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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
想像以上にどうでも良かったな! 第15話。先々週の次回予告で散々期待させてくれたイチさん劇場だったが、結局こんな内容である。やっぱり、このアニメ、基本的にどうでもいいよね!(核心)
第2の遺跡にあっさり到達する光牙たち。ファーストステージの風の遺跡もも「マルスさん、要所なんだからもう少し警備を手厚くしようよ」と思ったものだが、今回の土の遺跡の防備の薄さもなかなかのもの。どう考えても使えないだろうと思われる新参の裏切り者と、確実にマルス様の治世に興味がなさそうな謎の白銀聖闘士ミケランジェロさんしかいないという。ミケランジェロさん、いくら尺が無いからって事後処理適当すぎるだろう。栄斗に「その白銀聖衣は飾りか」って挑発された時にはそこからバトルフラグかと思ったのに、一言もしゃべらずに消えてやがるし。ほんと、シルバーはゴミみたいな連中しかいないよ。雑魚兵士出すだけ出して退場って、どれだけ下っ端の仕事やねん。 そして、そんなゴミに成り上がったイチさん。はっきり言って、外道外道アンド外道。でも、小物。色々と苦労してるんだろうなぁ、とは思うけどさ。星矢たちが激闘を繰り広げてる間、結局この人たちは何してたんだろうね。激さんは多分教員免許取るために勉強してたんだろう。あんまりウジウジ考えるタイプじゃないし、割と諦め早いから「俺はあんなヒーローじゃなくていいや」って割り切ったんだろう。そりゃま、仮に中学や高校の同じクラスから政治家やスポーツ選手が出てきたところで、「何で俺はあんな風になれないんだ!」っていちいち思わないでしょ。普通は「他所は他所、うちはうち」でいいんですよ。 でもイチさんは駄目だったみたい。世にも珍しい「聖衣と星座の更新」という手続きを踏み(エラいあっさりしてたが)、八つ当たりに全力を尽くした。海蛇座と水蛇座って何が違うのかは分からないけど、結局属性固まってないのは一緒。武器が毒の人間が主人公サイドで活躍出来るはずがないことは、既にフーゴが証明済みなのである。一応、苦労話の引き合いに「白鳥は……」っていう言葉を持ち出したり、微妙に氷河との因縁を臭わせてるあたりはファンサービスなのかな。イチさんがまともに戦ったのって氷河だけだしな。一部のシーンでは白目が無くなって原作っぽい顔になるところもちょっと面白かったかも。 で、結局惨敗ですわ。当たり前だけど。これで終わった後にフォローが入れば良かったんだけど、よりによってそのへんのパンピーに慰められるっていう、一番ショボそうな改心フラグだったのがどうにも。強く生きておくれよ。 さて、来週は輪をかけてどうでもいい話の予感。なんか盛り上がる要素ないかなー。 PR
ネガティブ絵本禁止、第2話。やっぱ良いな、これ。この主人公の子……孫ちゃん? 孫ちゃんは本当に見事である。今期ベストヒロインと言ってしまっていいかもしれない。
結局グダグダで幕を閉じる秘密の工場騒動。まぁ、この作品に理知的な結末なんて期待する意味は無いんだろう。既に2話目で悟りきった感あり。でも、お話としては何となく上手いこと丸め込まれた気もするんだよね。「意志を持った加工チキンの反乱」って、確かにフレーズの語感だけを見ると「まぁ、恐ろしいファンタジーだこと」と思うような気もするし、思わない気もする。ロボットや植物、機会生命が反乱を企てる物語はたくさんあるけどなぁ……。いや、別にいいんだそんなこたぁ。結果的に「加工チキンの反乱」がアニメとして画になり、それが起承転結をもってまとまったというだけでも奇跡的だ。ん? 「結」がないって? ん、そうかもしれん。起転転ぐらいかも。あー、でも一応髪の毛のくだりでオチてる。多分。 シナリオとか気にしなくて良いんだ。とにかくこの、「生臭ファンタジー」をゆるりと楽しめればそれで良い。どこかで見たことがあるテイストだなー、と思っていたのだが、思い当たったのは個人的に歴史の道標としている一連のラブデリック・テイストに空気が似ている。「moon」「UFO」「エンドネシア」などで描かれたファンタジーは、どこか厭世的で、すごく生活に近い、それこそ「生臭ファンタジー」だった気がする。この作品も、チキンが行っていた企てや会議室の風景、工場の組織などの無駄な生活密着感と、どうあがいても溝が埋まらないトンデモ要素の組み合わせが独自の味として展開されているんだと思う。なかなか永続的に続くネタ回しじゃないので制作期間が長くて、やや人を選ぶのが難。このアニメも、多分面白くない人には全然面白くないんだろうなぁ。そして、多分おもしろがる方が騙されてる側なんだろうなぁ。いいじゃない、楽しければ。 そして、そんなピンポイントな楽しさを提供してくれるネタを映像に仕立て上げるアニメーションは、どさくさに紛れながらも細かい部分で案外作り込んでくれているのが楽しい。「翻訳眼鏡」のくだりなんか、小説で一体どんな風に書いてるんだよ、と気になって仕方ない部分もあるが、それをさておいて今回一番画が動いたのはチキンが助手さんに終われて大脱走してるところ。様々な加工食品になる行程に突っ込みどころが満載だ。一番気になったのは、作業員をやってるチキンが衛生キャップ被ってたところかな。アレって髪の毛が落ちないようにつけるもんだと思うのだが、あいつら「体毛の一本もなく」って言われてるやん。 次回以降もニュアンスで楽しみましょうね。ビバ中原麻衣。交尾! 肛門!
7月13日 ドラフト模様(M13×3)
ピック順 【Serra】→【Thraxi】→【Alessi】→【Metallica】→【Mei】→ 我々のコミュニティではあまり意識されないんですが、一応季節の変わり目なのですよ。結局買っちゃったよ、M13。まぁ、1箱くらいならどさくさに紛れてドラフトで逃げ切れるだろう、という魂胆だったのだが……。 なお、駄目だった模様。みんなさ、ちょっと見切りが早くない? どうせアヴァシンドラフトだってそんなに盛り上がらないと思ってるんだろ? だったら普段使わないカードを使える変則環境の方が面白いじゃん。なんで1パック目3引きあたりで「もうやめよう」とか言い出すんだよ。デッキ作れるんだったら同じだろこん畜生! 結局半箱分の不良在庫か! しかも、どうせ大してシングルに値段なんかつかないだろうから剥く理由もあんまりない在庫か! いや、まだ今回のドラフトで神話が出てないんだから、アジャニやリリアナや「雷口のドラゴン」が眠っている可能性だってあるはず……っていってパック剥いて何かが出てきた試しが本当に無いんだよなぁ。パックウォーズしようぜ! っていって2人して剥いた神話レアが「ヴォリンクレックス」様だったという奇跡が起こったこともあるしなぁ…… 次回以降は、普通のアヴァシン環境に戻るとのことです。なお、今後誰か1人欠席して5人戦になった場合、自動的にイニストラードに変更になる可能性があります。以上。
個別に記事立てるほどの中身じゃないので、何本かまとめての一行感想。
・トータル・イクリプス 第2話 「帝都燃ゆ(後編)」 あまりにやるせない惨殺劇と、「篁唯依が出来るまで」。なるほど、学生時代にあそこまで凄絶な経験をしているからこそ、あの軍人である唯依が出来上がったということなのか。あまりにも救いの無い惨殺劇は、徹底していて背筋に来る。次週から無事に私が知っている「トータルイクリプス」になるっぽいけど、この温度差、埋まるもんなんだろうか。相変わらず中原麻衣に戦慄させられる作品。一番可哀想な死に方をした植田佳奈もインパクト絶大。 ・アルカナ・ファミリア #Due 「Il Comandante della Squadra Protezione Animali」 うん、2話目段階で一番興味が湧いてこないのはこの作品かもしれない……。冒頭でいきなりキャラクター全員が不自然な自己紹介を展開する流れに度肝を抜かれたよ。こいつら何がやりたいんだ。しかも結局視聴者に向けてはあんまり紹介になってなかったし……能力バトルものかと思ったら2話でやったミッションが猫探しってのもなぁ。気乗りしない作品である。 ・「じょしらく」 二席目 「楽屋の富 三塔起請 風邪娘」 うん、相変わらずのひどさ。でもこの作風だと毎回特に書くことも無いっていう。あ、そういや結局サブタイトルは「三塔起請」が正解でしたね。「三塔一両損」ってなんだったんだろう。原稿のミスだろうが、なんでそんなミスが出たのかよく分からんぞ。楽屋で回すネタは相変わらずだが、間に挟まる2話目は毎回外に出ることにしてるのかしら。5人娘の私服が実は結構個性を反映していて面白い。あんなキャラなのに小洒落てるのが生意気である。しかし、最後のマスクマンはなんだったんだよ。オチ無しとか、逆にこえぇよ。 ・貧乏神が! Round2! 「これぞまさに『神と少女の戦いが今、始まる――』って感じネ♥」 想像以上にハイテンポが気持ちいい作品。1話は最初だからこそ飛ばせてたのかと思ったら、むしろ2話目の方が花澤劇場に磨きがかかって破壊力が増していた。奇声を上げる花澤香菜が楽しいが、それに負けないくらいに顔芸やパロネタなどで画面を埋め尽くすネタ回しもありがたい。「じょしらく」のユルさとは好対照を成しており、この2本が続く枠はかなりハイレベル。 ・はぐれ勇者の鬼畜美学 episode2 「聖水の絆」 いやな方向に吹っ切れてしまった2話目。ここまでひどいものを今のご時世ではラノベと言い張るのか。一体原作ノベルにはどんな文章が書かれているやら。あまりに吹っ切れたのでこれはこれで独自の存在意義を確立してしまっている気もするのだが、普段「エロがいい! エロがいい!」とねだるアニメゴロたちもこういう方向性って引いてしまうんじゃないだろうかという気もする。なお、私個人は……「これは、巻き返しがあるかもしれん」と意味不明な得心を得た模様。でも、相変わらずキャラデザが落ち着かない。何がおかしいって、多分首回りのデザインが変。首が太いというか長いというか……とにかくキモい。あと、主人公が岡本信彦なのはなんか違う気がする。あわないとかいうんじゃないんだが、もっとドスの効いた低音の方があきらめがつく作風だと思う。 ・カンピオーネ! #2 「王様のいる風景」 まさかの高速デレ化に正直戸惑う。そして、そのデレ化を引き起こした「神殺し」の事件についても更に戸惑う。結局、前回何が起きとったんや。さっぱり分からん。とにかくこの2話だけ見て、「主人公がなんかすごい力を手に入れて、その結果回りがハーレムだよ!」ってことだけ理解すればいいのか。ここまでまっすぐなデレを貫くヒロインっていうのも逆に潔い気もするのだが、この設定のラノベ展開でニーズがあるんだろうか。引き続き、不安継続中の作品。 ・うぽって!! 第2話 「きばって うかって」 こちらは1話からの流れを更に安定させて、作品の世界観を固めつつ、オリジナルの見せ場がふんだんに用意されているという、実に良い2話目。イロモノ枠かと思っていたのだが、ひょっとしたら普通の方向でも面白いアニメなんじゃなかろうか。無駄に銃の知識に詳しくなれるし、あんなアホな絵面なのにきちんと銃撃戦を描く時は手を抜かないというこだわりが話の中身に活きているのはお見事である。しぐ可愛いよしぐ。 以上。
○「恋と選挙とチョコレート」 4
タイトルの感じから勝手にラノベ原作かと思ってたら、実はエロゲだった。絵を見てもそのことはなかなか分からないのだが、キャストを聞くとなるほどと思える、そんな作品。 冒頭、アバンで恐ろしくシリアスなスタートを切ったので「ゆるいタイトルの割りにえぐいお話なんやな」と身構えたのに、実際に始まってみると分かりやすいラノベシナリオ(そしてゆかちの出番がここで終わり)。一切説明無しに「同じ部活だから」という理由で主人公の回りにヒロイン勢がガンガン集まってくるのを見ていると、既にあきれるとかじゃなくて穏やかな気持ちになる。「うわー、もうキャラクターの区別とかつける気も無いわー」ってなる。でもまぁ、そこまで毛嫌いするようなスタートでもないかな。生徒会長選挙そのものを物語のメインに持ってくるっていうのは案外珍しいし、単なる選挙に大して義憤に駆られたり、動機を生み出していくまでの流れは自然に出来ているので、案外脚本面に不満はない。阿漕なのはキャラクターの造形と、その見せ方だろう。 キャラクターデザインは一目でそれと分かるが「アマガミ」と同じ人だ。制作もAICだから一緒。1話目でそこまで目を引くような画があったわけではないが、おそらく画面の質は一定以上の水準をキープ出来るだろう。1つの画面に出てくるキャラクターの数が多く、なかなか作画泣かせな作品な気もするが、おそらく画面が崩れたら存在意義が無くなるタイプのアニメであろうから、そこだけは死守して原作ファンの期待に応えてあげるべきだろう。まぁ、そこまで興味がない人間にとっては、画よりもシナリオでここからどのように盛り上げていくか、っていう方が気になるところなのだが。主人公がよく分からない能力を持っているのがどの程度活かされてくるかなんだよな。今のところ「見えて」いるのが他の野郎キャラばかりなので直接関わってくる気配はないのだが、さて。 エロゲに準じるキャストなので、中の人たちは新鮮さよりも安定感を重視。その道のベテランたちが集っており、やっぱり緒方恵美と浅川悠がいるのが笑える。そういや緒方恵美はつい最近「エロゲに出ること」について割とアツく語っていたみたいなので、こうして地上波になって放送されているのを見るとなんだか感慨深いモノもある。まぁ、地上波だと露骨な光渡しのせいで何が起こってるかはよく分からないんだけどね。こういうところにしれっと出ているのを見て、「あぁ、そういえば藤村歩も賢プロだからそっち方面の人だったんだな」と思い出すのである。
ややこしいけど気にしない、第13話。前回の衝撃から思いの外地に足のついた展開になっている気がするが、それでも分からないことだらけ。タイムトリップものはそれだけで悩みの種が増えるからな。
まず、最初に言っておかなければいけないことは、シナリオがどうとか、時系列がどうとか言う前に、エウレカが可愛いということである。たっぷり1クールもじらしておいて登場したメインヒロイン・エウレカ。その威光は7年経った今でも全く色あせることなく、むしろ母性要素をプラスしたり、更に磨きがかかっている。気付けばこの7年の間で、エウレカの中の人も結婚・出産を経験しており、なんだかそういう仕事まで狙ってシナリオを組んでるんじゃないか、っていう節まである(声オタの妄想です)。時系列がずれているおかげで、回想も含めて「アオが成長してすっかり母親になったエウレカ」と「身ごもった状態で今から母親になるエウレカ」の顔を見ることが出来て、なおかつ我々はそんな落ち着きを持つ前の尖った少女時代のエウレカも知っている。この成長過程を見るだけでも、娘を嫁に出した父親のような気持ちで見守ることが出来るだろう。レントンめ、うらやましい奴だ。 そんなエウレカを中心として進んでいく物語。今回現れたエウレカは、見た目にもまだ若くて、実はアオを生む前の時間からやってきたことが分かった。アオはなかなか理解していなかったみたいなのだが、自分の母親がどんだけ若作りな生き物だと思っていたのだろうか。いや、子供から見たら母親なんてそんなものかもしれんけど。そして、事情を知っている大人たちも回りには何人かいた。10年前のスカブ災害に立ち会ったおっさんたちは、懐かしいエウレカの姿を確認しつつも、それがどうやら「あの」エウレカとは違うということは気付いていた。一番影響が大きかったのは、当時のエウレカに命を救われたイビチャである。人生の岐路を先導してくれたエウレカは、彼にとっては慈母のような存在。今回の「過去エウレカ」についても、「初対面である」と言われた時点で全てを理解し、歴史を元のままに進行してもらうため、なんとか彼女の世界に返すことを提案する。月光号やその他の不思議現象に興味津々の回りの大人たちはそうもいかないのだが、イビチャさんが上に反発しているのはいつものことである。 ただ、単純に回りの偉い人対イビチャ・アオというもめ方だったら話は簡単なのだが、偉い人やおっさんたちにもそれぞれ事情があるのが面倒くさい。10年前にイビチャと同じようにエウレカに救われていた陸自の遠藤さん。彼は彼なりの正義で、エウレカを助けようと月光号に乱入する。志は全く同じだったはずなのだが、組織を別にした大人たちにはそれぞれの戦いがある。そして、そんなややこしい状態を更に引っかき回すのが、未だ目的がはっきりしていないトゥルースだ。「エウレカに化けて登場」という訳の分からないサービスを披露したお邪魔虫は、そのままエウレカを拉致って逃げようとしたみたいだが、おっさんたちの涙ぐましい努力によってこれが阻止される。遠藤さんの生き様がやたらに格好良かったのだが、あの様子ではどう考えても助かっているようには見えない。惜しい人を亡くしたものだ。 異世界に飛び込んで未だ事情が飲み込みきれないエウレカだったが、とにかく地球のためにはトゥルースと戦わなければならないことは分かった模様。ニルヴァーシュに搭乗すると、いよいよ息子との共闘作戦へと移ることになる。2代に渡る2台のニルヴァーシュの共闘、なかなか画面映えしますね。新・ニルヴァーシュはレントンが手を加えたものだったんだね。相変わらず器用な奴だ。 今回は展開も盛りだくさんで面白かったが、忙しく切り替わる映像面も見応えがあって、久しぶりに満足いくエピソードだった。すごく真面目にやってるはずなのに、どこかふざけてるトゥルースの変身劇場がいちいち小憎らしくて笑える。後半のバトルシーンの腕ブン回しも面白かったし。リアルに焦っているトゥルースを見たのは初めてかもしれないなぁ。
○「薄桜鬼 黎明録」 4
放送局を変えての3期目放送。ただ、3期とは言っても時代は遡っており、タイトルもそれと分かる「黎明」録だ。まぁ、「碧血録」で新撰組は全滅したからなぁ。改めて山南さんが元気な姿とか見ると、ちょっと切なくなりますよ(いや、OVAで割と見てるんだけども)。 たださぁ……今回は過去話ってことでさぁ…………………………千鶴さんいないんだよね……。雪村千鶴嬢のいない薄桜鬼って、私にとっては価値がほとんど無いわけで……なぁ。ただ、このシリーズは看板商品になってるから、無駄に安定して質が良かったりするんだ。1話もまさにその心配(?)通りで、メリハリの効いたキャラクターが綺麗に見えるんだよ。多分、今期はディーンが関わってる作品ってこれだけだし、ディーンスタッフはここに集まるはずなんだよね。ってことは、やっぱり見ておかないと勿体ないってことになる。……でもなぁ…… 一応、千鶴の代わりに視点人物として新キャラが登場。これが、関智一。そして、そんな新キャラをボコボコにする今回の悪玉役が、芹沢鴨、中の人は中田譲治。つまり、今回メインで絡む2人はアーチャーと綺礼さんなわけですよ。新たなコンビが愉悦を求めるわけですよ。そのくせ、セキトモがやってる役の名前が「龍之介」なんですよ。ややこしいわ! まぁ、そんな中の人要素でちょっといじりながら楽しむくらいかなぁ。薄桜鬼のくせにオープニングが吉岡亜衣加じゃないのがあんまりしっくり来ないんだよな。ちぇっ。
本稿は諸事情により、Magicにおける両面カード風に編集しております。
○「夏雪ランデブー」 5 ノイタミナ枠後半。原作は当然知らないわけだが、よくもまぁ、こういう埋もれた(?)少女漫画の素材を引っ張り出してくるもんだと感心する。こういうことが出来るアニメ枠っていうだけで、価値はあるんだよなぁ。 最初はちょっと主人公の男がひねてるだけのラブストーリーなのかと思ったら、まさかの旦那登場で事態が急変。どこかで見たと思ったら、これってノイタミナで言ったらそのまんま「あの花」と同じ設定なのか。いや、幽霊が絡むお話なんてラブストーリーに限っても前例は山ほどあると思うが、「野郎にだけ野郎が見える夢も希望もないあの花」だと思うとちょっと面白い。中村悠一に福山潤が見えて、ゆうきゃんが悪態ついてるのを福山が他人事のように茶化しながら観察する。なんかこれだけで面白い。この設定で展開されるシナリオがどういう方向に進むのか、っていう、それだけでも充分楽しめそうだ。世にも珍しい「花屋アニメ」っていうのも気になるポイントだしね。 監督は久しぶりに大役を任された松尾衡。こういう雰囲気の作品は初めてな気がするが、確かにキャラの造形や、音響の被せ方なんかは特有のリズムが出ている気がする。この感じだと、多分今回もプレスコなんだろうな。すっかりプレスコの名手みたいなイメージになりつつあるが、元々好きな監督なので、原作有りで基盤がしっかりしたお話なら、充分に満足いくものを作ってくれるんじゃないかという期待はある。良い火曜日が過ごせそうです。 ↓ ○「夏雪ランデブー」 8 あかん! 無理! これは無理! 正常な精神状態で視聴できない! もう、開始から終了まで、ずっと腹部に悪性腫瘍抱えたような状態で見てた! 死ねる! もう死ぬ! 「ノイタミナ大原さやかアワー」後半の部だが、「2本続けて見られるの? やったね!」なんて気軽な気持ちはバッキバキにへし折れた。持病がある人間が甘いものの濃度を急に上げて摂取すると血糖値が上がりすぎて命に関わるとか、そんな感じ。これで死ぬなら後悔は無いけども! すごかったですわぁ。「後家」「天然」の2大要素を抱えて登場した今作ヒロイン六花さん。でこっぱちでいきなり頭に絆創膏というとんでもない登場の仕方だったが、どう考えても30歳とは思えないそのド天然っぷりがあざとくてずるい。そのくせ、旦那の話をするときには突然年相応の女性の顔になる。何それ! そりゃぁ主人公の亮介君じゃなくてもコロリですわ。最初は「この主人公のストーカー気質はかなりキモい……」とか思ってたけど、そりゃぁ仕方ない。これは男に罪はない。あれは全部誘ってる方が悪い。 駄目だな、どんだけ文章書いても冷静にならんな。極限まで煮詰めたさぁや分をたたきつけられると、人はかくも脆いものなのか。もういいや、今期はこれで死ぬよ。マジで。前期に「Fate/Zero」見てた時に「やったね! ついに初のメインヒロインだね!」とか思って楽しんでたわけだけど、もう、今となってはどうでもいいや。雄山の鮎喰った京極さんの気持ちが今分かったよ。「なんちゅうもんを喰わせてくれたんや……これに比べたら、アイリスフィールなんてカスや」。 というわけで、「未亡人声優」の真髄を余すことなく堪能する作品として、毎週正座しながら過呼吸状態で見ていきたいと思います。これでプレスコ演技入りとか、本当に犯罪だと思う。ノイタミナは我々大原省職員に何か思うところでもあるのだろうか。「ハチクロ」の理花さん(未亡人)、「空中ブランコ」の2話の奥さん(離婚済み)、「四畳半」の景子さん(非実在)、「あの花」のじんたんママ(故人)、「うさぎドロップ」のゆかりさん(未亡人)…………すげぇラインナップだ! (既婚で伴侶が生存している事例が「放浪息子」のみ) 自分の誕生日に入籍したらしいですよ。記念日とか覚えられないから。うん、それ知ってる。現実世界では、ちゃんと記念日は旦那と祝いなさいね。
○「もやしもん リターンズ」 6
今期も多数ひしめく「2期もの」の中でも、最も長いブランクが空いたのがこの作品。1期の放送はなんと2007年秋。つまりあれから5年の歳月が経っているという……その間、俺は…………………… さておき、1期の時も原作をほとんど知らない状態で見て、かなり面白かった印象が残っている良作。ただ、当時の感想を見てみると、「面白かったけど後半になるにつれてシナリオがどんどんグダグダになった」と書いてあり、確かに、そうだった気もする。結局、蛍の奇行の理由がよく分からなかったり、直保が悩んでいることがいまいち伝わってこなかったり、大学青春ストーリーとして見ると、不備もちらほらあったんだった。でも、この作品の場合にはそうした側面はどうしてもおまけに見えてしまうからね。あくまでも主役は菌だ。オリゼーたちが賑やかにかもしてくれればそれで良いと、そう思える愛らしさがある。 5年の歳月を経て、あの当時「すげぇ!」と思った菌のCG処理なんかはすっかり普通の技術になってしまっているが、オリゼーたちが愛らしいことに変わりはない。やっぱり「菌を主役に」っていうこの漫画のアイディアは実に秀逸で、「菌が見える設定」のおかげで今回の1話のようにドラマが作れてしまえるし、この設定を中心に世界が動かせるおかげで、絶対に「菌アニメ」というジャンルから外れる心配も無い。なんで深夜アニメを見てこんなに真面目なお勉強が出来るんだろう、と驚きである。しかも、単に「菌知識」だけを垂れ流すだけならば退屈な教育番組に成り下がるおそれもあるのに、そうした退屈さは感じさせないのが上手い。これも菌たちが可愛いのが一番の理由だと思うが、シナリオを進めながらポイントを絞ってのレクチャーにしているおかげで、あくまで「アニメの中の豆知識」としてお勉強が出来るのである。良い作品じゃないですか。 あとの課題は、1期の時に消化不良気味だった「キャンパスアニメ」としてどれくらい見せてくれるか、っていう部分になるんだろうか。1話目はこれだけ久しぶりの放送にも関わらず、ほとんどキャラ紹介のような復習要素無しでの本編突入というチャレンジに挑んでいるわけだが、1期を見ていた人間ならば、容易く全ての設定を思い出すことが出来ただろう。それだけ、キャラは濃いし、見ていて面白い。2期目に入って一体何が起こるのかはさっぱり知らないが、これはこれでちゃんと楽しめそうである。 あとはまぁ、この作品の神がかっているところといえば中の人なわけですよ。今期ノイタミナ枠は有無を言わさぬ完全無欠の大原さやかアワーとなる。ここまで純度の高いご褒美設定は実に久しぶりで、この時代に巡り会える至福を大切にしていきたい。何しろこの作品に登場する遥さんは、「最も中の人に近いキャラ」というので(俺の中で)大評判。1期放送時の「生肉好き? 耳噛み千切ってもいい?」は、歴史に刻まれた名台詞として私の人生に大きな影響を及ぼすものとなった。ドS! 酒乱! 育ちがいいせいでの無知! 完璧!! 実はそのサポートにさらに酒乱の能登麻美子がいる、というのも非常に点数が高かったりもする。その他、野郎連中(蛍含む)のキャストも誂えたかのようにぴったりだし、樹教授役の西村知道があまりにもぴったりすぎてきゅんきゅんする。もちろん、オリゼー役の冬馬由美は言わずもがなだ。 あと、今回のエンディング、一発でお気に入りになってしまったんだがどうしよう。これと「エレメントハンター」のエンディングで、お子さんを理系に育ててみるのはいかがか。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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