最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
8月31日 ドラフト模様(キューブ×3)
ピック順 【Thraxi】→【Metallica】→【Sangriter】→【Serra】→【Mei】→ 第2回、キューブドラフト。今回は急な変更で5人戦になってしまったので中途半端に余っているイニストラードを剥くっていう案もあったのだが、「今更イニストラードって」ということで却下され、お金のかからないキューブをやることに落ち着いた。なんか「試合前に1日かけてカードリストをチェックしてきた」なんてよく分からない気合いの入れ方をしてた奴もいたしなぁ。まぁ、相変わらず慣れないキューブなのでカオス感は醸し出されていますが、悲喜こもごものなれの果てをお楽しみ下さい。 PR
おめーのせきねーです、第9話。本作始まって以来の最大規模妖精さんフェスタ。久しぶりに爆笑しながら見させてもらいました。やっぱり妖精さんが全力で振り切ってこそ。やりたい放題の世界に乾杯。
ノリとしては「火の鳥」の未来編。元々たった数人しかいなかったストレスフル妖精さんがスタート地点で、一切の悲壮感が感じられないのが決定的な相違点ではあるが、やはり文明というのは決まったルートを通って最終的に崩壊するものであるようだ。まぁ、こんだけルールも何も無い妖精さんパワーが基盤産業では、崩壊もやむなしであるが。これって、女王様の政策がもっと親身な善政だったら反映する未来もあったのだろうか? いや、無理だよなぁ。2週間で1サイクルを形成した文明、どんだけ頑張っても3,4日引っ張れたくらいかしらね。 それにしても、これまで「謎」の一言で片付けられていた妖精さんの生態系は、今回ますます謎が深まることになったね。人類は衰退し、妖精さんが増えている、というのは世界的な事実として確認されているらしいのだが、急激な人口増加が生活のバランスを崩し、妖精世界にもストレスやいじめを産みだしているというのがまず意外。「楽しいことと甘いものが大好き」とか、「嫌なことをすると露骨にテンションが下がる」というのは知られていたことだが、ストレスから鬱を煩ったり、種族間でもいじめや対立があるというのはびっくりだ。比較的高度な精神構造があるんだから、この脅威の科学力と妄想力使えば本当に人類を滅ぼして世界を乗っ取ることは可能なはずなんだけどね。まぁ、人類は放っておいても衰退するんだから妖精さんは気にしないのかもしれんけど。わたしちゃんを女王に就任させたり、何をするにも許可を求めたり、唯一妖精さんが所持していないのは「決める力」なのかもしれない。 あと、甘いものだけ作れないっていう属性も謎よね。角砂糖は作れるんだから、そこからちょっとひねりゃビスケットくらい作れるだろうに。「お菓子が作れる」っていうのがわたしちゃんと妖精を繋ぐ絆なのだから、そこに不安材料が入るのはおっかないけども。途中であめ玉が完成したあたりで、「ひょっとして、これって女王が唯一の存在意義を失い、クーデターが起こる展開なんじゃなかろうか」と思ったのだが(それこそ火の鳥の望郷編みたいだが)、妖精さんはどこをどういじろうともそんな殺伐とした発想にはならないらしい。見たこともないモニュメント作りに邁進するだけだった。変なの。今回の結論としては、やっぱりシムシティって人類不偏の楽しさがあるよね。まぁ、後先考えずに破壊されていく自然を見ていると、人類というよりも「gdgd妖精s」の謎のお猿さんゲームを思い出すけどね。「産業革命がー、おこってるぅ〜!」 アニメ的な楽しさとしては、ひたすら展開される妖精さんアワーにどんどん中毒がひどくなる。独特の語り口と、無垢さを無視した突拍子もない台詞。そして斜め上に進化していく文明の間違いっぷりなど、よく分からん笑いどころが目白押し。人口が一気に増えたおかげで、今回は妖精さんキャストも総出演。初の男性キャストも妖精さんに参加しました。ほんと便利な声だな、矢部さん。結局この作品って、「わたしちゃんと妖精さんが適度に黒い要素を孕みながらダラダラ会話している」のが一番楽しいんだよね。そういえば、今回ヤク中になった妖精さんが失禁しとったな。女王のためには作っていたが、妖精さんにもトイレってあるんだろうか。そして、水洗トイレが出来たのが漂流3日目だったということは、それまでの2日間、わたしちゃんは外で……(規制)
テレビの中には何故かスフィア、第8話。今となっちゃ、あんなちょい役に2人も使うのは割とレア。まぁ、彩陽はともかく美奈子の方は無駄に存在感のある役回りだったけども。
そんなどうでもいい話は置いといて、順調に(?)進んでいく本編である。あらすじとして書き出すと「六花さん、どれだけ嘘くさくても流石に現実の異常さに感づく」→「島尾、最後の望みを果たすために遠征」→「六花さん、一大決心でそれを追跡開始」というだけのお話なのだが、ドラマとしての密度が濃いために、これでも結構色々な方向に視線を振られているような気になってしまうのがすごいところだ。引き続きはみ出しっぱなしの亮介君が相変わらずのファンタジー空間におり、色々と画面に変化を与えてくれるのも大きいのかもしれない。鼻先にしがみつくミニ店長は魅惑の存在。 前回は主に島尾視点からの物語だったが、今回はそれが六花に移った。島尾が相反するものを孕んだ様々な思いに突き動かされて行動した足跡があり、六花さんは分からないなりに必死でその意味、現状を理解しようとし、何とかわがままな旦那の思いつきについて行っている。並大抵の関係性じゃとても無理だろうと思われるこの追いかけっこを可能にしているのは、過去に横たわる2人の時間の濃さ故であろう。島尾の割り切れない感情は、六花が自分にすがることを拒否しつつも、どうしても足跡を残したいという未練が混ざり、彼女の追跡を許すことになってしまっている。こればっかりはどうしようもないところだろう。ひょっとしたら、彼からしても六花が自分の幻影を追いかける執念が想像以上に強いのかもしれない。 一夜をともにし、久しぶりに間近で最愛の人とふれあったことである程度未練が解消されたのか、島尾は確実に「片付け」のフェイズに入っている。あれだけ切望した六花との時間を切り上げ、残された未練は、彼女と直接ふれあうことではなく、彼女と約束したことも含めて、自分が生きたことを示し、彼女に残すための活動に当てられる。花束を造り、画を描き、彼女がやりたいと願っていた「どこかへの旅」。一人で出歩いてしまっては彼女の望みとは裏腹ではあるのだが、「島尾という男が病室から出て、外の世界で何かを残す」ことが、彼にとっても慰めになるのかもしれない。相変わらず邪魔そうにぶら下げる小さな植木鉢が、何か最後のしがらみを表しているかのように見える。 そして、そんな露骨な島尾の行動に、現実が大きく揺らぐ六花さん。彼女の中で、島尾は半分「生き返って」しまっている。店に戻って見た島尾の幻影、残された数々の痕跡から、彼女は一体どんな気持ちで島尾の私室のドアを開いたのか。その描写が具体的にされていないあたりが演出の憎らしさだが、とにかく実際に彼女が目にしたのは、「復活」などではなく、数々の遺品の「喪失」であった。不思議なものである。リュックと植木鉢というピンポイントの剥奪が、「喪失」であるはずの事象をこれ以上無いほどに「復活」に繋げてしまっている。「その2つが無くなったこと」が、どれだけ荒唐無稽な想像であっても、島尾という男の存在を喚起させてしまう。ここまでされてしまったら、彼女は確かめに行くしかないのだろう。その2つのツールが示す、そのどこかに。 そして、そんな現実世界とは相変わらず隔絶しっぱなしの亮介君だが、ついにそのファンタジー世界にも、島尾が決断した影響が出始めている。終末を予感させるその状態に、島尾のどうしようもない葛藤を理解する亮介。2つの気持ちがあることは認める。それがどうしようもないことだというのは、六花に対する同じ気持ちを共有する男2人のこと、充分に理解出来ることだ。しかし、その上でやはり許せない。今まで流されるばかりの状態だった亮介が、ようやく、決意を新たに最後の決戦に挑むことになるのだろう。六花の事情と、亮介自身の気持ちは別問題。非常に乱暴な物言いだが、現時点ではそれが一番大事なこと。ラストシーンの、泣き崩れる六花に背を向けて飛び出した亮介の背中に、その決意がひしひしと感じられるのである。 この作品に「クライマックス」という言葉は似合わない気もするが、どうやら、それが訪れることになりそうである。
あんまり必要が無い気もする報告。参加者もこれを見たからってどうなるもんでもないけども。前回の通信でも連絡した通り、キューブの内容をいじりました。カードを増やす算段もあったのだけど、現状は増やす方向に持って行くのは疑問があったので、とりあえず減らす作業だけを行っています。何か強いニーズがあれば特定のカードを増やすことはあるかもしれないけど。
1000枚以上ものカードプールから多少カードを抜いたところでパック生成の際のランダム性でチャラになる気もしますが、一応、ここでどのような変化があったのかははっきり言明しておかないとフェアではないので、ざっくりと紹介していきます。今回は1079枚のキューブから99枚を削り、980枚のキューブになりました。具体的な退場カードについては、例によって別データの一覧表を参照して下さい。各色の下の方に削除したカードの一覧があります。 今回の改訂の主な目的は2つあります。 1.不満の多かった、微妙なカードの撤廃 これはプレイ中も議論が出たところですが、主に部族システムを見込んで投入されたクリーチャーなどです。具体的には「エイヴンの兵団長」を抜け、という意見が出たし、他にも「主の戦術家」「秘密を溺れさせる者」「腐れ肺の再生術師」等々。ゴブリンに関しても「ゴブリンの王」「ゴブリンの戦長」が抜けて集団としての秩序は薄れました。 他にも、「やっぱりそれはいらんやろ」という、気分だけで採用した思い出クリーチャーが抜けたりしてます。「高潮の幻想家」とかね、「マロー」とかね。 2.多色カードの間引き これは特に不平不満が出たわけじゃないんですが、個人的に気になった点なのでそれなりにいじりました。多色カードは元々数をカウントせずに適当に突っ込んだだけだったんですが、数の雰囲気からそこまで多く入らないだろう、と思ったら、割と多色が多くて色がぼやけた印象になってしまった気がします。多色のカードは、色が合う人がいないとどれだけ強くてもダラダラと流れてしまってパック全体の強さを落とすことになってしまうため、ドラフトしてても面白くないのですよ。そんなわけで、大した説得力を持たない多色カードにはいくらか消えてもらいました。分かりやすいところではインベイジョンのエルダードラゴン5種は全部抜きました。他にも「探索するフェルダグリフ」なんかは色を広げるのに比べて採用するメリットが低いし、低マナ域でも「とぐろ巻きの巫女」とか「セレズニアの福音者」とか、徒に色を広げることを要求するファクターを減らしました。 そして、それに合わせてマナソースに関しても大きくいじっています。具体的には、土地・アーティファクト枠のカードにやたら土地が多く入ってしまうのが嫌だったので、土地のサイクルを3つ(つまり15枚)落とし、アーティファクトが出てくる確率を上げています。緑のカードからも、過剰に色が広がりすぎないよう、マナ調整を何枚か間引いています。これで、色を広げることのリスクが多少なりとも増したといえるんじゃないでしょうか。 初戦で自分が5色使って優勝しておきながら、次の試合からその芽を間引いていくというのはなかなかひどい仕打ちな気もしますが……ご理解のほどをよろしくお願いします。
突発的に現れたミルキィの新作! ということで何の事前情報も無しに見るだけ見てたのだが……こんなんワシの知ってるミルキィじゃないやい! なんだみんなして普通のことしやがって! こんなん放送されても仕方ない……かどうか分からないから、とりあえずこれで1クールくらい作ってみようぜ!
なんという違和感、というか引っかかりの無さ、と思ったけど、これってゲーム設定準拠なんだね。ゲームはさっぱり知らない、というかアニメ版ミルキィしか知らない人間からしたら、カレー屋だと思って入ったら薬味無しの冷奴喰わされたくらいのギャップがあるわけでね。そりゃびっくりするよ。まぁ、今やすっかりミルキィホームズの4人に馴染んじゃってるから、あの4人がわいわいやっているのを見るだけでも何となく安心するんだけどさ。そういや、1期の放送が始まる前にイメージしてた萌え作品「ミルキィホームズ」ってこんな感じだった気もする。なら、これはこれで正しいんだよな。ずっとこのテイストでやってれば、ミルキィの(中の人)4人もあんな風に道を踏み外さずにすんだのかなぁ。 ま、4人が全力でトイズをブン回してるだけで別世界なんだけどね。これ、アニメ版の設定と接点ってあるんだろうか。GAの時と一緒なのかな。キャラクターとしても、ゲーム版の主人公がいるし、いかにもブロッコリー製品だよね(ブシロードです)。画的には割と綺麗なんだけど、そこを売りにする作品でもないし、かといってちょっと真面目に「探偵」している部分を見たいわけでもなし。何が楽しかったんだろう、別に楽しくなかったのかな。でも、視聴後に特に不満もないんだよな。この無難な処理はさすがの岩崎良明といっておくべきなのかしら。岩崎さんは最近大人しい作品が多いなぁ。もっとはっちゃけてもらってもいいんだけども……まぁ、他の人が作った作品の借り物みたいなもんだから、あんまりいじるのも問題あるのかも。 キャスト的にはゲストにアスミス、中原という無駄に充実した状態。小衣ちゃんやアルセーヌ様が出てこない分はこれでフォローか。これで普段のアニメシリーズだったら、絶対アスミスキャラが最後に正体をあらわして何かとんでもないことやってくれる展開になったと思うんだけど、残念ながら借りて来た猫のように大人しいままで終わってしまいました。無念。 <青>
「大気の精霊」の皆勤賞を奪い去った憎いあん畜生。仕方ない、書いてあること強いから。
個人的にはM13を象徴するクリーチャー。毎週月曜日には、ドラフトシミュレーターでこいつと「精神刻み」をかき集めてライブラリ破壊ピックをするのが俺なりのジャスティス。
「Armored Cancrix/装甲のカンクリックス(M11)」 C バニラ味のカニ。地下の墓地でナメクジに修行を付けてもらうことをすすめる。
「Cancel/取り消し(M13)」 C そろそろ休んでもいいのよ?
青除去オーラ枠は絶妙なところからスタン落ち防止再録。現役の「硬化(M13)」とどっちがいいかは微妙なとこだけど、「硬化」が収録されていたのはM13でアンコモンに指輪シリーズがあり、「青でもアーティファクト止められないとあかんやろ」という理由だったかららしい。つまり、今回あの指輪無いです。
「Clone/クローン(M13)」 R もうレジェンド対消滅の仕事すらなくなってしまった可哀想な人。いや、もともとあんまり出番なかったけどさ。
「Coral Merfolk/珊瑚マーフォーク(M12)」 C こいつもオリンピックイヤー好き。まぁ、先達の「真珠三叉矛の人魚(M13)」よりは。ロードと一緒にいてくれればいいのに。
「Disperse/分散(SOM)」 C 今回は「送還」お休みかー。久しぶりやな。そしてもう2度と「ブーメラン(10ED)」って再録されねぇんだろうなぁ。
休み無しの連続再録。リミテッドで使うと案外頼もしい奴に見えたりもするが、流石に小型拡張に再録されたのはどうかと思う。
今回のパクリ枠。「どんでん返し」まではアンコだったのに、どさくさに紛れてレアに昇格してたりする。
「Essence Scatter/本質の散乱(M13)」 C あ、「古術師」と一緒にこれも集めます。
もう、ブレスを吐いてた「霜のタイタン(M12)」さんはおらんのに……
「Jace, Memory Adept/記憶の熟達者、ジェイス(M13)」 M 気付けばこのジェイスも3年目かぁ。シーズン数だけで言ったら初代に並んでしまったなぁ。ま、まだ4マナの方も現役続投なので、スタメン争いが熾烈ではあるのだけど。
「Merfolk Spy/マーフォークのスパイ(M11)」 C 1マナ渡りクリーチャーなので案外優秀らしいよ。魚系のデッキはスタンでも意外といけるのでは? とか思ったが、ロード落ちるんやな。
「Negate/否認(M13)」 C 気付けば5年目ですっかり重鎮の顔。いまだイラストが変更されたことが無いというのも珍しいカードである。
「Nephalia Seakite/ネファリアの海鳶(DKA)」 C 青の瞬速枠は地名入りのイニストラード産。「フェアリーの侵略者(M13)」と比べると、ちょっと物足りなくは見える。
久しぶりの基本セット入り。似たような枠は「集中(8ED)」「連絡(10ED)」ときて途絶えていたので、アンコモンの大量ドローは久しぶりの猛威の予感。
「Phantom Warrior/幻影の戦士(M10)」 U こちらは3年ぶり。生意気な後輩「死教団のならず者」に元祖の力を見せつけて欲しい。まぁ、すれ違うだけだけど。
「Quicken/急かし(GPT)」 R 今回は緑にも新しくインスタント化カードが投入され、ちょっとしたコンセプト推しになっている。まぁ、結局これ、登場した時にも使われなかったけどさ。
青がコモンで構築するリミテッド戦略の要。いつかここからマーフォーク王国が世界に羽ばたかないだろうか。
「Sensory Deprivation/感覚の剥奪(ISD)」 C これもイニストラード産。今回イニスト出身カードが多いせいで、微妙に雰囲気が鬱々としている気もする。イラストが痛いねん。
エラく久しぶりのご帰還な上に、何故かレアリティが上がっているという謎だらけの1枚。私も入門当時にパーミッション的なものを組もうとしてこれを使ったことがあるが、「相手よりも多い量のマナを払わなきゃいけないカウンターに生きてる価値無し」ということを教えてくれただけだった。「呪文の噴出(TSP)」が帰ってくるとかいうならまだ話題性もあったのに。
5年ぶりの再録を果たすいぶし銀。これがリミテッドで引けるとかなり強い上に、ライブラリ破壊が捗るんですよ。「道迷い」より2マナ軽いんやで、大したもんだ。
「精神刻み(M13)」強すぎたんじゃないか説。でも今回幻惑者さんいないじゃないですか。流石にこれだけでライブラリ削るのは厳しすぎますがな。アンコになったミルでワンチャン?
あ、これがあるのか。……いやいやいやいや。おーい磯野! 活用しようぜ!
良い壁だ。とても良い壁だ。門衛さんの隣にいる権利をあげよう。
「大気の召使い」とのセットで再録。青にしちゃステータスでかいけど、「狩漁者(M13)」がなんかでっかくなった奴、って言われるとピンと来ない。
藤島さんマジミッショネル、第8話。こんな奴がクラス委員やってたら、むしろ怖くて学校にいけねぇ。しかも愛の伝道師を謳っておきながら自分はガチレズとか、どうしたらいいんだこの娘。御前ボイスの委員長とみゆきちボイスの俺様女とか、どれだけMに優しいクラスなんだよ。
藤島さんだけを見ていれば非常に華々しくて愉快なお話ではあるのだが、本筋の方が全速力で転がり落ちる最中である。次回予告を見る限りでは次のエピソードでも盛り返せるのかどうかは微妙なところだが、一応今回が主人公の成長イベントだったと考えれば、次からは何かポジティブな話題も期待出来るのだろうか。まぁ、普通に考えるとこの状況がプラスに転じる手段なんて無い気もするのだが…… それにしても、今回は太一の暴走が見るに堪えなかった。姫子がことあるごとに罵る「自己犠牲野郎」の思考回路は、改めて見せつけられると常人には理解出来ない病気レベルの状態であることが確認出来る。義文との口論は一見すると平行線であるが、おそらく視聴者の中で太一の側に荷担したいと思う人間はいないだろう。どう考えても無茶苦茶な精神論であり、典型的な「何も考えていない」言行である。確かに、諍いの間に出てきた通り、前回の人格入れ替わり事件の場合には勢いで乗り切れてしまった部分はあったのだが、それだって紙一重には違いないし、実際には姫子、伊織、唯の持つ心の傷は、完全に癒えたということは決して無い。太一の行動がもたらした効果はふうせんかずらに手を出させるという、「ターン進行」の役割であって、その結果伊織が入院する事態になったことは忘れてはいけない。義文の側からすれば、ひょっとしたら今回も太一が無茶をすれば同じような効果は得られるかもしれないが、今度は傷つく可能性が一番高いのが唯なのである。これだけは黙って見ているわけにはいかないことなのだ。 結局、「何も打つ手はない」ということが確認されるだけで、どんどん沈んでいくばかりの状態。太一と義文の間には決定的な溝があり、どうあがいたところで同じような不安を抱える伊織に埋められるわけがない。もう1つの飛び道具として期待される姫子も、先の事件で地に潜ることを選択してしまった。天下の姫子さんがこんなところで終わる器じゃないとは思いたいが、「心の傷」「隠された欲望」などといったタームは人間不信の姫子がもっとも苦手とするフィールドである。彼女の本領が発揮されないまま事態が進行すると、彼女にとっても残念な結末が待ち受けている恐れがある。出来ることなら、藤島さんみたいな埒外の思考回路でもって、彼女の窮状をすくってあげてほしいもんである。 まぁ、悩みは深くなる一方であるが、今回は一応太一をメインに一段フェイズを進めることが出来たのは収穫ではあろう。特に藤島さんの辣腕と先生の適当指導によって太一が一歩進めたことがはっきり分かるのは良いことだ。先生が言っていたことは本当に理想論、一般論でしかないので今回の太一たちのピンチを救うのには力不足な気もするが、こういうことってのは、まず当たり前のこと、足下から確認して先に進めるのが重要なのだし。太一にとっては、こんな状況でも何とか引っ張ろうとしている伊織の存在も大きいだろう。改めて大きくくくると非常にありきたりな青春ドラマ、成長記であるという気もするのだが、こんなとんでもない状態でも「なんか分かる気がする」と思える作劇というのは、なかなか面白いのではなかろうか。 まったく関係無いけど、先生と教卓を運んでいる間の文研部部室を俯瞰で捉えて伊織を見ているカット、すごく「サムデイインザレイン」っぽいよね。あそこまで尖った演出ではなかったけども。時間経過を表して伊織の心情を描き込む演出としてはアリですな。
グリーンが女性戦士とか! 第9話。ウィーンはその辺ちゃんとプロデュースしてくれよ! まぁ、彼の場合は戦隊マニアじゃなくて「ガンバライジャーファン」なだけみたいなので、その辺が適当なのは仕方ないけども。偶然にも女性3人に対応可能なカラーリングだったのになぁ……あのスーツ、どんだけフリーなサイズなんだろうなぁ……
というわけで、圧倒的戦隊回になったということは、妙なところからウィーン回だったということである。前回までに和奏・紗羽は大きな問題を解決させ、多分大智もクリアしていた。残りがウィーンと来夏だな、と思っていたら、ウィーンの問題解決がこんな適当なことに。いや、本人の悩みもそこまで大きくなかったみたいだから別にいいんだけどさ。あんだけ思わせぶりに手紙の描写を繰り返しといて、「多分ヤンも元気にやってるから大丈夫だよ!」って、それだけでいいんだろうか。それだけ戦隊レッドが偉大だということなのかな。CV檜山だもんな。……あれ? でも変身後の声が檜山ってことは、変身前も檜山じゃね? もしくは電王みたいなイマジンシステムなのか。だとしたら新しいな、ガンバライジャー。 とんとん拍子で話が進んだのは、白祭の準備と、そのために必要な資金繰りのバイトのお話。紗羽のお母さん、志保さんの計らいで、今が旬とも言えるご当地ヒーローへの道が拓けてしまった合唱部の面々。いくらご当地ヒーローといっても流石にフェイスマスクぐらいはしてもらわないと困るのだが、この企画、本当にやっつけなんだろうな。もし万一、ショウテンジャーが一山当てたとしても、デビュー時に顔出しだったら役者の替えが効かないからずっと和奏達にやってもらわなきゃいけないわけで、アルバイトの仕事としてはあまりにもヘヴィー。商店街の人たちにもう少しやる気があればマスクくらいは発注出来ると思うのだが、それすらやってくれないだろうしなぁ。そもそも「衣装に心当たりがある」寺の嫁の時点で異次元の存在なので、回りの人たちがついて行けなくても仕方ないけど。過去にこの商店街で一体どんな催し物があったというのだ。 とにかく、大人の意向と若者の要望が合致し、どさくさに紛れて教頭の審査も突破した5人はめでたく戦隊デビューすることに。女の子には分からない男の子のロマン。大智もちょっとついて行くのが大変そうだが、日頃の行いが良いウィーンが暴れているだけなので、女子3人もなんとかついてきてくれるみたいだ。来夏は元からバイトと賑やかなコトは好きだろうからいいとして、他の二人はあのぴっちりスーツで人前に出ること(しかも顔出し)に対して抵抗がないのは恐ろしい。まぁ、馬に乗って町中を闊歩した時点でどんな羞恥プレイも平気な気もするけど……「あの戦隊の緑の子、こないだ馬で登校してましたよ」って、そっちの方がよっぽどご当地ヒーローっぽいじゃねぇか。 戦隊を絡めたウィーンの昔話と現在の悩みは、本当にサラッと流す程度の扱いだったのは可哀想だが、一応彼のバックボーンが確認出来たし、取り立てておかしな点があるわけじゃないから良しとするか。「ウィーンの町並みにリス多すぎ」とか突っ込みどころはある気もするが、金髪碧眼、病弱な美少年がちょろっと登場しただけでもニーズはあるし。これまで熱心にウィーンが続けてきたメモの意味がきちんと活きてきて、「メモはもういいんだ」という短い台詞から手短にお悩み相談→解決までのプロセスが繋がったのは脚本の上手いところ。あの流れから「なんかあったのか?」と悩みを察知出来る大智はすげぇと思うけど。普通に考えたら「流石にこの戦隊オタクちょっと気持ち悪い」ってひくのが普通の反応だと思うしなぁ。大智はマジで良い奴だ。デリカシーないけど。ばっちゃが言ってた格言も立派だよ、田中家。 その他の面子はというと、紗羽は新しい進路を模索しているところ。とにかく馬絡みの仕事を探すことになるわけだが、やっぱり自分で乗りたいというのが最初にくる要望らしい。騎手以外で自分が馬に乗れる仕事って……あんまり無いなぁ。いや、そもそも騎手って「自分が育てた馬」には乗らない気もするんだけども。紗羽ちゃんたらあのタイミングまで体重制限すら調べてなかったうっかりさんなので、多分まだ見えてない世界がたくさんあるんだろう。時間はないけど、将来の夢を探している間は楽しいもんだ。一方、はっきりとした目標がある和奏も、ちょいとスランプ気味。猫でも出来るとはいえ(実際、ノラはピアノに飛び降りた時に立派な曲を奏でていたけど)、作曲なんてそんなに簡単にできるもんじゃない。親父さんのいう通り、のんびりやるしかなさそうである。 そして、和奏の作曲に大きく関わり、クライマックスでは中心人物となるであろう、教頭こと高倉先生。志保さんからすれば「真面目な先輩」、来夏からすれば「話の分からない天敵」。しかし、その実態はあくまで一人の女性。校長が怯えている学長からの命令は、教頭にとっても望まざる何かであるらしいのだが、彼女の頭を悩ませる計画とは一体何なのだろう。そして、彼女が心を開き、まひるさんの思い出を共有しながら和奏と一緒に曲を作ることが出来るかどうか。こうして物語がクライマックスに近づいているのが分かると、気分も盛り上がるのだが「もう終わっちゃうんだよなぁ」という寂しさが早くもよぎるのです。次回あたり、いっそヒーローショーで1話使うくらいののんびりペースで話をダラダラ続けてくれないもんだろうかねぇ。 今回のお気に入りポイントは、大活躍だった志保さんかな。P.A.作品の能登キャラは毎回良い味が出ておる。こういう大人が回りにいてくれる子供たちは幸せだ。あとは、ポジティブモードになってからの和奏のキャラも良い。悩みが晴れると、案外天然で可愛らしい娘なのである。寝起きで親父さんに返事したときの「んぅ」っていう声がやたらナチュラルで好き。和奏さんが目玉焼きの着地に失敗してしまうほどに料理が微妙なのは中の人オマージュ、ではない。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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