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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 上と、上と、下と〜〜〜〜〜〜〜〜。どうも、2日目です。今日も今日とてみんなで愉快な音楽集団Roseliaの生態を追っていきたいと思います。2日目ということで昨日よりは触れるべき要素は当然少なくなるのだが、なんだろうね、とても良い意味で緊張がほぐれて、2日目の方が勢いが出る気がするんですよね。毎度言ってることだけど、あいあいって完全に場の空気で勝手に上がっていくタイプのスロースターターだと思っているので。その分、空気を捕まえた時の上がり方が尋常じゃないわけだけども。そうしてあいあいの調子を引き上げていく役割をメンバーががっつり果たしてくれるので、やっぱりバンドってのはチームワークだよなぁ、としみじみ思うのです。

 




 

 てなわけで今日も今日とてセトリなんぞいちいち書かないが……えっぐかったですね……昨日で覚悟を決めていた観客に向かって放り投げる2日目のセトリ。わかった上で全部やってるんだからタチの悪いことこの上ない……。演奏曲は大方の予想通りに入れ替えが2曲。いつも通りに入れ替えを最小限に抑えながら曲順をいじってくるわけだが、これがまぁ、随分と違うメッセージになるもので……セトリってのは面白いねぇ。

 

○昨日来た奴ら、おはよう!

 冒頭、いきなり「BRAVE JEWEL」からのスタート。そう、昨日のラス曲である。「宝石」をテーマにした今回のイベント、この曲を最後に演るか、最初に演るかで心持ちは全然違いますね。つまりは「どうせテンション下がってないだろうから昨日の続きやんぞオメェら!」ってなメッセージですよ。ウォームアップとかは特に考えないんですよ。まぁ、今回はアルゴナビスからオープニングアクトも出ていたので、いくらか客席があったまってる前提……かどうかは分かんないけども。

 そこからはデタミネ→陽だまり→Ringinと、ここは逆に昨日と全く同じで「キャラモチーフ曲ラッシュ」。これも「思ってる通りの流れがくる」という期待感を煽るための常套手段かもしれないですね。人はこうして安心できる要素を見つけると、そこですぐに「今日は昨日とそんなに変わらないだろ」と油断するわけですよ。思う壺ですよね。とはいえ、2回目なので多少落ち着いて観ることが出来たというのもまた事実か。デタミネの時の紗夜さんの仁王立ちはやっぱり存在感があるし、陽だまりでは一転して前3人がぴょんぴょんするのがご陽気すぎる。厳密にいえば絶対に湊友希那と氷川紗夜はあんなことしないと思うので解釈の不一致なのだが……そこに文句は無いのでなぁ……人類は皆格好いい女性3人がぴょんぴょんしているのを見て文句言うはずないよ。ちなみに陽だまりは特にゆっきーにくっつきすぎ問題が発生してしまう曲なわけだが、他曲ではあいあいがくどはるにちょっかい出しに行くことが多いのでそのバランス調整とも言える。2DRoseliaではリサゆき原理主義者の私ですが、3DRoseliaであいあいに合わせるのはやはりくどはるなので。どっちのニーズも満たせるトライアングルのバランスが大事。

 後ろだって忘れちゃいないですよ。Ringinの時にじっとりんりんを見守る友希那さんの慈愛に満ちた表情はいつも癒しです。曲が爆上げ曲なのでヘトヘトになってる状態での束の間の癒し。まぁ、その後ギターソロパートがあるので同じ視線でハラハラしながらくどはるを見守りにもいくんですが。昨日の時点で機材紹介ムービーがあったおかげで、各人の楽器の取り回しなんかもちょいちょい注目して見ちゃいますわね。

 

○どの技からでもガーキャンからのFIRE BIRDで人が死ぬ

 ここで曲順が入れ替わり、昨日は「赤」→「赤」の焼き尽くす2曲だった部分が「Re:birth day」→「FIRE BIRD」という流れに。昨日の感想ツイートを眺めていて見つけたのだが、「Re:birthは随分久しぶりに演奏するから嬉しかった」みたいな意見があり、そうかぁ、と気づかされる。こうして曲数が増えてくると、やっぱり推し曲がかかるかからない問題ってのは多くなってきちゃうのはしょうがないね。そして、「再誕」からの「火の鳥」というテーマ繋ぎでの中盤のクライマックスを構築。昨日は「赤い繋ぎだからこんだけ盛り上がったんやな」とか思っていたが、そうじゃねぇ、結局FIRE BIRDにたどり着くことで我々は悲しいまでに頂点の夢にたどり着いてしまうのである。今日もあこちゃのフットペダルドンドコが見られて嬉しかったです(昨日より尺長くなってたわ)。そして幕間に昨日流さなかった追加分の映像が入り、昨日宙ぶらりんだった「誰の語尾ににゃんがついていたのか」の解答編が放送された。まぁ、そうなるだろうとは思ってたけど……でもあれってさ、カード引く順番おかしくなってなかった? 直接対決になる前の段階でのんちゃんがめぐちからカード引いて上がってたわけで、次の手番は「めぐちがあいあいの残り1枚の手札を引く」だったはずなのだが……でも、そうはしないで最終決戦の場に持ち込むことが約束されたRoseliaの型なので致し方なし。そして、何故か「にゃん」だったはずがミナミの帝王みたいになってしまうのもしょうがないのだ……。やっぱさ、前3人に関西勢並べてる布陣が全ての原因よね。

 

○後半戦の破壊力

 休憩を挟んだ後半戦は、この2日間のライブの集大成とも言える部分なのでボルテージもMAXになるところ。その1発目に持ってきたのがUNIONだったのは「やられた」と思った構築。昨日のあいあいの涙がフラッシュバックしたものの、このタイミングだったら泣き虫あいあいだってこの曲の晴れがましい希望のパートのみを歌い上げることができる。「5人」と「1つ」と。その繋がりを示すためにみんなして指が動くのである。今後は、是非ともこの曲も定番として要所で活躍する曲になってほしいですね。

 そしてついに今日1発目の変更曲として「Neo-Aspect」が入ってくる。やはりRoselia史をたどるこのライブにおいて、この曲を外すわけにもいかないだろう。昨日描いた「軌跡→R」というヒストリーとはまた違った側面での「Roseliaの第2章」だったのだから。そしてそこからのZEALなんですけど……2日目に至って印象が1番変わったのがこの曲かも。なんかもうね、各パートの音色が全部強いのよ。特に辛抱たまらんかったのはベース音でしょうか。間奏の入り部分のベースがあまりに変態的で強い。衣装チェンジしたリサ姉がセクシーすぎるというのもあるが、純白で可憐な衣装を纏った乙女がさ、思い切り腰を据えてベースに叩きつけるような演奏を見せるんだぜ。鳥肌もんですよ。この曲の竿隊のパワーはいかにも「最新曲」っぽいかもしれん。多分他のパートもそれぞれにがっつり仕事が充溢してるんだろうな……。

 

○叙事詩と抒情詩

 そして休む間も無くスターマイン→アンセムっていう繋ぎ。バカじゃねぇの? もう、保つはずないじゃん、っていうテンションの限界突破。狂い咲きからの地球割り、湊友希那最強伝説の叙事詩か。ラップパートの凄みを効かせながらカメラ前に迫る姿は、もう女子高生・湊友希那ではなくミナミのレスラー・相羽あいななんだけども。バチバチに対決するための曲だからこれでいいのよね……是非とも、来年には本当に美竹蘭を迎えてRoaringしてほしいもんである。

 全てを出しきり、残された時間はあとわずか。そこから紡がれる「Sprechchor」は新たなRoseliaの姿を代表する一曲。そりゃアンセムとかに比べればテンポが落ち着いてるので聴きやすくなってるのは間違いないが、冷静に見れば高音パートの手数はやっぱり頭がおかしい曲である。まぁほら、作中では「Roseliaのメジャーデビューへの第一歩」っていう中身だから……。そして締めくくりに待ち構えていたのはやはりこの曲、「Opera of the wasteland」。今回のライブは、この曲の3年間を濯ぐためのイベントだったんじゃなかろうか。この世界観が3年間ブレずにバンドのイメージとして保持され続けてきたってのも、考えてみりゃすげぇことだよな……そして友希那さんのラストの射抜きポーズ、やっぱ格好いいな。センターでビシッと全てを締めてくれるからこその湊友希那。どっかの誰かが「シメるわよ」っていうのとはわけが違うのである。

 

○そして伝説は続く

 アンコールの入りがBLACK SHOUTだったことで、困惑した人もいるんじゃなかろうか。私は正直、今日の一曲目がBRAVE JEWELだった時点で「まるっと入れ替えてブラシャで締めかな」と思っていた。ラスト候補たるFIRE BIRDNeo-Aspect、(そしてOpera)あたりを全て使ってしまっており、まだ今回使われていない楽曲の中で、今回のイベントを締めるための曲が思いつかなかったからだ。「いや、でもLOUDERは使っちゃいけない……んだよなぁ……」と思って必死に脳内検索するも、やはりここに綺麗にはまる曲が出てこない。いったいどうなるかと思っていたら……なるほどね、あるじゃないですか、最後の最後に「LOUDER」が。というわけで、このライブは2021年の締めくくりではあるが、あいあい達が何度も繰り返していた通りに、来年へと続く新たな一歩である。ライブを巡る世情がどうなるかも分からないし、バンドリプロジェクト自体が今後どこへ行くのかだって定かではない。それでも、ただがむしゃらに次のステージを目指していくしかない。全国ツアーは難しいかもしれない。「ロゼフェス」なんて夢物語かもしれない。しかし、この作品はそうした夢を1つ1つ着実に現実のものにしているのだ。フューチャーワールドフェスに出場したRoseliaのように、3Dだって無限の可能性を常に現実にし続けてくれるだろう。「Song I am.」は、そんな強烈なメッセージでの幕引きなのだ。あっという間の2日間。本当にありがとう。5月は現地に行きたいぞ!!!!

 追伸:本当に客席との距離が近い会場だったので、白衣装を間近で見られた現地組に嫉妬。特にけしからん中島由貴界隈。

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