最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「TRIGUN STAMPEDE」 6 俺名物、「超有名タイトルっぽいから名前くらいは聞いたことあるけど実は全然触れたことがない作品」シリーズ。こういうのって世代とか、周りの環境とかの影響が大きいから触れないジャンルってほんとにノータッチなのよね。 私と同じノータッチ組もいるかもしれないので一緒に基本情報を調べてみよう。まず、原作は1995-1997で連載された漫画作品だと。あれ、意外と短いんやね。ただ、その後続編の「マキシマム」は10年の長期連載となっているため、なるほどボリュームはある。作者は「血界戦線」の内藤泰弘。どっちかってぇと「血界戦線」の評判として「トライガンの作者の作品」っていう売れ方でしょうかね。ただ、おそらく今作タイトルの名前をよく見かけるのは原作ではなくアニメの方の影響が大きいようで、こちらは放送が98年。制作がマッドハウス、脚本に黒田洋介・キャラデザにサムシング吉松などが並び、Wiki情報によれば「深夜アニメの先駆として成功した」とあり、まだまだ深夜アニメ黎明期といえる前世紀末の記念碑的作品として記録されているようだ。 前置きが長くなったが、要するにまた「旧時代の遺物掘り起こしプロジェクト」なわけだ。そりゃ知らん私にも責任は無い。私がアニメについてなんとなく知ってることといえば「主役がヤング小野坂だったこと」くらいで、内容も何も知らん状態。いつぞやのゲッターロボみたいにこんだけ時代を超えても一見さんお断りみたいな内容だったらどうしようと思ってたら……まさかの「製作:オレンジ」。なんとまぁ、「BEASTERS」以来、久しぶりのオレンジ作品となったのである。そうとなりゃぁ話は早い。どれだけオレンジ作画が馴染むかというのも課題の1つではあるかもしれないが、そもそもスペースな世界観は得意とするスタジオ。冒頭の宇宙船第爆破のシーンからあまり心配は無い状態でスタート。正直、キャラデザについてはもしかしたらCGアレルギーを発症する人はいるかもしれないが、わたしゃもう慣れたのでこれで無問題。「元のアニメの方が原作のテイストがあった」とか言われるだろうことを前提とした、かなり攻めの製作スタイルとなっている。 当然、私はオレンジシンパであるし、前作のことをミリしらなのでこのデザインはすぐに受け入れられる。スタジオの特性であるぬるぬるとこだわり抜いたモーション作劇の妙は、他の何を差し置いても見ておきたいところだ。背景にいる小さな人影の動きに至るまで常に神経を配らなければいけない賑やかな画面はリソース管理が大変で贅沢な悲鳴。キャラのモーションは意図的に寄せている部分もあるのだろうか、千鳥ノブ風にいうなら「アメリカのアニメの動き!」である。ディズニーやトムとジェリーで見かけるようなコミックなモーション。愉快ですね。 あとはこの潤沢なリソースを使ってどんな物語が描かれていくのか。原作が人気作なのだとしたら、そのリメイクの脚本も期待していいんでしょうか。1話目は分かりやすい出会いの構図で、主人公・ヴァッシュのガンシューティングがすげぇんだかどうだかはもう、逆になんだかよく分からないレベル。今後も色々と見たことのないものを見せてくれそうだ。 中の人も旧作からは一新されており、またヤングが裏でやいやい言うてるだろうことは想像に難くない(一応、脇で起用してもらってるやん)。初見の身からすればこんなにすんなり松岡禎丞ボイスにハマる主人公だったのはむしろ意外ですけどね。考えてみりゃ禎丞もヤングも声は甲高い音域でキーキー言ってるのが楽しいタイプだから、意外と共通項はあるのかも。そしてもう1つ興味があったのはヒロインの新人記者を担当したあんどうさくらという名前。どうやら吹き替え畑の人らしくアニメでの仕事はあんまり見たことがなかったのだが、同じオレンジ作品で「BEASTARSの有精卵売ってたニワトリ」役だったらしい。どんなつながりやねん。そしてとどめに、主人公の回想シーンでは因縁の兄弟役がゆみり・ともよコンビという……このコンビ、マジで強烈だよなぁ……どっかでこの2人に延々即興芝居だをやらせるみたいな地獄の演目ねぇかなぁ。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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