○「ゲッターロボアーク」 ー
内田雄馬と内田直哉がバチバチで対話してるのちょっと面白い。いっそここに姉さんと内田夕夜も連れてこい。
正直、Not for meな作品である。改めて振り返ってみると意外なのだが、私の無駄に長い人生の中で、ゲッターロボという文化に触れたことが無い。マジで、ただの1度もだ。まぁ、世代じゃないんだから当たり前といえばそうなのかもしれないが、周りの人間を見ると、大抵は「スパロボ」関連で触れて諸々の知識を得ていたようである。私はそもそもガンダムあたりにも興味が薄く「ロボットがあまり好きじゃない男の子」なので、スパロボに触ったこともなく、畢竟ゲッターに触れる機会もない。ついでに言うなら永井豪文化にもあまり触れていないが、こちらはアニメを見ていると自然に摂取している部分があるか。
そんなわけで、まさかの人生初ゲッターとなるわけだが、これがまぁ、前提要素の多そうな作品である。この際なので自分ルールを破ってWikiに飛んで確認しにいったら、たくさん並ぶゲッター作品の中でも「最後の一本」とのことで、それってつまり前の作品の知識があってこその世界だろう。今まで人類がどうなってきたのかもよくわからないし、「ゲッター線」がなんなのかも知らん。親父の名前を声高に宣言されても「誰やねんそれ」となるのでピンとこないことのオンパレードである。残念ながら今後の視聴のハードルはたかそうだ。
まぁ、知らないなりに漫然と画面を見ている分には悪くない部分もある。ギャグ漫画かと思えるようなくちゃっとしたデザインは時代を感じさせるためにわざと動画を荒くしている部分もあるのだろうし、いざ肝心のメカ戦闘になれば、ヌルヌルなモンスターに合わせてヌルヌル動くゲッターのモーションも案外しっくりくる気もする。スタッフは過去にも同様の作品を手がけてきた「ベテラン勢」のようなので、おそらく作品のファンのニーズを理解した上で製作してくれてはいるのじゃなかろうか。まぁ、全部推測でしかないけど。
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