最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「はめつのおうこく」 6 2枠続いてのおっぱいアニメ。いや、この作品をおっぱいアニメに分類したら良識を疑われるかもしれんけども。 タイトルが全部ひらがなというところから逆説的に不穏な空気が流れている感はあったが、最近じゃ珍しいくらいに真っ直ぐな鬱からのスタートとなった作品。原作はマックガーデン系列の漫画からということなのだが、最近はweb漫画なんかも多いから見たことも聞いたこともない作品が増えてきましたな。そして内容はというと、なろう関係でもちょいちょい触れることがある「科学と魔法の世界」という微妙な存在をそのままテーマに持ってきたようなダークファンタジー。魔法がいつの間にやら廃れて科学に取って代わられている世界はいくつか見てきたが、その時代の移り変わり自体に「痛み」を与えて物語に落とし込んでいるところが新しい。この設定なら間違いなく「どのように科学と魔法が共存し、どのように淘汰されたのか」という部分に触れざるを得ず、これまで見てきた中ではおそらく一番きちんとその存在について考え、描こうとしている作品である。「科学」の側面を見せる時にスマホってのは超便利なアイテムで、作中の王様も言っていた通り、「誰もがスマホを持っている」っていう描写は、これ以上ないくらいに「科学が征服した世界」を体現している。 「科学と魔法」というテーマについて個人的に思っていたことがあったのでせっかくの機会だから触れておくと、「魔法が存在していた世界」というのは、基本的に「科学」という別次元の技術体系は伸びにくいと想像している。魔法のおかげで既に便利だから科学が必要ないという側面もあるが、いざ科学を研究しようとした際に、そこには間違いなく科学が及ばない領域としての「魔法」が存在している。何を研究しようにも、何を開発しようにも、科学の及ばぬ「魔法」があまりに身近に存在してしまえば、その認識自体が科学研究を阻害し、「魔法すらも解明できないような体系」の存在を否定してしまうような気がするのだ。今期だと「陰の実力者」なんかが「科学と魔法の共存世界」なのだが、ああいう世界の技術者たちはどこに線引きして自分たちの生業を見据えているのか気になるところですね。 話を今作に戻すと、今作における魔法は「魔女」の特権であり、一般市民は使うことが出来ないようである。だからこそ反骨心というか、魔女に一方的に支配されないための技術として科学が進歩する余地があったことは理解できるし、さらには「魔力抑制」の技術まで開発しているということは、この世界の科学は魔法に「届いて」しまったのである。そこにどんな革新があったのかはまだ分からないが、世界の成り立ちとしては納得できる部分が多い。あとはそうして科学が「乗り越えて」しまった世界で、魔法を手にした主人公がいかにして世界に復讐していくことになるのか。なかなか気になる筋立てではないか。 監督が元永慶太郎氏ということで、1話目はキャラデザもガツンと決まった上で演出もまとまっていて期待感を抱かせるスタートになっている。ただ、1つだけびっくりしたのは、なんと映像制作はあの横浜アニメーションラボだそうな。「あの」と言われてもピンとこないかもしれないが、かつては「禍つヴァールハイト」で私を涙に沈め、直近では「聖者無双」でストレス値をマッハにさせた罪深きスタジオ。そんなんだから期待できないだろうという予断もありつつ、1話目の映像は文句なしで良品質であった。これは期待していいのかどうか……。 出来ればこのまま逃げ切って欲しいんだけど……途中で力尽きないでくれ。頼むから。まぁ、万一力尽きてしまった場合には「1話で素晴らしいおっぱい土下座をありがとう」という思い出だけで評価しておこう。胸糞悪い話をしっかり胸糞悪く描けるのは大事なこと。おっぱい土下座、国王の行動はどないやねんと思うけど、あれはあれで納得いく構図だし、性癖にブッ刺さったので僕は好きです。お願いだから石を投げないでください。 あと、あの角度で機関銃を斉射したら絶対にオーディエンスにも死傷者が出たよね。
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