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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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7月19日 ドラフト模様(DGM,GTC,RTR

ピック順 【Alessi】→【Thraxi】→【Metallica】→【Mei】→【Serra】→【Sangriter】→

 

 2週間ぶりのドラフトです。世間的にはM14の発売だったわけですが……残念ながら今回買ってません。去年のM13ドラフトの不評っぷりがトラウマものだったので。まぁ、実際1回目は「お試し」感覚で別にいいと思うのですが、1箱買うと自動的に2戦やらなきゃいけなくなるので、「もうあれはいいよ……」という冷ややかな目線に耐えながら2回目をやるのがすごく辛いのです。今年はもういいかな、とは思っているわけですが、やっぱり新しいセットは触れたい欲求も同じくらい存在しているのです。……突発的にM14が出現するかもしれないのでよろしく。まぁ、残念ながら現状1箱買う金銭的余裕すらないんだけども。

 


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 エンディングなんやねん、第2話。え、これひょっとして毎週変わるの? いや、流石にいず様が歌うヤツがメインだとは思うのだが……でもそれなら今回変える意味もよく分からないよな。いや、面白かったけども。

 1話は顔見せ的エピソードだったので満遍なくもこっちの痛々しさが表れる程度で済んだわけだが、今回からは少しずつ具体的なシチュエーションのも切り込んでおり、よりいっそうSAN値が削られるお話に仕上がっている。もういっそのこと淡々とやってくれりゃいいのに、相変わらず演出面がこなれていていちいち迫力があるのがまたキツい。今回のコンテは神保昌登氏だよ。改めて2話目って大事だな、というのがよく分かるお仕事ぶりでした。今回で方向性が決定づけられたな。

 しかし、一応アニメのもこっちは「原作よりは恵まれていて可愛い」という評判もあるようだ。まぁ、アニメキャラになって線もソフトになっているし、声が付いて動くだけでも多少印象は違う。正直、私も容赦無く「もこっち可愛いやないか」と思ってる人である(漫画版では決してそんなこたぁ無い)。やっぱり声かなぁ。まぁ、作画リソース共々一番魅力を注がれているのは妄想パートなわけだけども。あれってDVD化したら規制がはずれたりするやつなんでしょうか? ……いやぁ、別にいいや、あれは。現時点でいず様が容赦無く下ネタをぶちかましてくれているので、それを聞いているだけでも割と満足してるんです。ちなみに、一番中の人にリンクした瞬間というのは当然歩道橋で女子生徒のスカートの中身を覗いた時なわけだが、何故だろう、いず様の百合営業ってあんまりそういうことしないイメージがある。スカート除いたりおパンツに価値を見いだすのはダチャーンの方の百合営業。いず様はどちらかというと精神的にプレッシャーをかけて籠絡するタイプの百合。彼女からみてもこっちってどういう風に映るんでしょうね。

 いや、中の人の話題はさておくとして、今回はキーとなるキャラが2人登場した。1人は何故か無駄に杉田ボイスのデブ、初芝君。彼はこの後登場するチャンスはあるのでしょうか。無くてもいいけど。そしてもう1人は、花澤ボイスの旧友、優ちゃんである。いやぁ、優ちゃんええ子やね。ここまで良い子だともこっちの友達になれる権利があるわけだ。最後にオチが待っていたとはいえ、デートの日のあいだはもこっちも幸せだったわけで、これはこれで良いお話だったのではなかろうか。本人は卑下しまくるけど、私服もこっちは割と可愛いと思うんだよね。あとはまぁ、結局性根をたたき直さないとどうしようもないけども。無駄に下ネタの語彙だけは豊富になるのがありがちな現象であるが、妄想の方向性がM寄りだったのは彼女の嗜好なのだろうか。単純な厨二だったらテロリスト占拠妄想とかにすればいいわけで、ああいう逆境型を狙うあたり、面倒臭いことこの上ない。いや、気持ちは分かるんだけども。んー、やっぱり近くにいたらいやかな……。

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 風鳴翼さんじゅうななさい、第3話。そういや彼女も学生だったのか……あまりの落ち着きぶりにすっかり忘れてたわ。同級生には愛されキャラのようで何よりである。響は相変わらず幸せそうだし、クリスちゃんもどうやらクラスでは可愛がられている模様。まぁ、確かにあんなのが転校してきたら回りが放っておきませんわな。

 イベント襲撃騒動から一週間。フィーネのメンバーに動きは無く、やきもきする対策機動部。しかし、緒川さんのナイスな活躍により、相手の足取りを掴むところから物語が動き出す。どう見ても優男のくせにヤクザの事務所を1人でフルボッコにしながらきちんと捜査結果も実があるという、あまりに優秀な男である。ハジキ構えたヤクザに回り囲まれて、一体どうやって電話してたのかはよく分からんけども。まぁ、指令が1人でフィーネさんボコボコに出来るくらい強いわけで、あの組織は職員単体のレベルがやたら高いのだろうな。多分、これで世界を狙ってくるのが人間の集団だったら返り討ちに出来るくらいには。残念ながらノイズは人間の攻撃が当たらないからねー。そう考えると、やっぱりソロモンの杖は大事やな。

 掴んだ情報から足取りを追った3人は町外れの廃病院(アニメでしか見たことのない施設だよな)に潜入。その結果、あっさりと杉田が正体を現した。うん、そりゃ怪しいのは知ってたけど、このタイミングでさっさと正体をあかさんでも。わざわざソロモン奪取の時には小芝居まで使って正体隠蔽したんだから、もう少し内部に潜り込んでるふりをしてても良かったんじゃないかな。了子さんもそうだったけど、この世界の悪役の人たちは無駄に豪快で器の大きい連中が多いよ。しかしまぁ、あんな腹黒そうな奴が正体を明かしたということは、現状によほど自信があるということなのだろう。ギア奏者の調子を悪くさせる謎の赤いガスに加えて、切っても切っても再生するセクシー下着のノイズ軍団、そしてノイズとは異質な新たな問題、ネフィリム。流石にこれだけ物騒なものがたくさんあれば生身の人間でもギア奏者3人の前に姿を現しても大丈夫らしい(まぁ、捕まってたけども)。無事にネフィリムの搬送任務を果たし、「新たなフィーネ」を名乗るマリアさんにパス。杉田の敵組織での立ち位置がいまいち分からんが、本人は満足そうなので良しとしましょうか。

 まだ3話ということで、当然問題は深まるばかりである。敵組織が何を狙っているのか、というのが一番気になるところだが、今回の焦点は先の櫻井了子騒動の折に目覚めたというネフィリムになりそうだ。まだ小さくて大して強そうに見えない生き物(?)だが、「餌」という表現を使っていたことから分かる通り、これから少しずつあれが大きくなるのだろう。そして、ノイズと同様に人類を害する存在になるのも間違いなさそう。そんな力を使って、マリアたちが何をしでかすつもりなのか。敵ボスっぽいお婆ちゃんの狙いもまだ分からないが、シャワーシーンの幼女たちの会話を聞く限り、当然彼女たちにもドラマはある。響はまた「何故戦うのか」ということに悩んでもらいながらの戦闘になるのである。

 今回特に見るべき点は1つだ。いや、いつでも1つだ。つまり、「クリスちゃん可愛いな」である。学校のお友達に可愛がられている様子、+1点。珍しく間に響を介さずに翼さんと2人でお話する様子、+1点。分かりやすいツンデレ模様からどんどん丸くなっている様子がわかる、+1点。変身バンクでいきなり厚底ブーツから変身が始まる、+1点。オッパイ、+1点。今期も安定のやんちゃそうな可愛い歌、+10点。変身バンク終了時の「バァン!」、プライスレス。

 はよう、キャラソンリリースプリーズ。

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 エクストリームな第3話。さぁ、いよいよ正念場、学級裁判からのオシオキムービー。ここの正否でアニメの成功が決まると言っても過言ではないパートである。原作ファンの皆さんは、私と同じでこの放送をやきもきしながら待ち望んでいたことでしょう。以下、今週もネタバレ注意。

 見事に30分でノルマをクリアした脅威のハイスピード推理。実測値は定かじゃないが、基本的にボイスを聞きながら学級裁判の全てのくだりをリアルでプレイすると、大体1時間かかる。これをわずか23分に落とし込むという無謀過ぎるチャレンジ。結果を評する意見は原作ファンの間でも割れることになるだろうが、個人的な評価を先に挙げるなら「良」である。とにかく、形の上だけでも成立させてしまっただけで、充分すげぇと言える。

 一番懸念していたポイントは、「学級裁判って画的にすげぇ地味じゃない?」という部分だった。何しろ延々狭い室内で議論するだけのシーン。ゲームならば様々なアクションが要求され、リアルタイムで推理する必要もあるので一切退屈する余裕はないが、アニメは完全に受け身のメディア。一体どうやったら間延びせずに演出出来るだろう、と不安だったのだが……完全に見当違いだった。何せ、話を追いかけるのに忙しくてそれどころじゃないのである。ただでさえ切り詰めて切り詰めて作り上げたギリギリの推理劇。大事なパーツもさらりと1つの会話で片付けられることがほとんど。原作プレイヤーは「あぁ、あそこの手がかりのことを言っているのか」と理解出来るが、果たして初見のプレイヤーはどうだったのか(これ、毎回言ってる気がするな)。

 Chapter.1では、現場のドアノブの問題とダイイングメッセージについては問題無い。理解しやすいし、先週の時点である程度丁寧に触れられていたからだ。問題はどこかというと、1つ目が模造刀を巡る犯行手順の問題、そしてもう1つがトラッシュルームでの証拠隠滅の問題。どちらも先週の時点でほとんど触れられてすらいなかった部分なので、今週の推理を聞いてもちんぷんかんぷんな可能性すらある。後者の問題については、初見の人には一番ポカーン度合いが強い問題だろう。まず「トラッシュルームって何?」だし、「何で焼却炉に近づけないの?」「山田なんやねん?」など疑問はいくらでも出てくる。苗木の推理の経路を考えるとき、このトラッシュルームでの行動が犯人を限定するきっかけにもなるため、このくだりが分からないと困るように見える。ただ、実際は今回の脚本を見れば分かる通り、「ダイイングメッセージから犯人を絞り込み、それから犯行方法を考える」という手順なので、そこまで大きな足枷にはなっていない。クライマックス推理を細切れにして使うという演出面の工夫がここではうまく働いており、何が起こったかは理解しがたいが、一応アニメーションとして再現されているので、「なるほど、アイツがね」という雰囲気だけはつかめる。

 実は、より問題なのは今回ほとんど触れられなかった模造刀の問題の方である。事件像を十神や霧切さんが勝手に作ってくれたので推理に影響は無かったわけだが、実際にはあの模造刀の問題を推理している時間というのは、「苗木が舞園の思惑を想像し、気づき、葛藤する」という重要なファクターが含まれている。あそこをすっ飛ばしてしまったことにより、苗木・舞園間の関係性が非常に浅くなってしまい、今回の事件を見た視聴者が、何のカタルシスもなく「舞園は単なる毒婦だった」と思ってしまうことが一番心配だ。幸い、Cパートで霧切さんがフォローする部分は残っていたので、そこで何とか補完してもらうしかないだろう。

 結局、事件の全体像を追うだけで脚本を使い切ってしまうので、その中で苦しむキャラクターの心情にまで踏み込めないのは辛い。今回一番残念だと思ったのは実は推理の部分ではなく、犯人が確定した後の回りの反応がカットされた部分。原作ではアニメのラストのように、犯人は正当防衛を主張して「仕方なさ」をアピールする。実際、舞園の行いを考えると、彼のいうことにも一理あるわけで、そこについて「同情するか、それとも突き放すか」というスタンスの表明は、今後の物語を演じていく上で、各キャラクターを形作る重要なポイントである。原作では、犯人が訴えたところで、「それでもお前は、途中からは自分が助かるために積極的に舞園を殺しに行ったじゃないか」と突き放す台詞が入る。だからこそ、回りの面々はオシオキを黙って見ていたのである。最初の犯人は、明確に「悪」として裁かれる。しかしアニメのように「可哀想かもしれない」状態で回りの人間が傍観しているだけだと、ちょっとニュアンスが変わってしまうのである。

 ……まぁ、こんだけ難点はあげたものの、もちろんそれら全て「仕方ない」ものとして受け入れている。繰り返しになるが、ひとまず成立させた時点で成績としては「可」であり、たとえばクライマックス推理の使い方や、画面にメリハリを与えるノンストップ議論の見せ方、最後にマシンガントークバトルで締める構成など、とにかくアニメーションとして見せる工夫は随所に確認出来るので満足度は低くない。そもそも、あの円形裁判席が固定されている時点で、コンテの切り方が恐ろしく制限されているはずなのだ。よくもまぁ、自然な会話の流れを作れるものだと感心する。あと、ゲームだとバストショットだけなので気にならなかったけど、山田がどうやってあの席に収まっているのかがすげぇ気になるな。裁判席、想像してたよりも随分小さかった気がするわ。

 オシオキについては大体想像通り。まぁ、具体的な描写はやっぱりアニメだとカットだね。使える部分は全て使い切ってこんな感じ、というのはちゃんとまとまっていた。出来れば最後のカットの血のり付きボールは残してほしかったのだけど……あれも規制かかるのかなぁ。6章のオシオキとか、どうやったら放送コードクリア出来るんだろう……。

 今週もモノクマがすごく可愛かったことに満足しつつ、とりあえずこれで一段落、次週はまた日常パートに戻れるから少し休憩……は無理かな。来週はまだ「ヤツ」も出ないだろうが……

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 アッシュの自我による危機<<<ケイの殺人スイーツ、第15話。いやいや、今までだって普通に食べてましたやん。まぁ、いつにも増して気合いを入れて作ったから破壊力が上がったのかもしれないけども。スイーツ食う→倒れるからのドリフコントみたいな勢いが素晴らしい。

 1クール目も充分面白かったくせに後期に入ってから尻上がりで勢いを増している今作。今回も30分の中に実に様々なギミックが詰め込まれており、本当にあっという間である。バトルありギャグありでばっちり命懸けの状況なのに笑えるペース配分はお見事。今回メインとなったネタは「イズルのイケメンモード」である。指令が出し渋っていた残念な事実、それはアッシュにも自我が存在しており、もしハーモニックレベルが上がりきってしまうと、同じ遺伝子を持つアッシュの自我の影響で、ひょっとしたらパイロットの自我がかき消されてしまうかもしれないということ。まぁ、エヴァだってシンクロ率がぶっ飛んだら自我どころか身体すらなくなっちゃったわけで、持ちなれないオーバーテクノロジーを導入した兵器なら、それくらいのリスクはあるかもしれないという覚悟はあった。前回のジアート戦でばっちり種割れしたイズルは、見事にその危機を乗り越えることは出来たものの、ヘンテコ後遺症で何故かあり得ないほどのイケメンモードに。ケイが頬を赤らめるのは仕方ないとして、タマキも惚れかけて危機感を覚えていたし、なによりも男性メンバーまでも籠絡しかねない勢いだったのはどうしたものやら。アサギさん、その顔は放送したらあかんやつやで。薄い本が捗りそうな設定だが、そっち方面はノーサンキューで。

 ずっこいのは、今回のギャグのテンションの中にも巧みに色々なファクターを紛れ込ませてしまっている点。たとえば、最初にイズルが目を覚ました時に手を握って一番喜んでいたのがケイで、「やっぱりケイはイズルにベタ惚れか! こりゃもうケイエンドしかないのか!」とか思わせておいて、実際はイケメンモードのせいでメンバー全員分のフラグを立ててしまい、ケイのフラグまでがすっかりギャグになってしまったこと。一応ケイだけは2回見舞いに行ってるので脈があるのは間違いないのだが、その2回目が一番のコントになってしまったのだから恵まれない。結局そのへんはしばらくうやむやのままで行くんでしょうかね。うやむやといえば、3週間経っても判明していないアンジュの性別も上手いことごまかしている。イケメンイズルのめろめろビームを喰らえば流石のアンジュも正体を現すかと思われたのだが、アンジュの見舞いのときだけイズルが寝ていて何も分からないという。分かった事実は、突如松の盆栽を持ち込むという、アンジュのずれまくった感性だけであった。あれが嫌がらせだったらなかなか才能がある。

 その他、今回は苦労人だったアマネさんが謎の昇進劇を繰り広げるなんてネタもあった。そりゃあれだけ必死に頑張ってるのにクソ使えないアホの下でばかり働いてはストレスもたまる。現場にかり出すための強制的な出世かと思われたが、辞令を受けたのが少佐、現場に行ったら中佐、ミッション1つ解決させたら大佐である。島耕作もびっくりの出世ぶり。確かにどれだけ人材不足なのかと不安になる組織であるが、アマネさんは実際に結果出してるわけでね。まぁ、これでようやくリンリン以外にも頼れそうな上層部が自由に動けるようになったので、今回のようなチームドーベルマンとの信頼感溢れるコンビネーションも期待したいところ。ドーベルマンの面々は本当にナイスガイだよな。たった3機で絶望的かと思われた状況なのに、みんなして「まだまだいけるぜ!」と余裕を見せ、アマネさんがうっかり生成しちゃった死亡フラグを丁寧な突っ込みでへし折るというファインプレイも見せた。登場時から「死にそうだよな」と囁かれている良い人集団ドーベルマン。作品終了まで生き残ることが出来るだろうか。

 そんなドーベルマンの面々の救出作戦として始まった今回のミッション。相変わらずの戦闘シーンでとにかくアツい展開。前期も戦闘シーンに不満はなかったはずなのだが、後期に入ってから更にスピード感が増し、面白い構図もばんばん飛び出す恐ろしいメカ戦闘が繰り広げられている。ひょっとしたら、チームの面々が全員実力を付けているので戦闘スピードも加速している、という描写なのだろうか。だとしたらすげぇ説得力。今回一番楽しかったのは、乱戦の中でローズスリーに掴まって軌道修正するブルーワンのアクション。どさくさに紛れてああいう見たことのない動きが飛び出すのがこの作品の凄いところ。また、今回もアンジュさんが相変わらずの暴走ぶり(噛ませぶりともいう)で、無茶苦茶言いながら暴れ回っていたのが愉快である。カメムシっていっぱいいたら嫌だよね……。

 結局、数で押すウルガル軍を相手に、突っ込んじゃったアンジュが勝手に大ピンチ。万事窮したかと思われたが、何故か急に俳句口調になったデガワさんたちの計らいでイズルが軽装突撃。一応性格は通常時のイズルに戻っていたはずなのだが、戦闘性能は暴走時のまま維持されており、小回りの利いた機動でラダさんを完全に手玉に取った。まぁ、ジアート様と互角にぶつかれる実力があるのだから、それより弱そうなラダさんが押し負けるのも仕方ないよね。ただ、ウルガル軍も単に暴れにきたわけではなかったようで、本命は忠臣ルメスさんによるステルス侵攻からのハッキング。言語体系も何もかも違うはずの宇宙人にあっさりと侵入を許し、どうやらテオーリアさんのことはばれてしまったようである。地球人の技術力が本当にしょうもないのか、それとも実はルメスさんがめっちゃすげぇ技師だったのか。デフォルトであれだけの精度のステルス付けてる時点で、やっぱり地球人は敵わない気もするけどなー。

 とりあえず、今回の一件で特に変わったことは(アマネさんの階級以外)ない。しかし、イズルの症状はやはり懸念材料であるはずだし、アンジュのモチベーションについてもいささか不安は残る。更にウルガル側に明確な目的意識が生まれたのもおっかない。色々と気になる要素が動き出し、後半戦もまだまだ盛り上がりそうである。ちなみに、全くもって個人的なことであるが、私にとってのクライマックスはイケメンイズルでもど派手な戦闘シーンでもなく、アマネさんとおやっさんが2人で酒を飲んでいるシーンである。ますみん・さぁやの飲酒はアカン。私の声優極道の入り口は「ぽぽらじ」だったのです。おしぼりが飛びます。誰か! モモーイ呼んできて!!

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 最近、おかん役が井上喜久子・久川綾の寡占状態になってる気がする第2話。2人の同年代もたくさんいるんだからもう少し散らしてもいい気がするんだが……積極的に役を取りに来るのがこの2人なのだろうか。キャスティングする側がめんどくさくなっているのだろうか。謎である。いや、文句は無いんだけども。

 さておき2話目。1話の衝撃展開に比べると予定調和な部分が多く、正直言うと肩透かしをくらった部分が多い。中でも一番しょぼんだったのは「単なる記憶改竄だったのか……」という部分で、この分だとあの巨乳眼鏡あやねる娘は単なる過去のトラウマでしかなく、今後あの嫌らしい顔を見ることが出来ないということになってしまう。毎回バンクで繰り返し死に顔が拝めるのでそれはそれで面白いのだが、あの子の腹黒っぷりは最後の最後まであかりちゃんを苦しめる最大の害悪として活躍して欲しかったところ。ま、理由を付ければなんでも有りの世界なので、敵側の狙いで復活させたりするのはありだと思うのだが、現状では敵勢力はあまりまとまった組織ではないんだよね。やってることはイマジンと同じで、ぽっと出て各個撃破される程度のものである。あんまり頭の良い戦略とかはなさそう。今後最低もう一捻りはすると思うが、このまんまだと単なる火力バトルになってしまいそうで不安だ。ジュエルシード集めの陰にはテスタロッサさんを置いてくれないとお話にならないと思うのだけどなぁ。

 まぁ、まだ2話ですからね。ここからひょっとしたら学園ドタバタコメディになるかもしれないわけで(無い)、あれこれ憶測で文句を言うのも野暮ってものでしょう。今回あかりが入学したタロットな学園は上層部がなかなか素敵な面子なので、学園が一丸となって敵にあたるシナリオを期待したい。各々がタロットカードモチーフの能力持ちっていう設定は、シンプルなおかげで分かりやすくはあるし、見せ方次第ではコンビネーションとかも作りやすそう。次に登場する「愚者」のカードが一体どんな能力なのかとか、想像もつかないし。遠藤綾ボイスのおねーさんは「世界」らしいのだが、時を止めずに何をする能力なんだろうね。ちなみに、タロットモチーフと言われると「太陽とか雑魚じゃん」と思ってしまうのも、名前が「白金ぎんが」だからこいつが星のカードなんだとか誤解しちゃうのも、全部ジョジョが悪い。星のカード、隣に座ってるやないか。まぁ、なんで白金ぎんがでテンパランスなのかはよく分からないけどさ。

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○「銀の匙」 6

 内海さん! 内海さんの声が! そういえばこれが遺作になったんでしたっけ。ノイタミナ枠は製作が早いのが功を奏した形。思わず声を聞いて感じ入ってしまいます。同じ作品に黒王号みたいな巨大馬が出てくるのも何かの縁でしょうか。

 さておき、ようやくたどり着いた今期新番チェック最後の作品。今期はホンマにキツい。カウントしたら5分枠や再放送を除いても1週間の視聴本数が40本を超えるという……これは死ねるで。しかも、この番組のように、やたら質が高くて無視出来ない作品も数が多い気がする。充実してて幸せだなぁこん畜生。前クールのサンデー作品は割としょうもなかったのに、今期になって「神のみ」とコレで一気に完成度が上がっている。もっとバランスよく配置してくれれば良かったのにさ。

 今作は「ハガレン」作者の漫画ということで、連載開始当時から話題になっていたもの。ただ、掲載誌がサンデーってことで私は全くタッチしていなかった作品なのである。元々「ハガレン」にも愛着は無かったし(真面目に見てなかっただけだけど)、「流石に作者のネームバリューで人気でただけじゃねぇの!」と知りもせんで適当に読まない理由を付けていた。そのせいでさっぱり知らん作品だったわけだが、なるほど、確かに面白そうである。作者の実体験に基づいたドキュメンタリー風味もある漫画らしいが、狙っている路線は同じくノイタミナの「もやしもん」に限りなく近い。誰も知らない秘境の地である「北海道の農業高校の中」という非常に興味深い題材を、適度にフィクションを交えながら(であってほしい)文字通りコミカルに描いており、単純に知的好奇心が刺激されるだけでなく、普通にギャグとしても成立している。「もやしもん」の場合は作中人物全員が大学の「中の」人間で完結していたわけだが、今作は少年漫画らしく、主人公が「外部から批判的にフィールドを見る」目線を持っているため、初見の視聴者でもすんなりと作品世界に入っていくことが出来る。その上であの卵かけご飯の完成度の高さ。今期は「孤独のグルメ」だけでなくこれにも注意せにゃならんのかしら。

 制作はA-1、そして監督は「オカルト学院」の伊藤智彦。原作が面白いという保証付きなら、伊藤監督は確実に良い仕事をしてくれるだろう。ノイタミナで制作体制が安定していることはほぼ確実だし、現時点では不安要素が1つも無い。今期のノイタミナは後枠が再放送で本当に良かった。このクオリティで2本攻められたら流石にパンクするわ。掲載誌や原作絵の違いのおかげで「もやしもん」の時とは明らかにテイストが違うわけだが、どういった差が出るのか、興味深く見せてもらうことになるだろう。

 中の人については、とにかく内海賢二が出てきたというだけでちょっと目頭が熱くなるが、その他の面子も渋いながら良い仕事ぶりである。主人公の木村君は当然として、その回りの男性キャストが、「アニメではあんまりメインとかで出てこないけど、たまに脇で見かけることが多い名前」で固められている。男性声優は1枚看板になるのが大変だが、こういう仕事師の人たちというのはしっかりと役を立てられる人が多く、安心して聞いていられる。こういうキャスティングもきちんと楽しみたいもんですね。女性キャストは少ないが、メインヒロインっぽい馬術少女に三宅麻理恵。なんかすっかり安定したよね。そして、謎の丸い子には、サンデー作品で引っ張りだこ(?!)、彩陽である。このキャラで何の違和感もなく入ってくる仕事が出来るのは流石の彩陽。声聞くだけでなんか笑えるのです。

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 一応、前回M13のときにも書いたので、せっかくフルスポイラを書いたのだから、これはこれでやっておこう。先に言い訳を書いておくが、最近すっかり構築戦にも縁遠くなってしまっているし、スタンの状況ですらときたま記事を見て「へー、そんなデッキがねぇ」とか眺めているだけの状態であるから、予測や寸評は当然眉唾である。当然、ここに記載された情報が正しいものになるかどうかは、自己責任で判断をお願いしたい。

 


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 1話とは何だったのか、第2話。そうだな、この雰囲気になってこその畠山作品な気がする。ずーっと暗い中に、不思議な色彩が溢れていてステンドグラス越しに観てるみたいなドキドキがある。よくもまぁディティールを維持しながらこういう幻想性を引っ張り出してくるものだと思う。

 1話目のあらすじ紹介が終了し、今回から本格的に新作品へと突入した。1話目くらいは連載始まった時に立ち読みしてたので何となく覚えているが、「あの」ジュンを知っていると「何が始まったんや」と愕然とする。いや、元々のジュンも充分引きこもりだったわけだが……「中学時代に人間関係にミスって、そのまま不登校から大学でぼっち」とか、マジで勘弁してほしいプロフィール。バイト先での冷遇っぷりも見事なもので、よくこれで引きこもりから立ち直った状態で頑張れているな、と感心してしまう。一度社会復帰を志して大検受けた人間だから、そのあたりの精神面は強化されているということだろうか。考えてることはあんまり成長したようには見えなかったけども……。結局、今回はドールが1体も登場せず、無心にヤスリがけしてドールを作る孤独な大学生の様子が描かれるに留まった。いや、でもな、なんだかんだでちゃんとバイトの同僚の女の子には声かけられているしな。あの娘はええ子やないか。高森奈津美ボイスってのもポイント高いよな。

 お話の方はまだジリジリとして動かないので、あとはそのじっとりとした薄暗い空気を堪能するアニメということになっている。何せ今回も監督手ずからのコンテ回である。この人は画作りが特徴的なのにやたら手が早いようで、「さんかれあ」の時にも半分近くのコンテを自ら担当していた。そして「世界観の統制」ということを考えると、この手間は値千金である。きちんとディレクションが示されることで他の人もコンテ演出に手を付けやすくなるだろうし、何よりも視聴者が観やすい環境を作り上げてくれる。今回も、だいぶ話題になったらしい「謎の赤丸」などの独特な演出が目を引くものに仕上がっており、相変わらず退屈させない。まぁ、あの赤丸が「ミスじゃないか」と話題になるあたり、今の視聴者って一体どうなってるんだ、と不安にはなるが……演出意図が分からない、というならいいが(実際私もよく分かってないし)、あれをミスだと思うのは流石にどうかと思う。アニメ作って視聴者に届けた後に「演出なんで」とわざわざ説明するスタッフってのも、心苦しいものがあるよなぁ。

 とはいえ、形はどうあれ、視聴者が「画面を気にして」くれるようになるのは悪いことではあるまい。今後も色々と意匠を凝らした画が見られることが期待出来るだろう。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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