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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「CODE:BRAKER」 5

 今期アニメシャワーはジャンプ漫画とマガジン漫画の共闘態勢になっているのである。今作の場合、ジョジョほどじゃないだろうが、一応マガジンの看板の1つと言っていいもの、のはず。いや、自信ないけど。どうなんだろね、今のマガジンの看板ってなんなんだろう。

 原作は途中まで既読。開始時からしばらくは「あー、KYOの人の新作かー、この人の絵はすぐ見づらくなるから得意じゃないんだよなー」とか思いつつも見ていたんだけど、キャラが増えて煩わしくなったあたりで自然に見なくなってしまった。まぁ、多分2クール分くらいはかろうじて見ていたんじゃないかと思うけども。その程度の印象。だってなぁ、リアルにダークフレイムマスターをやっちゃってる漫画でしょ。進んで応援しようって気にはならないよね。しかも一応ピカレスクヒーローっぽい導入だったのに、あっという間にその辺がどうでも良くなって単なる能力バトルものになっちゃったし。ま、ベタでも悪いことはないんだけど、結局マガジンって立ち読みしかしないから、そこまで興味が持てない漫画は追いかけられなかったんですよ。

 で、そんな看板(?)漫画の満を持してのアニメ化だが、初回の導入は悪くない。いや、そもそも原作漫画も導入は悪くなかったんだけども。それなりにキャラの立つヒロイン視点がメインで、分かりやすい主人公が転校してきて云々というくだりは誰が見ても大して悩むポイントじゃないだろう。後は作者の長所である線が細くてこまかい絵柄で見せられればOKってなもんである。制作スタジオの名前を聞いたことがなかったのだが、どうやらボンズ派生の新規製作会社であるらしい。なるほど、そう言われてみると何となく雰囲気はあるかもしれない。シリーズ作品での元請けはこれが初作品ということになるようなので、気合いは入っているに違いない。監督はハガレンの入江泰浩氏、副監督には迫井政行氏。個人的にはそこまで印象が無いスタッフである(というか、迫井さんに至ってはややネガティブイメージすらある)。

 ま、原作もスタッフも基本的にフラットな状態なら、あまり余計なことを考えずに見られるかな、という期待はある。いじり方次第では案外良いものになりそうなので、むしろ期待感を込めての視聴を続けよう。ただ、ちょっと残念なのは、ヒロイン桜のキャラデザインがなんか違う気がする。原作読んでた時も「話はそこまで面白くないけどヒロインは可愛いよな!」と思って読んでいたので桜は好きなキャラなんだけど、原作だともっと目が切れ長なんですよ。アニメ版はなんだか丸っこくなってて醸し出されるコレジャナイ感。いや、すぐ慣れるとは思うけどさ。

 中の人については、岡本君の演じる大神はきっちり予想通り。つい最近までははぐれ勇者なんかをやっていたわけだが、どちらかというと抑えているよりも暴れはじめてからの方が本番だろう。今後野郎キャラどうしの絡みも増えていくので、その後の展開に期待。メインヒロインの珍種役は、こちらも「はぐれ勇者」のカップリングでぴかしゃである。まぁ、こちらも予想通りってところか。なんだ、本当に大きく予測出来ない部分が無いな。しかし、最近どこかで「石田彰キャラの何か企んでる率は異常」っていうのを見た気がするんだが、今作を見ると、「甲斐田裕子の何かでかい組織に所属してる率は異常」な気もする。しかも大体中間管理職だ。OL要素が強い人である。

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 大衝撃、第27話。まさかこのような展開になるとは思っていなかった。アニメのシナリオで衝撃を受けたのって、久しぶりな気がする。これが「旅の終焉」というのは、随分酷な物語を要求してきたものだ。

 闇の遺跡での試練もようやく終わりを迎え、アリアは自力で呪縛を突破、エデンもそのどさくさで逃げ切り、アリアの手助けによって光牙もなんとか飲み込まれずに済んだ。そして、1つ目の衝撃である「光牙の属性が実は闇」設定であるが、なんとこれ、特にフォローがなかった。「俺の属性が闇だったなんて……」「別にいいじゃない、沙織さんのおかげで光っぽくなって良かったね」って、そんなぞんざいなフォローで主人公立ち直れるんだろうか。まぁ、闇の力を宿したヒーローってのも普通っちゃぁ普通だが……(何故か「ネギま!」のネギが浮かんだけど)。このまま光牙は「闇だけど光の振りしてるキャラ」を貫き通すんだろうか。あり得ないレベルの名前詐欺である。いや、色々といじれそうだから面白い設定ではあるんだけど。

 そして、そんな闇光牙を救出し、光の力に覚醒したアリアの下へ若手が結集、気付けば決起集会みたいなノリになったところに、いい加減しびれを切らしたマルスさんが直々に出撃してきた。アリアのご機嫌伺いに来たのか、それとも警戒してなかった闇の遺跡まで突破されて驚いて出てきたのか、よく分からないけど「アリアに説教するために来たなら、もう少しはよ来とけ」とは思う。よりによって敵の数が一番多い上にエデンが不安定になってるとこに出張ってくるなんて、タイミング最悪ですやん。

 案の定、青銅たちは新たな成長を試すかのように、不屈の覚悟でマルスへと挑む。ジャンプアニメの王道アングルで立ちふさがる巨悪に向かい、みんな出し惜しみ無しの必殺技のオンパレード。ただ、しょせんそこはブロンズ風情、まるで蚊トンボを落とすかのように、軽く手で払われただけで全員KO。尋常じゃない弱さ。いや、マルスが強すぎるのか。そしてここで、ついにあの「何が出来るかさっぱり分からない」でお馴染みのコスモクリスタルがついに仕事をした。なんと、7種の小宇宙が全て結集し、アリアの手中でアテナの力を覚醒させたのだ。アテナといえばやはり錫杖は手放せない。沙織バージョンとはまた違った魔法少女みたいなデザインの錫杖だったが、ついにアリアは無敵の光のパワーを手に入れたのである。彼女の支援を受けて、ブロンズ軍団の士気も上がる。

 だが、アテナのお約束は錫杖だけではなかった。怒り心頭のマルスさんは、今まで大切に育ててきたせっかくの光の苗床に反逆されたことに激昂し、特大の小宇宙をアリアへとたたき込む。そう、アテナといえば、やっぱり「胸を貫かれて絶命」である。心機一転、これからが見せ場だと思われていたアリアだが、なんとこの一撃で殉職が確定。若造達の必死の抵抗もむなしく、コスモクリスタルが集った錫杖と一緒にアリアの光はマルスに奪われ、後にはボロボロの5人とアリアの亡骸だけが残されたのであった。

 まさかまさかのアリア退場。闇の遺跡での完全敗北とあり、その亡骸までもが地中深くへと沈んでしまい、どうも今後の復活イベントなんてのも期待できなさそうである。「死ぬ」というイベントがどこまで確定的なのか分からない世界ではあるが、どうも、こればかりは覆りそうにない。アリアは死んだ。そして、光牙たちは敗れた。これにて「聖闘士星矢Ω」の第一幕は完結である。改めて考えてみると、実は「聖闘士星矢」の世界ってのは容赦無く主要キャラが退場する作品ではあるのだが(特に冥王神話)、女性キャラでここまで中心となっていた「アテナ」が死ぬというのは当然初の出来事。あまりの展開に、今後が全く読めなくなってしまった。光牙達は、今後ずっと女の子1人を守れなかった負い目を感じながら戦い続けていかねばならないんだろうか。どう頑張っても闇を抑えて光で戦えるメンタル状態じゃないと思うのだが。しいてプラス要素をあげるなら、確実にエデンはマルス旗下から離脱するだろう、っていう部分くらいである。

 衝撃の展開もさることながら、今回は作監に馬越さんを迎えての全力投球である。あまりに強大なマルスのシルエットとそれに立ち向かう聖闘士たちのアツいバトルはもちろんのこと、衝撃の別れを繰り広げたアリアの末期のシーンも涙を誘う。これ、熱心に朝早くから見ていたちびっ子たちが(いれば)どういう感想を持つんだろうなぁ。今後の人生に影響をあたえかねないくらいの別れのシーンだったんじゃなかろうか。

 次回は「新章」と銘打って、いよいよ「聖闘士星矢」の晴れ舞台、黄道十二宮へと突入する。黄金聖闘士が結集するとのことだが、この世界のゴールドって数人しかいないんじゃなかったか。ミケーネ、イオニアのおっさんコンビと星矢、それに玄武くらいだよね。映像では牡羊座の聖衣が確認出来るが、着ているのはやっぱり貴鬼なんだろうか? これまで、全ての黄金聖闘士登場回で「ズコー」だったので、次回の見せ場、なんか、怖い。

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 というわけで、2日続けての声優イベント。どうやら前日の大原さやかトークショーとは違う団体の主催のようで、あちらが「アニメカルチャー研究会」、こちらが「アニメ・声優研究会」の主催。何が違うんだろう。この手のサークルが乱立してるってすごい状態やな。なんか主義主張の差とかあるんだろうか。「俺たちが本家だ!」とかいいながら派閥争いとかしてるんだろうか。いや、どうでもいいですけども。どちらの団体さんもきっちりイベントが出来ていて大変立派でした。それにしても慶応大学は何故こうも私の嗜好をピンポイントで突いてくるんだろう。2年であっという間に我が心の声優十二神将(柱右部参照)を4人もクリアしてしまっている。来年はチーム大沢で一気に呼び出して明乃・麻美子コンビとかだったらマジヘヴンである。いや、リアルにあおちゃんはありそうだな。
 
 さておき、前日の大原さやかイベントが「謁見」であるとするなら、こちらは純粋に「ファンイベント」である。気付けばこれでしゅが美イベントは3度目であり、めでたくこのほど「人生で一番多くイベントを見られた声優」になった(次点は2回で若本とモモーイ)。普段なかなかイベントが見られない私みたいな人間からすると脅威の遭遇率である。いや、会いに行ってるんだけども。今回も、これまで体感したような愉快なしゅが美ワールド満載でございます。
 
 イベント中にもそんな話題が出ていたが、彼女の愉快なところはトークもそうだが、身体全体を使ったオーバーアクションだろう。元々演劇関係からの出自でもないのに、なんでこんなにくるくる動く子なんだろうか。特に今回は階段教室だったおかげで視界が開けて良く見えたし、なんとゲストを椅子1つで座らせるというびっくりなセッティング(イベントでは定番の、ゲストのつく机が無かった)だったので、もう、全体像でエンドレス。しかもこの日の彼女の衣装は膝上短めのショートパンツルックである。座ってるだけで目のやり場に困るくらいのもんですよ。前日の(すごく個人的に)厳粛な気持ちとは打って変わって、もう、最初から最後まで訳の分からないテンションで囃し立ててました。隣の席の方、騒がしかったら申し訳ありませんでした。
 
 イベントの内容は、まぁ、こちらも予想がつくものであるが、「質問/お悩み相談コーナー」に始まって、朗読コーナー、そしてチャレンジコーナー。質問コーナーはなんだか進行役の学生さんがすっとぼけててなかなか面白かったのだが、演じた役の話になったときに必ず御景ゆずきの名前が出てくるのが嬉しい。私の考えるしゅが美三本柱は「ゆずき・律・真奈美」なのですが、今回はその全てについてきちんと語ってくれたのが嬉しかった。そういや、イベントタイトルの割に「千反田える」っていう名前が1度も出てこなかった気がするのは何故だろう。
 
 朗読は前回参加させてもらった京都産業大でのイベントの時にもあったけど、やっぱりこれは必須だと思う。元々アナウンス部門の寵児としてこの世界に飛び込んできたしゅが美であるから、やはりネタだけでなく、きちんと「読む」技術について見せてもらえる機会があるのは本当に嬉しい。前回の朗読は「不思議の国のアリス」で、今回は「人魚姫」。必ずファンタジー要素が伴うのは、声質のなせる技なのだろうか。それなりに長い内容だったはずなのに、聞き惚れていたらあっという間に終わってしまった気がする。こういう企画が堪能出来るのも、学祭イベントならではですね。
 
 そして最後に控えしチャレンジコーナー。イメージとしては「しゅがぽ」の「アルパカへの道」が一番近いと思うのだが、基本的に全部失敗するというブックである。何せ、失敗した分だけサイン入りグッズプレゼントなのだから。その辺はね、ゆーてもラジオもすっかりベテランになった子ですからね、空気は読みますよ。しかも何がひどいって、「チャレンジ企画、縄跳び!」っていったのに、すぐさま舞台袖から「事務所NGです」の声(青二のマネージャーさんである)。いやいや、そんな展開初めて聞いたわ。事前に打ち合わせくらいしとるやろ、っていうね。マネージャーさんまで巻き込んでのイベントって初めて見た。後半になるとどんどん時間が押しはじめ、ラストのエンディングトークもほとんど出来ないような慌ただしさだったのだが、袖に待機していたマネージャーさんはそりゃぁすごい顔をしていたらしいですよ。売れっ子声優も大変ですわ。
 
 結論:やっぱりどんな揶揄が含まれようとも、わたしゃ「アイドル声優」っていう言葉はあってもいいと思う。だって、そうしないとこういうイベントで何が楽しいか説明するのが面倒なんだもの。「声優アイドル」じゃなくて「アイドル声優」なら揶揄にはあたらないと思うのです。可愛いは正義、ということさえ分かれば、それでいいのだ。

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○「リトルバスターズ!」 4

 ……ん? なんじゃこりゃ? 視聴後にしばらくぽかんとしてしまった。こりゃ謎なタイトルが出てきたもんだ。

 色々と面倒なのだが、このタイトルは聞いたことがある。いわゆる一つの鍵系作品の1つという認識であり、そっち系のゲームを一切プレイしない私にとって、それはつまり「Kanon」や「CLANNAD」と同じカテゴリということだ。制作が京アニかJ.C.かという違いはあるが、とりあえず脚本や骨組みを作っている人間が一緒なのだったら、まぁ、そんなに違うものは出てこないだろうと思っていた。思っていたんだけど……これ、何アニメなん?

 いや、別にレッテル貼りしろというわけではないのだが、何も知らない視聴者が1話目を見終わる段階でですね、ひとまず「なんのアニメか」っていう指針はほしいじゃないですか。上記のKanonやCLANNADだったら初っぱなから「あ、恋愛ものなんだな」って分かります。他にもバトル、ギャグ、サスペンス、日常系、色々あるだろうけど、とにかく「何となくこの枠」っていうのはあるじゃないですか。しかしこれの場合は……一番近い枠でいうと「日常系」になるのか。訳の分からない団体行動っていう意味ではSOS団も大して変わらないけど、SF設定も何もないんだから、どちらかというとごらく部とかの方が近い。「Aちゃんねる」とか「らき☆すた」と同じ分類。まぁ、そういう枠ならそれでもいいんだけどさ。……全く想像してなかったな。しかも、野球すんの? 野球アニメなの? 浪漫ちっくがストライクなの?

 とりあえず恋愛ものではなさそうだ(惚れた腫れたが欠片も感じられない)。バトルものにもなりそうもないし、サスペンスでもないだろうな。残された「日常ギャグ」という分類が正しいのかどうか分からないが、もしそうだとして、正直あんまピンと来ないんだ。キャラクターの造形なんかを見ていると確かに「CLANNAD」なんかに似ているし、ギャグを挟む時のテンポも春原と岡崎の掛け合いとかに似たものを感じるのだが、この手のギャグって、メインコンテンツってわけでもないだろ。それがここまでの話題作というか、期待作になるもんなの? それなら僕ぁ女の子が多い分「あっちこっち」でいいんだけども。この作品だけから得られる特別な何かがあるんだろうか。少なくとも1話ではそういう掴みは感じられなかった。

 製作がJ.C.ってのは画面を見ると「そうかもね」というのは感じられる。そして監督は「キルミーベイベー」と同じ人。うむ、あまり参考にならない情報だな。画面に特に不満はないが、やっぱり京アニ品質を覚えた後で出てくる「似たような土壌の作品」だとやや物足りなさはある。特に事前情報がなかったら「まぁ、日常系ならこんな感じのもあるよね」っていうんでサラッと入ってきて特にこだわりもなく評点出来たと思うのだが、どうも世間的な話題性が先に立ってしまうと、正面から作品が見られなくなってしまう。決して悪いものにはなってないんだろうが、少なくとも初見の私は1話目で「良いところ」も特に見つけていない。悪いところばかり見つかった「Angel Beats!」よりは良いと考えるべきか。まぁ、このまま「Aちゃんねる」と同じくらいだったら悪いもんじゃないけど。

 中の人は元のゲーム版に準拠しているのだろう、割と地味、というか、あんまり知らない。確定出来るのが堀江由衣・緑川・そして神奈延年くらいである。うん、キャスト面でも広がりにくい作品なんだ。すまない。やっぱりエロゲ業界方面は苦手ジャンルだなぁ。今更勉強する気にもならんしなぁ。まぁ、分からないものは分からないなりに、だけど。

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○「BTOOM!」 5

 「TARITARI」の後番組、というとちょっと物寂しい気もするが、久しぶりにこういう単発作品でマッドハウスが製作していることを考えると、ちょっと楽しみではあるかもしれない。ガンガンCMを打っていたので1話目の内容は予想通りのものだったが、決して悪い印象はなかった。

 一時あらゆるジャンルでバブルが起こって火がついていたデスゲームもの。最近はそこまででもないが、なんだか久しぶりに純度の高い(ベタな)こういう作品を見た気がする。色々と無茶な部分があるのは間違いないだろうが、少なくとも仮想ゲーム世界で実際に命を取られるよりは分かりやすい設定だ。やはり、どう考えても「実際に殺されるかもしれない恐怖」を描きたいなら、仮想ゲーム設定は邪魔だよね。緊迫感に欠けるし。この作品の場合は、殺し合いの武器が「爆弾のみ」というのが面白い効果になっていて、1話目で描かれた「最初の1殺」という高いハードルも、ギリギリありかもしれないくらいの自然さでクリアすることが出来た。この手のデスゲームの場合、主人公が「人を殺す」という心理的抵抗を超えるのが非常に大変なのだが、今作の場合、時限爆弾という「直接的でない」手段を用いているため、ゲームと現実の狭間の微妙な心理的負担が構成されている。最初の噛ませ犬にシンプルな手投げ爆弾っていうのも(まぁベタだしご都合主義だが)上手い設定で、とにかく「殺さなきゃ殺される」が、ろくに説明も受けてないのに肌で感じられるというのは良いことだ。どうも、こういう設定の作品だと最初のルール説明で辟易しちゃう場合が多いからね。

 作画はマッドハウスということなので特に問題なし、そこまで目新しく綺麗という程でもないが、リアルめの等身のキャラクター作りは、マッドの得意とするところだろう。主人公のキャラも割と共感が得られるものになっているので導入は見やすかったし、今後、このありきたりの設定からどこまでオリジナルで見せ場を作れるか、という脚本部分への期待が高まる。まぁ、CMを見る限りじゃ原作が連載中なわけで、このアニメが完結するわけないのがちょっと残念ではあるが……。なんで途中の作品を後先考えずにアニメ化するかねぇ。まぁ、バンチの連載作品にアニメ化の話がきた、っていうだけでも逃がしちゃならねぇチャンスなのは間違いないんだろうけども。放送が終わってから「まだ早かったんじゃないの?」とならないように祈りたいところである。

 本作のメインキャストは、きいたことがない名前である。どうやら俳優業がメインで今回は声優初挑戦とのことだが、これが案外悪くない。確かに、確実に声優の発声ではないのだが、少なくとも最初にアカギやったときの萩原聖人よりもよっぽど達者である。こういう方向から突然男性声優業界に風穴を開ける人が出てきたら面白いんだけど。メインヒロインはみもりんらしいですが、ほとんどしゃべってません。そういや今期メインヒロイン2本目か。相変わらずシャロだけ輝いてるなー。他のメンバーどうなのよ、と思ってミルキィメンバーのWikiを観に行ったら、佐々木未来の出演作のところが半分いぬっころで泣いた。みころん超がんばれ。

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○「ジョジョの奇妙な冒険」 4

 まさか、生きているうちにジョジョの完全アニメの開始が拝めるとは思ってもみなかったことである。既に十年規模で「ジョジョってアニメ化しないのかな」「無理だろ」みたいな会話を何度も繰り返してきたわけだが、まさかこんなタイミングで長年の夢(?)が実現することになろうとは。ちなみに、過去のアニメで言えばOVA版JOJO3部はかの今敏の手による仕事だったりするのだが、そこまで有名じゃないよね。

 とにかく、そんな「積年の何か」が降り積もったアニメ化。もう、色々なしがらみやら迷いやらこだわりやら、何をするにもフラットな感想なんて出てくるはずもない作品。「満を持して」のこの舞台が、一体どのようなものになるのだろうか。

 そんな大役を任されたのは、「妖狐×僕SS」で監督を務めていた津田尚克氏。davidプロとの関係も深かったのでその関係での抜擢だとは思うが、なかなか肩の荷が重いことだろう。何せ、普通に考えてあの荒木飛呂彦の画がそのままアニメになるわけもないし、たとえなったとしても、そのまま再現するだけでは原作漫画のかっ飛んだ面白さを表現することは出来ないだろう。誰が指揮を執るにしても、「奇策」を使わなければならないのだから、クリエイターにとってこれほどの難題はなかなか無い。そして、今回制作陣が採用したプランは、映像面でいわゆる「アニメ的な」頑張り方をするのではなく、原作でのデザイン性を優先し、出来る限り1枚絵の見栄えを守ることで、原作の持つテイストを保持しよう、というもの。飛び出す書き文字もそうだし、原作のコマの通りの構図、デザインでほぼ止めたようになるアニメーションは、「ここが原作のここに対応する」というのがはっきり分かるのである。

 なるほど、確かに面白い作戦である。とにかく目先が変わるので「どう頑張っても他のアニメと同じ軸線に乗らない」という難所はクリアしたことになるだろうし、アニメ化の最大の難所であったキャラクターデザインについても、多少の違和感こそあるものの、3Dを強く打ち出した美術によって、まるで中世英雄の石膏彫刻のようにどこか雄々しくも見える。派手でエキセントリックな色彩についても、原作絵の自由さを上手い具合にアニメの画面としての「見え」に取り入れているように見える。下手に「アニメーションとして」凝るような方向よりは、こちらの方が原作にはマッチしているのではないだろうか。

 ただ、それはあくまで「奇策として問題を解決する手段」であって、「アニメを面白くする手段」ではない。確かに絵は悪くないと思うし、確かに雰囲気はあるのだが、結局そこどまり、なかなか「アニメになって良かった!」という感想にはならない。極端な話、過去にゲーム化された5部の時の3Dや「ファントムブラッド」のアニメパートと区別しにくいくらいの着地点になってしまったので、なんだかゲームムービーの長い奴を延々見せられているような気がしてきて、「これがメインコンテンツなんだ」という説得力が今ひとつ。どうしたって「ここはアニメになって動くところが観たいなぁ」と思う部分というのはあるもので、そうした「動かしたい」パートに、全く魅力が無くなってしまっている。ジョジョがいじめっ子に喧嘩を売って腹を殴るシーンなんて「フラッシュアニメかよwww」てな感じだし、怒りに任せてジョジョがDIOに突っ込むシーンも「長い! 館の玄関超長い!」ってなるし。まぁ、今後のジョジョ関係の素材には困らなくなりそうだが……うむ、1話目の印象は「ややきつい」である。

 でもなぁ、結局、ジョジョの世界が動いて、あの台詞もこの台詞も全部しゃべってる、っていうだけで面白いのがやるせないなぁ。1巻の内容なんてさ、「当時の編集部はよくこんなんで打ち切りにしなかったな」っていうくらいに訳分からん中身なのに、こうして大見得切ってみせられると一から十まで全部ギャグに見えるんだぜ? やっぱ怖いよな、この漫画。そして、キャストが楽しそうなんだわ。最初にキャストが発表されたときに「興津君とかはいいんだけど、子安だけはあかん、子安がDIOとか遊んでるとしか思えん」とか拒否反応を示したのに、こうして「ネタフラッシュ画像オンパレード」みたいな仕上がりで出てくると、もう、このDIOでいいや、このDIOが恰好いい、と思えてしまうのだもの。まぁ、3部までいった状態のDIOなら、この声でもしっくり来ると思うけども。やっぱりキャストになんか納得いかなかったのは、あまりに3部ゲーをやり過ぎたせい。もう、DIOは千葉さんのイメージしかなかったからな(1部ゲーム版の緑川ディオはあまりイメージが残ってない)。まぁ、この愉快なDIOなら子安でいい。

 ま、なんやかんや文句は言ってるけども、結局「文句が出ないアニメ化」なんて絶対無理だったわけだし、これはこれで「また1つ新しい解釈のジョジョ」だと思えば、案外今後も楽しみだったりするのだ。ゆっくりと数々の名シーンを楽しませてもらいましょう。ただ、個人的には「オサ!オサ!」が無くなったのは納得いってない。ジョジョの幕開けといったら「血は命なり!」で決まりだろうに。

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○「バクマン。(第3期)」 4

 もう3期目ですよ。クールでいうと既に4クール終わっており、今回も全25話予定なので合計6クール分。3期で6クールってシャナと同じ長さかよ。すげぇな。

 まぁ、すっかりこのアニメ世界にも慣れてしまったもので、「また始まりましたなぁ」というくらいの印象。ただ、これまで2回は第1話に作中作を持ってきてオープニングで遊ぶ、という趣向が見られたのだが、今回は作中作でアニメ化が決定してるのが「+NATURAL」だけなので、流石にオープニングを作るところまでは至らなかった模様。おかげでフツーのオープニングでした。なんかやたら乳を強調したシーンが多かった気がするけど、夕方のNHK教育であれはセーフなんでしょうかね。まぁ、香耶ちゃんが性的すぎるのが悪いんだろう。

 ま、そんなわけで特に「始まったよ!」というお祭り感もなく、いつものように順調に原作を追っている。ぶっちゃけ原作でこの後どういう展開だったかとかあんまり覚えてないんだけど、少なくとも原作で退屈してた記憶はないので、今期もきっと刺激的な事件が待ち構えていることだろう。そういや七峰の登場って今期か。ドキドキもんやな。そして、1話目でもはっきりしていることなのだが、すっかり「バクマン」というより「バク声」みたいな作品になっている。声優が必死に「声優になって」って言ってるのを聞いてるとなんだか面白いのだが、原作のときにもイラッときた展開が色々と待ち構えている。この漫画って漫画家は応援してるけど声優は別に応援してないからなー。亜豆に責任があるわけじゃないけど、彼氏のためにっていうあまりにもぼやっとした理由でメインヒロインのオーディション辞退すんのはなぁ。他の同年代の役者陣にそんなこと言ったらキレられるぞ。今回の「+NATURAL」のオーディションだって、プリンセスエイト(亜豆の所属事務所)のマネージャーさんはわざわざ他の若手を切って亜豆をエントリーさせて、しかもそれで審査を突破してるんでしょ? それを無下に断るってのは、業界的にはそんな生半可なことじゃないと思うんだけどねぇ。いや、フィクションですけども。どうもその辺がね。このまま最終回まで行くとなると、どうしたって「声優恋愛騒動」もいよいよ出てくるわけで……、まぁ、あそこまでいくと完全に少年漫画のノリだから、逆に楽しみではあるんだが。

 というわけで、「いつも通り」です。安心してダラダラ見ます。毎週「香耶ちゃん可愛いな」って思います。「岩瀬も可愛いな」って思います。亜豆はちょっと露骨すぎるからあんまり好みじゃないです。そっちは中の人のこと考えて、「そういやパイセンとタソが絡んでる現場ってここなんやな」とか思います。

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実は「京まふ」で売っていた限定版前売り券を衝動買いしていたので、見ることは決まっていた作品。学園祭周りのために訪れた遠方で、「そういや別に観光する元気もないんだし、いっそここで映画館に足伸ばして封切り日に見ちゃえばよくね?」ということを思いついた。なかなかあり得ない観光計画である。でもさ、地元でも放映してる映画館まで足伸ばすのが結構めんどくさいんですよ。それならどうせ歩き回っている時についでに抑えた方がいいかなー、と思って。今回は後編の公開もあるのであんまりのんびり見てらんないしね。
 
(一応ネタバレ? あるかも。まぁ、無いかも)
 
 というわけで、前編である。総集編だというのは聞き及んでいたし、別に高い金を払ってまで見なくてもいいのかな、とは思っていたのだが、前売り券買っちゃったなら行かなきゃ損だ。「まどマギ」は本放送時はそれなりに熱心な視聴者だったし(各回の番組感想参照)、あれ以来ほとんど再視聴もしていないので、改めて作られた総集編を見たらどんなもんだろう、という興味もあった。
 
 「前編」はおよそ8話までの内容をカバーしており、映像についても、地上波版のものをそのまま使っている部分もあるし、ちょっと映像をなおした部分もあるし、完全に描き下ろした部分もたくさんある。編集はなかなか悪くない出来で、この1本を見るだけでも、それなりに「まどマギ」の内容、そして良さを理解することは可能だろう。特に8話までの内容ということでとにかく直滑降に鬱へ転がり落ちていく展開が分かりやすく、密度は恐ろしく濃いのだが、あまり展開で迷うようなことも無いはずだ。1話ずつゆっくり観ていた時の次第に降り積もっていくような重苦しさもなかなかだったが、約2時間にまとめられて畳みかけるような展開もかなりのものだ。まぁ、地上波版も一気に観たらこういうことになるんだろうけども。
 
 とはいえ、結局「総集編」なのであまり大きく拾うべきポイントは無い。メインプロットが変わっているわけではないのだから、地上波版を観たときと同じ視点で、同じような部分を楽しめばいい。特に圧縮された中身だとテーマ性が浮き彫りになるので、個々の魔法少女が持つイデオロギーの部分はかなりはっきりしていて見やすくなっているのではなかろうか。短命だったマミさんの更なる幸薄さも見逃せない。
 
 そう、タイトルこそ「まどかマギカ」であるが、8話までの内容ということで、当然まどかは一度たりとも変身しない(地上波版冒頭にあった契約シーンなども劇場版には無い)。一応彼女(の中の人)が描いた魔法少女デザインに片鱗だけは確認出来るわけだが、まどかが「魔法」に触れているのなんてせいぜいその部分だけ。また、徹頭徹尾「傍観者」である彼女はシナリオ面においても大きな役割を果たすことはないので、もし知らない人が見たら「まどか☆マギカ」というタイトルは詐欺である。逆に言えば、この映画は「魔法少女マミ」であり「魔法少女サヤカ」であるということだ。
 
 マミさんに関しては、中の人が要望していた「もっと別な、素敵な死に方がしたい」という願いはまだ聞き届けられていない(新規版に期待だ)。ただ、代わりに死亡時の描写が地上波版に比べて随分あっさりした。代わりに、変身シーンがものすごく贅沢に追加されたり、生前にまどかと友情を育んで「1人じゃない」ことを堪能するシーンが多く盛り込まれたりと、「幸せになりつつあった巴マミ」の要素が大きく取り上げられている。これはマミさんに対する罪滅ぼしのつもりだったのか、それとも、逆に死ぬことの喪失感を増すためだったのか。一応、前者であるようには感じられたのだけど、はたしてどうだったのだろうか。ちなみに、「ベテラン」と呼ばれてまどか達からは本当に雲の上の存在のように見られているせいか、ほむらとの衝突もなんだか激しさを増しており、ただでさえ調子乗りに見えたのによりふんだんに死亡フラグをばらまいてくれているのは愛嬌である。
 
 そして、そんなマミさんの勇姿も立派なはずなのだが、残念ながら作品視聴後にはその姿は霞んでしまう。なにせ、2時間のうち後半すべてがさやかのために裂かれたパートだからだ。やはり、一気に見た時のさやかの顛末の救いの無さは圧巻だ。時間がないおかげで上条君が本当にひどい奴に見えてしまい、そんな男に振り回されるさやかちゃんも大変である。「奇跡も魔法も」のくだりがあっという間に過ぎ去り、ものの10分もしないうちに恭介に裏切られ、高速召喚された仁美さんにかっぱらわれるジェットコースターっぷりは、下手したらコントに見えるレベル。そりゃ魔女化もするわ、という恐ろしいまでの説得力だ。
 
 しかし、そんなドタバタも、杏子のキャラクターがビビッと立っているおかげで、「利他」「利己」の対比が鮮やかになり、上手い具合に悲劇として仕上がっている。このあたりの配分は本当に脚本が上手いところだと思うのだが、地上波版でもすんなりといった「敵から味方へ」という心情の変化が不自然でなく、杏子がちゃんと短時間で「格好良い奴」になるのである。このあたりの仕事は、多分地上波版以上の仕上がりになっていると思う。個人的には、最後に廃ビルでさやかがほむらに脅されて、そこを杏子が救出しにくるシーンがカットされたのはちょっと残念だったけど。あれが無いと後編での杏子の「ひとりぼっちは」がちょと弱くなっちゃうんだよな。まぁ、尺の都合で仕方ない部分ではあるのだが。その分、救いの無さは水増しされており、さやかが激昂してまどかを怒鳴りつけるシーンは新規で描き直され、最後の一幕であるあの電車のシーンもライティングがいじられてより凄惨さが増している。さやかの「堕ちる」部分だけは、何故かやたら盛り込まれていて不憫さに磨きがかかっているのである。ひどい采配だ。
 
 そして、そんな鬱のどん底から「Magia」に繋ぐエンディングのエグさったら。劇場だからサラウンド音源、大音響の「Magia」に、あのアニメエンディングとほぼ同じおどろおどろしい映像、しかもスタッフロールが長いからフルコーラス。もう、あの「Magia」が聴けただけでも劇場に行った甲斐があるというものだ。そういえばオープニングは描き下ろし映像で新曲でしたね。地上波版の時に比べると映像の種類が減っていたが、徹底的にまどほむでキマシしてくれているのでまどほむ派歓喜のフィルムとなっている。必見。「コネクト」が流れないのはなんだか物足りない気もしてしまうが、まぁ、10話のために取っておいてるんじゃないかな。一応杏子がDDRで踊ってるときに流れてましたけど。
 
 結論:大スクリーンでイヌカレーは死ぬほど怖い。
 
 以上です。

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 念願の、本当に念願のイベントがようやく訪れた。今回の記事はいつもに増して恥ずかしいことも平気で書けそうなものになっているので、お読みになる方はそのあたりを覚悟してから読むようにして下さい。
 
 私が声優ファンとなったのはおよそ2000年前後のこと。きっかけとなるのは「開闢の祖」である桑島法子なのだが、その病巣を順調に悪化させてくれたのがいくつかの声優ラジオ。順番からいったら「スパラジ」の方が早かったので荒鷲先生の影響もさることながら、未だ私の中では至高のラジオとして君臨し続ける「ぽぽらじ」によって、この流れは決定的なものとなった。考えてキレのいいボケをとばす浅野真澄、そしてボケる暇が無くて突っ込むしかない珍しい状態の桃井はるこの2人と対峙したのが、後に「ラジオの女王」の異名を持つことになる大原さやかである。
 
 その類い希なるやらかしてる感と、容姿や声とのギャップにメロメロになったファンも多いだろう。かくいう私もそんな1人で、その頃から「私の一番好きな声優」の欄には、常に「始原の名」と「至高の名」が刻まれ続けている。この2人が、生年月日にしてわずか6日しか違わないというのも何とも縁深いものである。
 
 さて、そんな至高の存在、言ってしまえば私にとっては神にも近い存在である大原さやか様(以下さぁや)が、単独でトークショーをやるというのだから黙っちゃいられない。前日のドラフトも早めに切り上げて、一路関東へ。開催地は昨年もお世話になった慶應義塾大学理工学部、矢上キャンパスである。この地の、収容人数が200人程度の大教室に、我々ファンが結集した。ご本人は「人が来てくれて良かった」と宣っていたが、そりゃ集まるわ。駅のホームアナウンスに始まり、各種携帯電話や百貨店館内放送、はてはgoogleの翻訳音声までもを任された「日本を代表する声」に、人が集まらないはずがない。しかも面白かったのは、今回集まった面々は、いつものお友達(年齢層やタイプなどで大体同族と分かる面々)に加えて、頭に白いものが混じった年配の方々もかなり多く見受けられた。一体、さぁや旋風はどのような層を相手に巻き起こっているのであろうか。また、普段のイベントではまず見られない「年配のご婦人」も何人かおり、普段見慣れた「声優イベント」とはちょっと違う、不思議な空気があった。
 
 とはいえ、一度イベントが始まってしまえばそんな不思議な感覚も一切無くなる。そりゃそうだ、会場に集まっている人間はみな同じものを見るために、聞くために集まっているのだ。ひとたび主役が現れれば、そこに迷いが生まれるはずもない。一糸乱れぬ喝采の中登場したさぁやであったが、わずかに数秒で、会場の空気を全て持っていった。これまで幾度となく写真や映像で見ているその姿を、初めて生で見る。しかも、今回はくじ運が良くて座席は前から4〜5列目といったところ。言ってしまえば目と鼻の先に、「神」と敬うその人がいるのである。なんか、入場直後から泣きそうになった。マジで、自然に敬服した。もう、AKBの卒業なんちゃらで号泣してるおっさんとかを馬鹿にしたりしません。人間、感極まるポイントってのはそれぞれなんです。
 
 イベントの内容は、割とスタンダードな「学祭イベント」であるが、やはり主役の性質に合わせてか、アニメ中心というよりもナレーションなどを交えたものになっていた。キャラになって様々なアナウンスに挑戦してみるコーナーや、毎度お馴染み質問コーナー。名言「COOK DO!」が飛び出し、会場は爆笑の渦に包まれた。人妻になって割と日が経つというのに、お料理の方は相変わらずのようである。まぁ、さやカレーから劇的にレベルアップするかと言われると不安は大きいが……いやいや、そんなこたぁ無いよね。川澄綾子のお力さえあれば、料理なんてあっという間に上達しますよ。本人もキャラ造りのためにああいうネタを振ってるんですよ。……多分。
 
 続いてこちらもお馴染み、お悩み相談コーナー(別名、煩悩罵倒コーナー)、そして「人生初」になるらしい、客前での朗読イベント。この日は何故か怪談話を朗読するという、ご本人の性質を考えるとなんとも酷な内容だったのだが、驚いたことに、客前でのアフレコなどではない「朗読」にチャレンジしたのは今回が初だったというのだ。これは会場も皆驚いた。ここまで「朗読向き」の役者が、今までそういった機会を持っていなかったというのは本当に意外である。折角の機会の大きな損失。出来ることなら今後はこういうイベントで積極的にやってもらいたいと思う。
 
 そして、ラストはお約束のプレゼントコーナー。大体の場合にはサイン色紙やグッズが数個抽選で配られるのがセオリーだが、今回はそれに加えて、なんと生台本(サイン、当選者名前入り!)という垂涎のお宝が3つも繰り出された。「夏雪ランデブー」の3話、11話、そして「TARI TARI」でまふゆさんが一番しゃべった6話。もう、これは家宝になるレベル。「○してでも奪い取る」レベル。必死に念を送るも、まぁ、当たらないことくらい知ってるのさ。当選した方々、おめでとうございます。いつでも僕にくれていいんだからねっ!(ちなみにググったら一発で当選した人のブログがヒットした。ウラヤマシス)
 
 という感じでイベントはつつがなく(巻き気味で)終了しました。こうして文字に起こしてみると(あんまりイベント中にメモとか取らないんで細かい部分まで覚えてないから)フツーの展開に見えるかもしれないが、まぁ、その場に居てご覧なさい。すげぇから。毎回声優イベントにいくと「発声、声量がまず凄い」というのに驚くが、この人は本当に「ラジオの女王」なんですよ。今回は一緒にイベントを回している主催者の学生さんもなかなかいいキャラだったこともあるかもしれないが、とにかく会話のテンポに一切の空きが出来ない。自由奔放なトークながら、しっかり場を回し、湧かし、繋いでいく。最近ラジオがあまり聴けていなかったのでとても懐かしく感じたが、「あぁ、そういえばこの空気に惚れたんだなぁ」ということを再認識しました。さぁやのしゃべりは、本当に見事です。そして、それに一切作りの空気が無いのが凄いんです。若手なんかだと特に「頑張ってイベントを回しているな」ということを感じることがあるわけだが、「頑張っているな」と感じさせるのではまだまだ二流ということ。それを感じさせず、ありのままの空気で笑いっぱなし、感心しっぱなしの1時間を作れるのが真のイベンター、真のラジオパーソナリティ。この人の場合は確実に天然だが、それだけに、真似できない芸になっているのである。
 
 「現人神に逢う」という、人生の目標の1つは無事に達成された。しかし、一度見てしまったからには、もう、早く次が欲しくなって仕方がない。素晴らしいイベントを本当にありがとう。そしてこれからも、一生涯の大原さやかでいてくれることを。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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