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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ふぁーーーーーーーーーーーーいてぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!! Roseliaファンのみなさん、お元気でしょうか。僕は元気です。いやー、言われて初めて気づいたけど、ほぼ2年ぶりの単独ライブってか……。長かったなぁ……まぁ、厳密には夏の「Einheit」はほぼ単独みたいなもんだったし、それ以外にもラウクレ2とか「The Bigining」とかの合同ライブはそれなりにあったのでそこまで凄絶な飢餓感があったわけではないのだが……いやぁ、でもやっぱり感慨深いのう。単独ライブでしかも2days。久しぶりに頭から尻まで純然たるRoselia空間での勝負ができる機会が巡ってきました。まだまだライブは制限もあり、現地は発声禁止、ライブビューイングに至っては発声に加えてスタンディングも禁止となかなか思うようにいかない状況ではあるが、少しずつ現場も良くなりつつあるはず。みんなして無発声ライブにもすっかり慣れて、ブレードとクラップだけでも色々とできるようにはなってきた(あと、地味に無発声だと家虎を一切気にしなくていいというメリットもあるかも)。まだまだ先の見えない状況下で、我らがRoseliaはいったいどんな姿をみせてくれるというのか。溜まりに溜まった情念の爆発を、しかとこの目で見届けようではないか。

 

 




 

 というわけで、例によって詳しいセトリとかは他所で調べてもらうとして、いやー、今回は初のコンセプトが尖ってましたね。何しろ「シングル曲から選出したセットリストでのイベント」ってのは事前に発表されていたわけで。つまりそれって、全曲メイン級で行くぞっていう必殺の宣言なわけですよ。まぁ、ロゼ曲はどこを引っこ抜いても必殺な可能性はあるのだが……それでもやっぱり、カロリーオーバー待った無し。「全員四番打者なら強いんじゃね」という読売巨人軍みたいなトンデモない発想である。そして、巨人は機能しなくても、セトリは機能する。

 数え方次第で若干の変動はあるが、現時点でRoseliaがリリースしたシングルの曲は22曲。その中から1回のライブでやれる曲は10曲ちょいくらいだろう、という計算で、いったい何が入るかを色々と考えた人も多いんじゃなかろうか。それこそ友希那さんがエゴサしちゃうくらいには多いのだろう(「丸山さんみたいなことするのね」)。かく言う私も会場に向かう途中であれこれ妄想していたが、ざっくりわかるのは「それでもLOUDERをかけてはいけない」というのが1つと、「最大の勝負は未だ未発の2曲、OperaUnionの2つ……絶対ブシロードのことだから、このうち1曲は出してくるに違いない」くらいは予想していた。その上で、この全員四番の打順をどう組みあげるかの勝負。そして結論から言えば……

 どの順番だろうと良いもんは良いじゃろがい!!!

 

○はじまりはいつも

 開幕の曲は誰もが分かっている。始まりの曲はいつだってBLACK SHOUT。まぁ、過去のオープニング楽曲というならONENESSやRあたりも候補たり得たが、やはり久しぶりの単独ライブならここで使わずにどこで使う、と言う話である。もうすっかり慣れているはずのブラシャなのに、聞くたびに微妙な変化が感じ取れるのは。今回は会場がいわゆるライブホールではなく、どちらかというとコンサートホールみたいな施設なので音の返りも普段とはちょっと違うのかもしれない。少なくともLV会場はその中の拾った音を届けられているわけだが、普段よりも各パートの音が独立して各々がはっきり聞こえたような気がした。あとコーラスの音のノリが今までより良かったですね。これはマイクの調整の結果だろうか。そんなわけで、ブラシャというと前科があるのでドキドキしちゃうくどはるソロパートはちゃんとこなせていて安心しました。

 

○メンバー楽曲ラッシュ

 名古屋弁と言いながら、実際は単にガラの悪い関西のねーちゃんが出てくるだけのパートを挟み、続けてデタミネ(緑)、陽だまりロードナイト(赤)、Ringing Bloom(白)とブレードの色が忙しく切り替わるメンバーモチーフの楽曲が立て続けに接続する。そうかぁ、これらの曲は全部シングル曲なのだな。デタミネを序盤に入れるとくどはるのスイッチの入り具合がわかりやすくて良いし、いつも通りの「紗夜!」の呼び声でちゃんと「降りてる」具合も確認できます。ロードナイトは決してテンションは落ちないのに調整を入れることができるミディアムな曲なのでブレードを振る腕にも優しい。ゆっきーの笑顔のクオリティがどんどん上がっていく様子を見守る真っ赤な会場。そして一転して引き締めるようなピアノの音色から真っ白に染めるRingin。やっぱこの曲の破壊力なーー。ほんと好きなんよ。これでシングルだとB面だもんなー。

 

○ブレードの色変えしなくていい流れ

 だってこれがA面だもんなー、というわけで「赤い」曲が続けて2本。どこに入ろうとその時点で頂点へと至るスターマイン。そしてそこから一切下がることなく、なんとこの中盤でFIRE BIRDを切ってきた。このセトリは危険すぎる……無発声で良かった……まぁ、腕振ってるだけでも割としんどかったけども。前述の通りにコーラスの音の入りが良かったおかげで、FIRE BIRDのラスサビ前が普段以上に輝いて聞こえました。いろんなカメラアングルが用意されているのもバンドリライブの楽しみの1つだが、今回はあのマスキングのお家芸である「フットペダル激写カメラ」でFIRE BIRDを刻むめぐちの技が見られたのは収穫。ちなみにこの日は何故か映像パートでもクロニクル版のFIRE BIRDが流れたためにまさかの「1日2焼き鳥」というとんでもねー構成に。

 

○幕間サービスゥ!

 今回は流石にキャラくずではなかったが、なんとリハの様子を本邦初公開という嬉しいサプライズ。企画もんもそれはそれで楽しいが、最近は流石に限界もあっただろうし、がっつりライブに絡む映像が見られるというのはファンにとってはたまらないサービスだ。あいあいがデラ狂い咲いている姿が見られるのはここだけ! 早く製品版でもう1回見られる日がきて欲しいもんである。あと、個人的になんか妙に感心しちゃったのは、あいあいがリハでの歌唱はまだ「相羽あいな」だったこと。振り付けとか歌い癖とか、やっぱり意識して友希那に寄せようとしないとあいあいの素がはっきり見える。普段は何気なくやっている本番での振り付けも「湊友希那」も、かなり意識的にキャラの「降霊」をやっているのだなぁ、というのが分かって面白かった。多分あいあいは放っておくとどんどん体が動いちゃうタイプだと思うので、友希那っぽさを出すためには拘束具的なものが必要で、それが「振り付け」なんだと思う。

 他にもやはりプロ目線で楽器の解説してくれる面々ってのは普段あまり見られない表情が出て良かったですね。音楽雑誌なんかではがっつり機材の説明をしてくれることも多いのだが、こうして実際に映像で見られる機会はあまりなかったので。ドラムの真ん中に星マークの落書きしてるつくしちゃんを想像したらちょっと笑ってしまった。

 

○そしてついに……

 休憩明けの一曲目。大事な大事な第2章の幕開けは……ついに、ついにッッッ!! きましたよ! Opera of the Wasteland!!! 発売から3年! 待ち続けたこの曲がついにステージ上で「ライブバージョン」として初お披露目された。確認したら、私もEwigkeitの時からず〜〜〜っと待っていたので、マジで3年以上。あこちゃ曰く、「最初は無理だったこの曲も、ついに演奏できるようになった」と。思い返せば、実はOperaが作られたタイミングってまだ初代Roseliaだったのよね……長かったのは事実だが、りんりん曰く「この5人で演奏できたことが嬉しい」。ついに、長きに渡る「宿題」を果たし、ここにRoseliaは新たな一歩を踏み出すに至る。そしてこの記念すべき演目に、ちゃんとNFOテイストの背景映像もつけてくれるスタッフの抜かりなさね……RPGRoseliaも可愛いのよ……是非あの映像がかかってる状態でじっくりまたOperaを見たい。明日もやるとは思うけど、カメラさんがどこまで映像抜いてくれるかだなー。

 正直言うとOperaがかかったイントロのところで私の涙腺が決壊してメソメソしてしまったんですが、そこから私のメンタルに追い討ちかけるように「軌跡」につなぐセトリ、人の心がない。なんかもう、この時代のRoseliaメモリーは本当に……「ここまできた時代」と「新しい時代」かぁ……。

 

○つながる未来

 Opera、軌跡、そして次の「R」。ここが、新生Roseliaの1つの節目なんですよね。なにせRといえばのんちゃんの推し曲ですし。Rの強みは、一曲目でぶち上げるのにも使えるし、どこに入れても確実にグッと流れを締めてくれるところ。多分圧倒的存在感を見せるベースラインのおかげでこの盤石の安定感があるのだと思うが……「軌跡」でボロボロになった私のメンタルも、リサ姉のベースの音色できっちり立て直す。一気に立ち上げ、友希那さんのロングトーンへつなぐこのパスが実に美しい。そうしてできた流れから現時点での最新シングルである「ZEAL of proud」に一気につなぐわけですよ。少しずつ高くなるブレードの勢いを見ながら「ZEALもいい曲に育ったなぁ」としみじみ。劇場版関連曲が一気にリリースしたせいでその前に出たZEALはともすると存在感が薄れてしまいそうだったのだが、そんな心配は無用だったわ。

 

○もう1つの頂

 新たな誕生を祝す歌は「Re:birth day」へと続き、そこから挑発するかのようにアンセムへ至り、全てをぶっ壊す地球割りへ。お行儀よくしてるだけじゃRoseliaではないのでね。そういえば、思い貸せばアンセムも最初に披露した時にはファルセットで歌ってたのよねぇ。もちろんイベントに合わせた歌い方してた可能性はあるのだが、そんなアンセムも今やふつーにセトリの一部に溶け込んでいるわけで……湊友希那の圧の強さよ。そういえば間のMCではまさかの「Roar Roaring!」から紗夜さんぶっ壊れに繋がっていたが、一瞬「スペシャルゲストの美竹蘭さんです!」を期待してしまったのは私だけじゃないはず。まぁ、流石に無理だったが……そうなのよねぇ、気づけばコラボ曲が3本も作られてしまったわけで、今後のバンドリプロジェクト総合大ライブが行われる場合は、美竹VS友希那のバチバチは確定事項なんですよ。映画だと、隣にくどはるがいたら絶対に「ちゅーしろちゅー!」ってガヤを入れるくらいの距離に迫ってやりあってた2人のバトル。……みたいわねぇ……佐倉VS相羽バージョンもみたいわねぇ……。

 とまぁ、そんなことを思いつつだが、そうして作り上げた「ファンの期待」ってのは裏切らずに乗り越えちゃうのがバンドリプロジェクトの恐ろしいところ。締めの一曲は……「“UNIONSRoad」!!! そう、出し惜しみはしないんですよ。今日きたお客さんには、今日の最良を。それがRoseliaライブなのです。ついに最後の切り札であるUnionも切り出された。こうして全てのピースが揃い、ついに「ライブ」の1つの到達点にたどり着いた。感無量のあいあいの涙が意味するのは、単に1つの曲が出来たということの喜びではなく、こうして全ての曲が、世界に届いたことへの感慨だろう。辛いことも悲しいこともあるけれど、そこを乗り越えた先の喜びを歌い、分かち合う。そのためのUNION。たかだかと掲げるその指の先に、頂点があるのだ。

 

○明日への一歩

 というわけで、もう我々の妄想していたことは全部やりきっちゃったんだけど……明日何するんだろ? とか心配になる前に、「アンコール何するんだろ」というもっと現実的な問題も。そして、そこは堂々と横紙破りをしますよ。「シングルで発表した曲しかやらない? すまん、ありゃ嘘だ」ってんでしれっと「Sprechchor」のフルバージョンをかけてくる奴。またそういうことするんだから……次のシングルの予告……ということでいいんでしょうかね。そして最後を締める曲はもう決まっている。改めて今回のライブタイトルを見ろ、っていう話でしたね。テーマは「宝石」。また1つ、新たな輝きに立ち会えたことに感謝。

オチ:ラストで花道まで出てっちゃって歌詞飛ばすあいあい。

 

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