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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 やっぱりヤギは人格者、第11話。首領がメインの回はやっぱり良い話が多いよね。ただ、オチが切なかったのはちょっとなぁ……どれだけ首領が良い人でも、狼に対する積年の恨みだけは覆しようがないんだなぁ。でも、最終的には美談かな。秋吉の気遣いは首領の今後の野望にどんな影響をあたえることになるのか。

 何の前触れもなく起こった首領の逮捕劇。これまで10話もの間警察と不毛な戦いを繰り広げてきたヴァレンティーノが一切詳細を明かさぬままに逮捕。もう、この時点で流石である。そして、裁判などの過程を経ずに一気に収監へ至り、洋たちが直談判をしにいくも、「あれはヤギだ」という「日常」もびっくりの一言で問題解決。稲葉さんたら繰り返し脱皮するくらいにショックだったみたいだけど、やっぱり首領は色んな人と仲良しだね。

 収監された謎の動物刑務所でもあっという間に人望(ヤギ望)を得る首領。たまたま相部屋になったのが聡明さんの元のよりしろだった秋吉というのは運命の悪戯か。しかし、元々温厚な秋吉と、人格者ヴァレンティーノはあっという間にお友達、そして2人とも模範囚である。秋吉にミシン手伝って貰ってる首領がマジ可愛い。……なんで首領って悪いこと続けてるんだろうなぁ。あのカリスマなら起業して真っ当な人生(ヤギ生)を送っても充分成功したと思うのだが。ただ、ちょっとウッカリ寝ぼけて本を食べちゃうあたりがお茶目だけどね! まぁ、本を食べちゃったおかげでますます首領の人柄(ヤギ柄)の良さが出たので結果オーライといえる。

 そして、随分待たされた後でようやく訪れた救助の手。首領がしびれを切らしてイライラと文句を言っていたが、ロレンツォたちが救助に遅れたのは仕方ない部分もあるだろう。何せ荻さんたちすらろくに知らないような謎の動物収容刑務所である。野羅の面々も秋吉の収監を知らなかったことから、聡明さんですら気付いていなかった施設ということになる。多少時間がかかったとしても、ちゃんと調べ上げて救助に来てくれたファミリーの面々はやはり有能である。高々度からの落下にもびくともしないロレンツォに、実質1人で救助活動を全て片付けたガブリエラと、相変わらず個体スペックは無闇に高いメンバーたち。野羅の2人は何しに来たのかもよく分からないような状態だったが、上手くいけば秋吉救出まで行けたかもしれないのだから随分ラッキーなシチュエーション。しかし、結果はあの通りの悲劇である。やっぱりちょっと首領が可哀想ではあったなぁ。ちゃんと話せばわかり合える2人のはずなんだけどね。ギャグアニメのくせにそういうところでちょっと切なくなってしまう食い合わせのおかしさも含めてのこの作品だな。

 それにしても、首領が愛用してたロレンツォ枕……アレ、持ち込みだよね。許可されたのか。そして、首領もやっぱりロレンツォのことは好きなのか。謎が多いのであろー。そしてガブリエラ恰好いいのであろー。あろー、あろー、あろー。そこかぁ!

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 女子中学生が全裸で折檻されて喘ぐ第10話。これは放送してはいけない作品だと思います。その後も、全裸で尻を見せ合う女子中学生とか、完全にアウトでしょう。もう駄目ですよ。駄目じゃないと思うなら光渡し無しで放送して身の潔白を証明して欲しい。今からでも遅くない、さぁ!

 というわけで、想像以上に阿漕な方向にあかん成分が全開だった今回。やってるこたぁシリアスなんだから、もう少しそっちに身が入るようにしてもバチは当たらんと思うのだが、まぁ、ニーズがあるなら仕方ない。今度はそちらを重点的にやっていくしかないよね。ホントにカラスの人は良い仕事をするなぁ。あれだけれいちゃんに真っ向から反論されて、「あれ、完全論破されたのか?」と思ったのに余裕の姿勢を崩さない。何ものなのかさっぱり分からないが、かなりメンタルが強い強敵である。まぁ、強敵なんだったらアローンでダラダラ侵略しないでさっさと片付けろよ、とは思うのだが。アローンて単機出撃しか出来ないんだろうかねぇ。能力にも個体差があるみたいで、今回のヤツなんかドーピング有りだったくせに瞬殺されたからな。モスラクラスの強敵を2〜3体も召喚出来れば示現エンジンごとき瞬殺出来るのになぁ。

 ま、空気を読みすぎるアローンさんの活躍はいつも通りなので置いとくとして、今回はとにかく全裸れいちゃんと全裸あかねのコミュニケーションがメインである。自宅でお食事、マヨラー汚染。友情タッグ成立かと思いきや、根本にあるイデオロギーの違いから泣く泣く決裂。そして、ラストにはこの手の作品ではお約束となるクライマックス、正体ばれが待っている。なるほど、れいちゃんの心中を思えばなかなか辛いシーンであったはずなのだが、どうにもピンと来なかったのは何故なのだろうか。1つ考えてみて思い当たったのは、やっぱり今までの描写の中でれいちゃんが現状をどのように認識していたのかがはっきりしていなかったことが原因じゃないかと思われる。

 今回れいちゃんがひどく衝撃を受けたのは、もちろんあかねが敵側だったという単純な事実にも依るが、それ以上に、「あかねは自分の正体を知っていたにも関わらず、知らない振りをして取り入ろうとしていた」という部分だろう。もちろんこれは誤解なわけだが、今回れいちゃんの思考が手短に説明されたので、そういう結論に達した経緯は分からなくはない。以前直接示現エンジンに突貫した際に尻尾をつかまれ、そこで正体が割れていたのだろう、と判断したという。ただ、その結論に至るのはいささか短慮なのではないだろうか。「示現エンジンに突貫した際にばれた」というのが本当だとすれば、あかねたち一味はれいが敵側であると知りながら懐柔しようとし、トマトのくだりやら今回の朝ご飯やらをセッティングしたことになる。冷静に考えれば分かることだが、あかねやじいさん達に、そんなことをするメリットは何一つない。もしれいが敵だと判断したなら、さっさと拉致って事情を聞き出すなりすればいいわけで、事実を知らせずに懐柔するなんて面倒な手段を必要としていない。もしアローン側の事情が知りたいという背景があったとしても、完全に敵側のスパイとして社会に浸透している(と思われる)れいを取りなすのは相当な難行である。一介の女子中学生であるあかねたちを使う必要は全く無いし、最悪、れいを止めればアローンのパワーアップは防げるのだから、さっさと処分してしまうという選択肢だってあるはずだ。

 そう考えると、れいが今回辿った「自分の正体がばれた」→「以前から知られていた」→「敵だったあかねに裏切られた」という思考ルートは、やはり無理がある。慌てていたので思考が混乱していたといえばそれまでだが、視聴者側からはちょっと共感を得にくい。一色博士とあかねが繋がっていることは当然なのだから、れいからしたら「あかねたちは敵組織の一部である」という最低限の認識は得られるわけで、むしろ今回驚いたのは、全くの部外者だと思ったれいが現場に介入していると知ったあかねの方なのだ。そのあかねのショックをさておいて、れいの方にばかり被害者意識を表したのが、今回のシナリオの最大の違和感なのだと思う。まぁ、ただでさえ駆け足で適当な脚本なので、あんまり真剣に考えるのもナニな気はするけども。

 それにしても……あかね→みんなの心を支える中軸。あおい→あかねの無二の親友で、あかねを支えるスーパーサブ。ひまわり→世界最高の頭脳であるじいさんでも出来なかった情報解析を容易くこなす超頭脳。……緑ェ……「斬撃の勇者! ビビッドグリーン!」

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 朱ちゃん急成長、第20話。きっちりクライマックスに向けての盛り上がりが出来ておる。そして、CV日高のり子のドミネーターの存在感。このためのキャスティングだろうなぁ。局長が出てこないのはちょっと寂しいぞ。

 もちろん、クライマックスに至る大きな流れの中にはよく分からない突っ込みどころも満載。今回は大きく2つの「どないやねん」が含まれており、1つは「槙島さんも狡噛さんも優秀過ぎやろ」という身も蓋もない突っ込み。槙島さんは、前回狡噛が見つけた2chの書き込みを見たのかどうか定かでないが、とにかく「愉快なバイオテロ」計画を実行に移すことに決めたわけだ。そこから全くブランクを空けず、一応指名手配を受けている身の上にも関わらず、あっという間にこの国の中枢である食糧供給の要に肉薄している。免罪体質のおかげでサイマティックスキャンこそすり抜けられるが、初期の事件の時にはフツーに顔写真の映像データから足がつかめたわけで、その辺をのらりくらりと歩くことは流石に出来ないはず。その状態の逃走犯があっさり調べられるレベルの情報で、まさかのクリティカルヒットである。まぁ、シビュラの統制下の世界はバイオテロとか企もうとした瞬間に犯罪係数が上がってアウトらしいので、槙島みたいな存在は完全スルーなのかもしれないが……流石に自由過ぎる。それを追いかける狡噛さんも同じようなエスパーぶりで、きっちり槙島を追尾しつつ、後からくる一係のためにヒントまで残す親切心。狡噛さんの推理力が神がかりすぎてて怖い。外を出歩くときはヘルメットを常用してるわけで、いくらなんでも不信過ぎる気がするんだけどね。システムの隙間をついた相手に対しては本当に脆い社会である。

 そして、今回ついに朱ちゃんに明かされたシビュラの真実。こちらも、視聴者としては既に知っている事実ではあったはずだが、改めて知らされると、分かる部分と分からない部分が出てくる。「集合意志による、善悪を超えたシステムの完成形」という理念は理解出来る。倫理的な問題はさておくとして、縢を始末した流れや、朱に協力を求めるといったアクションについても、なるほど合理的な「判断の1つ」として納得出来るだろう(シビュラの理念からすると「たった1つの正解」ではなく、あくまで集合意志の導き出した「有意な答えの1つ」として、である)。システム全体の最大欲求は既に「個」の存在を逸脱した「システムとしての昇華」にあるわけで、そこには敵対すべき意志はなく、あくまで「シビュラの理念に賛同出来るか否か」という単純な二元論になることもある意味当然である。その上で唯一分からないのは、シビュラがあそこまで無理をして槙島に拘泥する理由である。今回は朱ちゃんの強迫もあり、ついには「槙島を確保すること」が「狡噛を駆逐すること」にすら優先した。確かに「システムを逸脱する因子ならば管理側に取り込んでしまえばいい」という解決策は一案だと思うのだが、それこそ無理に「取り込む」ことにこだわるのではなく、無理だと判断し、利害の多寡を計ったのなら、さっさと処分してしまうことも選択肢としてはありうると思うのだが。「異端を組み込めば更にシステムの完成度が増す」という発想は分かるし、実際、たとえば槙島を先んじて取り込んでおけば今回のバイオテロも未然に想像出来て、食い止めることが出来たかもしれない。そう考えれば説得力もあるのだが、あくまでそれは大量に集められた集団意識の1つの誤差に過ぎない。そうした微細な因子にまで徹底的にこだわるのだとしたら、どうもシビュラというシステムにはまだ穴が多いようである。

 まとめると、現時点での最大の疑問は「シビュラが槙島に対してどのような認識を持っているのか」というただ一点。狡噛さんの冷遇との対比で槙島わっしょいっぷりが半端ないので、そこさえもう少し理解が及べば、現在のシナリオラインはすっきりするだろう。そして、現時点ではそうしたもやもやも抱えながら、やはりメインヒロイン朱ちゃんの成長と存在感には素直に感心もしているのである。今回は回想シーンで旧友のゆきちゃんとの記憶、縢との記憶、そして槙島との仮想対話と、3つのステージを経験していた。順に「シビュラに憧れ、その支配下にありながら甘受していたもの」、「シビュラを忌避し、憎みながらもその支配下から逃れられなかったもの」、そして「シビュラの影響を受けず、現在も抗い続けるもの」という3つの立場との対話である。朱自身は「シビュラの影響を受けないが、その恩恵を甘受し続けているもの」ということで、3人のどの立場とも違う。当然、一番立場が近いのは槙島である。免罪体質という特権を持ち、更にシビュラの真実を打ち明けられた朱は、今や槙島と同じ行動に出るだけの権利を得た。その上で、槙島はシビュラに対して「疎外感」を持っていたが、朱は過去の友人達との思い出の中に「安心感」を持っている。奇しくも、今回シビュラが看過した通りに「感情では憎んでも、理性ではシビュラを認めている」という状況そのものである。ここから朱ちゃんが独自の立ち位置を見いだし、槙島のように刹那的な「反シビュラ」に賛同せずとも、独自の視点から更にシビュラに対抗できる手段を見いだせれば完璧である。

 そうなると、やはり最も大事なのは狡噛の存在ということになる。常守朱というキャラクターの面白いところは、メインとなる2人の男性主人公のそれぞれの映し身として機能している部分なのだ。元々「狡噛と槙島は似ている」と言われていたわけだが、朱はその2人の最も「異なる部分」をそれぞれに有している。槙島との接点は今回仮想対話ではっきりと提示されている通り、シビュラに対しての特権的地位という部分が共通する。狡噛との接点は、捜査官としての「天性」と、感情に重きを置き、旧時代然とした行動理念を捨てずにいる部分が共通する。つまり、2人の主人公の特性を併せ持ったハイブリッドとして、最終的に「常守朱」が完成することでこの物語はフィナーレを迎えることが想像出来る。果たしてどのような幕引きになるのか、今からドキドキしてしかたない。

 どんどんかっこよくなる朱ちゃんを見ていると、花澤さんのお仕事はとても恵まれた良い役だなぁ、としみじみ思うのである。ギノさん、完全に噛ませポジションに落ち着いたけど、ここからもうひとがんばりして欲しいもんだぜ。


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 ……何故観に行ったかって? それは、実家にいたから親の持ってるタダ券を使えたからさ。どうせ家に戻ったら見ないんだし……帰省してるうちにただで見られるなら、見といた方が得じゃない。まぁ、そんな理由です。新ドラになってからはアニメもろくすっぽ見てないし、当然劇場作品なんて初めてのこと。どっちかって言うと「新ドラなんてのぶ代に比べれば!」とかいっちゃう系の世代。でもね、もう「新」ドラって言っても放送開始から何年経ってるんだって話だしね。別にそこまで今のドラえもんが嫌いなわけじゃないし。それならせっかく劇場で予告を見て面白そうだと思った作品から入ってみるのもありなんじゃないかな、ってなもんですよ。

 

 

<以下、ネタバレとか入るかもしれませんので、未視聴の方は気をつけた方がいいかも。まぁ、一応体裁上は「推理もの」でもあるのでね>

 

 

 さて、新ドラに対して(ほぼ)初対面ってことだが、実を言うと案外今のデザインも悪くないな、という第一印象だった。これが劇場版で気合いが入った結果としての絵柄なのか、それとも常日頃地上波アニメでもそれなりに再現出来ているのか分からないが、なんだか最近のアニメではなかなか見られないような主線の太いアニメーションは、逆に新鮮な感じがする。当然シンエイ動画を中心とした制作陣は熟練の技が有るわけで、モーションの取り方など、どこか古くさい描き方になっているものの、むしろそっちの方が新鮮で、11枚の動画を見ているだけでも飽きることはなかった。こういうのを懐古趣味というのかどうかは分からないけど、劇場の大きい画面で改めて認識出来たのは大きな収穫かもしれない。まぁ、逆にいえば「劇場で単にでっかい地上波作品を見ているだけ」という気分にもなるのだけれど、メインターゲットのお子さん達はそんなこと気にしないしね。プリキュアや戦隊みたいに、劇場だからって特別大きなことをしてばっかりだと、むしろ飽きられてしまうのかもしれない。

 そんなわけで、シナリオラインについては、私の知っている「劇場版ドラえもん」に比べるとかなり地味。今回は「巨悪」と呼べる存在がおらず、一応対立側も「別な正義」で頑張っている主人公であるため、あまり大きな心の動きはない。むしろメインテーマとなっているのはのび太とドラえもんの友情確認パートなので、どちらかというと「さよならドラえもん」のようなショートムービーに近い印象である。2時間弱の尺でまとめるにはこれで充分だと思うのだが、この歳になって改めて思い返すと、「魔界大冒険」やら「宇宙小戦争」なんかの壮大な物語っていうのは、一体どうやってまとめていたんだろう。改めて今見返すと、当時恐れていたほど大きな物語ではなかったのかなぁ。なんか色々と時間を空けすぎたせいで感覚が分からなくなっているなぁ。

 ただ、繰り返しになるが、「派手でない」ことと「面白くない」ことはイコールではない。今作は事件の規模、動機、結末などはあまりインパクトが無いものだが、それを彩っているのがドラえもん世界の主役といえる「ひみつ道具」というモチーフなので、非常に賑やかな画面で一切飽きが来ないのである。「どんだけマニアックなひみつ道具が出るといっても、どうせ新ドラから入ったお子様向けなんだから、大したもんじゃないだろ」と思っていたのだが、想像以上に大きなお友達向けの小ネタが多く、全てのネタを一度に回収するのは無理なレベル。いくつか見たことはあるのに名前が出てこないものなんかがあるとすごく悔しいのである。「虫の報せアラーム」とか「鬼は外ビーンズ」なんてのは覚えてるもんなのだが……。いや、インパクトでかいもんな、虫の報せアラーム。「魔界大冒険」では世界を救った究極の道具だからな。

 一番悔しかったのは、スネ夫とジャイアンのビックライトシーンあたりで出てきた「海底鬼岩城で大活躍したあの帽子」の名前が思い出せなかったことである。あの帽子、「鬼岩城」では一番緊迫する場面で使われていたおかげで、ものすごく印象に残ってるんだよね。機能も素敵だったし、デザインも秀逸だった。アレに名前がついているなんてこと、今の今まで考えもしなかった事実だったのだが、いざ劇場でスクリーンに映し出されると、子供のころに泣きそうになりながら何度も見た「鬼岩城」の全てが鮮明にフラッシュバックするのだから驚きだ。やっぱり好きだったんだなぁ、劇場版ドラ。ちなみに帽子の名前の正解は「カメレオン帽子」であるらしい。確かに、言われてみればそんな名前だった気もする。

 他にも「鉄人兵団」のキーパーツ「やまびこ山」に「おざしき釣り堀」なんかも劇場版オマージュだろうか。「エスパー帽子」なんてホントにマイナー道具だと思うし、名前も覚えてないけど、あの対象を貯金箱にするヤツなんて、本当にコミックで一回出てきただけだろうに。一回の視聴だけでことごとく「あれがナニで、それが何で」ってな解説が出来る人こそが真のドラマニアだろう。新ドラに抵抗があるおっさんでも、挑戦してみる価値はあると思う。もう、そういう方向性で楽しい作品。ちなみに、おっさんが一番衝撃を受けたのは、野比家の間取りが変わっていることだった。今ののび太の部屋って、ふすま開けて右手にドラえもんの押し入れがあるのね。そこだけがものすごい違和感だったわ。

 さて、そんなこんなで、久しぶりなら久しぶりに楽しめる作品。おかげでリアルタイムでドラえもんを応援しているファンにとってどういう楽しみ方が出来る作品なのかは今ひとつ分からなかったが……まぁ、まっすぐな「少年立志」のお話なので、退屈することは無いだろう。やっぱり旧劇場版ドラに比べるとちょっと雰囲気が緩くて、いかにも「今風」な筋運びな気もするけど、その辺はリアルタイムのファンに合わせたものじゃないかと、勝手に思っている。それにしても、今作を見ていてほとほと困ったのは、メインヒロインのジンジャーが可愛かったことよりも、メインゲストのクルトの方が可愛く見えてしまったことである。別にショタの気は無いのだが……なんか知らんけどクルトきゅんを見てるとすごく和んだ。中の人は永遠の少年、三瓶由布子である。このゲストキャラはかなりきっちり立っていたし、良いデザインだったと思う。もちろん堀江由衣を側に置いておくという鉄壁の布陣、暴れ回る爺さんが千葉繁というだけでもお腹いっぱいなわけだけども。館長役の土師孝也も、こういうおちゃらけた役は久しぶりに聞いたので凄く新鮮だったわ。館長もオチの部分ではかなり可愛かった。ゲストキャラの立ち方は割とお勧め出来る部分だ。

 結論・世代を超えても、キャラが変わっても、やっぱりドラえもんは偉大だよ。


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 アモールさん……(´;ω;`) 第48話。まぁ、これだけ長いこと大活躍出来たんだからΩキャラとしては本望なのかもしれないが……これまでの大活躍も今週の顔芸のおかげでボロボロになったイメージだよなぁ……いや、むしろ顔芸が出来て初めてΩキャラといえるのかもしれないが……。

 予想していたこと以外はほとんど起こらなかったクライマックス。なにしろBパートに至っては「光牙止まれ!」だけで終わってしまったのである。視聴者的には「なんやねんその顔!」だけで終わってしまったのである。アモールさえ一撃でぶっ飛ばすってことは、アプスの打撃は当然光速を超えるレベルのはずなのだが、何故かアテナに歩み寄るスピードは牛歩である。もう、必死でお仲間たちに「止めてくれよ!」と哀願しているかのようだ。実際には止めに入ると綺麗な腹パンとか、妙な恰好からの腹蹴りとかが遠慮無くぶち込まれるわけだが。今回はもうアプス光牙の作画で遊んでいた回にしか見えないよなぁ。得意げな顔のメディア様とかも素敵ではあったけども。

 いや、やっぱりもう少し色々気にした方が良い。まずはなんと言ってもアモールさんの百面相である。長きに渡り我が世の春を謳歌していたアモールさんだったが、狙い通りにマルス製の闇を光牙にたたき込み、レッツパーリーとしゃれ込もうとしたのに、狙い通りには何も起こらない。光牙にドヤ顔されたあたりでようやく、弟ですらメディアにとっては手駒の1つに過ぎなかったことに気がつく。いや、視聴者はみんな気付いていたわけなのだが、改めてテレパス通信でお姉さんに打診すると一言「プギャーm9(^Д^)」とのこと。そりゃいくら温厚で有名な(?)アモールさんだってキレる。キレた結果、「もう俺1人で世界制覇するわー、俺こそが帝王になるわー」と、どう考えてもフラグにしかならない発言である。これまでことごとく敗北フラグを乗り越えてきた鉄人も、流石にここまでの展開に抗うことなど出来ず、小技の「ブラッディ・バレット」、大技「グラビティ・コンチェルト」は秒殺され、なんとアプスのワンパンで崩れ落ちる結果となった。まぁ、黄金聖衣に大穴開けるパンチだもの、耐えられるわけがないよね。これまでたくさんの人間に腹パンしてきた報いってなもんだろう。ただ、シラーさんや時貞なんかと違って、「単に殴られて崩れ落ちた」描写でしかなかったので、案外ご存命なのかもしれません。頑張れ僕らのアモール。

 一方、同志が倒れたことも知らずに必死に駆け上がってきたのは残る4名の黄金聖闘士たち。やはり長年の懸案通り、十二宮の内部というのは黄金聖闘士でも一般人レベルの機動しか確保出来ないらしく、ハービンジャーさんが「このままだと登ってるうちに終わっちゃうヨ」とあきれ顔。しかしそこは流石の黄金、玄武さんが今まで見たこともないような斬新な聖衣の使い方をして、一気に天秤宮まで貴鬼たち2人をワープさせるという荒技を披露。すげえな、ツインロッドにまさかそんな使い方があったとは。……その設定は多分二度と使われないと思うけどね。そして、どうやらフドウさんとハービンジャーさんは初対面だったらしいのだが、初顔合わせでもツーカーなのが黄金聖闘士の大人の余裕という奴か。全員が分かった感じで一気に小宇宙燃焼。何故か宮の上で中心になったのはハービンジャーさん。何となく目立つポジションに立ちたいあたりが流石である。4人とも全然違う性格だし、あんまり噛み合わない組み合わせのような気もするんだけど、今回は無事に仲良しのまんまで済みそうである。

 そして、そんな4人の手助けをうけ、火星まで飛び出した残りのお荷物4人衆。黄金聖闘士たちの準備が整うまでボーッと見てるだけで「まだ準備出来ないのかよ!」とか叫んでるのを見ると、本当に使えない感がぷんぷん。実際に、飛ばされた後も特に何もしてないしなぁ。やっぱり黄金連中が直接飛ぶべきだったよなぁ。エデンも光牙も確実に次元が変わっちゃったから、今更こいつらが何をしてもなぁ。一番笑ったのは、「蒼摩と龍峰が瞬殺」→栄斗「接近戦はヤバい、何とか足止めするんだ!」→「クナイ」。いや、今更クナイて。そりゃ無理だろ。いい加減忍者要素は諦めろよ、役に立たないから。頑張ってエデンさん!


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 まだであろ〜か? まだであろ〜か? 第10話。わぁいヤギ尽くし。先週まで辛うじてあったシリアス要素とかホントになかったことに。でも、最後に聡明さんが出てきたところだけちょっと毛色違ったけどね。どさくさに紛れてロレンツォが素顔ばらしそうになったりと色々デンジャラス。やっぱりあそこはキャラクター全員にとってタブーなのだね。

 Aパートはまさにヤギ祭り。あんなヤギもこんなヤギもとにかくヤギだ。でも、一番可愛いヤギはやっぱり首領だよな。どうなんだろう、作中だとヤギの顔ってなんだか怖いものみたいな描写もあるけど、実際ヤギって怖いか? 確かに角まであるとかなりの迫力ではあると思うが、目つきが怖いとかいうことはあんまり感じないよねぇ。あの三日月があかんのだろうか。別にパンダだって似たような怖さがあるじゃないの。まぁ、とにかくヤギがいっぱいだ。おかげでそのついでに荻さんとこの家族も久しぶりに全員集合。ラブラブ過ぎる夫婦に愛らしい娘も加えて、超人一家がたまのオフを幸せそうに満喫している。ついこないだまでシリアス路線で殺されかけていたとは思えない荻さんの余裕。きっと奥さんが可愛いから何もかも平気に処理出来ているに違いない。まだ娘さんも小さいけど、そろそろ2人目ですかね(ニヤニヤ)。ちなみに、一家にはついでにステラもセットで、更にロリっ子たちの愛らしさが5割増し。ステラと梓ちゃんで本当に幸せ一家である。もう、そういう作品でいいやぁ。

 Bパートは、相変わらず迂遠な方法で荻さんの命を捕りに来るヴァレンティーノの甲斐甲斐しいプランのお話。未だに富士の樹海は危ないっていうお話ってまことしやかに言われてるよな。ま、実際にコンパス無しの手ぶらで森の中に飛び込んだら危ないのは間違いなかろうが、まさか魂魄まで使わないと脱出出来ないとはおもわなんだ。いや、荻さんはあれだけ殺しても死なないんだから、樹海の遭難くらい大したこと無いだろ。むしろ連れてこられた洋のメンタル面の方が心配だわ。こんなに虐げられて弱々しい主人公もなかなかおらんぞ。ただ、個人的には樹海に入ってからの云々よりも、アジトで和気藹々と戯れているヴァレンティーノ一味の様子の方が楽しい。容赦無く突っ込みに回ってるはずのガブリエラがいつの間にか仲良くぼけてる時の雰囲気が凄くアットホーム。良い犯罪者集団だなぁ。首領は本当に人望(ヤギ望?)が篤くて、きっといい上司なんだろうなぁ。ガブリエラ役のときのぴかしゃは一際低いところから声が出るので、聞いてて何か楽しい。

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 おう、わかばウザいな、第9話。ことここに至ってサブキャラ回である。まぁ、やっぱりそこは尺を裂かないと成立しないからな。ただ、プリキュアや戦隊と違って時間的余裕が無いので、うまい具合に百合百合させて黄色と緑のお当番回をまとめて片付けることになった。前回があおいちゃん男前回だったので、2人まとめての処理は流石にサブっぽさがあるが、まぁ、これくらいが身の丈にあった割り当てというものだろう。それでも余裕有るかどうかあやしいもんだけども。

 基本的にキマシ回なので不満は無い。特にひまわりちゃんの方はこれまで割と脇に追いやられていたイメージだったので、今回は遺憾なくそのキャラクターが発揮出来ていたのは純粋に嬉しい部分。基本的にはヒキニートだが、好きなことには猪突猛進。普通の女の子が気にするようなことは一切興味が湧かない。だからこそわかばの横暴に振り回されて辟易していたはずなのだが、なんだかんだで「お友達だから」という一言だけで飲み込んでしまえる度量の大きさも良い。幼女のくせに偉ぶってちょっとサディスティックな雰囲気を醸し出すのも良いですね。こりゃぁまた薄い本が盛り上がりそうなシーンがてんこ盛りでしたよ。チームビビッドはあおいちゃんとかひまわりちゃんみたいに一歩引いたキャラの方が魅力が強いのかもしれない。

 そうなると、今回一応メインだったはずのわかばの方はどやねん、という話になってしまうわけだが、まぁ、正直パッとしない気がする。元々(中の人の責任という話もあるが)今ひとつキャラ立ちが弱かったということもあるが、今回は「案外乙女ちっく」というキャラを出してきて、「単なるミーハーやんけ!」というギャップを見せていたはずなのだが、そもそもあんまり硬派なイメージが定着してなかったおかげで「やっぱりこいつ、チームで一番軟弱なんじゃないのか?」という疑念が高まっただけで、ひまわりちゃんみたいなキャラ補強に繋がってないのが勿体ない。いっそこのままひまわりちゃんの飼い犬としてドM路線を突き進んでくれればそれはそれでおいしいのかもしれないが、そこまで情けなくなっちゃうとひまわりちゃんが友情タッグを結ぶパートナーとしてどうやねん、という話になってしまうしなぁ。バランスが難しいチームである。過去の戦隊のイエロー回とグリーン回を見て勉強するしかないな。お勧めはゴーゴーファイブの36話。ひまわりちゃんが牛乳がぶ飲みしながら猛特訓する様子が見たい。

 まぁ、何にせよ目立ちにくいキャラにスポットが当たったのは悪いことじゃないよね。今回はあかね・あおい夫婦が完全におまけだったけど、その流れでアローンさんはますます空気だったし。せっかく大気圏外から攻撃するなんて大規模なことやってくれたのに、「どうせ使徒のパクリやんけ」の一言で片付いちゃうし、そもそも弱かったし。先週のモスラがあんなに頑張ったのになぁ。そもそもじいさん達は大気圏外で突入準備をするアローンにどうやって気付いたのかわからねぇし。地球人凄いよな。そんな最先端科学技術でもって宇宙規模の索敵をしてるんだから、れいちゃんが単体で防衛軍に勝てるわけがないじゃない。カラスの人も「あなたがもたもたして遅れたから負けた」って、たとえ早く気付いたとしても、大気圏外まで矢を射るのは無理だろ。ロンギヌスもってこい。

 今日の結論・ひまわりちゃんはボトラー可愛い。

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 槙島さん愛されすぎワロタ19話。ご本人は一切登場してないはずなのに、勝手に妄想の中でしゃべらされてバーチャル槙島さんまで登場する始末。もう完全に狡噛さんとは相思相愛の仲ですわ。オムライスがやたら美味そうだったのも気になる。

 前回も衝撃展開だったが、クライマックスに向けて実に様々なファクターが大きく動き続けている。やはり、巨悪としての対立構図が「VS槙島」と「VSシビュラ」という2極を持つのが、この作品の最大の見どころであり、今後の処理が難しい捻りどころでもある。現時点ではどう考えてもシビュラの方が「巨悪」であるが、それを断じようにも、「シビュラが悪だ」とすると「それに対立していた槙島には酌量の余地がある」という文法になってしまうのでしっくり来ない。確かに槙島にも理のある部分はあろうが、やはり本作の前半で延々繰り返していた凶悪犯罪のことを考えると、彼は「悪」以外のなにものでもない。2つの「悪」をうまいこと処理する幕引きがあるものだろうか。まぁ、脚本家のことを考えれば、全部が全部勧善懲悪的な終わり方をするとは思わないけれども。今回、狡噛が先生と2人で槙島についてのイメトレ(妄想ともいう)を繰り返しているうちに、「槙島さんって、免罪体質に気付いた時にむしろ寂しかったのかもしれませんね」みたいな話になり、どっちかというといじめられっ子側に回されてたのがなんだかおかしかった。槙島さんがあれだけ悪ぶって格好付けてるのに、「あー、可哀想な子だったんだな……」とか思われたら、なんか不憫だよ。

 しかしまぁ、今回の立ち振る舞いを見る限り、狡噛さんは槙島への手を緩めるつもりはなさそうである。自分の手で「殺す」と明言しているわけだし、どれだけ槙島に感情移入したとしても、彼の中での「悪」は動くまい。問題は、このあと槙島が打ち出す大きな一手(この流れだと、本当に食糧供給の方にアタックしてくるんだろう)が、シビュラの崩壊にどの程度荷担してくるかだ。「槙島さんが何かやらかす」→「狡噛さんがそれを見届けながらもぶっ殺す」→「私は出来ることをやって満足したから、あとは好きにしろといって槙島退場」→「ラストバトルは狡噛を中心とした色相濁りまくりの反シビュラ対、免罪体質朱ちゃんを取り込んじゃったシビュラ側」というのが大まかな流れになるんだろうか。もちろん、朱ちゃんはそのままシビュラに飲み込まれるようなことは無いと思うけども。

 むしろ、朱ちゃんは主人公補正があるので、このまま単純に手駒として丸め込まれるはずがなく、最終的には狡噛さんと対面して撃つだの撃たないのと、ちょっとしたメロドラマを繰り広げることは確定している。問題になるのは、今回完全に見捨てられてしまったギノさんであろう。一番の常識人、一番の苦労人であるギノさんがどんどん窮地に追いやられていくのを見るのは非常に辛い。なんだか「グレンラガン」の3部を見ていてどんどん追い詰められるロシウを見ている時と似たような気分だ。「何も間違ってないのに! 絶対この人が一番正しいこと言ってるのに!」というやきもき感。ギノさんの場合もロシウと同じように、マイペースでかっとぶカミナ(狡噛さん)、無自覚のくせにどんどん主人公体質で上に行っちゃうシモン(朱ちゃん)、その他、訳知り顔の旧知のキタンなど(おやっさん)に囲まれているので、作品世界の内外で風当たりが強いというのが可哀想。頑張れギノさん。一人で死亡フラグ立ててる場合じゃない。

 さて、次週は朱ちゃんがどう動くかですよね。まぁ、槙島に振られた局長(シビュラ)が、同じ免罪体質の朱ちゃんに粉をかけるのはある意味当然の流れなのかもしれない。今回の局長は、中に入っているのがいつもの人と違ったのか、ギノさんの直談判に対してものすごく素っ気なかったのが笑えた。最近の榊原良子の仕事は楽しいものが多くて良いよね。ちなみに今週一番面白かったシーンは、狡噛が最後にバイクに乗って颯爽と旅立つシーン。すげぇ自然にヘルメットを被るのだが、当然、被ってるのは例のアレである。そのヘルメット、前方視界は大丈夫なのか?


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 演説回、第9話。古今東西、アニメで繰り広げられた「演説」というのは名シーンとなることが多いが、今作もなかなか気合いの入ったまっすぐな良いシーンであった。小清水の意志を受け継ぐ戸松の仕事、と考えると、実に声優アワード助演賞。

 一応先に突っ込んでおくと、作中世界での今回の事件はどうにも行き当たりばったりで、お話のためのお話でしかない部分がある。一番わからんのは中央教会の連中がぽかーんと演説を眺めていたところで、「異端」が何か喋り始めたんだから、さっさと折檻して連れ出せよ、とは思う。好き放題しゃべるだけしゃべらせて、一息ついたあたりでようやくぶん殴って場を盛り上げるとか、実はあの使者の人も魔王軍のグルだったんじゃないかと思えるくらいに完璧な舞台設定であった。そりゃま、お話なんだからそういうもんだろうけども。「魔王登場」→「出会い頭に拘束からいきなり折檻」→「その後演説」→「折を見て斬首」とか、どう見ても事前打ち合わせ必須の流れであった。

 また、今回の演説は広場に集まった群衆に向かってなされたものであるが、その群衆達の動きも、なんだかもっさりしている。最終的には「石を投げる」という一番分かりやすい行動で応じたわけだが、それ以前に、もうちょっと声を荒げて茶番を煽ってもいいと思うのだが。特に怒号も悲鳴もなく、お利口さんに粛々と舞台が進むのを見ているだけの群衆は、そりゃぁメイド姉でなくとも「ムシ」と言いたくなるのも分かる気がする。ただ、あれだけ開けた空間で、人が集まっているステージ。マイク音響の設備も無い状態でどれだけの人間があの演説を聴くことが出来たのかは本当に謎だけどね。多分、実際にあのロケーションだと、前列の数%しか何言ってるかわからんだろうな。ひょっとしたら勇者が「音響魔法」とか使って演説が聞こえるようにしてたんだろうか。もしくは教会側が、自分たちの行いに箔を付けるためにライブビューイングで動画配信してたとかね。魔法がありの世界だったらどっちも無くはないな。

 さて、そんな風に冷静な目で見てしまうとどうしても茶番風味の方が優先されてしまう筋立てではあるのだが、それでも今回の演説は悪くない見せ場だったと思う。戸松の熱演が光るというのが第一であるが、現段階においても、メイド姉の思想というのは、そこまで小難しいものではない。「自分は不幸だったが、知識を得ることからその立場の客観的価値と原因を見いだし、改善するに至った、考えることは義務であり、学ぶことと努めることこそが人としての矜恃である」という主義主張は、特にややこしい知識を持たない農民たちにも充分理解出来るレベルの訓話であり、これまで魔王が行ってきた政策にも矛盾しない。その上で、最も端的にメイド姉の生き様を訴えることが出来る主文にもなっている。既に途中から「魔王を演じること」は二の次になっており、たまたま鬱憤がたまった場でこれまで思い悩んできたことをぶちまけただけなのだが、彼女がこれまで悩んできたことは充分に伝わっていたので、それを解放するシチュエーションとしては最良のものであった。

 前回までの流れでは「この茶番はわざわざ実行する必要があるのかしら、勇者がいるんだから教会の暴虐ぐらい押さえ込めよ」と思っていたのだが、今回の冬寂王の振る舞いなどを見ていると、反旗を翻すという行動は、前回までならば「あってはならない事態」であり、今回の転機を経て、「人間としての挑戦」にまで成り代わったことが分かった。きちんと「覚悟と信念」が宿った上での行動であるならば、わずか1話で手のひらを返したことについても文句は無いだろう。今後どのような困難にぶつかるのかはまだよく分かっていないが、順調な根回しも進行しているみたいだし、教会との悶着でももう少し楽しめそうである。

 それにしても……魔王さん、2週続けてほとんどお休みだよ。


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