最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ちっちゃなちっちゃな、ちっちゃなお話、第6話。人間関係なんてもんは、ほんとにちっちゃくてどーでもいい悩みの詰め合わせセットみたいなもの。だからこそとても身近で、切実なお話。 結局はさ、まだまだ美津未と聡介の関係は「友達以上、恋人未満」なわけじゃないですか(「友達以上」には友達が含まれるので)。そういう状態の2人が、互いに距離を計ったり、距離を置いたり、距離を間違ったりするところから関係性は深まっていくわけですよ。いうても高校1年生の1学期のことであるし、今回のことでよく分かったように、2人はこれまでの生い立ちも、人生観も全く異なる水と油みたいな存在。あの入学式の出来事が本当に奇跡みたいな巡り合わせであり、よっぽどのきっかけがなければ一生交わることがなかったかもしれないくらいの距離がある生き様である。だからこそお互いに分からないことだらけだし、意識しなければそれを「詰める」ことなんて出来やしない。お互いに「違う」ことは知っていても、それが「合わない」とは認識してこなかったのだ。今回のお話は、そんな不思議な距離を持った2人が、初めて「違うこと」を意識し、問題だと思ったお話。 個人的には、私の生き様と性格のせいで圧倒的に美津未に共感を覚える。まぁ、私は美津未と違って疾患レベルで対人関係に不全を抱えているのでもはやうまくいかなくなって久しいが、「自分ルールというか、正義が強すぎて、杓子定規が他人にうまく当てられぬ」という感覚がとてもよく分かる。学生時代に「学校をサボる」なんてことは1ミリたりとも考えたことはなかった。いや、正確にいうと何度も考えはしたが、それがあまりに大きな罪であると考えていたため、1度たりとも実行できない人生だった。そんな自分にあり得ない選択を平気で取ってしまえる聡介を、美津未の想像力豊かな脳が勝手にイメージを膨らませて暴走しちゃうのは致し方ない話なのだ。もちろん美津未は「聡介は悪い奴じゃない」という部分に関しては無根拠に信じているために「大きな」問題にはならないが、いざ1つの問題への向き合い方を突き合わせてみると、これまでの人生観の違いが微妙なズレとなって、喧嘩というには小さすぎるような、かえって処理に困る軋轢を生んでしまうわけだ。この「気にしなくてもいいくらいのもんだけど、やっぱり気にしちゃう」っていう感覚がとてもよく分かる。 そして、「やっぱり気にしちゃう」ことにかけて岩倉美津未という人間ほど真正直な奴はいない。ひたすらに思い悩み、不器用ながらもなんとかベストな答えへと辿り着いた。聡介の方もそんな美津未のことを悪しからず思っているわけで、正面からぶつかってきた美津未を受け流すなんてことはしない。思わず腕を掴んでしまったあの時の反応は、普段からのらりくらりと対人関係をかわし続けてきた聡介が見せた、貴重な「素の反応」。美津未の真面目が、聡介からも「真面目」を引き出したのだ。お互いにさらに一歩を踏み出し、いよいよ「友達以上」のステップが変化を始めそう。 そうなんだよなぁ……ついに美津未が「その可能性」を認識してしまったからなぁ……ステージが変わると、ますます美津未が何をしでかすか分からないのでドキドキもんだよ。周りのお友達はいい人揃いなので、うまいことサポートしてあげて欲しいもんだ。個人的に、「ははぁん、こいつ、聡介とトラブってんな?」って気づいた江頭さんが、特に意識してないんだろうけどすぐさま自分の前髪確認して「ワンチャンに備えとこ」みたいな動きしてるのがすげぇ好き。いや、別に悪意も他意もないだろうけども。ちゃんと自分本位で動けるお友達なので、逆に信頼できるのよね。
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Thraxi
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |