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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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9月19日 ドラフト模様(MID×3)

ピック順 【Sangriter】→【Alessi】→【Chrolony】→【Mei】→【Tanaka】→【Logical】→【Thraxi】→

 

 諸君! 我々は帰ってきた!!!!

 最後のドラフト通信から早1年半。前回が2020年の3月21日って書いてあるから、マジでちょうど1年半。その間に数多の環境が我々の前を過ぎさり、惜しみつつも、主に「アリーナクソゲー」などと叫びながら日々を過ごしていた。しかし、そんなコンピューター頼みの年月を乗り越えて、帰ってきました紙のドラフト! リアルの対面!! 巻き起こる濃厚接触!!!(当イベントは政府の指導に基づき、感染対策に万全の注意を払いながら行われております)

 というわけで、この文面を書くのも1年半ぶりかぁ……俺、何書いてたんだったかなぁ……。残念ながら、今日からまた新しいドラフトの歴史が始まるというわけではない突発イベント。たまたま声をかけてもらい、たまたま集まることが出来た面々。どのように集まったかはあまり詳しくは書かないが、久しぶりのドラフトで7人はキツいっていうのが正直な感想ですね! よりによって初体験の環境だったしね! おじいちゃんが久しぶりにパックを開けての第一声が「カードの字ってこんなちっちゃかったっけ!?」だったのがワロタ。アリーナだと拡大表示が出来るからね……。あとピックの途中で言われた「サイドボードって概念があるんですよ」っていう衝撃の事実。……知ってたし。わかってたし。あれだろ、講義カード置いとくところだろ。

 さてもさても、久しぶりにピックに狂喜してみんなテンションが変だったので正直デッキのこととかあんまり覚えてないですよ。ガチでみんなして1年半以上の時を経てのリアル対面(中にはたまにつるんでた連中もいたみたいだが)。旧交を温めつつ、互いを蹴落とし合うドラフトのスタートだ。ただ、今回は会場の使用時間がリミットに達してしまったため、最後に数試合が行えず、順位が決定しない状態で解散してしまいました。そのため、一部の順位は不確定でお送りしております。

 

 




 

   AL TH SA TA ME LO CH

AL ー  ○  ×  ○  ×  ×  ×  2ー4ー0 5

TH ×  ー  ×  ×  ×  ×  ×  0ー6ー0 7

SA ○  ○  ー  ?  ×  ○  ○  4ー1ー1 ?

TA ×  ○  ?  ー  ×  ×  ×  1ー4ー1 6

ME ○  ○  ○  ○  ー  ×  ○  5ー1ー0 ?

LO ○  ○  ×  ○  ○  ー  ?  4ー1ー1 ?

CH ○  ○  ×  ○  ×  ?  ー  3ー2ー1 4

 

 

?位 【Sangriter】 白赤 <輝かしい聖戦士、エーデリン 天使火の覚醒 猟犬調教師>

 最終的に1位の可能性があったのは3名。誰をトップに持ってきてもよかったのだが、約1名「自分が1位だわー」とうるせぇ奴がいたのでそいつをトップにするのだけは避けて、あえてこのデッキを最初に持ってこようと思った。何がすごいって、そのレアリティである。1引き「エーデリン」からほぼ赤白に決め打ちの状態で、一番下の卓状況を見てもらうとわかるが、今回七人卓で白ユーザーは2人(その2人が上位)。かなりプールに余裕があった。加えて、やっぱり対抗色のデッキ構成ってなかなかイメージが湧かずに攻めにくかったこともあり、このボロスカラーはギミックとしてライバルがいなかったのは大きなアドバンテージ。もちろん当人だって最初からボロスにしようとは思ってなかったはずなのだが、2パック目では「天使火の覚醒」→「月の帳の執政」→「レム・カロラス」と漫画みたいなレアラッシュが発生し、1ミリも迷うことなくボロスに定めることが出来た。シナジーとか別にいらないんすよ。カードパワー叩きつけてればどうにかなるし。ことに「天使火の覚醒」の決定力は想像の埒外。あれはいかんでしょ。今回のセットがどれくらいアーキタイプ環境なのかは正直よく分かってないのだが、まだまだ経験値が浅いなら、こうしてレアリティでねじ伏せるのが一番手っ取り早いに決まっているのである。

 

 

?位 【Mei】 黒白 <ネファリアのグール呼び、ジャダー 墓地の侵入者 引きずり足のゾンビ>

 こちらも対抗色のデッキなんだよな。事前に「あいつ超強い」と話題になり、キュアブラックというわけのわからない二つ名をつけられてしまったかわいそうなジャダーさんからスタートし、さらに上から「日金の歩哨」→「忘却の儀式」というパスをもらったのでかなり早い段階でオルゾフカラーに固まっていたものと思われる。ピック表見たら「忘却の儀式」2枚あるんかい。そこからはおそらく白黒のアーキタイプにデザインされているであろう生贄ギミックに腐乱ゾンビや降霊クリーチャーが綺麗に絡む展開となり、各方面から嘘みたいなアドバンテージをつないでいた。なるほど、白黒の正解はここにあったのか……まぁ、俺が白黒を諦めたおかげでプールが増えたんだから、これはもう、俺が組んだみたいなもんやな。俺に感謝してください。

 

 

?位 【Logical】 緑青 <ドーンハルトの導師 影野獣の目撃 カエル声の写し身

 今気づいたけど、上位3人、全部対抗色やんけ……。え? そういう環境? うそぉ……。まだストリクスヘイヴンの魂が抜けてないのかも……。ただ、明らかに強さが見やすい上2つのデッキと比較すると、こちらのデッキの強みはちょっと見にくい気がする。何か強力なレアがあるわけでもなく、本当に丁寧にシミックカラーらしい盤面作りを徹底している。今回想像以上にうざかったのは「ドーンハルトの導師」で、1枚でパーマネント2つは単純アドになり、0/4というステータスがこの環境を象徴するかのよう。ピック前に話題になったことなのだが、この環境はなんか、これまでの感覚からすると「タフネスが1多い」クリーチャーがちょいちょいいる気がして、今日活躍したカードなら「ドーンハルトの導師」を始め、このデッキなら3/6の「溺墓の融合体」、そして黒いデッキの「戦墓の大群」あたり。赤の3点火力にそこまで信頼が置けないのよな(今日は赤の5点火力が全体で1枚しか出てないんよ)。そうしてとにかく肉に重点を置きながら、あとは「影野獣の目撃」「蟻の隆盛」といったトークン・フラッシュバックで盤面を圧迫していく。これまた「はぁ、これがシミックの正解かぁ」となんか納得できたよ。

 

 

(4)位 【Chrolony】 赤緑白 <ケッシグの自然主義者 不自然な月の出 粗暴な聖戦士

 ここからは優勝には絡めない面々。ただ、こちらは上位の戦績次第で3位以上になる可能性はあったので、一応便宜上の4位ということにしておく。最近あまりアリーナドラフトに触れていないらしく、イニストラードどころかフォーゴトンレルムもプレイしていなかったという隔世プレイヤー。今回は初見のイニストラードから1パック目に人狼のロードを選択してほぼ決め打ちの狼男デッキ。「狼男デッキ」が何をするデッキなのかがまだよく分からんのだが、今回の不幸をあげるなら、全く同様にして「よく分からんけど決め打ち」というので狼男に絞り込んだ奴が卓にもう1人いたことだろう。これによって肉の選択肢が減ってしまい、クリーチャー数に不安の残るデッキとなった。幸い、最後のパックで「粗暴な聖戦士」に出会ったのでタッチ白でこれを採用。デッキの形は保ったか。まぁ、考えてみりゃ3勝2敗で勝ち越してるんだから、戦績は悪くないんだよな。ほんと、今回のイニストラードはやろうと思ったら結構な頻度で昼夜がパタパタ出来るので忙しいけど新鮮。当然「唱えるつもりなかった呪文唱えてもうた!」というわかりやすい悲鳴も。

 

 

5位 【Alessi】 青緑 <心悪しき隠遁者 不思議な秘本 収穫祭の襲撃

 こちらシミックカラーは2人目なのだが、上で登場した肉メインのゴリゴリデッキとはかなり印象が違うのが面白い。中心に据えられているのは青の降霊ギミックで、ちょこちょこと死にながら、あわよくば「柳の霊」にカウンターを置きつつの再登場を狙う。実はトップのデッキと並んでレアの枚数が豊富なのだが、「心悪しき隠遁者」「記憶の氾濫」「バイパーの牙、サリス」「柳の霊」「収穫祭の襲撃」と、あんまり同じ方向を向いていないカードが多かったので単体で攻めきれるという雰囲気ではなかった。フライヤーが通っているうちはいいのだが、消耗戦で肉が削れた後は必死に「十三嗜好症」や「不思議な秘本」でカードを引き込むも、「これ、ライブラリアウトで負けるんじゃね?」なんてことにも。そうそう、俺が事前にプレイしてて悩んだ青のスピリットはこの感じなんよ。どこに勝ち手段置いていいか分からん感覚ね。もしかして、今回の環境ってかなり覚えゲー要素が強い玄人好みの世界なのか?

 

 

6位 【Tanaka】 黒赤 <牙刃の盗賊 偏執的な天文学者 冥府の掌握

 事前にアリーナ戦績報告会みたいなところではTier1っぽい顔をしてた赤黒吸血鬼が今回はこの位置に。カードはそこまで不足していた印象もないのだが、プレイヤーが完全環境初見だったこともあり、そこまではっきりと吸血鬼の押しのムーブをイメージできずにピックしてしまったのかもしれない。まぁ、改めてプールを見てもいわゆるダメージ誘発の能力がそこまで多くないような気もするしなぁ。序盤に吸血鬼に決め打てるほどの勇気も出なかったかも。その結果なのかどうか、デッキ内のクリーチャーは人狼なんかも結構いて、さらに生贄ギミックも含めて「今回の黒のできること博覧会」みたいな状態だった。それぞれのカードは決して悪くない動きだったと思うのだが、それが点から線にならないと勝ちきることが出来ないということなのだろうか。今にして思えば、最下位決定戦の時に最初やけに薄い30枚のデッキで挑んできたので、ゲームを開始して即ジャッジ呼んで反則処分にしてやればよかったな(Magicは紳士のゲームです)

 

 

7位 【Thraxi】 赤緑 <忘れられし大天使、リーサ 伝染病の狼 月の憤怒獣の切りつけ>

 というわけで、今回順位が間違いなく確定しているのはここです。僕です。最下位です。ただね、この結果はもう、ピック終わった時点で知ってた。なんなら2パック目終わったくらいで知ってた。「あ、この流れは無理だな」って思ってた。2パック目、1引きで「伝染病の狼」引いてる人間が勝てるわけないやろ。1引きの天使と殉教してもよかったのだが、なんかね、事前にアリーナで白黒やった時に「これ分からんぞ?」ってなっちゃった記憶が蘇ってきたのよね。2パック目でどうするか決めようと思ったら、まだ使ったことがなくて面白そうだと思ってた「不自然な月の出」が流れてきて、「よし、上家の指示にしたがってこっちに行こう」って思って、そこからはもう緑赤で決め打ち。人狼で何したらいいかも分かってないのに決め打ち。まぁ無理よね。そもそも上家だって多分「不自然な月の出」がシグナルになるなんて思ってねぇだろうしな(上家の1引き、緑なんだわ)。もしもタイムマシンが手に入ったなら、リーサを引いた直後に戻って、あのまま白黒に行ってたらどうなってたかが知りたいわ。あ、ちなみに全試合やって取れたセット数は1だけという地獄みたいな戦績だったんですが、途中から「昼!夜!昼!夜!」ってやるのがちょっと楽しくなってきてたので、正直あんまり悔しくなかったです。人狼デッキっていうか、多分「自分のターンにいかに呪文を唱えないようにするかデッキ」はちゃんと考えて組んだら面白いんじゃないかな。

 

 

 

今回のピック表

 

Sangriter】(白赤)→【Alessi】(青緑)→【Chrolony】(赤緑白)

                      

Thraxi】(赤緑)            【Mei】(黒白)

                      

Logical】(緑青)    ←          Tanaka】(黒赤)

 

 

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コメント
無題
久しぶりに絶対に仲良く無いであろう個性豊かな皆様のドラフト記事が読めて嬉しいです
今環境構築難しいですよね、レルムスと比べて全然勝てません
【2021/09/20 17:41】 NAME[NONAME] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
だからぁ! 仲良くなかったら1年半もブランク空けてわざわざ集まらないんだってばぁ! ……まぁ、マジでこの間一度たりとも声を聞いたことないやつとかもいたけども……。試合で負けた後にちょっと「マジで死ねオメェ」って思えるくらいの仲の良さですよ。そして、試合に負けるのは日常なので、常日頃から「マジで死ねオメェ」って思ってるよ。
【2021/09/20 20:26】


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