最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「そらのおとしものf」 6→6 安定の2期目。2期目となると色々とメリット・デメリットが出てくるものだが、この作品の場合も、大体予定通りの進行になったのではなかろうか。 まず、先にデメリットの方を挙げてしまうと、なんと言っても長く続けることによるマンネリ感。特にこの作品の場合、1期2話で最大級の「なんじゃそら」をやってしまっているため、それを乗り越えるほどのインパクトというのはほぼ不可能な状態。今期もエロ本祭りやなんかで頑張ってはいたものの、それが「1期を越えたな」という感想にまでは至らない。どうしようもないことではあるのだが、笑いがメインの作品にとって、この「視聴者の慣れ」というのはいかんともしがたい部分である。そして、実際今期はギャグ部分での押しがちょっと弱かったようにも思える。序盤のプロレスイベントなんかは馬鹿も加速していて面白かったし、毎話視聴している分にはそこまで不満が出るわけではないのだが、雪合戦の回やアップダウンクイズ、釣りイベントなんかは、馬鹿をやるにしてもちょっと捻りが足りず、「いつもの奴ね」というくらいの印象。智樹の馬鹿さ加減もそはらの恥辱っぷりも会長の腹黒さも、どこか全力で振り切れていない部分があったのは勿体ない部分か。 もちろん、そうした難点は、総数にして26話もやっている作品なら仕方ない部分もあるだろう。今回はシリアス面での縦糸のウェイトを重くしており、英四郎のシナプス探索に始まり、カオスの襲撃とアストレアの覚醒、そしてイカロスの自己言及など、ギャグを差し置いてやらなければいけない課題が多かった。そうしたテーマを真正面から扱った話数、具体的には8話と11話については、この作品の持ち味である丁寧な画作りが存分に活かされていたし、「シリアスよりギャグを見せろ!」なんて気分にもならなかったので、狙い通りのシリーズ構成にはなっていたのではなかろうか。 総じて見ると、今回は人間サイドの活躍部分が薄く、智樹もそこまでキャラが前面に押し出されていなかったし、そはらはすっかり4番手ヒロインくらいに降格、会長もメインとなって引っかき回すシーンは減った。代わりにメインとなってスポットが当たったのは4体ものエンジェロイドで、特にニンフについては、シリーズを通してその懊悩が丁寧に描かれていたし、クライマックスの覚醒シーンは胸を打つものになっていた。新キャラクターのアストレアも、初登場から造反までの変化が面白く、鎖を引きちぎるシーンの盛り上がりは充分。カオスは登場シーンが少なかった割には、敵キャラとしての存在感が充分に発揮されていた。この3人については、文句無しのシリーズだったといえる。唯一、この作品の象徴たるイカロスについては、多少ストーリー進行のゴタゴタでわだかまりの残る結果となってしまっているが、それでも彼女特有の愛らしさはそこかしこで発揮していたし、「次につなげる」期待も持てるだけの描写はされていた。こうしてエンジェロイドたちの活躍を見ていく上では、この作品はやはりよくできていた。 そして、最後は当然中の人の話。何度も記事で触れているので確認するまでもないが、エンジェロイド4人の中の人、早見沙織・野水伊織・福原香織・豊崎愛生については評価が上がった。野水は1期のニンフでまだ不安な部分が見えていただけに、きっちり役を掴んできたことが分かるのが好印象。普段見せない顔を存分に見せてくれた豊崎についても、まだまだ引き出しがあることを示す好演だったのではなかろうか。あとはまぁ、やっぱり「ぱっぴーお疲れ様」と。この歳になってもまだまだ余裕で中学生男子が演じられるっていうのは、やっぱり才能だよなぁ。 さぁ、次は劇場版だ。……チケット買うのが恥ずかしい作品だな……フィルム商法とかされたらどうしよう!! PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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