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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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Opus. COLORs」 4→4

 ん〜〜〜、わっかんねぇよ……いや、狙った方向はなんとなく見えるんだが……そこに成功の目があったのかどうか……。

 結局最後まで「パーセプションアートってそこまで人生かけるような一大ジャンルなの?」っていうのを受け入れることが出来なかったんだよな。作中でも主人公チームの親世代が思い切り世間に広めて市民権を得た流れは描かれているのだが、それがどれほどの規模で世界を動かすムーブメントになっているかがピンと来なかった。やっぱ一番の問題は、作中で披露されるパーセプションアートがそこまで魅力的に見えないっていう部分なのよな。初回で既に書いてたけど、「バーチャルを利用して体感できる、既存のアートを飛び越えたアート」はどんだけ二次元のアニメーションで描かれても我々にその魂は伝わらんのよ。

 そうして「そこまで頑張るようなことか?」という疑問が埋まらず、心情的な乖離を「でも家族の問題が! 可哀想な生い立ちが! 仲間との拗れた友情が!」みたいなドラマで引っ張ろうとするわけだが、そちらは「なんか似たような顔の男どもが言うてる……」という感情が先立つのであんまりハマれない。まぁ、野郎だらけの愛憎劇になるのはハナからわかってたんだから、そこはノットフォーミーだと事前に受け入れて見始めたはずなんだけどね。「スタミュ」はそこそこ見られた作品だったからいけるかと思ったのだが……ステージパフォーマンスの持つ意味づけが変わっちゃって、テレビの画面からこちらに働きかける訴求力はこっちの作品の方が間違いなく乏しいのでなぁ。

 多分これ、うまいことヒットしたら現実世界でもARとかを駆使して「これがパーセプションアートです!」みたいなリアルイベントに繋げるプランもあったんじゃないかと邪推してしまう。もし新しい切り口のエンタメを生み出したいのだとしたら、作品全体に圧倒的に派手さが足りなかったなぁ。あ、でも最近アップルかどっかが超すごいVRの技術を発表したらしいし、もうちょい時代が進めば今作(に似た概念)が認められる時もくるかもしれませんな。おっちゃん、その時まで生きて瑞々しい感性で受け入れられるかしら。

 

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