最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」 3→3 OK、予定通りだ。この作品はこんなもんだろう。点数下げてないあたりが自分でもちょろいとは思うけど、最後まで見てたんだからあんまり邪険にするもんじゃなかろう。本当に、1話目を見終わった時点で予測された結末から1ミリもずれずに終わった作品なんじゃなかろうか。 結局最後まで見ていたのは意地もあったが、角川キャスト、つまりエースキャストだったので色々と新人声優もおり、それらのリサーチの意味でも見ていた。「ブリドカットセーラ恵美」なんて謎の人物も参加しており、こういう人らの仕事ってのはどんなものかっていうのを聞いておくのも、大事なことですよね。くだんのブリドカットさんも悪くない仕事ぶりでしたよ。あと、今作で良かった部分をピックアップすると「黒ウサギは割といいキャラだった」という簡単なまとめになるので、中の人野水の仕事も悪くなかったと思う。「お馬鹿様方!」っていう言い方が良いよね。ウサギが可愛いオープニング映像も、キャッチーな歌も好きよ。 中の人の話でお茶を濁す場合は、推して知るべしという決まり事があるわけだが、中身については本当にね。横目で適当に見てただけだからあんまり語る権利も無いのだろうが、たとえて言うならRPGのお使いイベントの途中の部分だけ適当に流された感じ。起点も終点もよく分からず、目的意識もピンと来ない。しかも、それで戦闘が面白ければまだ見るべき点もあるのだが、残念ながら主人公パーティーが基本的にチートしかいないので、バトルに勝つというカタルシスも味わえないという。ボタンクリックしたらクリア出来るゆとり向けソーシャルゲーみたいな中身である(まぁ、やったことないから実際にそんなものがあるのか知らないのだが)。多分もう少し真面目に見ていたら何か考えどころもあったのかもしれないのだが、序盤から引っかかる部分が無かったおかげで、綺麗に全てのファクターが流されていった。最終的に主人公は一切傷つくことがなかったし、ピンチになったような様子も特になし。「ゲーム」とやらのルールも、その辺から適当に拾ってきて付けてるみたいなもんで、能力バトルを楽しむっていうのでもない。……ほら、まだまだ世界は広がってるし、2期も作ろうと思えば作れるよ……。 ホント、草川監督にラノベ原作はもう勘弁してあげて。誰か全力で「なのは」を作る時間とチャンスを。山本さんだって映像作る腕はあるんだろうから、もうちょっといい素材で仕事出来るようにしようよ。……これで「カンピオーネ」の2期とか決まったらどうしよう。 PR 他次元人には乳首がない! 第11話。なるほど、あり得ない存在だったからサービスカットもOKだったわけだな。れいちゃんが人間じゃないんだったら、別に修正も必要無かったんじゃないですかねぇ。 さて、なんかもう色々と適当に風呂敷をたたみ始めている。突っ込みどころが多すぎて何を正しいと言えばいいのかも分からない状態。やってるシナリオは分かりやすい友情物語なのだから表面だけを見ていれば気にしなくてもいいのかもしれないが、流石に色々とおかしすぎるので、「脚本誰だよ!」と突っ込まざるをえない。構成が吉野さんやからなぁ…… まず、みんなご不満たらたらだったが、当然カラスが言ってたことは色々とおかしい。てっきり「れいと同じように滅ぼされた世界の刺客」だと想っていたのだが、なんとカラスさんはそれよりも上位の存在、「人間世界が示現エンジンを持つに相応しいかどうかを監視する審判員」だという。人間達が身の丈に合わぬ示現エンジンに手を出しちゃったもんだから、持つものとして相応しいかテストしてくれているらしい。つまり、「絶園のテンペスト」における樹の存在みたいなもんだな。まぁ、そこまではいいだろう。超越存在というならばキュウべぇだって似たようなもんだったし、示現エンジンが存在する時点で、「想像の埒外にある上位存在」がいることは特におかしなことではない。 ただ、じいさんが「狂っておる」と漏らしていたが、残念ながらカラスさんが言ってることは何一つ一貫性がない。「人間が示現エンジンを持つことは相応しくない」と思うのならば、その有り余る上位の力でさっさと潰してしまえばいい。わざわざ別世界かられいちゃんを引きずり出し、いやらしい「テスト」なんてことをする必要が無い。そして、もしテストが必要なのだとしたら、ちゃんとどこまでが不合格で、どこから合格なのかはセッティングしてもらわにゃ困る。どうやられいの殺害が即死フラグとして設定されており、そのトラップはじいさんのノリと勢いのおかげで回避出来たわけだが、「じゃ、合格でいいんだな」→「いや、やっぱりムカつくから駄目」って、どんな茶番だよ。あげくれいに対しても「こんな簡単な仕事も出来ないぼんくらは失格ですね」って、れいちゃんが合格してたら何かご褒美をくれたんだろうか。れいの世界だって人間世界と同じように「持ちつけぬ技術を手にしたが故に滅びた次元」なのだったら、たとえれいちゃんがここで甲斐甲斐しく人類滅亡を成功させたとしても、やっぱり何も戻ってこないのが必定だと思うのだが。いくら何でも気分屋すぎませんかね。まだ自動プログラムで動く絶園の樹の方が親切である。 で、そんなカラスさんの言うことも無茶苦茶なのだが、それに対応する人類サイドの行動についても、色々と支離滅裂。まず、カラスさんが主張していた「示現エンジンなんて人類が持つもんじゃねぇよ」という指導だが、実際にはこれが至極ごもっともである。以前も書いたが、日本の大島に世界中のエネルギー供給を一極集中させ、更にそれを単一国家の単一組織に管理させるなど、あまりに恐ろしくて世界が許容出来るはずがない。実際にアローンの存在のおかげで簡単に地球の滅亡一歩手前までいったわけだし、世界から既存の資源が失われたわけでもないのだろうから、いくら何でも示現エンジンへの依存度が強すぎる。「身に余るわ」と言われたら「そうですね」としか答えようがない。まぁ、わずか7年で世界中のインフラ整備をこなすとか、じいさんの持つ科学力も尋常ではないのだろうが。ちなみに、れいが諸悪の根源であると判明したときにじいさんが参加していた会議の首脳陣の反応、「れいを処分せよ」は誰がどう聞いても「正しい判断」である。もちろん根本的な解決になるかどうかは分からないが、「解決になるかもしれない1手」の時点で、上記のように世界の命運を一手に握っている組織の指導者であるなら、一刻も早くれいを処分する決断を下すべきである。それを孫娘可愛さにたわけたことを言ったじいさんに、大義名分はない。 そして、れいがとらわれた施設に突っ込んできた孫娘たちの特攻もたいがいである。いや、もう少し穏便にいけるやろ。じいさんは最下層で(たった2人で)れいの管理をしてたんだから、多分これまでのドローン討伐の功績を考えれば、あかねたちにもれいと面会する許可ぐらいは下りたのではなかろうか。もし駄目だったとしても、今後の防衛の放棄をちらつかせてストするとか、いくらでも交渉の余地はあった。それを考えなしに突っ込んで世界の命運を握った施設の一部を破壊するってのは、やっぱり正義の味方がやっていいことじゃない。今回全編通じてずっと思っていたことは、「まず落ち着け、そして説明しろ」だった。どうにも行き当たりばったり感の強いシナリオである。もちろん、パレットスーツの速さを考えたら一般的な防衛用ドローンなんて追いつけるはずもないのに、何故かあおいたちが「ここは任せて先に行け!」したのかも謎である。別にスピードはみんな一緒なんだから、なかよくれいちゃんのところに行けば良かったのにね。大して距離も無かったんだし。 文句ばっかり言っても仕方ないのでちょっとだけ良かった点を挙げておくと、クライマックスとなったあかねとれいの語らいは悪くなかったと思う。「言葉では何とでも言える!」「でも言葉で言わなきゃ分からない!」とか「わたしのこと何も知らないくせに!」「だから知りたいんだ!」とか、そういう単細胞な返事って、あかねらしくていいなぁ、と思いますよ。うーむ、1つ1つのシーンはいいのだけど、やっぱり全体がぐだぐだだなぁ。最終回の展開もほぼ見えてるからなぁ。ビビッドブラックが登場出来そうもないのはどうしたものか。あ、でも、この設定だと2期は作りやすそうだよね。 死ぬかぁ、死ぬよなぁ……第21話。不可避の死亡イベント、いいキャラだったからやっぱり切ないものがあります。 ラストバトルフィールドに飛び込む狡噛と朱たち一団。一係はあれだけでかいヘリをかっ飛ばして来たはずなのに、公安局の他の部局からのサポートとかが一切無いのはちょっと不思議な気もするが、槙島があそこにいて国家転覆を企んでいるってのはまだ確証が無い段階だからサポートも依頼できないのかしら。もしくは既に局長から目を付けられているせいで、あんまり大きく動けないのかもしれない。朱ちゃんが手に入れたシビュラとの直接交渉権を使えば多少の増員は見込めた気もするんだけどね。代わりに朱が手に入れたのは、常時使えるパラライザーモードのドミネーター。このあたりのセッティングはなかなか面白いところで、この作品の最大の肝である「刑事」「犯罪者認定の元刑事」「犯罪者認定されない犯罪者」っていう三つ巴の設定が上手く活きている。朱ちゃんの最大目標はとにかく狡噛を救うこと。その時にあの殺戮マシーンドミネーターは使えないわけだが、うまいこと「槙島に使えないからなぁ」なんて揺さぶったおかげでパラライザーを手に入れた。考えてみればこの作品の第1話から「パラライザーで狡噛を撃つこと」がトレードマークみたいなものだったわけで、その辺のかみ合わせはよく考えられている。 同様になかなか上手いと思ったのは、ラストステージを彩る舞台設定の絡み方。狡噛はセキュリティがあるとそもそも入れない(周りに人がいないからヘルメットも役に立たない)。だからセキュリティを止めてもらうために朱ちゃんに直接申し出て電源供給と一緒に止めてもらっちゃうという。槙島の足止めと狡噛の突入の理由付けが同時に成されるのに加えて、電源が遮断されてサポートもなくなるおかげで、周りの余計な要素(それこそシビュラとか)に邪魔される心配もなくなるという。ただ、電源の停止は更に朱ちゃんを中央管制室に導く要因ともなったわけだが、そこからの槙島と狡噛の行動はよく分からなかったんだけどね。朱ちゃんは管制室に入った後、「何か見落としていて、2人の見ている正解は他にある」と悩んでいたが、結局その「正解」って何だったんだろう。「犯人は逃げるものと信じている公安局を、槙島が待ち伏せして返り討ちにすること」だったのだろうか。この場合、槙島は1人で不特定多数の局員を相手取らなければいけないことになるのだが、彼はそこまでの覚悟があったというのか(実際、2人までなら完封してるわけだが)。そして、もしそれが正解だったとして、じゃぁそれを「予測していた」と思われる狡噛はどこで何をしていたのか。登場のタイミングからして、槙島のしかけたトラップの作動音で現場に駆けつけたようなのだが、それまでの時間、彼はどこで何をしていたのだろうか。てんで見当違いのところを見ていたとしたら、朱ちゃんもちょっと先輩を買いかぶりすぎていたようだ。 狡噛がぐずぐずしていたせいで、犠牲になったのはとっつぁんとギノさんである。ただでさえ最近朱ちゃんの様子がおかしくて気が気でなかったギノさんは、色々と考えなきゃいけないことが多すぎて、あっさりと槙島のトラップにかかってしまった。おかげで事実上人質を取られた状態のおやっさんは、為す術もなく槙島に敗北することに。急展開過ぎるのでなんだか情けない死に方をしたかのようにも見えるが、ここはむしろ、槙島の手練手管を褒めるべきなのだろう。狡噛以外の警察には一切興味が無いらしく、やることは全て直球勝負で殺しに来ている。朱ちゃんが言っていたように、「ホシはことがばれて阻止されたら真っ先に逃げるもの」という先入観を逆手に取り、余裕を持って2人を返り討ちにすることが出来たのだ。確かにギノさんは不注意かもしれないが、それを責めるのも酷というもの。おやっさんは甘ちゃんかもしれないが、彼の情を考えればやむを得ない。何から何まで槙島の思惑通りである。おやっさんの退場はほぼ予測出来ていたものだが、最終的に「シビュラにとらわれず、あくまで人としての善悪を判断するカビの生えた古い人間の死に方」というものが見せられたのだから満足だろう。これまでどうしようもなく下り坂しか見えていなかったギノさんも、最終回以降には父親の遺志を継いで改めて前を向くフラグにもなったのだし。 そして、いよいよ残されたのは朱ちゃんの最終判断。槙島はまず間違いなく駆逐されることになるだろう。いくら強くとも、狡噛&常守というタッグには一度敗北しているのだし、今回はパラライザーという武器もある。槙島が倒れることで一応の大団円が形作られるのは間違いなかろう。しかし、問題はその後の狡噛の処遇、そしてシビュラ自体と向き合う決着だ。残った時間を考えると、少なくともシビュラそのものを打開するのは無理だろう。しかし、このまま朱ちゃんがシビュラの守り手になるのもどうにもすっきりしない。果たしてどのような落とし前を付けてくれるのか。不安半分、期待半分で待ちましょう。 回想のロリ魔王のツインテがあざとすぎる第10話。あの当時はまだ魔王じゃなかったのか、一体なんて呼べばいいんだろう、「ツインテ駄肉」というしかないのかしら。 総集編挟んでの久しぶりの再開かと思えば、何か恐ろしいスピードでお話が展開しているので追いかけるのが大変。多分、何が起こってるのかは正直理解出来てないわ。ここでこんなに駆け足になるなら、やっぱりどう考えたって総集編なんてやってる余裕は無かったわけだが……多分、スタッフの方は総集編をやらないと余裕がなかったんだろうし……あぁもう、何でいっつも高橋さんの作品は余裕が無いのよ。もっとゆとりを持って見せてくれよ。 とりあえず、現時点で分かっていることは、勇者たちが所属している冬の国が色々とやらかしたということ。前回のメイド姉の演説の余波で、人間的には正しい方向に向かい始めたのかもしれないが、急激な革新は国という大きな体制を動かすのにはキツ過ぎるもの。こんな時に魔王もいないしどうしたらええねん、ってことで、勇者は苦肉の策で宗教の分流を狙うことに。これによって教義の悩みが解消し、大義名分を維持して中央との関係性を明示することは出来た。しかし、当然のことながら中央教会が勝手なのれん分けなど許すはずもなく、完全な宗教対立の形に。そして人間同士での戦争が起こるとするならば、それを商機と見るのが商人なわけで。神谷商人は魔王側の狙いもほぼ知っている状態なので、情報の利を活かすために多少なりとも無茶な手段で強引に中央の台所に揺さぶりをかけに行く。そこには暴挙とも言える資産運用が使われており、冬の国の孤立感を加速させる危険な因子もふんだんに組み込まれていた、と。 個々の現象については状況も見えている。先物取引まで駆使してのリソースマネジメントとか、関税制による孤立の状況とか。ただ、今のところ神谷商人がどういうスタンスで、何を目しているのかが見えにくいので困ってしまうのだよな。現時点では明確に現存貨幣を減らすことでリスクヘッジを目論んでいるという文脈なわけだが、今後のどういう結末まで見えているつもりなのか。更にここに火竜公女の取引まで絡んできちゃってるのでますます分からない。これ、ちゃんとお話として収束する事が出来るのだろうか。また、いくらブレインである魔王がいなくなったからって、勇者たちの動きがなんだか怪しげなのも気になるところ。基本的に勇者ってアホのスタンスのはずなのに、彼の思いつきで動いちゃったのは正しかったのかどうか。「そんなつもりじゃなかった」とか「いくら何でも早すぎる」とか、それならお前は何がしたかったんだ、と。どっちにしろ宗教対立を煽った時点で戦争になる未来は見えているのだから、それを想定して動いていない時点であかんと思うのだが。メイド姉がいかにも「南部諸国の宗教の方が正しいものだから」的な発言をしているが、結局対立を煽って背教を促していることにかわりはないわけだし。現状のどこまでを魔王が想定していたのだろうなぁ。 そして、これだけ「現実パート」で色々と忙しないのに、当の魔王様はまだ出てこない。メイド長の回想では勇者との馴れ初め(?)が描かれていたが、現実とのすり合わせが忙しい政治経済パートとは打って変わって、一切の遠慮がないロマンチック発言である。結局「なんで魔王が勇者を待っていて共闘することになったか」っていう部分の謎は、「フィーリング」の一言でおしまいなのな。むー、まぁ、ラブストーリーを軽く見るならそれでも構わんが……少なくとも今までの構成を見るに、ラブの比重はかなり重いよなぁ。……いいのかな、この話。 僕はキャンデリラちゃん! 第5話。いや、特撮ものの感想なんて書かないんだけどね、ほら、やっぱりさ、ここ声優ファンブログだし。今週くらいは書いてもいいじゃない。来週も書くかもしれないけど。 とりあえず、予想の斜め上を行く見たことのない展開が楽しいのがキョウリュウジャー。戦隊になれなかった(?)先輩、ラミレスの登場で、お約束である新たな守護獣、違う、爆竜、違う、獣電竜を探すというミッション。残った獣電竜は5体ってことは、今後もラミレスみたいな国際色豊かな先輩スピリットが4人も登場するってことなんだろうか。次週はラミレスの変身まであるらしいのだが、これが実現すればキョウリュウジャーは10人戦隊というかつて無い大所帯になることに。今後「スーパー戦隊大集合」みたいなのをやるときの処理が大変である。 そして、そんな大ネタをやっているはずなのにきっちり戦隊内部の人間関係も彫り込んでいるあたり、脚本にそつがない。今回は遅れて仲間入りしたイアンとソウジの2人の喧嘩。あの展開で一方的にイアンが正しいみたいな結論になっていたのはどうかと思うけど、5話目にしてかなり深い友情を結んだ状態になっており、なおかつそれにあまり違和感が無いのは良いことである。多分キングのキャラがキツめでもきちんと立っているのが上手く働いているおかげなんだろうな。ノっさんもあっさり立ち位置が決まったし、紅一点のアミィも次週お当番が回ってくるし、やっぱり見てて楽しい5人組はそれだけで良い。一番すかしたポジションのイアンが、今回虫歯の餌食になって平気で三枚目っぽい仕事が出来るのも、この空気のなせる技だろう。やっぱり虫歯ってのは子供も大人も恐れる最大級の恐怖だよね。一番怖い妖怪は歯痛殿下なんだな。 で、そんなドラマ自体にも割と満足しているのだが、今回はとにかくキャンデリラちゃん! 正直言うと、これまで4話もの間ずっと後ろに控えてるポジションだったのでまだかまだかと待っていたのさ。(戦える)幹部が3人しかいないんだから4話目までで担当が回ってくるだろと思ってたら、まさかのアイガロン2回目に出番を奪われ、前回膝をついたのである。しかし、待った甲斐あっての初めてのお当番回。「そもそも喜びの戦騎が喜の感情を集めても、人類は困らないやんけ」と思っていたが、なんと、本当に単に人類を喜ばせにきただけだったという。今回はたまたま怪人に妙なのが取り付いちゃったおかげでキャンデリラの望むような感情が集められずトラブルになっていたけど、今後のお当番の時には素直に喜びを集めて回る「良い奴」になってしまうことに……いや、絶対そんなことないんだろうけども。未だかつて無い「人間を喜ばせる敵幹部」という立ち位置で、今後どういう風にキャラが引き立つことになるのか、楽しみで仕方ない。当然最終回間際には直接対決から敗北に至る流れがあるはずなのだが、あのテンションの高いキャンデリラがどういう風に散っていくことになるのか、今からすごく気になります。 そして、そんなキャンデリラが来週は「歌う」のですよ。おい、そのライブなら金払ってでも行くよ。戸松のワンマンだろ、そりゃ金払う価値あるだろ。うわぁ、やばいよ、こんなとこでも戸松旋風だよ。こんだけテンションの高い無茶苦茶なキャラなのに、中の人のテンションと大して変わらないのが凄いよ。もういっそデーボス軍でスフィアクラブやろうぜ。多分ラッキューロが豊崎になるから、残り2役の配分がポイント。……怒りの戦騎が美菜子かな。 ェ……メディア様ェ……何で……今まで頑張ってきてそりゃねーぜオイ…… 止まらないアプスの快進撃。2週続けて作画が壮絶な仕上がりになっており、アプスがぬらりぬらりと気味悪く動く様子や、ガンガン傷ついて立ち直れなくなる青銅連中の顔も3割り増しで痛々しい。流石に最終決戦だけあって、スタッフも総力をあげて作劇に取りかかっているのが分かる。しかし、そのラスボスが光牙自身っていうのがどうにもこうにも。今週分だけを知らない人に見せたら、どう考えてもエデンさんが主人公である。いや、これまでの展開を知っている人からしたって、「そういや光牙ってシリーズ通してそこまででっかい仕事してねぇよな」ということに気付いてしまうかもしれない。初代シリーズを振り返れば、星矢は倒した聖闘士の数は他の連中よりも多いと思うのだが(それでもそんなに差は無いのかしら)、光牙の場合、下手したら他の仲間より少ないまである。倒した敵より倒した味方の方が多い可能性すらある。もう、ここから光牙の活躍の場は残されていないのだろうか。何とかしろよ主人公。 しかし、主人公が恵まれていないからといって、他の連中がおいしい思いをしているかというと、そうでもない。今回最大の被害者となったのは、これまで見事なまでに「黒幕」という言葉を欲しいままにしていたメディア様の最期である。まさか、この期に及んで息子が自分を信じてついてきてくれると思っていたとは驚きだ。親父に反抗した時点でもう無理だろ。おふくろに拳向けるくらいするんだ。エデンは嫁と姑なら嫁の方を選ぶヤツだってことにまだ気付いてなかったのか。アプスのとどめの一撃を食らいかけたエデンを強制転移で救出し、「良かったね、さ、かぁちゃんと一緒にここで見物してよう」と持ちかけるも、「いや、俺そういうの興味ないんで」と一蹴。それでも、マルスさんと違って息子を亡き者にしようとはしなかったが、一時的に拘束する程度の目論見では、セブンセンシズモードのエデンは止められない。元々メディア様はあんまり戦闘向きの性能じゃないんだし。なんだかエデンとのバトルを見てると、でっかいワイリーマシンを撃退した後に出てくる微妙な性能のワイリーUFOみたいな印象である。当たり判定が小さくて瞬間移動するから攻撃が当たりにくいけど、耐久力はそうでもないのである。 結局、オリオンズ・デバステーションの直撃を食らって急にしおらしくなっちゃったメディアさん。その後、得意げに杖を振り回したエデンがアプスに返り討ちに遭うところで必要だったのかどうかもよく分からない盾となりあっさり殉職。そんな最期は誰も望んでないよう。しかも今回の演出だとほとんど無駄死ににしかみえないよう。旦那や弟まで使って好き放題やっていたあの悪辣さはどこへ行ってしまったのか。それほどまでに息子至上主義だったということなのか。母親の愛というのは不可解なものである。またエデンが背負わなきゃいけない業が1つ増えたなあぁ。 さておき、そんな釈然としないホームドラマの傍らで、モブたちはアプスを止めようと必死である。各々の扱いの違いが引き続き涙を誘う。ユナ→相変わらずの語り部目線だが、最後まで立ちふさがり、週跨ぎでアプスと交戦するトリを担当。相変わらず唯一の女性キャラとしてのおいしいポジション。蒼摩→初撃のライオネット・エクスプロージョンは半笑いのまま片手でいなされるという体たらくではあったが、その後もう一度立ち上がり、伝統的な星矢モーションを使った光牙の光速拳で2回ぶっ殺されるという栄誉を賜る。一応最大の親友ポジションとしての矜恃を守った。龍峰→伝家の宝刀百龍覇を放ち、一応アプスも雄叫びを上げて全力でそれを潰すというモーションを見せてくれた。ドラゴンの盾粉砕に至るまで、一応アプスとそれなりにやり合った感を出せた唯一のポジション。栄斗→腹パン。 やっぱり、こいつら駄目なんじゃないかな……結局最後の頼みの綱だったアリアの杖も容易く砕かれ、もう残った希望要素はゼロ。何せ次週可能性が残されたのがしょこたんボイスのパッとしないアテナだけなのだから、もう地球は終わったも同然である。青銅連中もことごとく魔傷を食らっているわけで、現時点でいえば聖闘士を引退した瞬と同じレベルの戦力でしかない。これは地球終わりましたね。……次週、何故かサブタイトルには「星矢」の文字が。今まで全く顔を見せなかったくせに、ここで決めるかレジェンド主人公。そして、完全にラスボスポジションでしかなくなった光牙の(主人公としての)運命はいかに。どうやって締めるんだ、この話! 質問1・一輝さんは結局来ないんですか? 質問2・パラドクスさん、まだ寝てますか? 「生徒会の一存 Lv.2」 4→3 今期最初のゴールは、正確には今期新番じゃなかったこの作品である。0話を含めて全10話しかないという半端な話数なので、スタートが遅かったにも関わらず真っ先に終わるという、ショートトラックな作品である。 正直、「まぁ、そうなるだろうな」という感じの感想しか出てこない。1話目は謎の桑島ボイスがメインという変則構成だったので評価に迷ったが、1期放送分を知らずにいきなり2期でバリエーション部分だけを見せられても、そりゃ理解も追いつかないし、楽しむことは出来ないだろう。そして、楽しむと言ってもそこまで大きな楽しさが出てくるような性質のものでも無いだろう。元々「生徒会室での当たり障りのない会話を楽しむための作品です」みたいなところがあるわけで、更に内輪ネタ、メタネタ、パロネタが強めに出てしまっては、一見さんお断りになるのは仕方ないことだったのだ。前クールにやっていた「えびてん」と全く同じ感想になっている気がするのだが、大体同じで問題ないのじゃなかろうか。 ただ、「えびてん」はアニメーション自体がパロディを目的としたものであり、画面にそうした副次的な意味合いを付随させようとしていた部分が特徴的だったのに対し、こちらはそうした奇策は用いず、一貫して「作品そのもの」の質で勝負し続けていたのは異なる部分。どちらがいいかとは一概に言えないが、少なくとも「えびてん」のパロディ要素はどうにも徒労にしか思えなかったので、そうした残念さはこの作品にはない。中心となる杉崎の人物造形はそこまでひどいものではないし、真正面から「ハーレムを作りたい」と声高に宣言して女性キャラに挑む主人公というセッティングは、嫌いではない。そのまま徹底して「杉崎が女の子をとっかえひっかえしては袋叩きに遭うギャグ」という状態なら、むしろ楽しく見られたような気もする。ただ、何故かこの世界の女の子はみんな無条件で杉崎ラブだからな……その辺の感情の機微が分からないせいで、本筋のお話が心底どうでも良かったんだよね。みんなして杉崎が好き。これは「隠し事のない真正直な性格の男」ということで百歩譲ってOKにしたとしても、その態度をみんな正面からアピールせず、なんか煮え切らないツンデレみたいな状態で平行線なのに違和感がある。結局生徒会の面々って、どういう関係性を構築したい集団だったんだろうか。 また、生徒会っていうセッティング自体にも特に意味が無くて、世界観が広がらなかったのもどうかと思う。会長は会長のはずなのに特にそうした仕事もなかったし、他の3人のヒロインに至っては、最後まで誰が何をしたい人なのか分からないまま終わってしまった。緩めのギャグなんだからセッティングの補強なんて大して重要じゃないし、「じょしらく」なんかもっとひどいやないか、と言われるとそうなのだが、この作品の場合、「設定を必要としないほどに奔放なギャグ」という部分が無く、どこを拠り所にして楽しめばいいのかが分からなかったのである。アニメーションとしても画で見せる部分に魅力が乏しく、これなら好きな人はドラマCDとか買った方が安く上がるんじゃないか、とすら思えてしまった。多分ファンの人はこれのアニメがぎゅんぎゅん動くことなんか期待してないから別に構わないのだろうが、理由もなくこれを見ることにしている人間は、本当にモチベーションが維持しにくかったのではなかろうか。 結局、そこまで目くじらを立てるような作品でもなかろうと思うので特に嫌いだとも思わなかったし、最後までだらだら見続けたことに後悔も無いのだが、多分改めて見直すことはないんだろうな、というくらいの作品。ただ、中の人的にはエース勢の頑張りが楽しめるから嫌いではないんだけどね。本多真梨子の活躍は次にどこで聞けるんでしょうか。 やっぱりヤギは人格者、第11話。首領がメインの回はやっぱり良い話が多いよね。ただ、オチが切なかったのはちょっとなぁ……どれだけ首領が良い人でも、狼に対する積年の恨みだけは覆しようがないんだなぁ。でも、最終的には美談かな。秋吉の気遣いは首領の今後の野望にどんな影響をあたえることになるのか。 何の前触れもなく起こった首領の逮捕劇。これまで10話もの間警察と不毛な戦いを繰り広げてきたヴァレンティーノが一切詳細を明かさぬままに逮捕。もう、この時点で流石である。そして、裁判などの過程を経ずに一気に収監へ至り、洋たちが直談判をしにいくも、「あれはヤギだ」という「日常」もびっくりの一言で問題解決。稲葉さんたら繰り返し脱皮するくらいにショックだったみたいだけど、やっぱり首領は色んな人と仲良しだね。 収監された謎の動物刑務所でもあっという間に人望(ヤギ望)を得る首領。たまたま相部屋になったのが聡明さんの元のよりしろだった秋吉というのは運命の悪戯か。しかし、元々温厚な秋吉と、人格者ヴァレンティーノはあっという間にお友達、そして2人とも模範囚である。秋吉にミシン手伝って貰ってる首領がマジ可愛い。……なんで首領って悪いこと続けてるんだろうなぁ。あのカリスマなら起業して真っ当な人生(ヤギ生)を送っても充分成功したと思うのだが。ただ、ちょっとウッカリ寝ぼけて本を食べちゃうあたりがお茶目だけどね! まぁ、本を食べちゃったおかげでますます首領の人柄(ヤギ柄)の良さが出たので結果オーライといえる。 そして、随分待たされた後でようやく訪れた救助の手。首領がしびれを切らしてイライラと文句を言っていたが、ロレンツォたちが救助に遅れたのは仕方ない部分もあるだろう。何せ荻さんたちすらろくに知らないような謎の動物収容刑務所である。野羅の面々も秋吉の収監を知らなかったことから、聡明さんですら気付いていなかった施設ということになる。多少時間がかかったとしても、ちゃんと調べ上げて救助に来てくれたファミリーの面々はやはり有能である。高々度からの落下にもびくともしないロレンツォに、実質1人で救助活動を全て片付けたガブリエラと、相変わらず個体スペックは無闇に高いメンバーたち。野羅の2人は何しに来たのかもよく分からないような状態だったが、上手くいけば秋吉救出まで行けたかもしれないのだから随分ラッキーなシチュエーション。しかし、結果はあの通りの悲劇である。やっぱりちょっと首領が可哀想ではあったなぁ。ちゃんと話せばわかり合える2人のはずなんだけどね。ギャグアニメのくせにそういうところでちょっと切なくなってしまう食い合わせのおかしさも含めてのこの作品だな。 それにしても、首領が愛用してたロレンツォ枕……アレ、持ち込みだよね。許可されたのか。そして、首領もやっぱりロレンツォのことは好きなのか。謎が多いのであろー。そしてガブリエラ恰好いいのであろー。あろー、あろー、あろー。そこかぁ! |
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HN:
Thraxi
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男性
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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