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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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俺まだ生きてる、第4話。毎週死にそうになるけど、なんとか生きてる。これが原因で死んでも後悔はしないけれども、僕が死んだら毎月墓前に声グラだけは供えに来て下さい。

 一組のカップル(未満)が、遊園地デートするだけのお話を延々1話やるという、視聴する人間次第では死罪よりもむごたらしいお話。もう、それだけでも致死性の何かがあるわけだが、今回のデートは、本当に絶妙なもどかしさが別な方向からも何かを募らせる。じっとりとした空気の中にものすごい「近さ」を感じさせるのに、いっこうに交わる気配の無い2人の意識の差が本当にもやもやするのである。しかし、亮介君が積極的になればなるほど、「やっぱこいつもリア充じゃねぇか……」と思い始めて応援する気がそがれてくるというジレンマ。一級爆発物だよなぁ。

 いや、応援はしてます。やはりどう考えたって死人に引きずられる人生はよろしくないと思うし、六花さんは相手が誰であれ、ちゃんと自分の方を向いてくれる人間と一緒に新たな人生をスタートさせるべきだと思う。しかし、何よりもまず優先されるのは結局彼女の意志なわけで。今回のデートで分かった決定的な「距離」については、やはり一筋縄ではいかない問題であるのは間違いないだろう。

 亮介は、浮遊霊が現れないコンディションのおかげで、非常に積極的に攻めることが出来ている。デートに誘ったことが既に金星だったわけだが、そこからきちんと「デートである」ことを意識にのぼらせつつ、正面から「旦那と勝負」という構図を描き、ぶつかった姿勢は評価出来る。家が上下するあの名物施設(Beeタワーというらしい)の中での直接攻撃なんかも、「もう、ここで一気に点を取って勝ち越したい」っていう姿勢が見えて、これはこれで効果的だったはずだ。他のシーンでは多少乙女チックなくらいに慎重な部分もあった気がするが、場所が場所だけに、そこまでガツガツ攻めるよりは、うまいこと雰囲気を重視してあわよくば、というプランの方が正しかったのだろう。

 しかし、やはり六花さんは動かなかった。今回は六花さん目線で「亮介を見る」というシーンがほとんどなく、彼女の中で「亮介がどういう存在なのか」というのが全く分からない状態だったのだが、彼が用意した真剣勝負の舞台は、どうやら旦那優位に働いてしまった模様。元々、彼が花やしきを用意した意図はうすうす感づいていたようだし、ひょっとしたら「これで思い出を上書きして若い男とやり直すきっかけが作れたらいいかも」くらいの気持ちで挑んだのかもしれないが、様々な場面で現れるのは、とうてい上書きされそうもない幽霊の怨念。どれだけ明るく振る舞っても、どれだけ年上の余裕を見せても、根深く残った思い出の強さばかりが補強される結果になってしまったようだ。

 六花さんは本当に難しい人だ。経験から来る年輪の深さみたいなものはあって、「自分も、本当はやり直した方がいい」という打算めいた部分は頭で分かっているのだろう。だからこそ亮介の誘いもあっさり受けるし、どこかで「亮介が自分にとってもっと大切な存在になればいい」という願望みたいなものがあるのかもしれない。島尾との思い出は大切なものだし、それが絶対的な位置にあるのは間違いないだろうが、それはそれ、と割り切る意識もあるみたいだ。しかし、結局ソレが割り切れないのが「死者の強さ」という奴で。こればかりは六花さんががどう頑張っても仕方ない。ただ、難しいのは彼女が基本的にどこか抜けてるような、根本的に男の思ってることを理解してくれてないような部分があることでして……。細かい台詞とか、結構傷つくこと言うよ、この人。もちろん悪気がないことは分かってるのだが、まだまだ亮介君がどれだけ必死かは伝わってない模様。がんばれ。

 「無理にきまってんじゃん」って言った直後の台詞が「乗り物乗らないの? 乗り放題だよ?」って。ひどい。亮介君が一番乗りたいのは(ry

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 姫子さん、結婚しよう。第4話。ホントに馬鹿だな、このアニメ。でも、この馬鹿さ加減はあまり知らない方向性だ。

 前回魔法のように馬鹿げた手段でもってあっという間に唯の悩みを解決してしまった太一が、今回はなんと伊織と姫子の2人をまとめて片付けてしまうというミラクルを見せる。この作品がどういう進行でどういう風に風呂敷をたたむのかは全く分からないが、この展開は想像していなかったものだ。まだ4話目なのに。これからどうなるってんだ。

 正直、Aパートの伊織シナリオについては大したことはしていない。というか、多分解決はしてない。伊織のトラウマとやらが他の面々と比べてもちょっと重さが違い過ぎて現実感が無いというのもあるし、そもそも彼女のバックグラウンドが明示されてこなかったので、彼女が本当に自己分析の通りの状態になっているか分からないからだ。確かに家庭環境は壮絶だ。そして、そんな辛い現実の中で形成された「他人に喜ばれる自分」という伊織の造形が、今まで見てきた天真爛漫な永瀬伊織の正体だったのか、と思うとそれはそれで驚きである。

 ただ、本人がどのように捉えていようが、彼女が「明るくて気さくな女の子」に見えていたことは事実であろうし、彼女がそのように振る舞っている間は、彼女は「それを演じている」という意識を持っていたとしても、「楽しさ」は本当なんじゃないか、という気がしてしまうのだ。「自分がどこにいるか、自分がなんなのか分からない」なんて悩みは思春期のまっただ中でアイデンティティを模索する段階ならばよくある話だし、本当に悩んでいたのだとしても、家庭環境が整ったというのなら、これから先の長い人生でゆっくりと培っていけば良いだけの話。少なくとも直接身体的な被害を受けた唯の過去よりは、対処は容易だと思われる。まぁ、だからこそ太一もあんな適当な台詞で丸め込めたのかもしれないけど。

 一番背景が重そうだと思っていた伊織のお話はそれでおしまい。そしてBパートは、いよいよ我等が姫子さんの悩みに突入するわけだ。彼女の悩みの置き所がなかなか面白くて、「最終攻略」の対象として姫子が残っていたことに関しては、素直に面白いプロットだと感心してしまった。何せ、これまでの2人が非常に分かりやすいトラウマを抱えていたにも関わらず、姫子はそれが無い。姫子自身も分析を済ませていたが、「決定的な病巣が無いだけに、対処のしようが無い問題」として提示されている。また、非現実的なトラウマと違って、姫子の抱える悩みは非常にシンプルで、身近なだけに、真に迫るものもある。普通に考えて、「人格入れ替わりもこれだけ続くと慣れてきたよね」という方がよっぽど異常な話で、姫子のように疑心暗鬼を募らせて参ってしまう方が普通の反応だろう。事ここに及んで「人格入れ替わりが辛い」と言ってくれたことは、「ようやく来たか」という気持ちである。

 彼女の場合、「自分がどうしようもないくらいに人間不信である」という負い目が悩みの中心となっていたわけだが、そんな当たり前のことで参ってしまう姫子さんが実は案外可愛いという。どう考えても、あれだけトラウマを抱えながらもなあなあで入れ替わりを享受していた他の4人がおかしいのであって、姫子さんの反応が一番普通。そのことに気付かずに自分を追い込んでしまうあたりが実に真面目だ。また、そんな状況にも関わらず回りの調整役としての仕事はすすんでこなしており、太一の恋愛関係を揺さぶってみたり、唯のトラウマをつついて膿出しを図ってみたり、他の4人の関係性をあれこれいじって反応を見ているかのようなところも一筋縄ではいかない感情である。果たしてこれは、回りを揺さぶることで他人にも自分と同じ不信感を共有させたいと思ったのか、それとも他の4人のつながりをより強固なものにしてしまおうという願望があったのか。普段が素直じゃないだけに、なかなか彼女の心情面を考えるのは楽しい。

 そして、そんな姫子に繰り出された、今回の太一のファインプレイ。もう、これだけでどんどん薄い本が作れる素敵な解決策。いや、確実に間違った療法のはずなんだけど、あまりにも間違い過ぎていて、身構えていた姫子さんも明後日の方向に弾けてしまった。すごいシチュエーションだよね。おかず報告を聞いて涙を流す女子高生って。もう色々とたまりません。ラストシーンの姫子の破壊力とかね。もうね。ほんと、アホな作品でよかった。このシナリオ作ってる原作者の発想は、天才のそれに近いな。

 というわけで、今回は姫子さんが全て持って行ったので万事OK。相変わらず中の人についての話ばかりになるが、やはり沢城先輩の構築力が半端無い。途中でどんどん自信が無くなってトーンが落ちるところの話し方が実に見事で、恐ろしく「歯切れが悪い」「口ごもる」しゃべり方になっているのに、何を言っているのかは明瞭に伝わるという、これぞ声優芸の真骨頂。また、太一の告白の後の「感情をどう処理していいか分からない感」も楽しくて、大声で罵っているはずなのに、決してそこに嫌悪感をのせずに叫んでいるのが良い。みゆきちが本気で罵倒すると、心に来る兵器になることは既に周知のことですので、姫子さんにそんなことやられたらそれこそ一生もんのトラウマになる(性癖になる、ともいう)。良いものを見せてもらいました。

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 やるせなさ募る第5話。当然どこかで必要になる、和奏の過去の傷のお話。来夏のモットーが「音楽を楽しむ」であるおかげで基本的に常夏だったりラテンだったりと明るい雰囲気の本作だが、もう1人の主人公たる和奏を描くためには、こういう回も必要不可欠。薄暗い中に、しっかりと刻み込まれるエピソードになっている。

 一応、陳腐化を覚悟でまとめておくと、和奏が音楽をやめてしまった理由は、過去の自分への罪の意識と、大きな喪失感であることが判明した。音楽を愛し、娘を愛しながらも志半ばで帰らぬ人となったまひるさんの存在が、今回ようやくフィーチャーされることになった。これまでのエピソードでは幼少期の和奏が母親と楽しそうに歌っている様子ばかりが描かれていたので、実際に2人がどういう関係であるかとか、まひるさんが亡くなったのがいつだったのか、といった点ははっきりしてこなかったのだが、実際には、よりにもよって一番辛い時期に逝ってしまったのだ、ということが明らかになった。

 高校受験を控えた娘、なんてものは、思春期真っ盛りで親との関係が一番難しい時期だろう。ちょっとしたことでも親のやっていることにイライラもするし、何かというと親が間違っている、自分がきちんとしなければ、と思い込んでしまうもの。過去の和奏もご多分に漏れず、どうにもほわほわした性格のまひるさんを観てカリカリするばかり。必死で練習して進路に定めた音楽という要素でも、母親の持つ価値観は間違ったものであると思ってしまい、交流はうまくいかずにすれ違ってばかり。しかし、もちろんだからといって母親が嫌いだったはずがない。認めていないはずもない。ただ、その本当の思いを伝えるだけの余裕が無い状態で、まひるさんが帰らぬ人となってしまったのだ。このあまりにも残酷なタイミングの悪さが、今の和奏を作り上げてしまっている。

 自分が「本当の」音楽をやる、なんていう思い上がった子供の意地がどれだけ母親の期待を裏切り、どれほど貴重な時間を無駄にしてしまったものか。そして、何故自分が音楽をやりたいと思い、必死で鍛錬をしてきたのか。一番聞いて欲しかった人、一番一緒に歌いたかった人を失ってから、そのことに気付かされては、何もかもが手遅れである。「自分なんかが歌うべきではない」という罪の意識と、「もう歌っても届かない」という喪失感。2つの感情が和奏を追い詰め、結局彼女は音楽科を出ることになってしまったわけだ。父親もそのことについては勿体ないと思ったことだろうが、娘の気持ちを考えれば、その決断を止めることは出来なかったのだろう。

 今回の大きなテーマは、サブタイトルにもある「捨てる」という言葉に絡んでの「喪失」である。和奏がまひるさんと死別したことは「喪失」である。これは、誰も望まなかった辛い別れであり、選択の余地の無かった出来事。そして、その事件が、現在の和奏が「喪失」するかどうかを大きく左右する。彼女は音楽科をやめ、自ら進路の1つを「捨てた」。そして更に、今回はピアノを含めた身の回りの品を「捨てる」ことで、その決断を決定的なものにする。彼女の意志は、母親との思い出を、過去の喪失感・罪悪感という2つの負の感情とともに全て蓋をすることを選んでいた。

 しかし、そんな彼女の「喪失」に大きく待ったをかけたのが、来夏という存在である。彼女の強引過ぎる誘いにより、和奏は「音楽を楽しむ」という母親の強い意志を思い出し、自分が進もうとした道を歩むことに疑問を感じた。覆らなかったはずの感情が、本当に正しいものなのかという疑問を持った。だが、現時点で彼女は止まらない。しかし、ピアノを処分する判断は彼女の迷いが大きく現れた行動と取ることが出来るだろう。「ピアノがあれば、自分はまた音楽の世界に立ち戻ってしまうかもしれない」という恐れを、過去の自分の意志を尊重するために打ち消してしまうことにした。揺るがぬ決心が現れているかのように見えて、彼女は来夏の存在によって自分が揺らいでしまうことを恐れている。自分の本心がどこにあるか、気付くことを恐れている。一度決まった方向に、事態は少しずつ進行していく。和奏のこの判断を止めることが出来るのは、もう来夏しかいないわけだが、果たして次回以降、辛く苦しい和奏の思い出に、待ったをかける図々しい友人は現れるのだろうか。

 今回はとにかく「失われたこと」が強くフィーチャーされており、これまで影の存在だったまひるさんの存在が強く表れる構成になっていた。「いないこと」を意識させる構図が多用され、画面半分がぽっかりと空いた寂しい坂井家の食卓や、本来ならそこにまひるさんがいたであろう、和奏の隣の椅子を見上げるようなカット、それに付随してもう1人の家族である猫のドラが突然「いなくなった」ことを意識させるえさ箱の描写など、和奏の心の傷が、決して安易で生やさしいものではないことが刻まれている。学校から戻って、広くなった自室を見て動揺する和奏の表情なども印象的で、「捨てること」は決して彼女の本意ではなく、一度過去に決定してしまった辛い記憶のために、彼女の現在の行動が大きく縛られていることがよく分かる。こういうエピソードを見せられてしまうと、このまま和奏が軽々しく「やっぱり歌う」というのもなんだか申し訳ないような気もするのだが、お話としては「歌う」ことに戻ってきてくれた方が草葉の陰のまひるさんも喜んでくれるんだろうな、などと勝手なことも考えてしまうのだ。やっぱり「家族をうしなうこと」についてのお話は色々と辛いのである。みんな、お母さんを大切にな。

 今回はひたすら坂井家メインだったのでそちらの描写にばかり目がいったが、実は「歌と踊りとときどきバドミントン部」のバドミントン要素が閉幕していたり、ウィーンのガンバライジャー設定が出てきたり、小ネタもちょいちょい挟んでいる。あと教頭の高校時代とかな。現在1人だけ一切迷いも悩みもなさそうで我が道を進み続ける紗羽ちゃんのハイスペックぶりにも驚かされる。歌えるだけでも大したもんなのに、あのダンスのキレは一体何なんだ。歌って踊れて弓道が出来て馬にも乗れるハイスペック巨乳大和撫子(ファッションだけ謎)。そんな子が突然試合後に「泣いてるの?」とか言って隣に座ってきたら、もう確実にフラグだと思って惚れる。「バドミ」などという謎の略称を使ってきたとしても惚れる。娘が早見沙織、母親が能登麻美子って、恐ろしい声が遺伝した母子やな。

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 今回も安定のクオリティ(悪い意味で)! 第17話。せっかく久しぶりのレジェンド絡みの回だったというのに、作画が奇跡的にお通夜ムードという、あまりにもひどい扱い。貴鬼は怒ってもいいと思う。そして、一応期待していたのに、この高度情報化社会はリアルタイム視聴しないとガンガンネタバレが飛んでくるというのもひどい。トラップその1がツイッターのTLで、そちらをくぐり抜けたとしても、このアニメはオープニングで登場キャラのネタバレかまされるのだ。ひどい。

 今回も安定のつまらなさなので特に触れたい部分は無いくらいのお話なのだが、一応幼女が頑張ったからそこだけは褒めてあげる部分だろうか。でも、せっかくの幼女なのに作画がメタメタだったから大した萌えポイントにもなりゃしない。無理ならもう何週間か休んでもいいから製作体制を整えておくれよ。今、夏休み期間で「ハトプリ」一挙放送してるもんだから、そっちと比較すると本当にお通夜ムードだよ。立て続けにハトプリとこれを観ると、久川綾が敵なのか味方なのか分からなくなるよ。まぁ、次回予告だと来週はある程度回復するみたいなので、そちらに期待するしかないけれども……なんか蒼摩が車田絵っていうよりも島本絵みたいになっててちょっと笑った。



 まぁ、せっかくのレジェンドも一切話に絡まず、筋立ても特に面白くなく、画的にも見るべき点が無いとなると、我々が唯一楽しめるのは、毎度はっちゃけ具合がどこか間違っている白銀聖闘士の皆さんくらいになるだろう。今回はケルベロス星座の人が登場。鉄球も持たずに何がケルベロスなものか、と思ったが、考えてみりゃ聖闘士のくせに鉄球ブン回す先輩の方もどうかと思うので良しとしよう。

 問題は、オリジナル必殺技のキングギドラ分身である。ご丁寧に蒼摩相手に「俺の属性も火だ」などと紹介してくれていたし、確かにケルベロスならば属性は確実に火だろうとは思うのだが(FF3的には風だったりもするが)、なんで火属性攻撃から分身出来ちゃうんだろう。ケルベロスの三首をモチーフにした星座の固有技ってことなんだろうけど、それだと鉄球振り回してただけのダンテさんが本当の馬鹿みたいじゃないか。分身攻撃のくせにどの個体もオリジナルと同等の強さを持っており、特にデメリット無しで3倍の強さになったあたりは、最近本当に噛ませ犬でしかなかったシルバー勢の中ではかなり善戦したので、作画がへなへなだった割に頑張ったキャラである。まぁ、ヒソカと戦ったら「メモリの無駄遣い」って一蹴されそうではあるが……。

 それにしても、相変わらず栄斗はいなくなっちゃうし、相変わらず龍峰はどこで何してるか分からないし、相変わらずエデンは影も形もないし、この作品、一体どこでどうやって仲間との友情を深めるつもりなんだろう。謎だ。

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「AKB0048」 5→5

 実ははらはらしながら観てました。最終回の盛り上がりはなかなかのものだったので、総括前にまずそちらから。

 既にこのアニメの世界設定にも慣れたつもりなのだが、やっぱりいちいちおかしな台詞が出てくると突っ込みをいれたくなってしまうな。センターノヴァを絡めた壮絶なAKBの運命もそうだけど、やっぱりメンバーとしての「襲名制」のキチガイじみた文面がなんだか凄まじい。あと、オリジナルメンバーの神格化具合も凄まじく、本当のAKBファンにとって、現存するメンバーの神格って本当にこれくらいのレベルなのかなぁ、とか考えると、これはこれで感心する。この様子だとマジであっちゃんは宗教おこして国が作れるレベル。

 そして、そんな神の戯れがアニメ上では「サテライトが巻き起こす超時空ライブ」になるわけですよ。そういや劇場版のマクロスFでも留置所ライブやってたもんなぁ。実は「希望について」は好きな曲なのでね、これが1期目のクライマックスとし用意されているのは素直に嬉しかったりする。自然にライブ演出の中でナギサの声が戻るイベントとか、たかみなを巡る後継者問題とか、色々と重要なファクターにも進展があり、次のステップに続く物語の節目としてもメリハリが効いている。クライマックスでは「それ以上輝いてしまうと!」……どうなるかすごくはらはらしたし。これでね、キャスト陣が歌う歌がちゃんと上手く聞こえたら完璧なんだけどね。生歌だとどうしても「なんでこのレベルのアイドルユニットで宇宙中が熱狂するんだろう……」って気分になってしまうのでね。

 やっぱり分からない名台詞。「襲名キララが、高橋みなみにまたたかみなを選んだ!……高橋みなみは……やはりたかみな……」 ちょっと何言ってるか分からないです。
 

 まぁ、結局のところ、1クール観てもろくにメインキャラの名前を覚えないくらいの見方しかしていなかったのだが、これはこれでヘンなところをつついてくるオモシロアニメだったんじゃないか、という気がする。「AKBでアニメを作って一儲け企もうぜ!」という企画はきっとどこかの偉い大人が考えたものだと思うのだが、まさかこんなもんになるとは思わなかったんじゃなかろうか。AKBファンではないアニメファンとしては、この方向性は需要が可能なのでありがたいものであったし、結局ここまでのシリーズはあれこれいいながら視聴を完了させたのだから、文句の出るところではない。まぁ、2期がすごく観たい、というほどモチベーションが上がりまくったわけでもないのだが……あとはここまで地盤が固まった状態から、岡田麿里がどんな無茶をぶちかますか、っていうのが最大の注目ポイントよね。

 あれ? 結局楽しんでるのか? うむぅ。

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7月27日 ドラフト模様(AVR×3)
ピック順 【Sangriter】→【Metallica】→【Alessi】→【Thraxi】→【Mei】→【Serra】→
 2週間のあいだをおいて戻ってきたアヴァシン世界。たったの2週とはいえ、なんだか随分懐かしい気もする。でも、「やっぱりこっちの方がずっと面白いよな!」ってな声は聞こえないのが不思議なところ。約1名、帰るならいっそミラディンまで帰りたいとのたまう感染マニアあり。
 まぁ、それでもやっぱり基本セットよりは線ははっきりしてるよな。いくらなんでも比べるのは酷ってもんだが。多分来年は基本セットドラフトは無いと思います。ん? 俺らって来年も変わらずドラフト続けてるのかな……。
 
 一応確認のために書いておくと、次週以降は3週間の夏休みに入ります。再開予定は直近で8月24日。ただ、この日に出来るかどうかは微妙なところなので、開催日程については改めて連絡をします。また、開催フォーマットについては、当日まで未定です。

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 自由過ぎるな、第4話。しかし、今回の内容みたいなものも既に10年前に「妄想代理人」で通過した道だ。いや、狙ってる方向が全然違うけども。

 突き詰めると1話まるまる使ってやっていることはあるあるネタでしかない。ジャンプ文化を基本としたマンガ業界をくさしたネット界隈でもお馴染みのネタをばらまき、それを繋いでいるだけなのである。言ってしまえば便所の落書きに匹敵する内容とも受け取れるということ。そんなん面白いわけもない……わけもない。これ、やっぱり色々とずるい作品なんだよなぁ。あるあるネタを繋げるにしても、色んな所でやっぱり予想外。1つ1つのネタの混ぜ込み方がいちいちひねてるというか、どこかズレてるというか。作中ではそれが全て「妖精さんの仕業だから」という一言で片付いているわけだが、実際に考えて一本のシナリオにまとめようっていう原作の図抜けた頭の悪さは素晴らしいものだと思う(褒めてますよ)。妖精さんフィルターと「衰退」フィルターがかかっているおかげで、単なるパロディなんだけどもどっかエキゾチックなものにもなってる気がするんだよね。ただ、具体的に何が違うかはうまく説明できないので、気のせいかもしれない。まぁ、いいや。

 結局、2つの巨星・中原麻衣と沢城みゆきのタッグっていう時点で作品世界がどれだけ無茶苦茶だろうが、立派にひとつの世界が出来上がってしまうわけですよ。「わたし」さんのいつも通りのテンションは言うまでもないが、次回以降果たして出てきてくれるのか分からないY氏の活躍が今回の最大の見どころ。この人、本当にダメなんだよな。でもパワーがある。このどうにも救いようの無い人間性がきちんとキャラにのってるのは恐ろしい事態ですよ。沢城先生が今回の作中のネタをどれくらい理解しながら演じていたのかは謎だが、全くもって疑念を抱かせない完璧な「終わってる感」でした。そういや、この2人って業界を牽引する大看板のくせに、最近の声優に多いオタク臭がほとんどしない珍しいコンビなんだよな。

 今回のコンテはなんと森義博氏。うーむ、こういうメタレベルの高い素っ頓狂な景色を描かせると、本当に際だちますな。途中で気付いたのだが、今回は背景がほぼ真っ白のままという、アニメとしてはとんでもない状態だったのに、そのことが意識されないようにきちんと画の存在感で見せているのが楽しい。もちろん、「漫画のコマの中」なんて無茶な世界設定のメタ世界でも何の不便もなくやりくりして構図が作れてしまうのは、長年シャフトでも舞台風、実写風の荒波に揉まれた森さんならではだろう。まぁ、ネームのとことかはホントに「ひでぇな」って思ったけどね。これ、原作ではどうやって表現してたんだろう。謎だ。

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 というわけで、夏コミに向けた販促番組、「ギリギリ!コンプライアンス」の第1回が、なんとWeb上でも配信が開始されました。なーんだ、これで慌てて夏コミで入手しなくてもラジオは聴けるんじゃん! と一瞬思ったのだが、現在発表されているラジオ配信は4本のうち3本目まで。さらに販売されるDVDには新作映像も6話分収録される予定とのこと。結局買わなければいけないのは間違いないのだが…………6話…………時間にしたら3分だな。いや、買わなきゃいけないのは確定なんだけど。引き続き、夏コミ派兵を募集しています(身内で)。問題は、10話じゃなくて8話収録ってところなんだよな。うち2話は福岡(と栃木)の話だったわけで、今回も本放送のエクストラと同じようにレギュラー5人がある程度中心にはなってくると思うのだが、その場合、1人2話の担当だと話数が足りない。誰かが割を食う形になるってことなのか。それとも、レギュラーとか関係無しに適当なキャラのエピソードを突っ込んでくることになるのか。個人的には、前にも書いてた気がするけど宮城・埼玉・神奈川・兵庫・徳島の5人でバンド組む話が見たい。その場合の問題は、メインボーカルが徳島だと確実に歌は「えーじゃないか」になるってところだが。
 
 せっかくなのでラジオの第1回放送にも触れておきたいが……単なるいつもの名古屋だったな。たっぷり10分のおしゃべりが聞けるという初の機会だったわけだが、特に印象が変わることもなく。2人してラジオ慣れしてる感があるのはムカつくけどな。福岡はこういうところだと割と回し方気にして普通になっちゃうところが可愛い。中の人とちょっと違うコントロールになっている。以下、台詞。
 
○「みんな嫌いだがね!」
○「微塵にも好みじゃないだがね!」
○「私に釣り合う犬はそうそういないだがね! アヒャヒャヒャ!」
 
 畜生の顔ですわ。確かに名古屋が恋愛してる様子は想像出来ないな。となると、エクストラ1話で福岡をぶっ飛ばしたのは、横恋慕とかじゃなくて単にイラついただけなんだろうな。
 
 
○「山梨犬が狩人の罠にかかってね!」
○「名古屋犬がふかしこいとるだけー」
 
 「かりゅうどの罠」っていう響きだけでちょっと面白い。名古屋のこの発想はどこから来るんだろう。
 
○「楽しかったとー」
○「人を楽しませる前に自分が楽しんでしまう、素人根性丸出しだがねー!」
 
 ラジオの定番台詞にまでこの返し。鬼である。
 
 
・「ギリギリ! ヤンデレ妹愛知犬!」
 一体どこに向かおうとしているのだろうか……
 
全体を通じて、相変わらず戸松遥という脅威を遺憾なく思い知らされる番組になっている。もう、最後のコーナーなんて名古屋はどっかいって、とにかく戸松だ。そういや戸松のヤンデレってのは見たことなかったかもしれない(まぁ、コレをヤンデレと言っていいのかどうか微妙だけども……)。繰り返し聞いて、どんどん変な部分を浸食されていこう。

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<以下の文章は、放送当時に執筆されたものである>
 
○第4話「兄貴」
 脚本・広真紀 絵コンテ/演出・神保昌登 作画監督・萩原弘光

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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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