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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「Buddy Daddies」 6

 ハイ、どうも、P.A.WORKS大好きおじさんです。おじさんは前クールに久しぶりに大きな声でこの事実を叫ぶことが出来てとても嬉しかったですが、2クール連続という快挙を成し遂げることができるでしょうか?

 とりあえず初期配点はP.A.ボーナスみたいなところがないではないが、当然のように画面がかっちりしており、視聴に一切のストレスが無いという部分は素直に評価して良い部分だろう。タイトルに「Daddy」」とあるように今作では「父親役」というのがキーワードとなっているようで、物語の楽しさがうまいこと機能するかどうかは、きっと子供の出来不出来にかかっている(多分だよ、多分)。そうしてみれば、1話目で登場した幼女・ミリちゃんはたいそう可愛らしく描けており、少なくとも最初のハードルはクリアしているんじゃないかと思うわけだ。残る部分はまぁ、野郎2人のバディものなので、上手いことギャグとシリアスのバランスさえとっていただければ。

 今作を見てる思い浮かぶのは当然「SPY×FAMILYに寄せてきてる?」という下世話な話だが、まぁ、アニメの制作期間を考えるなら「幼女可愛くてお父さん大変」という要素で売り出そうという方向性が(幾らかでも)被っているのは偶然ではあるだろう。何はともあれ子供を出しとけば成功するっていうのが業界の原則の1つなわけで、幼女を愛でるための作品が並び立つのは特におかしなことでもないはずだ。その上でアーニャがあの通りのクソ生意気変顔キャラであるのに対し、こちらは木野日菜ボイスも清々しい、真っ直ぐな幼女として描かれているのだから、その違いは一目瞭然であろう。全国の、私のように本来なら父親にくらいなってそうな世代なのに子供がいないマンは、代償行為としてこちらを愛でればいいのではなかろうか(自分で書いててとても寂しい)。

 バディものの成功例でパッと思い浮かぶのはやはり「タイバニ」だと思うのだが、今作はタイバニほど露骨なバチバチ要素が無く、片方が世話焼きタイプなのであんまりそれぞれの個性がぶつかり合うが故の相互作用みたいなものはなさそうだが、1クールでまとめられる程度のお話なら、「なんとなく馬が合わない個性」でも問題はないだろう。どっちかってぇと、多分題材として合うかどうか怪しいのは「人殺しも平気でやるエージェントだけど子育て」という倫理面での問題かもしれない。あんだけギャグだということを全身全霊で伝えようとしていたSPY×FAMILYですら「ヨルが殺し屋で何人も殺しているのはどうなんだ」みたいな意見が出たりもするわけで、今作のように人を人とも思わないような殺戮劇を繰り広げる父親ってのは確かに不安ではある。でもまぁ、今作もどっちかって言うとドタバタギャグ寄りになりそうなんだよな。

 できることならカラッと笑ってみられる作品になるといいなぁ。

 

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