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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「リアデイルの大地にて」 4

 なろうアニメが終わるとどうなる? 知らんのか? 次のなろうアニメが始まる。悠久の円環を描き続けるこの世界、無間地獄に終わりはない。

 というわけで今期アニメもさっさとスタートするわけだが……確認したらこの作品自体はめっちゃ古参やんけ。Wikiによれば2010年にスタートしているということで、さらに確認したら「OVERLORD」と同期。そんな作品が今更発掘される事にどんな意味があるのか……と思ったが、一応商業ベースでは数年前から刊行がスタートしているという。アニメの放送に合わせての刊行なのか、それとも刊行されて人気があったからアニメ化なのか……もう、この世界の常識がよくわからねぇや。

 古参ということで特に奇をてらったような部分は無さそうなネイキッドなろうであるが、向かった先が異世界じゃなくてゲーム世界なのはまさに「OVERLORD」と同じ設定。オバロはモモンガ様がゲームからログアウト出来なくなっちゃっていたが、こちらは「入院患者がゲームやってたんだけど、生命維持が切れて死亡。その結果精神だけがゲームに」という、無駄に重たい設定になっている。まぁ、この辺りの「どうやって異世界に行くか」でそれなりに段階を踏んでくれているあたりはまだ丁寧だった時代ということなのだろう。転移後にやることは大して変わらんのだろうが、そこだけでもちょっとした時代性はあるのかも。ただ、チートキャラとして生まれ変わった先に何をやるかというのはまだ見えてこない。テイストとしてはどこぞのスライム倒しまくってた人が一番近いような気がするが、本当にギャグ一辺倒のスローライフになるとは考えにくいので、ここから巨悪と戦ったり……するんだろうか? やっぱり「転生後に何したらいいかよく分からん」という問題は抱えっぱなしな気がする。

 画はユルめ。まぁ、肩肘張らない作品ならそこは別にマイナス要因にはならなそうだが、やっぱり設定にどっか適当さが臭ってくるのが第一印象を下げている。例えば冒頭、「この街はもっと賑わっていたのではないか?」という主人公の問いに対し、宿屋の女将が「そりゃあんた、200年も前の話だよ」と応じているが、普通こんな反応になるか? 例えば現代日本で突然客から「そういえば、最近は参勤交代はしてないのか?」と聞かれたら、まずは正気を疑うところからスタートするだろう。「200年も前の話だよ」は自然な応答には見えない。挙句、「200年前まで栄えていたのかぁ」と納得したはずなのに、夜になったらふつーに食堂に客が溢れている。ということは、昼間の女将の応答として正しいのは「昼間はこんなもんだよ、夜は人がくるけど」になるはずだ。何故「200年前のことと勘違いしている」という理解が女将にあるのか。その辺の応答の適当さがすげぇ気になるのである。他にも、主人公が転移呪文のコードを一字一句忘れずに諳んじた次の会話では3人も作った子供の存在を忘れていたり、世界設定を理解しようと思った次の瞬間には足をすくわれる。こういう細かいところから、いちいち没入度ってのは変わってくると思うんだけどね。

 まぁ、こういう細かいところに目くじら立てると「おっさん乙」って言われそうなのだが……とりあえず「今井ことこの異世界冒険譚」だと思い込んでしばらく見守っていこうと思う。あの人も、転生したらこのくらいのユルいノリなんだろうなぁ……。

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