最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「ましろのおと」 5→5 江戸っ子のはずの本田貴子あたりの津軽弁が意外にそれっぽく聞こえるの、やっぱり声優の腕前ってことなんでしょうかね? ベタベタと粘りつくような津軽弁アニメ。その部分を聞いているだけでもだいぶ特徴的なので面白いといえば面白いのだが、余計な神経を使うので会話が頭に入って来にくいなんてデメリットもある(お前の匙加減次第やんけ、と言われれば返す言葉はない)。本当のことをいうなら津軽弁アニメじゃなくて三味線アニメなわけだが、はてさて、三味線の音ってのが。 正直、私のような残念な感覚の持ち主には、三味線の音の良し悪しがよく分からんかった、というのが一番のネック。物語の中心にあるのは「音」のお話で、どんな心で三味線を叩くのか、「松吾郎の音」とやらをどんな意志で受け継いでいくのか、というのが常にテーマになっている。しかし、それを表現する三味線の音について、ぶっちゃけあんまり違いが分からんのだ。団体競技になった時の合奏ならまだ音の厚みが出る分「迫力があるかもしれないなぁ」くらいの感覚はあるのだが、ソロになっちゃうと「明らかに下手くそっぽい人の音」は判別できても、それ以上の面々になると「みんな上手だよね。そんで三味線って大体こんな感じの音だよね」で理解が止まってしまう。これは純粋に私の音楽センスが壊滅しているからなのか、それともアニメの中では限界があるのか。 私としては、もちろん我が身が可愛いので後者であってほしいと思うわけだが、そうじゃない場合は単に私にセンスがなくてこのアニメで表現しようとしたものをさっぱり拾えていないというだけの話。ただ、やはり贔屓目に見ずとも、三味線の音ってのはシンプルなだけにアニメの画を乗せて、説得力を持つまでに音楽表現を高めるのは難しかったんじゃなかろうか。残念ながら今作の作画はそこまで飛び抜けたものではないし、当たり前の話、三味線の演奏中は演者が飛び回ったりするわけじゃないので画面は地味である。もちろん、その他の音楽アニメ同様、そこにはイメージ映像を重ねたりして「画的な見どころ」を付け加えていくわけだが、その部分に「今作ならでは」と言えるほどの爆発力はなかったかなぁ。個人的には大絶賛した「この音とまれ!」の場合、もう箏の音で全然違うように聞こえていたし、コンクールなどの演奏表現も見事だった。そして、「部活もの」としての練度もあちらの方が高く、今作は主人公・雪の心中がどうにも計りにくいこともあり、青春ものとしても今ひとつ響いて来なかった感がある。単純に、人としてムカつく要素が多いやつなんだよな。最後まですっきりできなかったしな。 まぁ、話はここで終わるわけではないし、たっぷり1クールの間、いろんな三味線が楽しめたのは事実である。多分今後音楽アニメの話をする時の優先順位は「ユーフォ」→「音とま」→「君嘘」が絶対に譲れないので、その次あたりに置いとくことになるんじゃなかろうか。いや待て、「ギヴン」も多分これより好きだな……。
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