忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[1002] [1003] [1004] [1005] [1006] [1007] [1008] [1009] [1010] [1011] [1012]

2月22日 ドラフト模様(GTC×3)

ピック順 【Sangriter】→【Mei】→【Alessi】→【Serra】→【Thraxi】→【Metallica】→

 

 ギルド門侵犯4回目。流石に馴れも出てきたかと思いきや、そうもいかない手ひどい環境。こんなピック表、ドラフトに心血注いでるプレイヤーたちに見せたら爆笑されるで、ほんまに。まぁ、その笑いものの一翼を担っているのは私ですが。どうもねぇ、ギルド間の性格の差がはっきりしすぎてるせいか、ピックが意固地になるよね。いや、今回はギルド門があんまり無かったことを言い訳にしておこう。多色に広げられない多色環境が悪いんだい。そのせいもあってか、今回は6人中5人が2色でデッキを組むという、全員が固めにかかった世界だったんですよ。

 ちなみに、先んじて業務連絡をしておくと、次週(3/1)は普通にドラフトがありますが、翌週(3/8)は、私が帰省する予定のため不在です。まぁ、これまでのように「開催しません」とは言わないので、好きにして下さい。更に翌週(3/15)はご存じの通りに別な事情で開催されません。「3月が忙しい! ドラフトなんてやってる場合じゃない!」と喘いでいる人には朗報だね!


拍手

PR

 ついに訪れてしまったシリアス展開、第8話。でも、構成が何かおかしいよな。なんで2部構成のBパートによりによって「前編」を持ってきたんだろう。何か意味があるのか、それとも「一週まるまるシリアスだとキツいだろ」っていう配慮なんだろうか。確かにギャグもなく、首領も出てこない話はキツいには違いないが、かといってAパートBパートの落差が有りすぎる今回みたいな展開もそれはそれでキツイっていう。

 今回のお話をまとめるなら、Aパートは「荻さんが殺されかけるギャグ話」で、Bパートは「荻さんが殺されかけるシリアス話」ということになる。色々とネタだらけのこの世界だが、やっぱり一番ネタ度合いが高くてあり得ないのが荻さん(一家)である。そこに絡めて、最初は冗談めかしていつものように優太君が命を取りに行き、Bパートでの聡明さんの淡々とした殺害計画とのギャップが鮮明になる作りである。いや、鮮明にされても困るのだけれども。Aパートの方はいつも通りだし、最近ずっとショートショートが続いていたので、ある程度まとまったテンション高めのノリは安心して楽しめる作り。首領も含めたデフォルメキャラの可愛らしさがいつにも増して引き立っていたし、ネタまわしも健在。「特にス!」のあたりが無闇に面白かった。やっぱり優太君とノアが手を組んだ時のマッドな感じはブラックで素敵です。それをものともしない荻さんも尋常じゃないけど。まぁ、これってギャグだから見られているわけで、冷静に考えると優太君って本当に反吐が出るくらいの下衆キャラだから、ちょっとでも方向性を誤るとめちゃくちゃ嫌な奴になる気もする。その辺のバランスはギリギリのところ。

 そして、そんなギリギリのバランスを踏み越え、平気で荻さんを殺し、更に同僚に深傷を負わせるという実害をもたらしてしまったのが、Bパートの聡明さんである。暗い過去を抱えていることは分かっていたわけだが、今回はそれがほとんどギャグ無しで語られてしまい、そのために重苦しさばかりが付きまとう。聡明さんは終始あっけらかんとした様子で、まるで手料理でも仕込むかのようにして着々と荻さんの抹殺計画を進めているわけだが、そのあたりも逆にクレイジーなイメージが強くなってしまい、どす黒さが嫌な方向に増している。もちろん、曲がらない理念というのそれだけ意志の強さを体現しているとも言えるわけだが、現状、荻さんには何一つ落ち度が無く、彼が殺されるのは完全なとばっちりでしかないため、どうも聡明さんの主義主張には共感しにくい。警察組織の内部腐敗というのもこれまではちょいちょい垣間見えていた要素ではあるのだが、あくまでギャグの一環として絡んでいただけなので、それを目の仇にしている聡明さんの立場がしっくり来ないのだ。わざわざ前後編を2週に分けたあたり、後半の重たい展開に救いがあるものと期待したいが、このまま聡明さんが「悪人」として定着してしまうと、ちょっと残念なことになるかもしれない。

 ま、一応これまでぐちゃぐちゃしていた人間関係の中心になる犬軍団の立ち位置がはっきりしたのだから、ストーリーものの展開としては1つ大きな前進であるのは確か。一応ここはちゃんと洋と聡明さんの関係に決着を付けておいて、また元のようにアホな日常に戻って欲しいもんである。荻さんも弱点がはっきり分かったんだし、今後は聡明さん対策で強化しておこう。彼なら毒物や精神支配くらいなら吹き飛ばせそうな気もするけどな。

拍手

 この世界で一番怖いのは絶園の樹とかじゃなくて、街のいたるところに諏訪部ボイスの一般人がいることだと思う、第19話。ニュースキャスターはまだしも、今川焼き屋の親父まで諏訪部ボイスだぞ。おっかねぇ。

 相変わらず下世話なお話が世界を左右し続ける恐ろしい状況。ついに吉野と真広が直接のご対面を果たすことになった。1期目の樹海での丁々発止のやりとりを考えれば、確実にこの2人が再会したら血みどろの拷問劇が待っていると思っていたのだが、流石にどこか螺子のハズレた2人のこと。誰一人予想していなかった穏やかな和解へと到った。いやぁ、真広さん男前ね。……まぁ、ここでトチ狂ってフルボッコとかだとめちゃくちゃ格好悪いけどさ。最終的に「俺の愛花に何してやがんだ!」って言っちゃったから台無しな気もする。

 しかし、言うこと言っちゃって凄く楽になった吉野さんがマジで鬼畜である。実兄の前で「おっぱいちっちゃかった」だの「骨っぽくて腕がゴボウみたいだった」だの、妹さんの身体についてのアナウンスが克明に。それなんてプレイだ。はたして2人は最終的にどこまで行ったのか。その辺のディティールが分かるエピソード希望。場合によってはR18も可。実況に左門さんを配備すれば完璧である。今回は出番が少なかった左門さんだが、ワンシーンできっちり求められた仕事をこなしたのは流石。安定のテンパリ芸は狙ってやってるとしか思えないレベル。

 ちなみに、放送時間的にコレのあとに「はがない」なおかげで、1時間続けて花澤ボイスの中二病妹を楽しむことが出来る。そういえば、回想での愛花ちゃんは中学生。そして小鳩ちゃんも中学生。とてもじゃないけど同じ年に見えないのが恐ろしい。

拍手

 じじいの死体(?)は洒落や夢じゃすまない気がするぞ、第7話。うやむやになったと思ってたけど、あれってずっとイン冷蔵庫だったんか。どうすんだよ、いくら低温でも生命活動が維持されてないんだったら腐食防止にも限度があるやろ。もう、ジジイは社会的に抹殺して大人しく葬儀するべきだと思うぞ。

 さておき、前回はなんかちぐはぐな気がするギャグ回だったおかげで「ただでさえ尺に余裕がないはずなんだから、きっちりやれや」と思ったものだが、今回はきちんとシナリオも進んだし、それなりの引きもあったし、なによりバトルがちゃんと描かれていたので良いお話だった。どうせベタベタのシナリオラインに大した期待は持っていないのだから、きちんと画面で見せてくれる展開でないとね。考えてみりゃ、ひまわりちゃん加入後に、4人がきちんと平等な状態でバトルに挑むのって、これが始めてのことじゃなかろうか。しかも記念すべき2度目のドッキングを任されたのがまさかのイエローであったというのも意外。やっぱり、あの高火力のキャノン砲さえ手に入れてしまえば、その他のハンマーやらソードやらの原始武器は必要無いってことだよなぁ。

 一応シナリオの方もチェックしておくと、学園ものではお馴染みの「テストで赤点取るとヤバい」系の導入。あのメンバーで学力にどのような差があるのかはなかなか気になるところだが、彼女らの場合は見たまんまのようである。あかねは全体的にアホキャラで、一応「バイトが忙しいから」という免罪符はあるものの、今回のシナリオではお荷物扱い。まぁ、「元気の赤」ですし。青は多分無難に全科目で良を取る感じの成績だろう。緑も最低限の文武両道をモットーとしているようだし、黄色は不登校を挟んでいる上に文型科目には興味が無いようだが、当然理系科目が強い。黒も根が真面目だし、特別目立ったことをしないように生きているだろうから、成績は並を維持しているだろう。こうしてみると、割とお利口な子たちの集まりといえる。お馬鹿キャラがいて何かしらかき回すのがセオリーとなっている萌えものの中では珍しい方かもしれない。

 しかし、今作の場合、そうした「試験勉強」はあくまで友情タッグ結成のためのフラグ。れいちゃんが再び一色家の敷居を跨ぐための条件として用意されたものであり、執拗な勧誘を断り続けたれいちゃんも、一色博士のことに気がついたことで潜入捜査をする気になったようだ。いや、今更気付いたのかよ、とは思うけども……まぁ、名字だけだと気付かない可能性もあるか。前回運び込まれた一色家は、どこをどう見ても単なる古びた日本家屋だし、まさか最先端技術の専門家が隠れ潜んでいるとは思わなかったのだろう。しかし、だったら何で今回わざわざ潜入しようとしたのかもよく分からないんだけどね。ジャンルにもよるだろうが、示現エンジンみたいな技術の開発者が、自宅に重要なデータやサンプルを置いておくわけがないと思うんだけどね。こと示現エンジンなんて世界規模の問題なんだし、流石に個人宅に潜入したからって何か情報が得られるようなもんでもなかろう。ひょっとしたらジジイを見つけて強迫してシステムから攻める算段だったのかしら。

 結局、れいちゃんが出会ったのはのほほんと試験勉強をする女子中学生の一群と、冷蔵庫の中で白目を剥いてるジジイの死体のみ。確実に刑事事件として捜査されるレベルの光景だが……つえぇな、天元理心流。剣道の流派なのになんで手刀での当て身とかマスターしてるのかは謎だけど。れいちゃんほどの手練れを一撃で仕留めるとか、あの緑、相当手慣れてるぞ。狙われてたっぽいからももちゃんは今後身辺に気をつけた方がいいかもしれない。そして何事も無かったかのように死体の隠蔽を済ませ、何故かみんなで家庭菜園で野菜を食う流れ。なかなかいい話ではあるのだが、ジジイがあの身体になった今、果たして菜園の管理は一体誰がしてるんだろう。ももちゃんは家事、あかねはバイトで忙しいと思うのだが、その上であんな大規模な菜園まで手がけてやがるのか。すげぇ家だな、一色家。

 で、結局れいちゃんのトラウマは解除しきれず、未だ対立図式の変わらない状態でのバトル突入。今回現れたアローンは割とオリジナリティの見える機体で、攻撃方式もヌルッとしていてなかなか面白い。どうも千葉県かどこかの海沿いから出現してわざわざ首都圏上空を渡って大島まで進軍していたみたいだが、アローンってどこで現れて、どのあたりで視認されてるんだろう。海から潜行して現れるなら、見つからないように海底を進めばいいのにね。もしくは別な次元から出現してるなら、もうちょっとエンジン近くに転送位置を調整出来ないもんだろうか。わざわざ攻略対象まで距離のあるところから出撃しておいて、それを守りきるミッションをれいちゃんに課すとか、あのカラスどももなかなか趣味が悪い。今回なんか結局れいちゃん間に合わなかったしなぁ。

 ただ、間に合わなかったのはあかねたちも同じ。連絡体制が整っていなかったのか、アローン出現の報からあかねたちにコールがいくまで割と時間がかかっちゃったよね。おかげで首都圏までの侵攻を許してしまったわけだし、あんな事態にもなってしまった。まぁ、彼女らの攻撃パターンが鈍くさいのもアカン理由ではあると思うけど。あかねがブーメランで切って、そのあと2人してハンマーやらソードやらで攻め立てて「効いてるみたいだけど、面倒だからビームでいいよね」って、最初からビームでええやん。まぁ、戦隊もののセオリー通りなんだけどさ。どうも、戦闘シーンで個々の機体が活躍するところまで描ききれていないのが勿体ない。やっぱり敵キャラが意志性の見えないアローンなのがなぁ。もっと白熱した試合展開にならないものかしら。幸い、今回のあかね撃墜のおかげで、次回以降はどうしたって戦略に変化が求められるようになるだろう。他のドッキングバリエーションとかにも期待したい。

拍手

 エロメイン! 第7話。いや、あんまりストレート過ぎると誤解を招くし、そもそもこのフレーズ自体が非常に恣意的に見た誤解の塊であるのだが、今回は非常にまとまりの良い、見ていて気持ちの良いエピソードでした。なんだかゆったりとした構成の中にも要所要所で緊迫感や不思議な空気があり、監督コンテ回かしら、と思ったら違っていたので無念。なかなかこういうものを見る目ってのは養われないものである。しかし、今回コンテを切った島津裕行氏という人も、割と高橋監督とのお仕事も長いベテランみたいなので、おそらく監督の呼吸は分かってのことだろうさ。

 今回はバトル要素がほとんど無く、前回の「なんかよく分からん戦争」の顛末として起こった出来事を端的にまとめている。この作品は大体においてダイジェストみたいな流し方しかしないのでどこを見ても忙しないし、なんだか説明不足に見えてしまうものだが、それをいかに感じさせず、ぶつ切り感を消して「自然な物語」に見せるのか、っていうのが難しい部分。今回はそこに色恋の要素を多めに入れてあるため、「そういうこと」が楽しみな人間からしたらゆっくり見られる諸要素がおいしく頂ける。冒頭はメイド姉の手記・独白から始まり、この世界がどのように変わっているのかが分かりやすく説明されているが、このシーンではそれだけでなくメイド姉の成長と変化も分かるようになっている。新開発のポンプを前にする女騎士と勇者のサービスシーンも、「ポンプの開発を見せる」「勇者と女騎士の関係を見せる」という目的に加えてのエロ要素であるから、単なるサービスに終わっていない。あぁ、でもエロかった。女騎士はやっぱり綺麗だよなぁ。

 そして、突然とってつけたように「魔界に一時帰国しなきゃいけない」と言い始めた魔王の周りで、世界は嫌でも動いていく。一番下世話なお話は、勇者を取り巻く女達の関係性。真剣勝負で仲良く夜這いをかける二人組に加えて、なんかよく分からない御前ボイスの魔族の娘まで乱入し、世界は別な次元での修羅場にしてしまっている。技術革新も魔王の手の中、手の外で進行しており、強力な武器として取り出したのはなんと活版印刷機。魔王がこれを使って行いたいことは、なんと教育改革であるという。確かに、今回作中で魔王が言っていたことは非常に大切なことであり、文字を使った知識の伝達というファクターがどれほど大切なものかは、実際の人間社会を見れば明白である。メイド姉と語り合っていた「教育の難しさ」についても言わずもがな。こういうところから「自分の手を離れても進行できるプラン」を同時並行で用意しているのは魔王の凄まじいところである。

 ま、正直言うと、彼女の影響力は人間界では恐ろしいものになっているが、魔界の方がどうなってるのかはよく分からないんだけどね。今回の話からすると、魔王としての実権は握っているようだが、「免許更新」のために帰国しなきゃいけないとか、放っておくと急進派が勝手に人間界を攻めようとするとか、なんだか頼りない。人間界をあれだけ有象無象がひしめき合う「生々しいもの」として取り扱っているわりに、何故か魔族の方は「何となく魔王の指揮下で動く連中」という程度で扱いが軽い。この設定の適当さがこの作品の最大の難点ではある。また、今回確実に怨敵として設定が確定した芳忠さんたちについても、なんだか適当な流れで出来た小物っぽくて今ひとつ盛り上がらないのは残念である。まぁ、人間軍最強の勇者と、魔族軍の頭目である魔王が手を組んでいる時点で、そこに仇なす敵キャラを強力にするのは難しいんだけどね。あくまでこの作品の場合、敵は「世界全体のシステム」ってことだし。いっそ明確な敵キャラを設定せずにこのまま「世直し物語」としてせっせと奉仕活動に勤しんでくれた方が方向性としては綺麗だったかもね。

 とまぁ、賛否は色々とあるが、今回はとにかく、魔王と女騎士が夜這いをかけるシーンが本当にキュンキュンする。右に小清水、左に沢城。どちらもちょっとしたツンデレ風味だが、真正面から愛を語ってくれるおなごである。どんなパラダイスなんだよ。しかもちょっと油断すると上に千和、下に戸松とかいう状態ですよ。世界が滅んだとしても後悔は無いな!


拍手

 わぁい! 新しい戦隊だよ! ゴーバスとのお別れは寂しいけど、また新しい戦隊と1年間のお付き合い。仲良くいきましょう。

 1話目は本当に予想通りのところが飛び出してきて、全体の印象をまとめると最終的に「千葉繁うるせぇwwww」になる気がするんだけど、楽しそうなのでとにかく良し。ゴーバスは色々とスーパー戦隊らしからぬところもあり、日曜朝にお子さんが見る作品としてどうなのか、という部分に賛否両論があったとは思うが(もちろん、個人的には大好きだけど)、このキョウリュウジャーに関しては、そんな心配も一切不要。説明も不要。直感で分かる勧善懲悪、理屈よりも勢いでまかり通るヒーロー譚。この勢いもやっぱり大事な部分。モチーフとなる恐竜も10年以上の時を経て戻ってきた鉄板素材であるし、しばらくは何も考えずに楽しむことが出来るだろう。これはこれで良いものだ。

 過去の戦隊と比較してみると、もちろん恐竜ものなので「アバレンジャー」と比べられることが多いんだろうけど、流石に、モチーフ被りをしているのだからそのままアバレンジャーに寄せるってことはない。しいてあげるならば雑魚兵士のデザインがアメーバなのでバーミア兵に近いかな、というくらい。全体的な雰囲気で近いのは、どっちかというと「ガオレンジャー」の方じゃないかという気がする。レッドが戦隊加入ラストであり、そのままリーダー格に就任する流れもそうだし、サポートメカである獣電竜が人語を話さずにコミュニケーションを取るのも、どちらかというと爆竜よりもパワーアニマルに近いイメージ。戦隊基地も恐竜やじゃなくてファンタジー空間になっており、アルバイトなんかを含めてエラく庶民的な日常生活を送っているヒーロー像もガオレンジャーのお気楽な面々に近い。今回は大きな原点回帰となりそうな戦隊なので、スーパー戦隊史上でも大きなヒット作となったガオレンジャーに寄せてる気がするのは割と納得出来る部分である。

 もちろん、そんな過去作品の踏襲だけでなく、色々と現代風の要素が組み込まれているからこそ楽しみなことも多いわけで、今作の一番の特徴は、なんと言ってもその賑やかさ。とにかく踊るし、叫ぶし、訳の分からん言い回しも多い。「ガブリンチョ」に始まって「バモラ」「ブレイブ」「荒れるぜ!」とキャッチーなんだかどうなんだかよく分からないが、とにかく一発でこの作品を特徴付けられるフレーズに溢れている。やたらとラテンのノリで賑やかなのは、目覚めの景気づけとしては面白いんじゃなかろうか(変身のたびに踊るのはどうかと思うが)。レッドの性格も単純明快、気障ったらしいブラックのテンプレ感、杓子定規で絶対問題起こすに決まってるグリーンのテンプレ感もなかなか。異彩を放つのは、戦隊史上でも最年長じゃねぇかと思えるブルーである。電気屋のおっさん、ひげもじゃテンパという、およそヒーローとは思えず、どっちかっていうと同じ日曜朝なら兄弟で宇宙飛行士目指してそうな人物。頼りないキャラのくせにバトルスタイルはパワーファイター。パワー型ブルーはゴーバスからの継続だが、ここまで情けないデザインのブルーはレアである。しかも一応電気技師だし、最初のバトルもメカを一番率先して使っていたので、ひょっとして開発ポジションもコイツなんだろうか。おっさん目線からはこのおっさんをメインで応援したい。そして、今回紅一点となったピンク。…………うん、可愛い。華がある。しかもピンクのくせに足技メインで戦うっていう設定がセクシーでよい。名乗りの時のシュッとしたポージングも良いわ。ゴーバスの変身があっさりだったからね、やっぱり名乗りポーズが決まるとワクワクするじゃない。

 そして、そんなキョウリュウジャーに対抗する敵対勢力。こちらも原点回帰の謎軍団、しかも分かりやすい中間管理ボスと、その配下の喜怒哀楽4人衆。見ていて楽しいデザインなのは第一だが、今回もガッチガチに固めたキャスト陣が光る。大ボスに菅生さんを配し、この時点で私としては毎週楽しみなのだが、その下にはあのキャスター役で一世を風靡した鶴岡さん、随分久しぶりに声を聞いた気がする水島裕、安定のショタボイス折笠愛と並ぶ。この安定感の中に、若手の輝き戸松遥が乱入。もう、毎朝戸松ボイスとか、想像するだけでテンションがあがる。どこまでもラテンのノリであろう。声オタにも文句を言わせない、それが戦隊シリーズのジャスティス。音響ついででテーマソングにも触れておくと、オープニングは若手からの抜擢らしい。でもまぁ、いつも通りのノリなので心配無用。エンディングは高取さんによるもので、前作に続いてのダンサブルナンバーとなっている。なかなかふざけた歌であるが、敵幹部も一緒に踊ってるのは愉快でいいよね。

 ま、純正子供向けなので途中で飽きることもあるやもしれないが、戦隊としての方向性には間違いなさそう。1年間、ゆるゆると付き合っていきましょう。

拍手

 ヒューッ、ルードヴィグさん男前! 第45話。あの面相でどんな声でしゃべるのかと思ったら、人間バージョンでも問答無用の秀勝ボイス。でもやっぱり恰好いいな。

 ついに明かされたマルスの過去。ただ、「ついに」とは言ってみたものの、大体予定調和ではある。結局「俺じゃなくて世の中が間違ってるんだ」的な思いつきの情熱であるから、陳腐な感は否めない。まぁ、この世界で目的意識云々を問いただすのは無粋だ。何しろ、現在ぶつかり合っている3人の目的意識をまとめると以下のようになるからだ。

軍神マルスさん「女(ミーシャ)が殺されるなんて許せない!」

正義の味方光牙さん「女(アリア&沙織)が殺されるなんて許せない!」

悩める息子エデンさん「女(アリア&ソニア)が殺されるなんて許せない!」

 まぁ、つまりは世の中全てオンナ次第ってことだな。マルスさんはどの時代でどのくらいの年齢のときのあの事件に遭遇したのかは定かじゃないが、割といい歳したおっさんが「テロリストに最愛の妻を殺された」→「理不尽過ぎて世界を滅ぼすしかないと思った」という厨二発想なのはどうかと思う。テロリストの行動の理由なんて「何もないのでございます」とロベルタさんなら優しく諭してくれるところだろうに。ちなみに、あの爆破事件の時代はよく分かっていないわけだが、少なくともものすごく昔のことでは無い。時代背景なんかを見ても分かるが、そもそもロリソニアさんが出てきている時点で、せいぜい十数年前ってところだろう。ソニアさんがどれほど若作りババアだと仮定しても、流石に30代とかじゃないだろうし(そうだよね?)。つまり、イケメンルードヴィグさんが世界に絶望し、夜のヒットマン家業を始めて虚無感に襲われ、更に火星の魔力にとらわれてアテナと対峙し、アリアを強奪して再び戦いを挑んで眠りについて、目覚めたあとでパライストラを立ち上げてもう一回アテナを拐かすまでの期間は言うほど長くないのである。何とも忙しい人生を歩んでいる御仁だ。

 そんな激動の世界の中、マルスさんの行動理念の根源にあるのは、先妻のミーシャというご婦人である。ソニアさんのご母堂ということになるが、実に綺麗で、画に描いたような良妻賢母。このままの家庭で育っていれば、きっとソニアさんも一流の淑女として社交界で名を馳せたことだろう。しかし、哀れ彼女の命は露と消え、愛の深さのあまりルードヴィグさんは狂ってしまう。そして、どう考えてもその後押しをして「軍神」にまで仕立て上げたのはその脇でほくそ笑む「魔女」メディアさんなわけである。どこからどこまでがメディアの企みなのかは判然としないが、元々火星は凶星としても有名。最初は復讐心に燃えたルードヴィグを火星そのものがたぶらかし、その闇の小宇宙に惚れ込んでメディアが擦り寄ってきたというのが自然な流れだろうか。擦り寄ってくる時の距離感はあまりにも露骨で、先妻を失って悲嘆に暮れているはずのマルス様を籠絡して、気付けば子まで成しているという仕事の早さ。生まれたてのエデンを迎えるソニアさんがまだロリロリしていたことを考えると、この間、わずかに1,2年といったところ。マルスさん、ミーシャさんへの愛を唱えてる割には、そのあとの流されっぷりが半端ないんですけどね。多分、メディアさんがものすごい魔性の女なんだろうなぁ。弱ってる男につけ込んで骨抜きにしちゃうんだろうなぁ。エロ妄想が止まらない! そういや、その頃弟のアモールさんは何してたんだろうね。「えー、ねーちゃん玉の輿だって? 誰とくっついたの? ふーん、火星の王様かぁ……えっ?!」とかいう会話があったのかもしれない。

 で、そんなマルスさん爆誕物語を経て、アテナ軍とマルス軍の一次決戦が行われた。例の四天王と沙織お抱え聖闘士軍がぶつかり、単なる殴り合いだったところに、メディアさんが召喚した大いなる闇の意志が介入。アテナは光の力でそれに真っ向から対抗するが、たまたまその辺に放置されていた2人の赤子がこの光と闇のごたごたの余波で人生をボロボロにされた。片や、発動したアテナの最大級の光の加護を受けるも、マルスに強奪されて鬱々とした次世代アテナとして育成される。片や、強大な闇の小宇宙に支配されて顔色がどす黒くなるも、アテナの力で表面は光で取り繕うことに成功し、いきついた先がメディアさんやアモールさんのおもちゃである。結局、光牙もアリアも、生まれながらにして光とか闇に関わってたわけではないんだよな。恨むならあんな修羅場に放置していった生みの親を恨むしかない。ちなみに、この大決戦の舞台では、やっぱり星矢だけが黄金聖衣をまとって戦っている。紫龍は天秤座聖衣を預かってたんじゃないのかよ、とは思うのだが、他の連中は全員ブロンズである。また、今回初めて、一輝さんがある程度長い尺で描写されており、あの懐かしのアニメ版鳳翼天翔のモーションがついに描かれた。これにより、「一輝さんはもう出番が無い」可能性が非常に高くなっており、旧作ファンからしたらなかなかの絶望感。なんでだ! 出すチャンスなんていくらでもあったやないか!

 まぁ、仕方ないかなぁ。一輝さんは基本がチートキャラだから、こっそり出すのが難しいからなぁ……とりあえず、そんな旧作の話は無かったことにして、無事に説明が終わったので次回は仮面が割れて男前フェイスが明らかになったマルスさんが、親子喧嘩のついでに光牙と対決する。このまま最終決戦が本腰を入れて描かれることになると、どさくさでアモールさんがものすごくどうでもいい負け方をする気が……。このあとに真のラスボスメディアさんが待っているので、アモールはそこに絡んでもう一騒ぎ起こしてくれることに期待しようか。個人的には、今回のルードヴィグ家の団欒が実に微笑ましかったので、マルスさんには幸せな末期を迎えてほしいところです。


拍手

2月15日 ドラフト模様(GTC×3)

ピック順 【Alessi】→【Mei】→【Metallica】→【Thraxi】→【Sangriter】→【Serra】→

 

 ギルド門侵犯第3回。気付けば今回も、前回の告知と違って6人戦。不思議なこともあるものだね。まぁ、まだエキサイトしてる混乱状態の環境ですので、楽しめるうちに楽しんでおきましょうよ。ちなみに、オンラインが解禁されたようなので、約1名、経験値にどんどん開きが出ている模様。前環境であれだけ我々を食い物にしたのに、まだここから勝ちに行くつもりなのか。でも出資者だから文句は言えないの。


拍手

 今回もショート集かぁ、とがっかりぎみだったけど少なくとも先週よりテンション上がった、第7話。この期に及んでまだキャラが増えるのは恐ろしい。

 最初の学園パロなんかは、個人的にはあんまり必要無いネタである。元からぶっ壊れぎみの人間関係がネタなのだから、その舞台設定と関係性がちょっと変わったところで、基本的なネタまわしは変わらない。普段絶対起こらないようなことが起こってこそパロディっていうのは面白いのだから、最初からコントもどきのこの作品で舞台転換はそこまで必要なネタじゃないだろう。悪いわけじゃないが、本質的なところではあまり目新しさは無い。

 2本目と4本目は「キューティクルLIFE」というサブタイトルがついており、こちらは聡明さんと因幡兄弟、そして弥太郎などの思い出を描く。基本的なコンセプトは聡明さんの人柄の描写なので、ギャグ要素はあんまり無い。ネタ無しで普通の話をされると、やっぱりちょっと物足りなく感じてしまうため、純粋にギャグアニメとしてこの作品が好きなんだな、というのがよく分かる。ただ、幼い日の弥太郎はちょっと可愛かったのでそこは収穫。やっぱりチビキャラのデザインや立ち振る舞いが可愛い作品だよな、と思ったら、今回コンテが追崎さんだったのね。良い仕事。

 そして、一番気になるのは3本目、5本目。あぁ、やっぱりヤギなんだな。ヤギが出てくるのが一番楽しいんだ。3本目はバーを舞台にして実に普通の視点から「ヤギかよ!」と(今更ながら)突っ込むだけのお話なのだが、ヴァレンティーノがいちいち恰好いいから困ってしまう。お札食うのが大好きだけどちゃんと酒は嗜むんだなあ。結局ロレンツォはどうやってお酒を飲んだのでしょう。謎のまま終わりました。

 そしてメインとなるラストエピソードは、まさかのシリアス(??)である。もう、最初の首領の登場シーンからしてどうしようかと思う出来。そこから、何一つ表立ってはギャグを挟まずにとても良い話が展開していくわけだが、まぁ、ヤギがいる時点で既におかしいわけで、真面目にやろうとすればするほど壊れていく現実。首領の白刃取りのあたりでその流れにも限界が来てしまい、最終的には圭がオチを叫んで収束させるという。冒頭からのちょっとシリアスめの流れは、視聴前にこの作品に対して漠然と持っていたイメージそのものだったりするのだが、やっぱり首領がいるだけで作品はどうとでもなってしまうのである。でもまぁ、キャストとかデザインとか、本気でシリアスやろうと思えば何の問題も無く真面目に出来る材料は揃っているわけで、そういう方向性のお話もちょっと見てみたいかな、と思わせるだけのものがあった。特に普段からそこまでキャラが崩れないガブリエラが本気のアサシンになると、普通に恰好いいんですよ。ありゃぁ有能ですわ。ヴァレンティーノの器のでかさも確認出来たし、ヤギファンにはたまらない一本ですよ。まぁ、このままのテンションでやられたら流石にキツいのかもしれんが……。

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
12
25 26 27 28
29 30
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[06/24 デュッセル]
[06/23 デュッセル]
[06/23 名無し]
[06/22 NONAME]
[06/06 とみしの]
バーコード