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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「俺だけレベルアップな件」 5→4

 厳密にはなろうではない作品に対して「やっぱなろうだなぁ……」と思っちゃう現象、なんて名前を付けてどう対処したらいいんでしょうね。まぁ、もはや「なろう」という名称はレーベル名ではなく魂(spirit)の話だから……。

 というわけで、「やっぱなろうだなぁ……」と思ってしまったために基本的にはダメだった作品です。なろうアニメと差を作るなら作画リソースの注ぎ込み方があり、今作はかなり映像部分は頑張っていた作品だとは思うのだが、だからとてそれだけで魅力的に映るかと言われると全くそんなことはないわけで。「レベルアップ」という設定の適当さ、人命を扱う際の主人公の人間味の薄さ、そしてレベルアップしてからの「強者の余裕の戦い」みたいな描写のしょぼさ。全体的に「描きたいことに筆力が追いついてない」感がキツい。ウン千万円規模の金儲けのやり取りのくだりとか、小学生が「じゃぁおれはひゃくおくまんえん!」とか言ってるのと大差ないみたいで辛かったです。

 「人命を扱い際の主人公の人間味」については、最初の数話でとにかくキツい体験をさせてメンタルをどん底まで叩き落として「人間性の喪失」みたいな要素を匂わせているので一応成立はしていると思うのだが、結果だけ見れば「持ちつけない力を持っちゃった元雑魚が、チートを持った途端にイキり出してムカつく奴になる」っていうだけの流れだから主人公としての魅力が全くないのだよな。その「強さ」を表すのもお約束のステータスウィンドウ頼りだし、お話が途中までだったせいもあり、結局「レベルアップの概念が無い世界にはそもそもレベルって概念がないやろ」という疑問にも答えが出ないままで終わってしまった。ちゃんと自分でオリジナルの設定を考えてるんだから、もうちょい世界を煮詰めて考える幅を広げれば一気に独自性が花開く可能性もあるだろうに。そういう意味では「何か1つ歯車がずれてれば面白くなった作品なのかも」という惜しさみたいなものは感じるのだが。

 でもやっぱ個人的には「こういう作品以外のところに貴重なリソースを使って欲しい」というのが素直な感想です。2期……2期かぁ……。

 
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「ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する」 4→5

 今作については、なろう系にはめずらしくタイトルが上手いことやってると思った。なろうで定番の「スローライフ」という言葉を使わず、あくまで「気ままな花嫁生活」である。辞書で「気まま」を確認すると「自分の気持ちを重んじ、その気持ちの向くままに行動すること」とあり、主人公・リーシェがやりたいと思ったことをやれば全てタイトル詐欺にならない。それがどんだけバイオレンスな生活だったとしてもだ。

 まぁ、やってることは結局知識マウントではあるのだが、今作ヒロインはそれを雑に振り回すだけではなく、最低限「ループ前の世界」のことも思い出しながら行動し、「7回生きた」というアドを活かす方法が「いろんな人との事実上のコネ」になってるのがちょっと新鮮。相手からは単なる「おもしれー女」だが、リーシェから見ると「前にねんごろにしてた人」だったりするので、知識マウントならぬ関係性マウントが取れる。「7回ループした」という設定自体は無茶には違いないし、その7回をもっと語れよ、とは思うのだが、波乱万丈の人生を匂わせつつ、いいとこ取りでマウントを取らせる「だけ」のバックグラウンドとしては面白い効果を発揮していたんじゃなかろうか。

 映像部分も並かやや上くらいのクオリティで、おっぱいの大きなヒロインの魅力を支えてくれる。まぁ、どう考えてもおめぇは男装できないだろ、とかいうツッコミはあるが、どっちかというと弟くん(テオドール)の方が可愛かったりとか、キャラ自体の魅力もそれなりに発揮されていた。何より相手役のアルノルトがただの都合のいい王子様ではなくてちゃんと血の通った1人の男として描かれているので、美男美女のずるっこカップルでもそこまでイラつかない。いや、やっぱイケメンはむかつくが、むかつかれるだけの人徳があると言われたらそりゃぁしょうがないや。

 というわけで、なろう系で私が嫌いな要素がかなり薄まった「割と普通の中世ファンタジーもの」としてまとまり、なおかつ「令嬢もの」のフォーマットに縛られないちゃんとした「女性主人公のなろう」として1つケリをつけてくれた作品。これくらいの作品なら量産されてもまぁ、なんとかなる。

 
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「外科医エリーゼ」 5→4

 「2段階転生」という不可思議なギミックを採用した本作。「これはオリジナルの設定から何か出てくるかもしれないぞ」と思って観始めたわけだが……まぁ、特に出てきませんでしたね……。

 (厳密にはなろうじゃないが)なろうアニメの中では作画状態は並かやや良。何故か知らないが、女性主人公のなろうは野郎が主人公の場合よりも大きく崩れにくい傾向にある気がするが、単に主人公がきったはったに巻き込まれにくく、アクションでボロが出にくいという理由もあるのかもしれない。今作も剣を使ったアクションとかになるとショボさは目立ったので、単に気づきにくかっただけかもしれん。

 そうして見た目にはフツーの作品だったのだが、「異世界転生医療もの」という独自性を全く活かす気配がなく、結局はヒロインageの手管がいつも通り。ことに特殊技術が絡む設定なので全体的に触れ方が雑というか、適当に「現世では通常通りの業務」をこなしているだけで周りが勝手にもてはやしてくれるという模範的なろうムーブをやっているだけ。医療ものの妙である「意外性のある施術」とか「予想外の病根」みたいなものに特に工夫を凝らしていない。これだったら、別に転生せずにその辺の大学病院で治療してる様子を描いたところで大差ない。

 「異世界性」をもっと旨味として出していかなきゃならないのだが、「技術に劣る異世界」という設定をあまり描く気がないらしく、中世ヨーロッパ風の世界なのに手術室だけはバリバリに現代風というギャグみたいな設定は思考放棄に見える。いや知らんよ? このくらいの文化レベルでも麻酔完備で無菌状態を保った手術室はすでにあったかもしれないよ? でもさ、そこで現代と同じ技術水準を採用しちゃったら、ヒロインが俺つえーしても旨味ないじゃん。全然凄さが伝わってこず、単に「ちょっと勤勉で努力家のお医者さんが仕事してるね」だけの話。そこにシンデレラストーリーを絡めて王族の男といちゃいちゃしてるというだけの筋立てになってしまい、本当に1+1が1.8くらいになっただけの構造で終わってしまった。それが悪いことだということもできないのだが……わざわざ念入りに2段階転生を設定されたら「ならでは」を期待しちゃうじゃない。

 まー、医療もので新しい分野開拓ってのはなかなか難しいよねぇ。

 
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「明治撃剣-1874-」 5→5

 さて、世界中で今作を最後まで視聴した人間はどれくらいいるのだろう。BS松竹東急限定放送という謎すぎる歴史アニメでした。

 「そんなマイナー作品、わざわざ観てたってことはさぞ面白かったんでしょうか?」と聞かれたらノーと即答はできるんですが、なんだろ、環境のことで贔屓しちゃってる部分はあるかもしれないが……なんか憎めない作品でしたね。まぁ、「わざわざ見た作品」なのでバイアスかかってる感はあるのだが……でもさ、この作品を特に宣伝するでもなく、粛々と放送してるチャンネルって大変だよなぁ、という気持ちはあるんですよね。

 映像は並かやや下。内容は「明治期の歴史もの」と言われたらなんとなく想像できるようなバックグラウンドに、程よくトンチキ要素を混ぜ込んだおかげで「確かに実写の時代劇でやるのは抵抗あるかもな」くらいの内容。「なんでわざわざアニメにしたん?」という疑問については「まぁ、中身を見ろよ」でギリ理解できるくらいか(まぁ、世の中には想像を絶するトンチキ時代劇もいっぱいあるらしいけど)。序盤は静馬をめぐる割と渋めの展開だったのに武術会開催あたりから少しずつトンチキに寄っていき、最終的に黒幕の陰謀がいい具合にイカレてたのは個人的に嫌いじゃない要素だったよ。

 あと、「なるほどこの時代を描こうとしたらちゃんとるろうに剣心になるんだな!」というのも1つの発見だった。ほら、俺なんて時代劇とか時代小説に1ミリも興味がないからさ、明治時代に触れてるのなんてマジで「るろ剣」くらいなんですよ。すると時代背景が「るろ剣で見たやつだ!」ってなる。藤田五郎の存在なんかはニヤッとさせられるし、やっぱりこの時代の悪役が暴れようと思ったらガトリングを撃つしかなかったりする。短銃もガトリングも現役で活躍できる時代なのに、やっぱり最後は剣で決着をつけなきゃいけないあたりも悲しいほどに明治剣客浪漫。修羅神のキャラも嫌いじゃなかったしな。

 改めて、「じゃ、ちょっと観てみますね!」って言われたら、「いや、別に観るほどのもんでも……」っていうけどね。おじいちゃんおばあちゃんがいるご家庭で折衷案にいかがでしょうか(何の?)。

 
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 そういや村瀬迪与もTRIGGER声優っぽさあるよな、第13話。ガイナックス声優といえばなんといっても新谷真弓だと思うんですが、その系譜を継ぐ「変な声声優」の流れ。

 さておき、予想もしてなかった展開になってしまった……先週時点で「2クールありますよ」と教えてもらったので「こっからファリンと一緒に更なる冒険を続けていくんだろうな」となんとなく思っていたのだが、残念ながら兄妹の同道はまだ先のことになりそう。「狂乱の魔術師」なるとんでもない奴の逆鱗に触れてしまったらしいライオス御一行。そして何故かそんな大物に隷従させられてるっぽいファリン。理由は今回チルチャックが「何故魔術師に目をつけられているのか」というので似たようなことを考えていたが、オーク娘の発言も加味して、まず単純にレッドドラゴンを殺しちゃったことがトリガーだという可能性が高い。そしてレッドドラゴンと魔術師の繋がりが強いと仮定すると、そのレッドドラゴンの血肉を基にして復活してしまったファリンがなんらかの影響力でもって支配されているというのも頷ける話。いや、よく分かんないけど。

 一応もう1つ、「マルシルが黒魔術を使って復活させちゃったことがなんらかのトリガーになった」という可能性もあるが、これは「ファリンのみが魔術師にコントロールされている」=「マルシルの使った魔術の大元が狂乱の魔術師である」という仮定が正しい場合にのみ成り立ちそう。単に黒魔術が嫌いなのだったらファリンはむしろ殺されてしまいそうだし、黒魔術自体は決してタブーとして扱われてはいない様子。マルシルが魔術師の生み出した魔法生物を「解除!解除!」って夜神月みたいにぶっ倒していたのも、その魔術が同根である示唆であろうから、黒魔術研究は良くも悪くもこのダンジョンとの繋がりを深くするものだったと考えられる。マルシルが半端に優秀だったもんでドツボにハマってる感があるよな……。ファリンと友達になったのはよかったのか悪かったのか。

 そうしてピンチピンチで追い詰められてしまった面々は偶然オークたち(とセンシのコネ)に救われるが、状況としてはファリンがレッドドラゴンの腹の中にいるのと大差ない、いや、それ以上の窮状。もはや手に負えるものではないとチルチャックは早々に匙を投げる。そしてそこから彼の内面を掘り下げるお話になっていくわけだが、やっぱり一行の中で一番クレバーに物事を判断できるのがチルチャックなのは間違いない。彼の主張は確かに感情的な要素もゼロではなかろうが、何一つおかしなことは言っていないのだ。それがうまいこと通らないのはライオス・マルシルがことファリンのこととなると冷静ではいられないせいであり、感情的な要素を押さえ込むのが非効率的だと考えるチルチャックが一時のこととはいえ離脱を考えるのも無理からぬこと。お互いカッカしてたら話なんて通じない。そこをまぁ、うまいこととりなしてくれたのがオーク娘のリドさんだったわけだ。こういう時に、より直感的に動けるモンスターたちの方が真理に近いことってあるよね。

 チルチャックの素直な気持ちはちゃんとライオスに通じた様子。あとはマルシルが何を言い出すかだが……流石にライオスが折れたらマルシルは無理できないんじゃなかろうか。一旦ここで地上へ戻り、ダンジョンの知識を深めた上で更なる深層へ。ふぅむ、第2クールも波乱は絶えずか……。ところで、今回ついに料理要素がほぼゼロになったぞ。2クール目、料理する余裕あるか?

 

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「ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season」 ―→3

 よくもまぁ、めげずに3シーズンも付き合っているとは思うが……ここまで一貫して1期2期3期と同じ感想になる作品というのもむしろ稀有かもしれんな。ちなみに印象は悪化の一途。

 今期で言えば例えば「真の仲間」のように、どんだけおもんないと思ってた作品でも2期目になって世界が広がればその分だけ面白さがプラスされることも多い。継続は力とよく言うが、ドラマの構造だって続けることで実るものもあるだろう。しかし、今作の場合はそうして続けるとどんどん同じ疑問が肥大化していくだけで、上に何かが積み重なっている感じは特にないのである。まー、ハナから興味がないと思ってから観ているせいではあるのだろうが……「そのうち補完されていくかもしれない」と期待していた要素が特に埋められもせず、表層だけのなんとなく物語が続いていくこの世界、何をモチベーションに観続けたものか。

 いい加減書き飽きたが、「この学校の目的はなんやねん」という疑問の答えは相変わらず出てこないままだし、「実力主義」の「実力」がなんなのかも結論は出ない。ダイスでも振って決めてんのかと思うような適当な「勝負」に駆り出された学生たちは、嫌だ嫌だと言いながらもそのゲームという名の茶番に身を投じて盛り上がったり怒ったりしている。その勝負が面白ければエンタメ小説として成立するのだが、よりによって「1年生編完結」とか言ってる大一番でフラッシュ暗算を始めたり、「最終戦はチェス」と言われたから何か驚天動地のトリックでも出てくるのかと思ったらふつーに「特に描写で説得力は出さないけどチェスが強い奴」と「やっぱり本人がチェスが強いと言ってるだけの奴」が戦った結果、チェスの強い奴が勝った。なんやそれ。

 2期目までの「櫛田とかいうクソ女を見て楽しむ」という目的も、今期は櫛田摂取量が減ってしまいイマイチだったし、主人公の過去を掘り下げられてるような、そうでもないような状況で興味も湧かず。できれば4期は勘弁願いたいのだが、多分あるんだろうなぁ……どうしたもんかなぁ……。

 
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 ご無沙汰しております。いや、最終回シーズンだからブログの記事数としてはさっぱりご無沙汰じゃないんですが。こちら、久しぶりにお呼びがかかったので約3ヶ月ぶりにお届けしますたほいやです。ちなみに、どこぞのコメントに「SeaChickenさんは元気ですか?」との質問が出ていたかと思うんですが、こちらに参加しているので一応確認したところ「まぁ、元気は元気だよ」と歯切れの悪い回答をいただいたことをご報告しておきます(世界中の誰が知りたい情報なんだ)。

 


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SYNDUALITY Noir(第2クール)」 ―→6

 最終回の感想書いてからしばらく空いちゃったので、なんかまとめようと思ってた気もするけど忘れちゃったわ。まぁいいや、毎回の感想で色々書いてたからそんなに追加で書くこともなかろうし。

 今作について、ガチのロボットファンとか、マジのSFファンだと物足りない部分も多かったんじゃなかろうか。あくまでSYNDUALITYというメディアミックスプロジェクトの一端でしかないという理由もあるが、今作は良くも悪くもあんまり「オリジナルのロボットアニメ」という気負いが無い。もちろん最後に宇宙に飛び出す展開とか、しっかり盛り上がりを作れるようにコフィンの配置なんかもしてる部分はあるが、あくまでも中心となるのはカナタとノワールの関係性であり、ちょっとロボが愉快な青春ドラマくらいに受け取るのがちょうどいいバランス。それこそここからいろんなメディアに広げられる世界のスタート地点と捉えてもいいだろうし、ほどよく2クールで世界の広さを感じさせてくれるドラマだったという満足の仕方もある。個人的にはこれくらいの温度感で満たされるドラマに不満はなかった。

 最後まで見てきちんとタイトルの意図が回収できたというか、納得できた部分も評価ポイントで、ヴァイスさんが恐れていた「機械人形が人類を害する」という、いわゆるシンギュラリティ(SINGULARITY)という単語は元を辿れば「ただ1つ」を表すsingleから来ている言葉。そこに「2つ」を意味するdualを重ねた造語がsindualityであり、常にヒトとメイガスが2人で動かすコフィンは1話目からその象徴として機能してきた(もちろん、1クール終わりではノワールとミステルのdualも意味しただろう)。実は、作中の描写だけではヴァイスの思想は否定されていない。彼は最後まで「メイガスは人類の敵だ」というスタンスを崩さず、それを変えることをよしとせずに命を捨てた。目の前で彼の生き様を見せられたノワールやシュネーからしたら複雑な心境だろう。どこまでいっても、そうしてメイガスに不信感を覚える人間はいるはずだし、その不信感を払拭する方法は今のところ無い。いつの日か、本当にメイガスが人類に反旗を翻す日が来るかもしれない。しかし、あくまでカナタたちはそうならない未来を信じているというだけ。彼らが生きている間に、「single」と「dual」の間に答えを見つけられる、そんな希望が込められた良いタイトルである。

 続編があったら喜んで観ちゃうと思うんですが、流石にアニメでのプロジェクトはないかな。コフィンのデザインも割と好きだったんだけど、あんまりおもちゃとして人気が出る気はしないのがなー。

 
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30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」 ―→4

 覚えてる人はいるでしょうか、こちらのタイトル、新番チェック時に拒否反応が出て「もう無理」と宣言して点数づけすら拒否してしまった作品でした。端的に「ホモ無理」ということだったんですが……。

 無理ではなかったです。なんか、こういうダイレクトなBL観るのが久しぶりだったもんで、1話目では過剰に身体がびっくりしたみたいです。「無理だ」って宣言したけど「3話までは観る」という私の生態のおかげでしばらく見続けることになり、「まぁ、しんどいことはしんどいが、これくらいの作品は昔観てたわ」というので回復。無事に最後まで視聴することに成功しました(なんでそんなに頑張るかは今更聞くことじゃぁないぞ)。

 まー、そうまでして頑張って視聴したからって面白かったかと言われたらさして興味は惹かれなかったが、「純愛」作品だと思えばこういうフォーマットがあっても別に悪いもんではない。野郎どうしの恋愛もの、なんでか知らないけどちゃんと手に職がある人間がメインになりがちなのって、やっぱりメインでこういうのを摂取してる層は「ちゃんとした男」が喘いでる方が燃えるということなのだろう。女子高生どうしの百合が中心の逆の業界とはだいぶ違うもんである(もちろんOLどうしの百合だって大歓迎だが)。

 今作を見ていて面白かった部分その1、この手の作品ではお約束だが、ホモの周りには何故かホモが集まる。今作は作中でカップル2つだからまだ少ない方だけど。……でも百合作品も百合が集まりがちだよな……まぁ、どちらの性別だとしてもその方が作品作りがしやすいのだろう。面白かった部分その2、「童貞」の概念、ホモセッでも卒業できる。最終回のオチは流石に笑っちまった。これ、攻めと受けでも扱いに違いがあったりするんでしょうか。でもな、今作主人公はどう見ても受けだろうし、けつあな確定でも卒業可能なのかもしれません。神様、多様性への理解がありすぎる。

 ここまでガチンコで交際・SEX、そして結婚までもが描かれるBL作品ってのは実は初体験だったので、なんだかんだでいいものを見せてもらいました。僕はどこまで行ってもノンケです。

 
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