数だけその期間が長くなる。数を頼みにする相手には激烈に効くという、ラスゴの性質をとことんまで突き詰めたようなカードである。使えるかどうかは分からんが、こうして平然とモダンレベルでフェイズアウトって言葉が使えてるのを見ると、本当にテフェの野郎のやったことの意味はでかいな。
 
 
セラの使者/Serra’s Emissary
 お馬鹿神話天使。ふと、天使好きだった朋友は元気してるんだろうかと思い出したりする。いや、別に連絡取れるだろうけども(何故か取らない)。
 
 
永久のドラゴン/Timeless Dragon
 「へー、エタドラさん、再録かー」って思ってよく見たら違うクリーチャーだった。かつて熱を上げたトップレアが、こうして臆面もなく強化されて戻ってくると時代の流れを感じざるを得ない。しかしこれはうまい翻案だなぁ……「永遠のドラゴン」に「永遠」能力を組み合わせるって、誰がそんなうまいことを……。
 
 
激しい叱責/Dress Down
 「謙虚」を青っぽく翻案した、エンチャントだけど事実上キャントリップなインスタントみたいなカード。例によって「オパール色の輝き」と一緒に戦場にあるとジャッジ泣かせな1枚。ちなみにカード名の「Dress down」は「カジュアルな服装をする」という意味と「厳しくしかる」という2つの意味を持つイディオムの掛詞。イラストを見るとどうやら衣装の方の意味が大きいようだ。

 


 
正気破砕/Fractured Sanity
 使いたい(ディミーア並みの感想)。カード名やマナコストなどのデザインからなんとなく「正気の削り落とし」がモチーフなんじゃないかという気がする。色拘束がきついので同じデッキに同居できますよ!
 
 
霊光の流れ者/Ghost-Lit Drifter
 魂力! 魂力じゃないか!! クソマイナーなので知らない若い衆も多いんじゃなかろうか。「神河救済」でのみ登場したキーワード能力が魂力。そんな魂力を持つカードの中でアンコモンにあったのが「霊光/Ghost-Lit」の名を関する5色サイクルのクリーチャーで、全て起動型能力と、ほぼ同型の魂力能力を合わせ持つスピリットというデザインだった。まさか時代を超えて、こんなところでその新作に出会うとは……。ちなみに当時はスピリットを墓地から回収しまくれる「転生」能力と同時に存在したので、繰り返し使えるインスタントとしても重宝していた。今回は……まぁ、うまくいけばフィニッシャー。
 
 
幻影の戦慄大口/Phantasmal Dreadmaw
 僕らのアイドル「巨大な戦慄大口」が幽霊になって帰ってきたよ! イラストの構図もそこそこ再現されてるし、何よりフレーバーにはあの「風雲船長ラネリー」のお言葉が。ちなみに「イクサランの相克」で「戦慄大口」再録された際にラネリーが送っていたフレーバーテキストは「あれが生涯で出会った最も恐ろしいものだったころを覚えてる?」というもの。今回は……シャレが効いている。
 
 
いざ動け/Rise and Shine
 エルドレインでちょいフィーチャーされた、「動かすフェアリー」の持っていた能力を超過でお届け。2マナのソーサリーなので「アーティファクトの魂込め」の翻案と見ることもできるだろう。特定デッキではキーカードになりそうだが、「屋敷の踊り」とどちらを優先すべきだろうか。ちなみに「Rise and Shine」は「朝だぞ! 起きろ!」といった意味の言葉。いかにもエルドレインらしいイラストが楽しいね。

 


リシャーダの荷運び/Rishadan Dockhand
 誰もが皆驚いた衝撃の事実。そう、あの伝説の最強カード「リシャーダの港」で土地がタップできるのは、こいつらが働いていたおかげだった!!! ……というネタ。個人的にはメルカディア次元の雰囲気が好きだったので、こうして改めてカード化されるだけでちょっと嬉しい。クリーチャーになったことで評価がどうなるかも気になるが、マーフォークデッキで使えないもんかね。

 

 


緻密/Subtlety
 やべぇ匂いのする想起持ちのインカーネーション。想起コストを考えるとそこそこウィルの領域。普通に4マナで出しても充分強い。コントロールデッキのカウンターの選択肢はどんどん増えるよ。

 

 


待機/Suspend
 なんと、待機能力を与える、そのものずばり「待機」が登場。こうしてキーワード能力名がそのままカード化されるの、すごく久しぶりな気がする。もしかして「絆魂」以来じゃない? その後に何かあったっけ?
 
 
不可思議/Wonder
 懐かしすなぁ……。確認したらエターナルマスターズなんかでの再録はあったが、これでモダン環境に初参入とか。いや、使われるかどうかは知らんけど。マッドネス連中を呼んでこい!(こなくていいです)
 
 
骨の破片/Bone Shards
 「骨の粉砕/Bone Splinters」のモダンらしいアップグレード版で、コストの選択肢が増えてPWも落とせるようになった。個人的にニヤリとさせられたのは、このカードのフレーバーがアラーラのグリクシス次元が舞台で、鳥形種族のカターリについて触れているところ。モチーフになった「骨の粉砕」もアラーラで作られて、カターリが串刺しになったイラストが目印だったんですよ。
 
 



悲嘆/Grief
 なんか今回の想起カード、エグいな……。ちなみにこちらのインカーネーションは、想起で使うとかつての名作カード「暴露」と完全に同じ動きになるのがポイント。
 
 
戦慄の朗詠者、トーラック/Tourach, Dread Cantor
 超昔のお話は知らんが、さすがにトーラックさんの名前は皆さんご存知のはず。多分、私と同じで、彼のために歌った歌の方しか知らない人がほとんどなんじゃなかろうか。詳しくはググれ。賛歌を奏でるには当然追加コストが必要だが、黒マナ2つはまさにそのまんま。きっちり手札捨て捨てマンのイメージを維持したまま強いカードになっているのはお見事。でも、よく見ると何故か短パン。
 
 
トーラックの賛美歌/Tourach’s Canticle
 いやお前も歌うんかい! 本当にハンデス大好きおじさんである。効果としては「呆然」の強くなった版。というか「トーラックへの賛歌」の強くなった版。まぁ、4マナだしなぁ。フレーバーを読むと、もともとこの歌があって、後に彼を讃える歌になったとのこと。カバーバージョンの方が評判がいいって、トーラックさん涙目じゃん。
 
 
死の国の隠遁者/Underworld Hermit
 この度、マローの執念でなんと「リス」が一線級のアーキタイプとしてデザインされているという。こちらのカードはそんなリストークンを産むカードだが、名前からしてかの「錯乱した隠遁者」がモチーフなのは間違いない。ただ、よく見るとこいつ自身はテーロスの農民。そして「信心で1/1トークンを出すよ」というデザインなので、実はほぼ「ヘリオッドの福音者」の焼き直しなのである。出てくるトークンをリスにするだけでイメージが変わるというのはなんとも面白い現象だ。
 
 
若き屍術師/Young Necromancer
 どう見てもリリアナのコスプレしてるファンなんだよな……。
 
 
総帥の招集/Patriarch’s Bidding
 きゃー! ビディング! 例によってオンスロートのカードだから超懐かしい……。ちなみに当時はめっちゃ期待してて「超強いやん」って思ってたのに、特に構築レベルで目立った活躍があった記憶はない。カード名の「総帥」って、当時オタリアを牛耳ってた「陰謀団の総帥」のことだったはずなのだが、レジェンドのくせに一般名詞で呼ばれてしまった弊害か、今回はイラストが全然関係ないイニストラードの狼男になってしまった……総帥カムバーック!

 

 


スカージの使い魔/Skirge Familiar
 こんなものも再録! しかも新しくクリーチャータイプ「ファイレクシアン」を手に入れたぞ! さぁ、早くヨーグモスと取り引きを!

 

 


火炎舌の一年仔/Flametonge Yearling
 なんとまぁ、あの「火炎舌のカヴー」にも小さい頃があったんですねー。イラストも元祖バージョンに合わせてあるが、頭身が定まらないので、なんか「進撃の巨人」のキモい巨人みたいになっとる。幼少期とはいうものの、子供の成長可能性は無限大。場合によっては親をも超える。面白いバランスだけどモダンレベルではなくね?

 

 


明日の瞥見/Glimpse of Tomorrow
 なんと、自分だけ「歪んだ世界」。当時ワープワールドの大ファンだった私としては注目したい1枚だが、相手をいじれないのと、待機で融通が効かないのがやや不満。使い方は当時と一緒で、トークンなんかでとにかくパーマネントを水増ししてホームランを狙え。

 

 


スコフォスの肉裂き/Skophos Reaver
 これ、日本語版だと何の変哲も無いカードなのだが、英語版だとフレーバーテキストの主張があまりにでかい。何ともマッドネス。

 

 


拡散する暴動/Sprending Insurrection
 激烈8マナ呪文の「暴動」になる……かもしれない呪文。イラストも完全に本歌取りになってるが、次元をイクサランに改題したもんだから後ろにいたモブが恐竜になってるのがシュールである。ちなみに元のフレーバーでは溶岩使いのマトックさん(いわゆる「渋面の溶岩使い」である)が「やつらだって一度くらい勝ってる側につきたいと思っただろうさ」と今回と同じことを言っている。

 

 


偶然の出会い/Chance Encounter
 何でこんなカードが再録???!! さすがにお遊びだよなぁ……。ちなみに過去にはどんな製品にも再録されてないようなので、オデッセイ以来、20年目にして初の再録。やったぜ!

 

 


ゴブリンの砲撃/Goblin Bmberdment
 この再録は意味がわかるわ。何かのコンボの温床になりそう。

 

 


前駆軟泥、エーヴ/Aeve, Progenitor Ooze
 史上初、クリーチャーカードにストーム。しかも伝説。コピーの定義が最近整備されたおかげで実現した組み合わせだ。わけが分からんがウーズっぽさがちゃんと出せてるのがすげぇな。ちなみに、コピーは順次唱えられて1つずつ解決していくので、出てくるウーズは全部サイズが違う(コピーじゃないカードが一番でかくなる)。

 

 


リスの将軍、サワギバ/Chatterfang, Squirrel General
 伝説のリスってなんやねん、って突っ込もうと思ったのに、すでにどこぞの次元で先を越されていた。そして「サワギバってどこの国の言葉のニュアンスだよ」って思って英語見たら「Chatter(騒ぐ)」と「fang(牙)」でサワギバっていう日本語翻訳チームの超訳だった。こういうのも久しぶりやな。

 

 


騒鳴の嵐/Chatterstorm
 立ち位置としては「巣穴からの総出」の半分バージョンってところだろうが、注目すべきはその名前。おそらく「粉砕の嵐/Shatterstorm」からのシャレだろう。考えてみりゃshatterstormは全然ストームじゃなかったのだから、こちらの方がよっぽど正しい(そういうことじゃない)。

 

 


下賤の教主/Ignoble Hierarch
 誰が見てもわかる通りに「貴族の教主/Noble Hierarch」の翻案。緑を起点に、貴族がバントカラー、下賤のゴブリンはジャンドカラーへ色を広げている。当然出身はアラーラということになるが、イラストを見る限りだと純正ジャンドじゃなくて衝合後のジャンドとナヤの合流点あたりかな。

 

 


翡翠の復讐者/Jade Avenger
 突然のブシドー!!! ……ちょっと待て、元の神河にカエル侍なんておらんかったぞ? 大蛇族が跋扈してる次元なんだぞ!?

 

 


リスの君主/Squirrel Sovereign
 あまりに堂々としたリスのロード。能力は普通だが、こいつのフレーバーを見れば日本語チームのリスの名付けの傾向が理解できる。モフモフだけやたら気になる。

 

 


森の頌歌/Sylvan Anthem
 まさに白から強奪した「栄光の頌歌」といったカード。ただ、厳密には色制限とコストを見れば「十字軍」の方が近いけどね。占術のおまけはいかにも現代風。
 
 
大嵐の咆哮、スラスタ/Thrasta, Tempest’s Roar
 なんやその雑な名前の新能力は。いっそこの「逆ストーム」みたいな能力にも名前つけてやればよかったのに。

 

 


新緑の命令/Verdant Command
 2マナでも「命令」サイクルは作れるんだ! ご丁寧に元祖「命令」サイクルのイラストに合わせて壺から呪文が飛び出してくるデザインもきちんと(リスっぽく)再現されている。まぁ、2マナなりの効果だ。

 

 


リスの群れ/Squirrel Mob
 いや、そりゃま、オデッセイからの20年越しの初再録はめでたいとは思うが……言うほどレアか?

 


アスモラノマルディカダイスティナカルダカール
Asmoranomardicadaistinaculdacar
 なんか、変な名前代表だったスラクジムンダールさんが完敗したのが悔しい……。思わずどういう人物なのか調べちまったが、詳しくはWiki参照。覚えてねぇよこんなやつ! 今回こいつ周りのカード(お料理関係)がたくさん作られているので、一部でカルトな人気があったようだ。
 
 
影の処刑者、ダッコン/Dakkon, Shadow Slayer
 よく知らなかったんですが、この人PWだったんですね。ちゃんと忠誠度が土地の枚数で変わるあたり、元カードへの敬意が伺える。相変わらずイラストでは剣の方ばっかりフィーチャーされとる。
 

 


片目のガース/Garth One-eye
 お前も誰やねん……。もう、ここまでくるとカードの複雑さとかいう以前の問題な気もするのだが……。どういうフレーバーなのよ?

 

 


暗号動物学者、ローニス/Lonis, Cryptozoologist
 クリーチャータイプを見ただけでどこの次元の何者なのか大体わかるのってすごいよね……。でも使ってるギミックはイニストラード発の調査だったりするのが自由。一応、調査は青緑の推しギミックだったので色合いはあっている。考えてみりゃ、現代ラヴニカ民って、少なくとも「他の次元があって、次元は渡れるもの」っていう事実を認識できてるはずなんだよね……。イゼットとシミックがその事実を認識してるって、怖くね?

 

 


ボトルのゴーレム/Bottle Golems
 みんな大好き「ボトルのノーム」の翻案。1マナ重くなった分パワーがあがってトランプルが加わり、さらに回復量も可変となった。+1/+1カウンターとかで恒常的に強化してやるといろんな意味で美味しい。ちなみに先輩であるノームのフレーバーテキストが「補強……それとも保養?/Reinforcements or refreshments?」だったので、今回はいいとこ取りのアピールで「Reinforcements and refreshments!」となっている。日本語だと本歌取りの感じが出てないのが残念。

 

 


石なる知識/Brainstone
 これは単なるギャグだろ。「渦巻く知識/Brainstorm」の効果を持つ置物である。流石に合計3マナは重いだろ。

 

 


ダイアモンドのライオン/Diamond Lion
 これもギャグだよなぁ。「ライオンの瞳のダイアモンド」の効果を持つライオン。これで一応モダンでも何かコンボが狙える……かなぁ。クリーチャーになったことで召喚酔いの影響を受けるようになってしまったからなぁ。

 

 


モノスケリオン/Monoskelion
 ギャグみたいなカードが続く。ついに登場した、「トリスケリオン」の1/3の効果を持つ、その名もモノスケリオン! ……まんまやんけ。一応「ギザギザ・バイスケリオン」を合わせれば1・2・3が揃ったことにはなる(バイスケリオンは微妙に仕様が異なるが)。次はどこかの次元にいるクアドリスケリオンを探すことになるのだろうな。一応、素のステータスの1/1があるので、6マナ4/4のトリスケさんに比べるとちょっとマナレシオは良い。しかし、3本足で安定してたトリスケさんに比べると不安定すぎるボディだな……。

 

 


ドラコの末裔/Scion of Draco
 みんな大好き「ドラコ」の落とし胤。パパと同じ軽減機能を持ち、なんと最安だと2マナで出すことができる上、さりげないサポート能力が味方に優しい。

 

 


家庭と故郷の剣/Sword of Hearth and Home
 前作「モダホラ1」からスタートした、友好色の剣シリーズ。前回が赤黒青白で、今回は白緑。緑の能力がシンプルに強いが、白の方はどうかしらね。単にリミテッドブレイカーなんだよなぁ。

 

 


トーモッドの墓所の番人/Tormod’s Cryptkeeper
 リシャーダの港に続く、実はこいつのお仕事だったシリーズ。今度は「トーモッドの墓所」の能力がそのままゴーレムに付与されている。ステータスも決して悪くはないのだが、元のカードが0マナだったこと、召喚酔いがあることを考えると、結局余計なお世話と言う気もする。まぁ、リミテのアーティファクト戦力として。

 

 


地獄料理書/The Underworld Cookbook
 件のめっちゃ名前が長い人の著作物。ここからカードを捨てれば筆者が出せるし、筆者を出せばこの本を直接注文することができるという、切っても切れない間柄。固有名なのに伝説じゃないのかよ、という意見もあるが、一応この本、2冊は売れてるらしい。

 

 


ズアーの宝珠/Zuran Orb
 こんなカードまでモダン入りか……。いや、何に使ったらいいかは分からんけども。

 

 


暗闇苔の橋/Darkmoss Bridge
 今回のセットは対抗色フェッチの再録だけでも経済性は文句なしだよな、と思っていたら、なんとコモンに新たな10枚サイクルが追加された。なんと、アーティファクトの2色タップインランドである。アーティファクト土地というだけで禁止になるくらいの危険性があるわけだが、今回はそれに加えて「アーティファクト破壊で壊されると面倒だからね」ってんで破壊不能まで追加。モダホラでレアリティを云々する意味もあまりないが、これでコモンってのもどうなのよ(まぁ、初代アーティファクト土地もコモンだったからね……)。

 

 


ウルザの物語/Urza’s Saga
 組み合わせればいいってもんじゃない。なんと土地で、英雄譚である。意味がわからない。しかもご丁寧にサブタイプに「ウルザの」がついてる。いらんやろ、それ別にいらんやろ。いや、でもこれがないと「Urza’s Saga」っていうカードタイプが実現しないからね。過去に「カード名がエキスパンション名と同じ」という例はいくつか存在するが、「エキスパンション名とカード名とカードタイプが全部同じ」というのは当然史上初。実用性がどうこういう前に、単にそれがやりたかっただけなのでは。いや、でも普通に強いか?

 

 


陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers
 これも初再録なのかぁ。おめぇ、最初アンコモンだったじゃん。いつのまに神話なんて手の届かない存在に……当時はドラフトで溢れるほど出ててゴミ箱にポイしまくってたのに……(今見たらトリム平均で5000円超えてて絶望してる)。

 

 


ミシュラの工廠/Mishra’s Factory
 お兄ちゃんに負けちゃいられねぇ、ってんでミシュラの代表的なカードがついにモダンで再録。時代は感じさせるが、使い方次第では今でも一線に出られそうな風格である。

 

 

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