最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
シャディク・ゼネリ、日5で2度目の改心、第3話。後半、どことなく髪型までシャディクさんに寄せてたように見えなくもなくもなくもない。いや、見えない。 というわけで最近の古川慎の大活躍ぶりは凄まじいわけですが、それはさておいて男キャラの追加である。前回あれだけ鳴り物入りで登場したヒロインはどこ行ってしまったんや、という気がしないでもないが、まぁ出会い方は「もう2度と会わないで」みたいな流れだったのだから自然と言えば自然。おかげでゾンビ以外の女性キャラが登場しないという残念な結果になってしまったわけだが、今回の放送で無事に「オープニングは前回の復習をやるぞ」ということが確認できたので、一応そっちで顔だけは見せてくれているな。まぁ、エンディングの映像とかを見れば今後どこかで合流することは確実だろうけど……この世界、いったいどれくらいの人間が都心で生存してるもんだろうね? で、そんな世界で紡がれるお話の大筋だが……今回のエピソードでなんとなく作品の目指している方向性は理解できたような気がする。要するに、今作で一番やりたいのは「ゾンビもの」ではなく、「人間讃歌」ということだ。いやまぁ、世のゾンビものの何割かは最終的に人間讃歌な気もするが、「ゾンビを描くことが主目的ではなく、ゾンビはあくまでも主人公・輝が新しい世界に一歩踏みだすためのきっかけ」でしかないということ。本当に描きたいのは、そうして極限状態を乗り越え、社会という名のしがらみを脱ぎ捨てた後に、キャラクターたちがどんな関係性を築いていくかという部分なのだろう。「あの花」で例えるなら(なんで?)、あの作品は幼馴染5人の関係性を掘り下げるために「めんまの幽霊が5人にだけ見える」という事象が発生した。今作ではそれが「世界がゾンビで埋め尽くされる」になったというだけの話である(ずいぶん違うが)。 ただ、こうしてトリガーの規模がでかくなってしまったことで全体の構造がどこか歪になってしまっている感があるのは事実。例えば「会社を辞めてまず何がやりたい?」という状況を与えられたドラマとしては、割と面白いところをついていると思う。例えば「暇になったから髭を伸ばしてみようかな」なんてのは、なるほどあるあるというか、ちょっと思いつく「新しいこと」の例としては面白いし、そういう考え方が出そうなのは妙なリアリティがある。 ただ、そうして細かい「人生の新しいステージ」を描くのが主目的だとすると、やはり「ゾンビ・パンデミック」は話がデカすぎるのである。今回はかつての親友を救出することで「ブラック企業から脱却できた下っ端リーマン」が「一流企業で自分を偽って偉ぶっていたエリートサラリーマン」の心を溶かすという物語になっているが、そこにいたるまでに「ゾンビ退治」をしなくちゃいけないわけで、正直、「ゾンビ退治」のくだりがくっそ雑なのである。クラクションにラグビーボールをくくりつけてゾンビを一網打尽にしたあのシーン、一応何がやりたかったのかはなんとなく察することはできるのだが、新宿という人口密集地で屋内に監禁された人間1人を救出する作戦としては流石に適当すぎる。あれで一定の効果があるとするならゾンビも大したことないな、と思ってしまうが、同時に描かれたホストの死闘などを見るに、とてもそんなチンケな規模とも思えないのだ。「ゾンビクライシス」の描写にムラができると、どうしてもそこの設定が気になってヒューマンドラマの方にのめり込めないというリスクがある。まぁ、この辺りはもしかしたら「ゾンビもの」のお約束としてある程度飲み込まなきゃいけないのかもしれないが……。 できれば、次回以降はもういっそゾンビ要素をどんどん希釈してもいいので、やりたい内容に集中できる展開になってくれるといいな。
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