最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
一応最終回? 第11話。まぁ、予定通りの進行でしたかね。来週番外編っていう編成はここまでキツキツで展開してきたくせにどうなんだろう、とは思うが、もし最終回で今回のエピソードだとあまりにも尻切れになっちゃうからね、多少無理してでも最後の一本にせず、アニメ特典としてのうまみを出すっていうのは間違いではないんだろうな。
一応アブノーマル編のクライマックスなはずの、めだかVS王土戦。ただ、都城先輩って登場の仰々しさのわりにはかの石動雷十太先生に負けず劣らずの噛ませ犬。原作でもわずか1話で絶頂から覆されるという醜態をさらしているわけだが、アニメでは更にカットされた部分が多いので得意げにしてられた時間はものの数分である。古賀ちゃんが犠牲になったのが可哀想なレベル。時間の割き方だけを考えたら、このバトルよりもめだかVS古賀戦の方が長かったくらいだしなぁ。分かっちゃいたことだが、これはこれで仕方なし。かてて加えて王土の過去エピソードも色々とはしょられており、彼の苦悩や失墜もアニメ視聴者にはよく分からないレベルになっていた気がする。彼が能力に「使われて」いたことを描写する回想としては、いささか物足りなかったんじゃなかろうか。一応、このバトルの見どころとしては、クライマックスでめだかを徴税しようとしたシーンからの怒濤の流れがある。泣きわめく王土を描いた荒々しい筆致はいかにもガイナックスな感じのざらっとした質感が気持ちの良い、力の入った作画。怯え叫び回るシーンで一番力を入れてもらえるっていうのが何とも切ない王様ではあるが、ある程度活躍してくれたんだからこれはこれでいいことにしましょう。 その他、親友を傷つけられた名瀬ちゃんが身も世もなく泣いてしまうシーンなんかは「沢城みゆきの真骨頂」という看板を付けてしまってもいいかもしれない。一呼吸で空気を持っていってしまう存在感は流石。出来ることならもっと尺を長くして演技の幅を見せて欲しかったのだが、なんだか駆け足だったので勿体なかったな。ま、最近じゃあまり見られない「お兄ちゃんの助けを求める妹キャラなみゆきち」が見られたので良しとする。また、改神モードになって王土を圧倒するめだかちゃんは、1期ラスト以来久しぶりの「本気のめだかボイス」が聞けるシーンでもある。今期は中盤以降なかなか見せ場の無かっためだかちゃんであるが、こうして化け物を超えた強さを見せつけられたのだから、一応主人公としての面目は立っただろう。ま、アニメ最終話を持っていかれてる時点で面目もクソも無い気もするが…… というわけで、次回は最終回、「グッドルーザー球磨川」である。しかも今回のためのアニメオリジナル脚本を西尾維新が書き下ろしているとのこと。1期最終話のオリジナル回も割と面白かったので、これには期待したい。キャスト情報が出たことから安心院さん(水樹奈々)と須木奈佐木さん(日笠陽子)が登場することは確定しているので、当然水槽学園でのお話になるだろう。先頃発売されたノベルス版の「GL球磨川」は、当初期待されていた「水槽学園を廃校に追い込んだ球磨川と須木奈佐木さんのバトル」では無かったので肩透かしをくらってしまったが、出来たらこのアニメ版でそのエピソードが見たいな。ほんのちょっと、ほんのちょっとだけなんだけど。あー、でも流石に30分でやれる中身じゃないのかなぁ。個人的には、水槽学園が舞台なら焼石さんに登場して欲しい。CVかな恵ちゃんあたりで。しかし、本編で出てきてもいねぇのにこっちで安心院さんが活躍するのはいかがなもんかなぁ。 PR
コミケまであと1週間! 今回の商品、まだ通販の詳細出てないけど、大丈夫だよね(カルタは通販確約されてるけど)。CDは是非買わなきゃいけないからなぁ。
というわけで、そんな中身の「ギリギリ!コンプライアンス」第6回目。クリスマス間近でリア充に嫉妬する福岡と、こういうお祭りごとでは率先してホスト役を務められるリア充代表名古屋犬のトークから開始である。 1件目のメール、お互いの嫌いなところ、好きなところをあげる。こんなお題で無事に済むはずがなく、名古屋の先制攻撃にたたみ返す福岡。名古屋は福岡が暴れたときにスルーしてあざ笑うパターンもあるのだが、今回は彼の発言に真っ向からキレた。どうも「胴長短足」は彼女に対しては禁句であるらしい。まぁ、確かにね47犬の中でも屈指の胴の長さではあるからな(長崎の完成品バージョンにつぐ長さかもしれない)。「なんだとテメェ……」で幕を開けるリアルファイト。「ギリギリコンプライアンス」史上屈指の名シーンである第3回の乱闘シーンを彷彿させる再びの放送事故。本当に名古屋は言葉が汚いよな! 2件目、私も興味津々、静岡犬の野球愛と、都道府犬野球についての詳細を語る。まず、静岡はメンバーの中でもトップレベルの野球好き。チームのキャプテンを任せることは満場一致、さらにどんなポジションでも任せることが出来る実力の持ち主だそうな。まぁ、割れるけどね……。そして、福岡が組んだオリジナルの都道府犬打線が発表されるという嬉しいサプライズがあった。以下にそのオーダーを確認しよう。 ・1番(中)兵庫犬 リーディングヒッターは素早さ255でカンストのプリン犬。彼女が走っている姿はまだ目撃されていないが、確かにあの瞬発力は出塁すれば脅威だろうし、守備範囲も広そうだ。打撃については未知数。 ・2番(二)山梨犬 自己犠牲の精神で川相につぐ送りバントの鬼を任される山梨犬。実は野球するシーンでは愛媛のようにレギュラーの女の子が参加しているシーンもあるので、案外経験値も高いのかもしれない。 ・3番(右)秋田犬 ・4番(三)高知犬 ・5番(捕)名古屋犬 福岡曰く「火力重視」。見た目にゴツくて迫力がありそうな面々で揃えたクリンナップ。4番にしてようやく男の子が出てきたことから考えて、おそらく高知はそれなりに打力も高いのだろう。まぁ、友達いないようだから野球やったことあるかどうかは分からないけど。秋田は普段からアクティブだから運動能力は高そう。名古屋は当然の打撃力。彼女が野球をやるシーンでは、大体打球はいいところに飛ぶ(主に残念な方向に)。ちなみに、名古屋は過去実際にキャッチャーをしている場面も描かれているぞ。 ・6番(左)山形犬 ・7番(遊)大分犬 ・8番(一)埼玉犬 突然福岡の好みが炸裂したオーダーで、単に「ちっちゃい女の子を集めた」だけのメンバーである。一応、山形は好きなスポーツを聞かれた時に「野球!」と答えた実績はあるけどね(片方だけ)。大分は野球とか出来るのかなぁ……埼玉に至っては確実に割れるイメージしかねぇしな……あいつ絶対足遅いだろ。山形とかどうやってバッターボックスに入るのかすら謎である。 ・9番(投)広島犬 これは当然、唯一「魔球」を持つ彼がチームのエースなのは疑う余地がない。ちなみに彼の新開発魔球「さみだれおろしボール15号」は相手チームを存在ごと抹消出来る最強最悪の必殺技なので、他のメンバーがどうあろうと絶対に勝つことが出来る。そして、ピッチャーをまでのオーダーを並べると9人中7人が女の子というとんでもないチーム編成になっているのだが、まぁ、それでもそこそこ戦えそうだからいいか。ん? キャプテンの静岡はどこにいるの? という疑問で……次のお題へ。まぁ、監督ってことで。 3件目のメールは、匿名希望のフグ犬から来た嘆願メール。名古屋の暴力を何とかしてくれ、というお祈りである。まぁ、確かに作中で一番手を出しているのは確実に奴ですけども。当然のように名古屋の鬼畜な対応が楽しめるわけだが、その相手をしている福岡も負けじと鬼畜。「くれぐれも匿名希望でお願いします」「そのメール誰だがね!」「山口犬(即答)」。可哀想だろ、流石に。しかし、名古屋は謂われのない(?)誹謗中傷に、「あれは暴力ではなく突っ込みである」と反論。確かに、1話の「名古屋犬名古屋犬名古屋犬名古屋犬」に対してのパンチはむしろ正当防衛だし、宮城犬相手の「持ちネタか!」は理想的な突っ込み。そう考えれば「そぉい!」も突っ込みと言えなくもないのか。しかし、ここで衝撃の発言。山口に突っ込んだ理由を問われた名古屋の回答は、「存在! 山口犬の、あの存在! なんなの! あのフグみたいな犬! どっちだがね〜! ありえないだがね〜!」………………Ow、お前らの世界全否定かよ……。結局、山口犬は白目剥きながら名古屋の報復に怯えることになりましたとさ。山口って作中では割と年上のキャラのはずなんだけどなぁ。 ○「ギリギリ! パラディン福岡犬」 毎度お馴染みおまけコーナーは、福岡の妄想劇場。「パラディン」という単語も今作の定番台詞の1つになってきました。中身はいつも通りのノリです。気持ち悪い赤スライムがどれだけ中二病を振りかざしても恰好良くはないよね。一番の楽しみ方は、これを1人でレコーディングしてる中の人の顔を想像すること。
「中二病でも恋がしたい!」 6→7
良かったDEATH。最終的にどのくらいの評価にすべきかは割と悩んだところで、11話あたりの単発の破壊力を考えればもっと高い配点もあり得るし、最終話まで含めた1つの小さな流れとしてはそこまで手放しで褒められるわけじゃない部分があるのも事実。あげようか、維持しようかで悩んでいたら脳内で六花ちゃんが可憐に踊り出してしまったので、最終的に「Lite」の方も含めての評価ってことで加点させて頂いた。この得も言われぬ達成感こそが、京アニ厨たる由縁であるのかもしれない。 今作は実に色々な見方が出来る作品だと思うのだが、1つの話題になっていたのは「シリアス部分の是非」というトピックだろう。7話で六花の生い立ちが判明するまでは、徹底的に中二病という題材を茶化して笑いや萌えに繋げるコミカルなテイストだったのだが、六花が中二病へ向かった原因が明らかになった後は、そうしたコミカルな要素はやや少なくなり、過去と戦う六花、それを守る勇太という2人のラブストーリー中心にシフトした。これを見て「余計なシリアス要素はいらない」と切って捨てている意見を少なからず見たことがある。そうした意見で言わんとすることは分かる。確かに、7話を見たときに戸惑ったのは事実だし、「中二病」という題材をそうした「物語作りの1パーツ」として埋め込んでしまうことで、本義を曲げ、笑うことすら出来なくなってしまうという懸念があった。何より、それまで楽しんできた笑いの要素が無くなってしまうという明らかな変化が、許容しにくい視聴者もいたことだろう。 しかし、そういう見方っていうのはやはりちょっと勿体ないんじゃないか、とも思う。元々「恋がしたい」がタイトルなのだからラブロマンスに繋がるということは分かっていることだし、どうせ物語を作りならば、やはりそれは筋を通した「作品の中心」にあるべきだ。新しい形のラブストーリーを模索する中で、「中二病」というテーマを再解釈し、効果的なツールの1つとして使いたい、というシナリオラインの挑戦は、やはり評価すべき部分であろう。六花にとっては逃げ道でもあったが、それと同時に辛い時期を乗り越えるためのエネルギー源にもなった「若い力」としての中二病。これが近所に住む勇太の手から渡されたものであり、恋の架け橋として機能しつつも、2人が最初に乗り越えなければならない試練としての役割も果たしている。せっかく「誰もが患うかもしれない若さ故の症状」という身近なネタがあるのだから、そこに共感と理解を求めつつ、最大級のフィクションとして大きすぎる役割を付加して物語りを膨らませるというのは、脚本作りを考える上で至極真っ当な方向性だっただろう。「理解を深める」「試練を乗り越える」。どちらもラブストーリーならば必須の要素なわけで、今作は単にそこに「中二病」というファクターを合わせただけなのだから、シリアスだとかギャグだとかいう以前に、「有り得べき物語」だったという話なのだ。 シナリオラインについて、ある程度制作者の方向性が理解出来れば、あとはいかにも堅実な筋運びである。まぁ、最終回の締め方については他にもやり方があったかもしれない、というのはあるのだが(特にくみん先輩のくだりね)、さりとてもっと効果的な代案がある、というわけでもない。12話という尺の中で収めるべき部分を収め、盛り上げるべき部分は盛り上げた。それだけで充分ではなかろうか。六花の心中は充分推察出来たし、勇太が置かれていた何とも珍妙なジレンマについても、不思議なことにきちんと理解出来るレベルまで感覚を共有出来ていた。こういう無茶な部分でもある程度牽引出来るのが、数々の「泣かせる」ドラマを組み上げてきた石原監督の手腕であるし、京アニ作画の強みである。 大筋については、考える部分も多かったので「可」として見たとしても、その上にのっているキャラクターについては、もう「優」でいいだろう。実に阿漕に設定された4人のメインヒロインたち。気付けばまぁ、お互いに綺麗に補完し合いながら引き立っていたのが見事。個人的には、「序盤はずっと六花のターン、六花がドラマ部分に本腰を入れ始めてからはずっと凸守のターン」というイメージ。六花さんは本当に希有な、「正面から可愛がれるメインヒロイン」だった。やっぱり京アニ作画のくせに強さは、六花みたいにコロコロと丸いキャラで活きてくる。執拗に繰り出された下段攻撃のモーションの美しさたるや。同じことは後半の主役(?)である凸守にも顕著。彼女もコロコロしたアクションやダイナミックな表情の変化が見どころなので、画の際だちがダイレクトに魅力に繋がる。11話で風に揺られる凸守とか、すげぇ破壊力だった。森サマーは最初ひどいキャラだと思っていたら、本作には他に替えが利かない「抱擁するキャラ」であることが判明し、少しずつ魅力を上げていった。「クラスのアイドル」→「腹黒鬼畜」→「実はやっぱり素直で良い人!」という変転が小ずるくてよろしい。くみん先輩については…………えーと、畜生です。一色は幸せになるといいね。 などなど、楽しい女の子について話をすれば、最後は当然中の人の話。こちらはメイン4人、一歩も譲らないデットヒートを繰り広げた。森サマーで新たな魅力を見せつけてくれた「永遠の織部やすな」こと赤崎千夏、代表役っていうと今までは雪歩くらいしか浮かばなかったがくみん先輩でぐいぐい押し出してきた浅倉杏美、どちらも期待通りの仕事だろう。また、最近ぐいぐいあげてきているといえば、なんと言っても上坂すみれ。まぁ、凸守の場合はキャラで得をしている部分も少なくないだろうが、それでも11話の演技を含めた「パーフェクトヒロイン凸守」が出来上がったのはすみぺの力があったのは間違いないだろう。流石に中二病への造詣の深さは一線級である。そして、そんな並み居る新鋭たちの中でも堂々の主役を勤め上げた内田真礼こそが、この作品の空気を決定づけた最大の功労者であろう。六花の2つのカラーを出すことが前提にありながら、結局「どちらの六花も六花なのだ」ということが分かるよう、根底に流れる小鳥遊六花を完成させた。よくもまぁ、これだけのキャリアで大役を果たしたものである。最近は若手でもガンガン来るからこういう大仕事も珍しくないのかもしれないが、今作のように1つ1つのキャラ作りが全体の空気を大きく左右する場合には、余計に際だって見えるのである。まあやは大きくなりそうな気がします。
慌てふためく淡島ちゃんが無闇に可愛かったよ、第12話。やっぱりこの世界は王以外は基本的にザコの扱いになってしまうんだよなぁ。あれだけりりしかった淡島さんなのに、白銀の王を前にしてしまうと単なるおっぱいとおしりのおねーさんになってしまった。もちろん、ベストの立ち位置ですが。
前回もやもやしていた謎は、開始数分であっという間に片がついた。元々存在していたヴァイスマンを、新たに生まれた無色の王(社の元の身体)が乗っ取りに出かけたのだね。三輪一言様の遺言によれば次代の無色の王は「悪」である。一言様の死と同時に「発生」した無色の王は、新たに手に入れた固有能力「憑依」により、この世界の王の象徴である、ヴァイスマンの不変不可侵の能力を手に入れようと企んだ。そして、「王さえも影響をあたえる無色の力」と「王によっても動かされない白銀の力」がぶつかり、現在のややこしい状況が生まれてしまったと。ただ、十束殺害のタイムテーブルに関しては未だによく分かってないんだけどね。十束を殺したのは、移動前の無色の王である。それはビデオに残されたメッセージからも明らかだ。そして、そこから無色の王はヴァイスマンの控える飛行船へと駆け上がり、そこで対峙して入れ替わりが起こる。十束殺害の後、入れ替わった社が学園島に墜落してくるまでの時間は約40分程度。無色の王は、この間にどうやって飛行船まで飛んでいったというのだろうか。王になった時点で、滑空能力くらいは身につくものなのかな(実際、宗像もほぼ空飛べるようなもんだしな)。 現白銀の王(以下シロと表記)がようやく事態を飲み込むことが出来たので、ここからは事態の収拾へと移っていく。暴れる無色の王を止めなければいけないのは当然だが、それに加えてはっちゃけちゃってる周防さんを止めるという業務も残っている。一計を案じたシロたちは、戦力を分散させる方向に。まず、能力を取り戻して一般人程度ならば牛耳ることが出来るシロが接触したのは淡島さん。宗像が周防といちゃいちゃし始めたせいで気が気じゃない淡島さんを拉致り、そのまま草薙のいる教室に特攻。無理矢理赤と青のクランを集めてしまった。赤と青って、仲が悪そうに見えるくせに意外と親しい間柄の連中が多いのよね。周防と宗像はいちゃいちゃしてるし、なんやかんやで猿と八田も仲良しだしな。 そして、都合の良いことに各クランのナンバー2どうしも顔見知りである。淡島さんはどう思ってるかしらないが、草薙さんからしたら淡島さんはお店の迷惑極まりない常連さん。彼女のためにわざわざバーの冷蔵庫につぶあんを用意しておくくらいには親しい。この2人ならば一カ所に集めても喧嘩する心配はないし、それも見越した上で、シロはこの2人を相談役に設定したのだろうか。タイミング良く旧知の仲である「黄金の王」から久しぶりの挨拶もあり、能力も披露したので両クランからそれなりに信頼は得られたようだ。シロの目標はひとまず学園島の生徒たちの避難である。「無色の王以外にも面倒ごとはある」という言い方は意味深だが、ひとまず一番おっかないのは壊れかけの周防のダモクレス。クレーター作るレベルの大惨事が起こるとしたら今から避難して間に合うとも思えないのだが、とにかく後顧の憂いは立たねばならぬ。無色の王の邪魔も入りつつ、ネコに頑張ってもらってお仕事は進んでいく。同時に、独立部隊となったクロは各所で暴動鎮圧に当たる。好き放題暴れていた両クランの仲裁に入り、とりあえず猿・八田の鬱陶しいコンビを押さえ込むことで統制を図った。成果はボチボチといったところか。こうしてみるとやっぱりクロって強いんだよな。あ、鎌本さんも強いですよ。ウェイトを利用した豪快な能力解放は、実は八田のスケボーアクションなんかよりもよっぽど迫力があったりする。この人が夏にやせるとか信じられん。 外堀も埋めて準備万端、いよいよ次回は最終回だ。ここまで来ると周防と宗像については放っておくしかないが、最終的に王権者が周防VS宗像VSシロVS菊理ちゃん(!)という構図になっているのが素晴らしい。菊理ちゃんは今回終始悪い顔しかしてなくて、歪みまくった顔芸が楽しくてしょうがなかった。どうも無色の王の意志が1つだけじゃなくて2,3個入り乱れているようなのだが、一体何重人格になっているんだろうか。1人でコロコロと演じ分ける佐藤聡美劇場が堪能出来るだけでも、リピートする価値がありますよ。もう、このまま最後までしゅが美ボイスでラスボスバトルを続けて欲しいものである。いっそ憎き浪川をしゅが美が打ち倒すエンドまである。傍若無人な先輩を許すな!
これで実質放送終了、第10話。うーん、勿体ない話だねぇ。ほんと、アニメの制作現場って一体どんな状況で進行してるのかが気になる作品だ。最近でも「僕H」がやらかしてたけど、まさか2本も間に合わないことになろうとは。これ、流石に数千万単位でお金が動く業界ではヤバいことなんじゃなかろうか。
まぁ、そんな裏方さんの話はさておいても、大会は続いて行く。結局、なんだかよう分からん勢いでプラウダを下すことに成功した大洗。カチューシャちゃんとの固い握手で準決勝が幕を閉じ、いよいよ決勝は因縁浅からぬ黒森峰との対戦ということになる。実質最終3話をまるまる決勝に当てることになるのだから尺としては妥当だが、今までの展開の淡泊さから考えると、やはり力を入れなきゃならんという意気込みは伝わってくる。何を差し置いても、大一番を前にしたチームメイトの意気込みは描く必要があるだろう。今回はそうした前哨戦の模様が描かれる。 決勝になると台数制限も取っ払われるらしく、相手は20台の軍勢で挑んでくる模様。まぁ、どう考えても多勢に無勢である。そこで、最低限のパワーアップはしなければならないわけだが、急に戦車を増やせと言われても無理に決まって……もいなかった。案外あっさり1台増えた。搭乗員は謎のネトゲ軍団だが、まぁ、結果だけを見れば瞬殺だったからあんまり考えなくてもいいだろう。そりゃま、普通に考えたら昨日今日で初めて戦車に乗った数合わせが強豪相手にまともな試合なんか出来るはずがなかった。しかし、これだけ戦車道がリアルで横行してる世界のくせにネットで戦車ゲーをやり、「リアルの戦車に触れるなんて!」って感動してる子達ってどうなんだろうな。スポーツカーみたいな扱いなのかな。その他、諸々のパワーアップパーツが導入されたらしいが、マシンに関して細かいことは分からないので、次回以降の解説待ちだろうか。一応、最大のパワーアップは「沙織ちゃんがアマチュア無線の免許を取ったよ!」という部分なのかもしれない。いつの間にそんなことしてたんだ。意外とあっさり取れるんだな、無線免許。やっぱりイケてる女子は無線が必須だよねー。……何に使うんだよ、それ。 あとはまぁ、相変わらずダイジェストなのでよく分からない訓練の風景とか、場所は違えども志を1つにして全員でカツを喰らう様子などで、「友情」と「努力」の面はカバー。残す「勝利」に手が届くかどうかは、多分みほのおねーさんがどれくらいツンデレるかにかかってるんだろう。これでチームメイトの途中増員が学外からも認められていれば、サンダースやプラウダ、下手したらダージリンさんまでもが「俺たちもいるぜ!」とキン肉マン展開してくれる未来もあったんだけども。シナリオ的にはそっちの方が盛り上がった気もするなぁ。富士の裾野で行われる謎の多国籍軍バトル。サンダースの反則無線の子なんかは仲間に出来たら結構な戦力だったろうに。でも、あくまで戦えるのは大洗の子だけなので、他校のお歴々はみほとの友情を確認しながら応援に来ただけである。カチューシャちゃんは案外素直。ピロシキピロシキ。サンダースのケイさんは相変わらず適当。何故か今期は川澄ボイスの金髪美女が2人同時にアニメに登場しているという謎。そしてダージリンさんは相変わらず訳が分からない。あの人、いつの間にかしれっと敗退してるんだよな。今回は新キャラもモブも多くて、キタエリボイスが3カ所くらいから聞こえてきて忙しそうだったな。 ま、泣いても笑っても、決勝戦が行われるのは3ヶ月後なんですけどね……冬新番は何があるのかな。その間に、忘れられないといいけどな……ちなみに、今回戦車道の新しい効能が発見されたので付記しておきましょう。 「戦車道をやるとモテる」 「戦車道をやると女性のたしなみが身につく」 「戦車道をやると遅刻200日分が免除される」 「戦車道で勝つと廃校を免れる」 「戦車道をやると生け花で何かに目覚める」←New!!
芳忠さん必要だったかな、最終話。まぁ、このあたりが無難な落としどころだな、という幕引きでしたわ。前回盛り上がり過ぎちゃったから対比で冷めてるような気がしてしまうけど、身の丈にあった風呂敷のたたみ方だったような気がする。
六花が眼帯を取る←色々と複雑だが分かる 凸守が美少女に←色々勿体ないが分かる 一色が痴漢に←すげぇ分かる くみん先輩が2代目邪王真眼継承←はぁ?? 凸守の衝撃の第2形態なんかはショックだったけど理解出来るレベルの存在ではあるんだ。元々成績優秀なカリスマだったわけだし、何かが吹っ切れたところで自分が果たすべき役割に迷わずスイッチ出来るだけの小利口さがあるのは間違いないんだろう。個人的には普通凸守の存在は認めたくないものだが、まぁ、あの一瞬だけなら2Pカラーみたいなもんだと思えば理解出来る。しかし、くみん先輩は無理だろ。今まで一番中二病に理解が無かった人間が、いきなりああは出来ないだろ。これまで見てきた六花の見よう見まねなんだろうけど、くみん先輩がやる必要がないし、ぶっちゃけ意味もあんまり無い。六花なりのけじめのつもりだったんだろうか? 色々思うところがあるラストエピソードの中で、唯一そこだけがなんだか消化不良だった。まぁ、あの人が突然とち狂ってもおかしくはないんだろうけども。一色はどうすんだろね。 あとはまぁ、突っ込むのも野暮ってもんでしょう。前回までの展開で、こうならないはずがないんだから。「(自分の中では)間違った行動」をじわじわ積み重ねてきた勇太が、六花の引っ越しを契機に弾けて青春を爆発させる。そうなってしまえば六花は単なるお姫様。コッテコテのラブストーリーをやることは既にタイトルから明らかなわけだし、色々と問題を忘れている気もするけど、何となく大団円だから「ならば良し」である。細かいファクターについては全体考察でまとめましょうね。 しっかし中二勇太の恥ずかしさは半端じゃねぇな……中二病こじらせてあそこまでアクティブに動けるって、ひょっとしたらものすごい逸材なんじゃなかろうか。オファーかけろよ演劇部。 さぁ、来週から「凸守早苗の野望」が始まるよ! 始まれよ!
プレイム君可哀想過ぎ、第23話。あんな小さい子どもがいるのにしばらく留置所暮らしとか、奥さんの心労を考えると非常にやるせない。たった1人の犠牲者のことでこんだけ心苦しいということは、多分私はヨルムンガンド計画に参加する権利はなさそうである。
世界中のまだ見ぬ数千万人以上の犠牲者と、今空を飛んでいる70万人の犠牲者。どちらかを選べと言われたら、衛宮切嗣さんは迷わず後者を選ぶことになるだろう。割り切ることが正義だと考える人間はそのあたりが非常にシンプルだ。ただ、最終的に切嗣は自家撞着に陥り全てを諦めてしまったが、この世界におけるココ・ヘクマティアルの信念は揺らぎそうもない。財力を持って生まれた「世界嫌い」の娘が、たまたま能力と機会までをも手にしてしまった。大嫌いな世界を変えて、戦争の概念そのものすら消し潰すための武器商人。これこそがウォーモンガーの正体ということか。ちなみに、僕の知っている「戦争売り/Warmongar(MMQ)」は相手に6マナあると死ぬ残念な奴でした。 ココの信念が揺るがないのは、彼女が生まれ持ち、培ってきた全てが賭けらているおかげである。しかし、共有した時間が決して長いとは言えない少年兵にまでその生き方を通じ合わせることは、簡単ではなかった。「世界一の大量殺人者」にならんとするココに向けて、咄嗟に銃口を向けたヨナ。そんな彼を見てココも一度は衝撃を受けたものの、すぐに自分の想定の範囲内のことであると思い直したのだろう。直前にヨナから聞いた彼の見る「世界の姿」を懇切丁寧に潰し始める。「好きな世界」など無い。少年の見た夢は嘘っぱちである。だからこそ、「君のことが好きな私」が、2人の理想が堅実となる世界を一から作り直そうとしている。 交錯する瞳と瞳。今作でも象徴的な存在である大きな虹彩が非常に印象的な絵を形作り、ココの青とヨナの赤が決して交わることのない2人の世界をにじませる。正論であるのかどうかなんて、答えが出るはずがない。結局信じるか信じないか、殉じるか殉じないかの差があるだけ。当然、ヨナは結論を出すことが出来なかった。迷った状態でココに付き従うことは彼女の意に背くことに他ならず、唯一の逃げ道として、彼は愛する人の下を去ってしまった。あそこで「泳ぐ」ことは一切必要としないはずだが、彼が敢えて海に飛び込んだことは、それがもっとも効果的な「逃げる」行為だと分かっていたからだ。 ココとヨナの物語は、すぐには解決を見ない。誂えたように待ち構えていたキャスパーに引き取られたココは、またいつかのように、自分が知っている「武器商人」との旅を続けることになった。それは確実に「ココの世界」が必要であることを確認するだけの旅。キャスパーとココは、こと「ヨルムンガンド計画」については手を結んでいないはずなのだが、気付けばキャスパーは、もっとも効果的な方法でヨナをココの下へ戻す手伝いをしていることになる。この兄妹はどこまで計算尽くなのだろうか。 そして、そんな2人の関係はさておいて、既にココの作り上げたヨルムンガンドは実働可能な状態になっているらしい。「怪物をも凌駕した神」としての力を試すため、彼女に探りを入れる2つの勢力を一気にへし折るという強引な手段に出た。使えそうなブックマン陣営にはより分かりやすく、その力を肌で感じることが出来る方法で。もう1組のプライムさんについては、影も残さない圧倒的高所からの攻撃で。スーツ姿でアフリカに置き去りにされたブックマンがやたらシュールだったり、いくらメールやらなんやらを操作してもあそこまで絶妙なタイミングでドンパチが片付かんやろ、と突っ込まざるを得なかったり、色々と不思議な点も多いのだが、この世界におけるヨルムンガンドは「それが可能なシステム」なのだから仕方がない。おそらくDr.ミナミが本当に神のようなスキルを持っているんだろう。この一連のミッションで、ブックマンは完全に陥落したようである。ココが唾棄していた「世界が美しく、一部の変化もなく維持すべきである」と考える人間が、ここで1人脱落したことになる。やはり、ヨナの考える思想を完全に説き伏せることこそが、ココのゴールってことなんだろう。 もう既に「ココが神になった」ことは示されたわけで、後はどんなドンパチをやろうが大した意味は持たないだろう。残された世界の些事を片付けて、ヨルムンガンドが完成するのを待つばかり。果たして、そこにヨナはいるんだろうか。しばらくはココとDr.ミナミの入浴シーンでも見ながら待つことにしましょう。まさか3話連続でサービスシーンが来るとは……。
圧倒的サブキャラ回、第11話。良かったよ、4期になって夏目に出番が無かったからさ、ここできちんとめいっぱい幸せになってもらえて、多少なりとも満足出来たさ。
Aパートは吉野屋先生。「2度目となるお宅訪問」って言われて「え? いつ来たっけ?」と思ってしまったが、去年のお正月に早着替えを披露した時か。あのときはあんまり先生の自宅に行った、っていう感じがしなかったからな。弟さんも初登場で吉野屋家の全貌が多少なりとも見えるわけだが、親と同居している風なのに結局ご両親の姿は確認出来ず。あの吉野屋先生を産みだした親御さんってのがどういう人物なのかは結構気になります。ただ、弟さんの方は至って普通の人。結婚して小学生くらいの子どもがいるってことは、最低でも大体30前くらいということで、先生はその3つ年上。うん、まぁ、お察し。まだ大丈夫だと思うよ。中の人に比べれば…………吉野屋先生ほど中の人に引っ張られたキャラってのも珍しいけど、中の人だって先生に少なからず影響は受けているのだろう。 吉野屋先生の先生らしい生徒思いなところなんかも垣間見えた良いお話ではあるのだが、実はサブキャラ回としては貴重な「真実さん&中山さん回」でもある。同じクラスの仲良し4人が集って活動する様子がゆっくり堪能出来るので、「真実さん可愛いよなぁ」と心の底から思えるのである。いいクラスだな、A組。ちなみにこちらも中の人で見ると、阿澄・水橋・沢城・福圓という並びになり、軽く世界の平和くらいなら守れそうな面子。もしくは軽く世界の1つくらい破壊出来そうな面子。こうしてみるとひだまりもなかなか恐ろしい作品だ。ちなみに、リアルひだまり面子の安定感を考えると、リアル結婚話とかはあんまりしない方が良いぞ! うーむ、まず最年長のミズハスからして結婚願望が薄そうだものなぁ。 中の人の話ばかりになるので一端置いておいて、Bパートは高密度の夏目回である。過去に一度、3期で「夏目が出来るまで」が映像化されたので(特別編)夏目の存在も随分大きなものになっている気がするが、今回はついに念願のひだまり荘入り、メンバーと正式なコミュニケーションを果たす。夏目さんからすれば確実にテンパるレベルのイベントなわけだが、よくもまぁ、双方とも快く受け入れてくれたものだと思う。ひだまり荘メンバーは身内の6人に飛び入りの客(そこまで親しいわけでもない)が入ることに一切抵抗を感じておらず、多分抵抗があるとしたら夏目側だろう。本人も言っていたが人見知りなのは間違いなかろうし、そうでなくても、身内でやろうとしているパーティーに突然1人乱入するっていうのは気が引けるものだ。それでも強引に入っちゃうあたりは、夏目と沙英の歪んだ関係性のなせる業。そして、気付いたらちゃんと仲間に入れているのは、お気楽ひだまり面子のなせる業。輪をかけて人見知りであろうなずなも特に抵抗なく場に入れているのが凄いな。 ここ数話の間、ずっと出ることすら許されていなかった夏目だったが、ここで一気に存在感をアピールし、ファンに向けて充分な養分補給が行われた。気付けば描くことの出来ないひだまりの1メンバーになっているのだから大したものだ。仕方ないよな、可愛いものな。時間が許すなら、ひだまり荘の各メンバーと夏目の1対1の様子とかも見てみたかったけどな。過去に沙英×夏目とヒロ×夏目はあったので、とりあえずゆの×夏目でどういう関係になるのか見てみたいぜ。その際には2人でうろ覚え歌でも歌えばいいじゃないの。……ゆのっちのクリスマスソングは相変わらず独創性に富んでいるなぁ。 |
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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