最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
散り際は儚く、第32話。改めて見て、エルメェスの「風は止んだんだ」っていいセリフですね。 ウェザーリポート最後の戦い。ここに来て久しぶりに濃密な取って取られての攻防戦。こうしてアニメ30分にぎゅっと詰め込まれると、原作の時とはまた違った良さがありますね。原作読んでた時はいちいち「そんな使い方あるんかい」っていうツッコミの方が先んじてたんだけど、アニメだともう突っ込んだら次に行ってるくらいのテンポ感なのであんまり細かいところを気にしてもしょうがないっていう。戦いを重ねるごとにホワイトスネイクがどんどん便利すぎる能力になっていくからなぁ……まぁ、能力の拡張はストーンフリーだって負けちゃいないし、そもそもウェザーリポートの汎用性がアホみたいに高いから太刀打ちするには多少強引な流れもしょうがないところよね。 ジョジョの見どころの1つに「覚悟を決めた男たちの戦い」ってのがあって、最後に勝利を手にするためにどこまで自らを犠牲にできるか、みたいな勝負がある。今回も「カタツムリの中に隠れている神父」というかなりシュールな絵面を見せるため、「あえて視力を失ったのだ!」という男塾や聖闘士星矢でもお馴染みの戦法が採用されている。神父に全く悲壮感が無いのでその辺の作品と同列に並べると違和感があるが、それはホワイトスネイクの便利拡張その①、「特定の五感だってDISCとして抜き出せちゃうんだ!」のおかげ。普通、視力を奪うっていったら一方通行で戻ってこらんないはずなのに、神父の場合はいっぺん抜いて、また戻せますからね。ちなみに、「両目の視力を抜く」というのが「両目のあたりからちっちゃいDISCを2枚抜く」っていうビジュアルで表現されてるのがツッコミポイント。今までDISCのサイズに差なんてなかったやんけ。あと視力抜くのは片目ずつなんかい。よく分からんわ。 そしていよいよ明かされるウェザーリポートの能力の秘密。サブリミナルを使って本能に訴えかける恐怖のカタツムリ変身である。……ただでさえ似非科学の疑いがかかっているサブリミナルに、さらに変身の力まで持たせて使っちゃうのは毎度のことながら流石の荒木先生。まぁ、これは科学じゃなくてスタンドなので、「そういう能力のスタンド」だといってしまえばそれで済む話なのだけれども。一応「天候を操る」力と関連づけたかったからこその強引なこじつけである。しかし、その後も「急速冷凍でつららを作る」「相手が投げつけた血液を固めてバインドする」など、「どう考えても天候操作っていうには無理があるし、あんだけ頑張ってたギアッチョの立場がないやろ」という能力がバンバン飛び出し、それに対抗するかのようにプッチの方も「相手の身体に指を突っ込んだら洗脳して好きに操れる」とかいう訳のわからない便利拡張②を披露。最強の後出し兄弟喧嘩である。もう理屈はいいんだ。とにかく二転三転するバトルのジョジョらしささえ堪能できれば。 そしてそんな激しいバトルの幕引きは黒塗りの高級車が追突してしまう……。もしかしたら作中で最大級の徐倫のやらかしかもしれんな。まぁ、運命がそうなっちゃってたんだからしょうがない。そして最後まで雑に能力を使い潰された上にあっけなく退場させられるヴェルサスも不憫。まー、三兄弟の中では一番能力を使ったので……。こいつの能力も最後までやりたい放題、やられたい放題であった。そういえば、ヴェルサスは終始みっともなかったのがよかったけど、こうしてみると、ウェザーの綺麗な散り様を見せるためにあえて「お先にブルルン」あたりのくだりはカットしたんでしょうかね。あの時のあの一瞬、どう考えても荒木先生が「ウェザーの人格が変わりました」っていうのを表現したくて筆が滑りまくってたところやからな。アニメは再編集して、ほぼ「かっこいいウェザー」のままで締めてくれたのでこれはこれで良かった気がする。 さて、「やられそうになったラスボスがギリギリで逃げ切る」という毎度の展開。これをやってボスキャラの格が落ちないのがジョジョの偉いところ。さぁ、残り少なくなって参りました。まだまだカオスは極まるぞ。
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