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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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ゴバカーンへの侵攻/Invasion of Gobakhan
光盾の陣列/Lightshield Array

 知らない次元シリーズ。ただ、「なんやこれ、知らん次元やなぁ」と思って裏をぺらっとめくって「あぁ、テヨくんがきたところか!」とすぐに分かったのはカードのデザインの賜物である。というわけで、「テヨくんの出身地」という以外はよく分かってない場所で、砂漠が多いらしく、何となくアラビアンナイトな感じがないでもない(ラバイア?)。ちなみに灯争大戦時に紹介されたときは「ゴバガン」という日本語名だったが、今回なぜか伸ばし棒が追加されている。テヨくんの情報しかないということで当然色は白になり、場に出た時の効果は最近白が気に入っている「課税」能力。これ単体でも弱ハンデスみたいなものなので、決して悪い効果ではなかろう。そうして相手の足止めをしつつ3点という比較的軽いバトルを乗り切れば、めでたくアグレッシブなエンチャントを獲得。カウンターがもらえるタイミングが戦闘時じゃなくてターン終了時なので何とか戦闘を1回乗り越える必要はあるが、きちんとアグロにデッキをまとめれば相手の反撃を許さない怒涛の攻めが展開できそうだ。

 


 
テーロスへの侵攻/Invasion of Theros
永久防護のエファラ/Ephara, Ever-Sheltering
 テーロスも白。まぁ、そらそうかな。おもて面の効果は何ともマニアックなチューターになっており、対象範囲が「神」「亜神」、そして「オーラ」。神はまだしも亜神は相当マニアックな選択肢で、現時点では旧テーロスに存在した亜神サイクルの5体しか存在していない。今後テーロスに再訪した時にでも増えるかもしれないが……。そして神も今セットでヘリオッドらが登場するものの、それ以外にスタン環境に存在しておらず、実質的にこのカードはオーラ専用のサーチカードといっていい。用途が狭すぎるが、青と組んで「霊体の翼長」あたりを確保するなど、何とか意味を見出してほしい。そうしておもて面を乗り越え変身させると、裏から出てくるのはスーパー頑張りエファラさん。ヘリカスが簡単に堕ちてしまった分、エファラさんがめっちゃ頑張って民を守っている。何ならフレーバーを見る限り、大神5柱全部堕ちてる可能性が高いのに「都市国家の神」が1人で耐え抜いてる。めっちゃ偉い。今後のテーロスは彼女に任せてしまおう。残念ながらことここに及んでも彼女はエンチャントラブをやめず、この世界で能力をフル活用するのは難しそうだが……統率者戦のハイパーオーラ・神デッキとかで活躍させてあげて。

 





 
ファイレクシアの検閲官/Pyrexian Censor
 もとはクイントリウスくんの指導教官だった人物らしいのだが、油落ちした結果、クイントリウスくんのマニア魂をいたく傷つける人物になってしまったようである。けしからんことだ。さておき、白が得意とするお邪魔行為をまとめて2つも行えるねちっこいクリーチャー。「法の定め」効果を持つクリーチャーは過去に何体か作られているが、普通に使えるステータスを持つのは貴重。ついでにクリーチャー限定の「宿命」も持ち合わせており、2方向からの邪魔は案外対処が難しそう。ご丁寧にファイレクシアンは見逃すことで自軍に影響が出にくいようになっており、ゴリゴリに固めたファイレクシアデッキでは意外にキーパーソンとなるかもしれない。
 
 
太祖の総督/Progenitor Exarch

 これ、どこの次元の猫だろう。あんまり見たことないタイプのレオニンなのでちょっと気になるんだよな。後ろの建物の様子を見ても、大量の培養器が並んでるだけで次元を特定する手掛かりになりそうもないし。彼の素性を知ってる方募集中。スマートなレオニンが活躍する次元、今度行ってみたいですね。能力としては白黒で推す培養器のスペシャリスト。3マナで3/3が1つ、5マナで2つとコスパはまずまず。にゃんということでしょう。

 


 
都和市の堕落/Corruption of Towashi

 シミックカラーが推しているという「変身そのもの」をサポートするギミック。とりあえずこれ単体でも変身できるように培養器を置いといて、あとはシンプルにドロー能力でアドを繋いでいくデザイン。キャントリップの4/4が出てくる5マナのカードなので性能は充分なのだが、いかんせん設置コストが重く、そこからさらに2マナ払わないとクリーチャーになれないのでタイムラグがややでかい。ここからじわじわアドが稼げるようにするにはかなり耐久値をあげたデッキじゃないとキツそう。青緑が変異をサポートしていたタルキールなんかは環境全体が変異まみれで相当速度が遅かったので問題なかったが、今回、他の色がこのギミックに付き合ってくれるかどうか。

 


 
ヴリンへの侵攻/Invasion of Vryn
過負荷の魔道士輪/Overloaded Mage-Ring

 ジェイスの出生地として有名なヴリン。巨大な魔道士輪が特徴のこの次元にも、当然ファイレクシアはやってくる。ただ、そんなんどうでもよくて裏面のフレーバーに出てくるベレレン姓の人物がいったい誰なのかが気になる。で、Wikiで調べたら普通にジェイスのお父さんだった!(かつての日本語訳だとガーヴと書かれていた様子) そうかぁ、ジェイスパパも頑張って戦ってるんやなぁ。息子さん、すげぇことになってますけどね……。さておき、そんなヴリンは当然青いバトルに認定され、表の能力は完全に「ふるい分け」なのでコモンクラスの手札調整カード。アドが取れるとはいえぶっちゃけあんまり強くない。そんで裏返ると、1回限定で使い切りの魔法コピー機。こちらは起動コストが軽いので、なるべくでかい呪文がコピーできればそれなりの強さ。前提条件がだいぶ多いので使いこなせるデッキはかなり限られそうだが……。


 
 
侵攻の伝令、ローナ/Rona, Herald of Invasion
トレイリアの抹消者、ローナ/Rona, Tolarian Obliterator

 ドミナリアに残って引き続きファイレクシアのためのお膳立てに奮戦していたローナさん。前に登場した時点でだいぶ人間辞めてた気がするが、実際にはまだファイレクシアンにはなってなかったんだな。今回のおもて面は、今までの彼女の中では一番人間らしいまともな姿に見える。しかしそれも盛大な前振りでしかない。めでたく変身すればついに完成化を迎え、みたことのないアド能力で敵軍を蹂躙してくれる……かもしれない。あくまで相手の手札次第だし、クセの強さは相変わらずだ。手札が無い相手に対しては単なるファッティなのでちょい残念。いっそ変身せずに表のまんまでルーター業務に邁進してもらってた方がいい可能性もあるかもね。

 


 
忌まわしき眠り/Wicked Slumber

 毎度お馴染み氷漬け呪文も、今回は召集つき。感覚的には同じジャンルで探査付きだった「ナーガの意志」あたりが近いが、ベースとなる「ブレス」と比較しても1マナ重たいだけなので、使い勝手はかなり良さそうである。尚且つ、今回は麻痺カウンターを使うことでもう1つ面白いギミックが仕込まれている。それは、カウンターを置く選択肢が「1体に2個」でもいいという部分。日本語訳だとなんだかわかりにくいテキストになってしまっているが、「2体に1個ずつじゃなくてもいいよ」ってのをルールテキストで表現するとこうなるみたいだ。どんな戦場でも、「一番寝ててほしいやつ」ってのはだいたい決まっているもので、そこに集中して麻痺を施せるのはかなり便利。見た目以上に厄介な妨害手段になりそうだぞ。

 


 
完成化した猟匠/Compleated Huntmanster

 ローウィンエルフもちゃんと完成してたんやな……。まぁ、完全な美を目指してた光り葉の連中ってそもそもファイレクシアと相性良さそうだもんな……。今回、エルフ以外のローウィンの住人の様子がさっぱり確認できないんだけど、キスキンやチェンジリングたちは元気なんでしょうかね。さておき、能力の方は、黒白・黒緑の培養器・ファイレクシア路線が本線だが、赤黒のサクりエンジンとしても重宝する。アーキタイプを渡り歩く柔軟なバイプレイヤー。

 


 
エルドレインへの侵攻/Invasion of Eldraine
とげ刺しフェアリー/Prickle Faeries

 エルドレインが何色の次元かと問われると難しいところだが、確かにイニストラードほどではないにせよいくらか陰鬱な空気は感じられるので黒っぽいのかもしれない。いや、青緑っぽく感じるのは全部あいつが悪いので忘れろ。今回は黒を象徴するかのようにイラスト奥にはロークスワイン城が見えておりますな。まぁ、肝心の城の主人は油堕ちしちゃったけども……。そんなエルドレインでのバトルはシンプルなハンデスに。「精神腐敗」効果なので決して無駄にはならないが、あんまり熱心に求められないのも事実。うまいこと裏面のフェアリーにも有用性を見出したいところ。ハンデス使ったあとで「拷問台」系の能力に繋ぐのはダブリエルさんの時にも使った戦術なので理にかなってはいるが……うまいことバトルをひっくり返せるかどうか。


 
 
ウルグローサへの侵攻/Invasion of Ulgrotha
太母、ラヴィ・センギア/Grandmother Ravi Sengir

 かつて「ホームランド」の舞台ともなった次元、ウルグローサ。残念ながら扱われたのがめっちゃ昔なので私もよく知らんのだが、裏面にセンギアという名前の人物がいることから、「なるほど彼らの次元なのね」と何となく分かった。多分そこがユーザーにも一番伝わりやすい特徴だと判断されたのだろう。おもて面で戦ってるのもみんな吸血鬼だし、ずっと夜のイメージで他の景色はまだまだ謎めいている。で、そんな吸血鬼のカードなので場に出た時の効果がライフドレイン。「本質の吸収」とほぼ同じなので5マナソーサリーなら納得の設定だし、「ほぼ」同じで大きな差となるのは、これがバトルにも3点飛ばせること。先に別な戦争を終わらせ、次にこちらの戦争に援軍を送るってのが理想的な流れだろう。裏面のセンギアさんは模範的なセンギアっぽさを搭載しており、フツーのボディに相手の死を感知して大きくなるいつものやつが。取り立てて特徴もなかろうが、使いやすいクリーチャーである。フレーバーテキストが「良い週末」じゃなくて「良い終末」なのもなかなか洒落ている(英語だとgood apocalypse)。


 
 
呪文槍のケンラ/Khenra Spellspear
ギタクシア派の呪文追い/Gitaxian Spellstalker

 このクリーチャーを見て思い出すのは、「アモンケット-破滅の刻」のリミテッド環境は、歴史的にも珍しい「赤青のビートがやたら強い環境」だったということ。青がビートの筆頭に来る環境って他にあったっけ? 果敢持ちを並べてひたすらに呪文を連打すると勝てる、何とも不思議な世界。そんな世界の栄光を取り戻さんとするかのように、今回ケンラが出撃した訳だ。2マナ2/2果敢というベーシックな設計もそのままに、そこそこ軽いコストで変身するとなんと果敢が2倍。護法までついて色々とおいしすぎる切込隊長になれるのである。イゼットビートがこれ1体で復権するとは思えないが、何か可能性を感じさせる、アンコらしいまとまった1枚。ちなみに、何で完成化で青くなるかについてはフレーバーで説明されており、改造したのがギタ様だから。ギタさんが「ボーラスが過去にここで悪さしてたみたいだけど、あいつのやり方はまだまだだね」みたいに言及してるのは何だか珍しい。法務官ってボーラス騒動のことちゃんと知ってるのね。

 


 
石術の連射/Lithomantic Barrage

 敵対色ヘイトサイクルの赤は当然火力で、ゼンディカーに里帰りしたナヒリさんの所業だ。青のことが大嫌いなので問答無用で「打ち消されない」を備えているが、通常は1マナ1点火力と効果はあまりに極小。あんまり使いたいカードではない。しかしこれが白と青が相手なら俄然致命傷へ。1マナ5点火力は他になかなか無いスペックで、かつて同じ立ち位置だった「焼却」ですら2マナ5点。異次元のマナ効率である。ちなみに対象は「クリーチャーかPW」なので、白や青のPW対策としてもかなり効果的。突然出てくるどこぞの皇にお困りの方は、一度ナヒリさんに相談してみては。


 
 
ナヒリの戦争術/Nahiri’s Warcrafting
 というわけでナヒリさんの火力が立て続けに2枚。どうやら念願の故郷で活き活きと暴れ回ってらっしゃるようで……今までそんな顔見せたことなかったじゃん。正気に戻ってプリーズ。また、このイラストで改めて「そういやナヒリさんて暴れてなかったらかなりの美人だし、おっぱいも大きくてスタイルめっちゃいいんだよな……」ということも思い出してしまった。その太ももを返してプリーズ。レアの火力なので雑多に強くて雑多にアド。とりあえず土地がめくれればそれだけで手軽にアドが稼げそうだし、1〜2マナくらいの火力が多いデッキならこれ1枚で2体除去も狙える。いい腕持ってるのになぁ……。

 


 
猛り狂う猛竜/Rampaging Raptor

 レアだから何やってもいい枠が続く。こちらは4マナ4/4トランプル速攻ブレスと何拍子揃ってるかも良く分からない恐竜。純正ビート要員としておよそ足りないものはなさそうである。そして、速攻を利用して相手本体にダメージを叩き込めば、それがPWやバトルに飛び火する。流石にクリーチャーには飛ばなかったが、バトルデッキなら本体をいじめつつ戦争を終わらせることができるし、かつて神話レアの「探索する獣」がやっていた「本体痛めつけたらPWが死んだ」ムーブを確実に行えるわけだ。「探索する獣」に無かったトランプルのおかげで、多少強引にでも打ち抜けるパワーが凄まじい。バトルデッキなら自分の命を犠牲にしてでもパンプ&トランプルで戦争終結へと導く平和の伝道師。何かやってくれそうな面構えだ。

 


 
ウラブラスク/Urabrask
大いなる業/The Great Work

 お疲れウラブラさん。いい奴だった…………のか? 結局最後まで掴みどころの無い奴だったなぁ。とりあえず、最後までノーンへの抵抗を貫いた、ある意味で多元宇宙を救った英雄とも言える法務官である。ウラブラスクさんというと、「法務官サイクルの中ではなんか不遇」というのでも有名であり、初代サイクルがそもそも地味だったし、二度目の登場となる「異端法務官ウラブラスク」も他の連中みたいに構築で暴れ回るなんてことはなかった。そして、残念ながらその地味さは今回も受け継いでしまったようだ。4マナ4/4先制攻撃と素のボディは軽くて使いやすいのだが、そこから裏返すまでの手間がかなりでかい。スペルに誘発してマナをくれるのでその部分を活かしたコンボデッキとかなら成立するかもしれないが……どうかな、あんまり安定しない気もするんだよな。そうして裏返った後は、「全体除去→宝物トークン→墓地から呪文」という流れだが、これもまた、毎ターン悲鳴が上がる他の法務官英雄譚に比べてインパクトに欠ける。ある意味で一番堅実で使いやすいとも言えるが……もしかして、いい奴だったのかも。

 


 
雑草学の指導者/Herbology Instructor
疾病の発動者/Malady Invoker

 ウィザーブルームで教鞭を取る大学の先生も油まみれになっちゃったよ、というカード。カードとしては特段触れる部分があるわけじゃないんだが、単に裏面のフレーバーテキストが面白かったので。いるよなぁ、こういうセンセ。おもて面では学生のことなんか無視してフィールドワークしてるっぽいのに、教室で授業始めると俺が俺がって。大人しく単位だけよこせ。

 


 
イコリアへの侵攻/Invasion of Ikoria
イコリアの頂点、ジローサ/Zilortha, Apex of Ikoria

 いくぜイコリア! って攻めたファイレクシアを同情したくなるな……こんな怪獣大戦争に突っ込んで勝てるわけないじゃん……いや、でもドラゴンエンジンやウェザーライトを乗っ取れる力持ってるんだからサイズなんて関係ないのか……むしろ早めに蹂躙されてここの巨獣がよその次元の侵略兵器に使われなくてよかったわ。というわけで、見応えのある怪獣大決戦なバトルカード。表の効果は緑が得意とする「ライブラリから探して出す」タイプの呪文。この手のカードにしては比較的制限も少ないが、人間クリーチャーだけダメなのはイコリアなりのプライドだろう。一応、出そうと思えば2マナで置くこともできるが、その場合に6点という戦争設定はなかなか遠そうだ。そうしてとにかくガオーをクリアすれば、爆誕するのはイコリアの頂点という大仰な名前をもらったジローサ。こいつが出てしまえばあとはブロッカーなんて関係無いので、怪獣軍団が好きに踏み潰すといい。ナイスイコリア。ちなみに、「やったぜジローサ!」とか思ったのだけど、正直に白状すると「あれ、ジローサって名前は記憶にあるけど、どんな奴だっけ……」と記憶が無い。慌てて確認したら、こいつ、当時はプロモとしてゴジラ版カードしか作られてなかったんかい! Gatherer検索しても、ジローサの項目にはゴジラしかおらんという。一応、あの後アリーナではデジタル限定でジローサのイラストが公開されたとか。気になる人は検索してみよう。

 


 
イクサランへの侵攻/Invasion of Ixalan
交戦的なレギサウルス/Belligerent Regisaur

 イクサランはまぁ、緑のイメージあるよな。ジャングルだらけだしな。ただ、登場時の効果はあんまり荒々しいものではなく、良くある緑の「ライブラリめくって手札に入れる」系の効果。5枚見てパーマネント全種を選べるのでハズレの確率はまずなかろうし、今回初登場したバトルもきっちりフォローしてくれているので2ターン目に問題なく設置することができるだろう。もちろん、せっかくのレアなのでそれでおしまいでは勿体無い。うまいこと戦争を潜り抜ければイクサランから恐竜が出撃。しかもこれがまぁ固いこと。変幻自在の破壊不能は、攻撃前に適当にクリーチャー呪文でも唱えときゃまず戦闘では死なない。全てのインスタントで破壊不能が付与できるので相手ターンの守備だって相当な硬さ。こりゃぁ格好いいや。夏にイクサランに出かけるのが今から楽しみですね。

 


 
デジェルとハゾレト/Djeru and Hazoret

 アモンケットのコンビカードはこちらのお二方。理由はわかってるのにタイプ欄の「人間・神」はやっぱちょっと面白いな。「インガとエシカ」も同様に神&人間のペアだったが、神がいっぱいいるカルドハイムと違って、今やアモンケットの神はハゾレトさんがオンリーワン。組ませてもらえるデジェルさんもウキウキに違いない。で、タッグを組んだ結果基本のボディはハゾレトさん寄り。当時は手札が1枚以下にならないと戦闘に参加できなかった頑固な神様だったが、今回は手札1枚以下ならボーナスがつくという形で譲歩してくれており、速攻パンチが実現すれば当時の再現である。そしてテジェルさんはかつてPWに助けを求める能力を持っていたが、今回はそれが伝説のクリーチャーに置き換わった。なんにせよ、次元のピンチによそからの助力を求める姿勢は変わってないのがなんか草。残念ながら一番肝心なハゾレトさんの破壊不能は失われてしまっている。なんとか他の伝説のクリーチャーに巡り合い、リレーを繋いでいきたい。頼むからもう死なないでハゾレトさん。


 
 
アモンケットへの侵攻/Invasion of Amonkhet
ラゾテプの改宗者/Lazotep Convert

 アモンケットの侵攻カードは青黒。まぁ、元々ゾンビだらけの世界なのでおかしな気はしないが……ただ、この次元のゾンビ(ミイラ)って白ベースなんだよな。なんか微妙に違和感が……って思ったら、ヲイ、イラストの奥で戦ってるのって、ハゾレトさん以外にスカラベがおるやん! こいつら生きてたん?! ほんで仲間になってくれたん? てっきりボーラス軍との戦いで死滅してると思ってたけど……確認したらこいつらって元々アモンケットの神の一柱が洗脳されてただけなのか。じゃぁ上で書いた「アモンケットはハゾレトさんが唯一神」っていうのは嘘だったわごめん。とにかく、そんな神々大集合の戦争の効果は、まず相手が1枚捨てて自分が1枚引く「蝶番はず」。それに切削能力もついているが、流石にこれだけでマルチカラーの3マナは嘘くさい。なんとかして裏面にたどり着きたい。裏面はそれなりのサイズのゾンビが出現し、さらにヘンテコなコピー能力も併せ持つ。どうやって使うのがベストかはよく分からんが、今回の青黒は切削&墓地がテーマらしいので、墓地に何かしらのヤバい能力持ちを前もって仕込めれば面白いコンボなんかも発動できるかも。ちなみに、「ラゾテプ」はアモンケット固有の鉱石の名で、これを加工してボーラスは大量のゾンビ、永遠衆を組織していた。今回のフレーバーテキストからすると、ラゾテプはファイレクシアの油対策になるっぽい。すげぇ、ミラディンの核と同じ効果持ってるってことじゃん。ボーラス様はファイレクシアの油の拡大も予期した上で永遠衆を作ってた可能性が微レ存?

 


 
ケイレムへの侵攻/Invasion of Kylem
武勇の場の二人組/Valor’s Reach Tag Team

 「ケイレム」も「あー、名前だけ聞いたことあるけどどの次元だっけ……」ってなったのだが、裏面の効果を見て一発で思い出せた。そう、2人タッグ戦を前提としたヘンテコ商品「バトルボンド」の舞台となった次元だ。世界設定としては「タッグで戦うエンタメバトルが超大人気!」ということくらいしか明らかになっていないはずだが、そんな次元も流石に遊んでる場合じゃない、ってんで2人1組での戦争を開始したようだ。表の効果はなんと増強ソーサリー。事前に2体のクリーチャーを出してからこのバトルを出せれば、その2体のパンチだけで容易く変身させられそう。こんだけ重いカードで速攻を与える意味はよく分からんが……まぁ、赤白っぽい効果にしたってことだろうか。そして裏返った後も決してタッグの心を忘れない。なんと双子の戦士トークンで引き続き試合を続ける様子。次のターンから4/3が2体で攻撃できるのだから、バトルを経由する価値はあるだろう。ちなみに、一緒に攻撃するトークンの種類は問わないので、万一双子の片方が死んでも、となりに培養器が置いてあれば無問題。いや、世界観がぐちゃぐちゃになるという問題はあるが。

 


 
ニューカペナへの侵攻/Invasion of New Capenna
聖なる焼尽砲/Holy Frazzle-Cannon

 ニューカペナが白黒になるのはいまいちピンとこないが……まぁ、多色次元だからどんな色でも適当に理由つけて納得できるか。そんなことよりもイラスト左奥で銃を構えてるハードボイルドさんが何者なのかが気になるわ。表の効果は、白黒なのでほぼ「忘却の儀式」と同じ。流石に対象に取れるパーマネントは制限されたが、なんにせよクリーチャー除去なら文句はないだろう。そして除去から強引にこじ開けてダメージを通せば……あまりにエキセントリックな装備品が手に入るぞ。やはり文明レベルが突出しているニューカペナ。こんな現代兵器(???)まで備えていたとは。なぜか部族縛りでの強化になるので、色も合わせて考えると今回はフレーバー完全無視でファイレクシアンに握らせるのが一番強そう。培養器の多いデッキのフィニッシャーになるんじゃなかろうか。ちなみに、このキャノンの燃料は当然光素であり、その光素の持ち主であるジェトミアさんは勝手に使われて割とおかんむりな様子。しょうがないじゃん、次元の危機なんだから。

 


 
パイルリーへの侵攻/Invasion of Pyrulea
巨大な板岩角/Gargantuan Slabhorn

 まだまだ出てくる知らない次元。こちらは「地平線の梢」の原産地ということだが……しらんわぁ、流石に知らんわぁ。Wikiを調べると「球体の次元だけど、地球みたいに球体の外じゃなくて球体の内側に地面があるよ。だからよく見ると空の上に向こう側の地面が見えるよ」とかいうとんでもない紹介が書いてあった。星の概念がなくて、重力とかどうなってんねん。そしてもう1つ、「めっちゃ植物が育つ場所」という特徴もあるらしいのだが、残念ながら表の効果はそんなん全然関係なく、単にライブラリの上を調整する「濾過」カードになった。一応土地もめくれるのでハズレの確率は少ないが、最大のポイントは「両面カードを選べる」という今までになかった制限。これもまた、今回青緑がテーマとして設定してる「変身カード支援」の一環ということだ。うまいこと変身カードを確保した上で戦争に勝利すれば、今度は裏面のクリーチャーの出番だ。なんでこの次元が変身クリーチャーを応援してるのかはよく分からんが、護法とトランプルで攻守にわたってサポートしてくれる。変身デッキなら入れといて損はないと思うが、未だ「変身デッキ」がどんなデッキなのかがいまいち想像できん。


 
 
クロクサとクノロス/Kroxa and Kunoros

 テーロスのペアカードはびっくりどっきり。なんとクロクサがここで参戦! てっきりテーロスのタイタン連中で全員とんでもねぇ悪役ばっかりだと思ってたのに……単にウーロの野郎が構築で悪さしすぎたから印象が悪くなってただけなのか? 確認したら元々テーロスを支配していた古代種族というだけなので、もし外敵によって次元そのものに危機が迫れば、協力くらいはしてくれるのかも。まぁ、単にクノロスと組むためには死の国に封印されてるタイタンがちょうどよかったっていうだけかもしれないけども(エレボスさんだと黒&白黒で色が完全に被っちゃうからね)。そんなわけで、黒赤のクロクサと、黒白のクノロスがタッグを組んで綺麗なマルドゥカラー。警戒・威迫・絆魂と並んだ豪華キーワードはクノロスくんのもので、本来ならそこには「地獄の番犬」らしく「墓地のカードいじるの許さへんで!」という制限能力がついていたのだが、今回はそんなこと言ってられない。クロクサさんに脱出能力を借り、攻撃時に「脱出5」からのリアニ能力を起動。一から十まで綺麗に死の国の内部で完結している愉快なタッグに仕上がったぞ。ちょい重たい割に防御力が低いのは気になるが、一発やらかしてくれそうな迫力は感じる。ところで、ウーロくんはどこにいる? まだ眠ってるのかしらね。


 
 

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