最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ごきげんよう、僕です。さてお楽しみのミソロジー第2章でございます。昨年行われた初回は対バンという形式がしっかりハマり、予想以上に面白いイベントになったミソロジー。
さて、実はRoselia以外のチームのライブを見るのはかなり久しぶり。遡って見ると、なんとまさに昨年9月のミソロジーの1回目以来となる。その間にもこの2バンドはちょこちょこイベントをやっているはずなのだが、私はそれらを観られなかったり、観なかったりした。一応その意図を明確にしておくと、「あんまり多すぎると人生のいろんなもんを犠牲にしすぎる」という自衛の意識が一番大きい。ロゼ沼にハマり、そこから連なるようにRASにも飲み込まれた。昨年のミソロジーを見たら、そりゃモニカだって悪くないわけで、追いかけ始めたら本当にバンドリプロジェクトだけで1年が終わりかねない。そこで私は旗幟を鮮明にするため、「本気で追いかけるのはRoseliaだけ」と胸に定めた。それ以外のバンドとは程よい距離感でお付き合いしたいということだよ。まぁ、主にRASと。特にRASの場合、昨年あたりからガンガンライブをやるようになり、その回数もかなり増えている。昨年からの動きを確認すると「Be Light」でツアーをやっており、これを全部追いかけるだけでも4回だか5回分のライブということになり、流石にそんだけ見続けたらちょっと問題がありそうだな、ってんで、あえて「Be Light」に関してはスルーしたのである。おかげでこの度のイベントが9ヶ月ぶりの再会となり、久しぶりなだけに刺激もひとしお。まぁ、これくらいの頻度ならちょうどいいんじゃないかと思うわけですよ。多分9月の有明もRoseliaだけ現地参加で、他は様子見になるんじゃないでしょうかね(予定は未定)。
とかまぁ、予防線は張ってるわけですが……やっぱりライブは良いね。今回はLVだが、画面に映るのはつい1ヶ月前にその場にいたというコニファーフォレスト。一回でも現地に行ったことがあるとそれだけで見え方が違いますな。残念ながら今回は終日雨ということで、富士山を恫喝して晴れ間を生み出す湊友希那がいないと現地組もなかなか大変そうではあった。LVが程よいってのはそういう意味もある……のだが、やっぱRASのライブで声も出せなきゃ立つことも出来ず、手も振れないのはやはりキツいのだよね……明日のOVERKILLでOVERKILLされる予定もあるので、今日はRASの感想は控えめにしようと思うとります(予定は未定)。
○全ての始まりをヴァイオリンで 先月のRoseliaがまさかの「雨上がりの夢」スタートという意外性の塊のような幕開けだったことから、どうにもバンドリプロジェクトは度肝を抜くオープニングにこだわり出したようである。今回初っ端を飾ったのは、なんと単身舞台上に姿を表した八潮瑠唯。静まり返った会場を彼女のヴァイオリンの音色が鋭く切り裂き、雨に濡れるこの日のイベントが幕を開けた。なるほどモニカの最大の華であるこのヴァイオリンが全てを牽引するのは至極当然の姿か。そこからメンバー全員がステージ上に揃い、おなじみ「ブルームブルーム」からの幕開けである。 正直、未だ私は進藤あまねの歌唱力に対してはさほど認めていないので(まぁ、比較対象となる他バンドボーカルが強すぎるのだが)、冒頭は割とハラハラしながら見守ることになる。「ハーモニー・デイ」へ接続してもモニカ曲というのはそこまで一気に上げに行くようなものでもないので、少しずつ調音しながら、メンバーの様子を伺いつつのステージング。客席が土砂降りの雨であり、どんだけ気遣ってコール&レスポンスを作っていけばいいかってのも悩ましいところだったんじゃなかろうか。 しかしMCを一回挟んで「Secret Dawn」に入るあたりで少しずつ進藤あまねの図太い神経にエンジンがかかっていったように見える。本当にこの若者は舞台上での度胸が座っているというか、多少音が出にくかったり、舞台の前後で調整に手間取ったりしても、それを引きずってトラブったりはしない。常に自分に出来る100%を目指してただ闇雲に突き進むだけ。爽やかな「光の空」をモチーフとしたこの曲は雨に濡れるこの日の会場には全くそぐわないものだったはずだが、倉田ましろの作る世界が少しずつ広がり、いつしかガルパシナリオへの没入を果たす。「ゆびきりげんまん」のところの小指のサイン、どう見てもRoseliaでしかないはずなんだけど、友希那さんの小指とましろちゃんの小指では意味が全然違うのが面白いよね。 引き続き歌い慣れた「金色へのプレリュード」ではステージのライティングも黄金色に光り、もうこの辺りで客席の雨は気にならなくなっていた(少なくともビューイングからはね)。オリジナル楽曲を繋いで訪れた1つ目の山場は、新曲「One step at a time」だろう。こちらの楽曲はこれまでのモニカの曲の中では一番賑やかで、オーディエンスとのクラップでの掛け合いが見どころ。ようやくモニカにも客席との連携が密に取れる楽曲ができたし、それを取り仕切るだけの余裕も出てきたのかなぁ、という感じ。新曲を見せてやれるっていう喜びがメンバー全員から伝わってくるのが良いね。 そして、1つ目のシナリオ的山場が「One step」だったとするなら、ここからの流れは今日のライブ全体での山場と言えるんじゃなかろうか。打って変わって「unravel」「V.I.P.」「Nevereverland」とカバー曲ラッシュとなるのだが、透子のMCによれば「新しい、本気のモニカを見せてやる」とのこと。そう、今回のイベントはあくまでも対バン。ステージ裏ではあのRASが控えており、お行儀のよいモニカを続けていては一飲みにされてしまう。モニカだってガールズ「バンド」なのだから、その本気をここいらで見せつけてやらにゃならん。ぶっちゃけ、「unravel」に関してはガルパでリリースした時点で「何もこんな難しい曲に挑戦せんでも……」と思っていたし、実際に歌唱部分については物足りなさもあるのだが、見どころはむしろそんなましろを支える楽隊の方である。特に「時雨の曲で頑張ってギターを弾いてください」と言われた(であろう)桐ヶ谷透子。彼女のギターがまさに魂の籠ったもの。途中でソロを入れてもらえた広町ベースとの重なりもあり、今回の竿隊は実にアツい。続く「V.I.P.」では各人がそれぞれに小さなお立ち台に上がっての演奏。雨に濡れたお立ち台はすべりゃしないかとはらはらもんだが、より目立つ位置に立つ透子は本当に強いし、凛と立つ八潮瑠唯は一幅の絵画のようである。 そんなメンバーに負けてはならぬとばかりに「Nevereverland」ではましろのボーカルにもいよいよ熱がこもり、叫ぶようなドラム、ほとばしるヴァイオリンと抜きつ抜かれつのデッドヒート。こいつらも立派なバンドリプロジェクトのファイターなのだと確認できるのである。熱気を一気に空中へと発散させ、「fly with the night」で締めへの用意をし、最後に決めるはやはりこの曲、「flame of hope」である。冒頭ではゲーム画面から飛び出した透子と瑠唯がバチバチの対決を行い、少年漫画のような構図で互いを挑発し合う2人から一気に「対バン」曲へとなだれ込む。そう、確かに去年のミソロジーでも演奏されたこの曲はモニカに貴重な「対決」曲ではあるが、その根底はチーム内での切磋琢磨、透子と瑠唯という問題児2人に端を発したものだったのだ。こうしてきちんとゲーム内シナリオのフレーバーに着地させられているのを見ると、やっぱりバンドリプロジェクトってのは面白いなぁ、と改めて感心させられるのである。
○ずっとRASのターン 幕間は今回ソフトのCMが挟まっただけで終わり、その中でまさかのヘルヘルが流れてしまったために今回本編では扱われないような気がしてちょっと残念。でもまー、RASの弾数なんていくらでもあるしな……。 ってことで、毎度のことながら人を人とも思わない鬼のようなセトリ。こいつらほんとにこれをノンストップでやり続けるから恐ろしいんだよ。冒頭一発目は「mind of Prominence」。これだけでも人は殺せると思うのだが、そこから自己紹介を挟む段になり、なんとその紹介文言がいつの間にやら「キャラ名 as キャスト名」の形に。後のチェルさんのインタビューによると1つ前の「Repaint」のイベントからそのような形になったらしいのだが、ついにRASも新たな次元へ突入したということか。頑なに「キャラ」を維持する(?)Roselia・Morfonicaと扱いが違うのは、RASの場合はほとんど演奏中にMCが入らず、キャラが云々という概念があまり問題にならない、というか、元々重ね合わせが強すぎたため、放っておいたら「キャラ」か「キャスト」のどちらか一方が出てこないままでイベントが終わりかねないからだろう。どこかのスチャラカ集団のように、キャラのフリしてて自然に中の人が滲み出てくるチームとは違うのである。だからこそ、ステージ上にいるのはチュチュであって紡木吏佐でもある。そういう自己紹介になっている。 さぁ、あとはやりたいことをやるだけ。初心に戻ったかのような「デクラレ」→「UNSTOPPABLE」のノータイムコンボ。この2曲だけで演奏だけじゃなくてフリも何もかもが特大で完全にステージ上がRASの世界に染まってしまう。今日のパレオのツーステ、というかあらゆるフリ、いつも以上に飛び回っててえらいことになってた気がする。 そして4曲目にはアニメ映像も愉快な「Repaint」が挟まるのだが、これがまたライブでやるには強烈すぎるナンバー。1曲の中にそれだけで起承転結があるかのようにさまざまな表情を見せるこの曲は、1曲演奏するだけでもヘトヘトになってしまいそうだし、表情を見て楽しむ観客もいろんな感情の乱高下で高山病になりそうである。曲中で挟まれる無表情ハンドサインが強烈なインパクトを残すよ。そんなハードな展開を一回余興を挟むことで沈静化しようというのが「灼熱Bonfire!」の狙いでして……いやいや、収まらないけどね。むしろ余計に火がつくけどね。Bonfire振付を現地でやる、っていうのが私の新しい人生の目標としてインプットされましたね。 ある意味で沈静化に貢献してくれたかもしれない、比較的収まりのいい曲には「Beautiful Birthday」があるわけだが、これを「おとなしい」側に回しちゃうのも問題があるよなぁ。でもそこから新曲「CORUSCATE -DNA-」でしょ? 休む暇はないよなぁ。後ろで流れてるMVはもうアプリ内で何度も見返したやつなので、それをバックにリアルチームが演奏しているのを見るのは感無量。一昔前のイベント構成なら多分ここでRAS2章の映像が挟まったのだろうが……残念、今日はそんなことしてる暇がない! というわけでラストはただただ暴れ回るだけ。「DRIVE US CRAZY」のコールが高らかに上がり、そこからエクスポーズに繋がった時点で勝ち確コンボなわけだが、なんと今回はそれだけでは終わらなかった。正直私はもうエクスポーズが終わったところで「これであとはアンコールを残すのみかー」って思ってたのだがそうじゃなかった。なんと今回はエクスポーズ後にもう1曲。そんなとんでもポジションを任されたのが「OUTSIDER RODEO」であった。もうねー、この曲は前のライブで聴いてからは本当にお気に入りでねー、マスキングとロックがやりあうっていうフレーバーが本当に愉快で、とにかく豪快に暴れ回るドラムサウンドが飛び出してくるだけでとんでもなく刺激的。好き放題暴れるだけ暴れて、奴らは去っていくのである。
○さぁ、今年は! ってなわけで2バンドのパートが終わり、ボーカル対談映像を挟んでいよいよアンコール。やはり対バンイベントといったらこのアンコールパートこそが本番ってなもんでねー。過去にも数々の伝説を生み出したコラボパート、昨年の「flame of hope」からの「UNSTOPPABLE」も最高にクールでヒートだったが、今年は何をぶつけてくれるのか。 まぁ、モニカ側のカードは正直読めてましたけどね、だってまだやってなかったもん、「Daylight」。RAS相手にぶつけても見劣りせず、堂々と看板に掲げられるナンバーと言えばやはりこれか。むしろ去年のイベントでこれじゃなかったことがびっくりだったもんね(ラウクレの1回目がRIOTとブラシャだったからね)。これまた去年同様、この2バンドの合体で一番面白いのはヴァイオリンとターンテーブルという際立った2つのパートがどう融合するかという部分。まずはヴァイオリン専科の「Daylight」では当然のように八潮瑠唯が全てを牽引するが、そこに割って入って優位を主張し出すキーボードとDJパートが良い具合に相手を挑発してくれる。ギターはギターで2人して楽しそうに暴れておるし、普段は自分1人で頑張らなきゃいけないところを仲間がサポートしてくれるおかげで、ましろも本当に伸び伸びとやれている。いつの日かこうしてバンド同士が絡んだ楽曲だけでイベント1つやってくれないもんかなー。 そしてトリを飾るのはRAS側の手札。何を繰り出してくるのかと思ったら……なんとここでの「!NVADE SHOW!」!!!! えぇぇえええ! なんかもう、ええとこのお嬢さんがたに悪い遊びを教えてる気分だよ。「俺の酒が飲めねぇってのか」がアルハラだとするなら、「うちのINVADEがやれねぇってのか」っていうシュラハラだよ。まー、それにしてもお嬢さんがたの楽しそうなことと言ったら……ましろさんのはっちゃけ、チェルさんにしなだれかかって甘える透子の浮かれっぷり、そしてヴァイオリンで何してもいいって言われてる風な八潮瑠唯……いや、Ayasaの自由奔放な演奏。ほんと、この2バンドについては足し算じゃなくて累乗よな。どこまでも突き抜けるシュラライな音楽に、雨のことなど全て霧消してましたね。歌えばハッピー、それが全人類の共通認識さぁ! お疲れ! 明日もKILLされてくるよ!
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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