最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
シンプルに変態が増える展開スキー、第8話。突発的な謎のSphereコラボ回である。 最近のアニメはほんとに二極化が進んでる気がしてて、じゃぶじゃぶ予算を注ぎ込んで作画クオリティを極限まで上げた作品と、もう予算の話題なんて2度とするんじゃねぇ、っていう雰囲気を醸し出してる作品が並び、その中間の「可もなく不可もなく」みたいな作品が減っている(いや、単に絶対数が増えるので全てのクラスタの総数が増加してるのかもしれないが)。そして今作は間違いなく下層民の方に位置付けられるアニメで、「作画クオリティなんて言葉は犬にでも食わせておけ」って態度なのだが、それでも別に構わないアニメってのは作れるもんで。テンポと勢いだけで勝負して勝ててる素敵アニメなのである。まぁ、この手のギャグは私個人がやけに刺さっちゃうっていうだけなのかもしれないけど……。 今回はそんな中でも比較的飛距離が出たよいギャグだった。特に2本目のフェニックス絡みのお話がほんとに好き。当然その理由の第一は「そもそもフェニックスが超好き」ってのがあるけど、そこに刺激的な新キャラの大量投入という分かりやすい刺激も追加される。ルーナのお料理の影響で姿形がインコ(?)に変わってしまったフェニックスを謎のマタンゴ病院につれていくのだが、そこに勤務している看護師・医師の姉妹が豊崎・寿というスフィアタッグである。この2人の共演、もちろん超々代表作の「けいおん」があるわけだが、それ以降だとスフィア絡みの番組以外では割とレアな気がするのよね。しかも今回は美奈子の方がぶっ壊れ変態医師という尖った配役になっており、このトチ狂いっぷりが実に良い。被験体となるフェニックス自体もどこかイカれた部分があるため、変態に変態をマッチングさせた実に頭の悪そうなカオスギャグに仕上がっている。細かくツッコミを入れてくれるアリッサのテンポもいいし、ママやフェニックスに危機が訪れた際に牙を剥いて威嚇してるビオラも細かく描写されていて可愛い。そうなんだよ、なんでかしらんけど、画はへちょいのに満遍なく可愛い感じも出せてるんだよ。ありがたいことです。 今日のまとめ:イカれた寿美奈子は、用法用量を守ってご使用いただければ健康に良い。 PR ロシア人女性の成長残酷すぎる説だ……第8話。せっかくなので「ロシア人女性」とかでその真相をググってみたが、「寒い地域なので高脂質な食事を摂り、外出も不足するので老化の影響を受けやすいのでは」みたいな分析を見てなんか納得してしまった。 というわけで今週からロシア編(?)に突入。ロシアの調査のためには律儀に飛行機に乗って移動しなきゃいけないのがまず謎なのだが、普段使ってるポータル(あれってえびおさんの手によるものなのね)はあくまでコロニー基地との接続しかできないんだろうか? 確認すると以前はVS小石川さんの時に「保健室から外へ」っていう移動でゲートを開いているので決して固定式のポータルではないと思うのだが、まぁ、あんまりホイホイ海外への移動に使ってると違法性が問われるかもしれないからね……正義のヒーローは正規の手順で渡航しようってことなのかもしれない。 あと、今回判明したもう1つの地味情報として「転心輪は翻訳機能を持っている」という事実も明かされた。そうなんだよな、これまで日本人とロシア人とアメリカ人とスイス人がなんの苦もなく対話しているのをみて「まぁ、アニメ的なお約束かな」とか思ったものだが(スイス人が日本のおばあちゃんと話してたしな)、それも全てヒーローの能力であるということが判明した。これで心置きなくスピリッツさんが管を巻くセリフも楽しめるってもんですね。転心輪がどんどん便利能力を増やしていくと、ちょっとだけ抱えてる「ヒーローの能力ってのもなんかバックファイアがある危険な力なのかもな……」っていう不安が大きくなっちゃうんですが、まぁ、多分これは関係ないわ。 そうしてインターナショナルなつながりを作り、テルも海外での交流活動。スピリッツさんの生い立ちが明かされ、「能登麻美子ボイスでちょっと不思議な母娘関係」とかいう事実が匂わされるとどこぞの仮面おばちゃんの顔が脳裏にチラつくが、大丈夫、こちらの母親(?)は麻美子ボイスではなくて沢城ボイスである。……そっちの方が心配だ。まぁ、今のところツィベタちゃんの正体は謎のままではあるが、どーせスティグマがやらかしてるんだからろくでもない因縁しかなさそう。これ、スピリッツさんが乗り越えなきゃいけない壁がだいぶ高い気がしますが……大丈夫なんでしょうかね。今回はご丁寧にAパートでたっぷりと「平和で心の拠り所となる孤児院」の様子が描かれ、後半はそんな孤児院も、母の思い出も、全てが反転して「心の弱さ」につながりかねないというエグい設定に。救いというか、まだ不確定要素として残ってる可能性として「スティグマがついてきてないので、侵攻がツィベタ&変な新キャラ・クフフちゃんの気まぐれで決まる」っていうのがありますけどね。あんまり大望を抱いて全身全霊で攻めてくるタイプの敵キャラじゃなさそうなので、なんとか気分が乗らない状態にしてやれればこの場は引き下がってくれるかもしれません。まぁ、動機が見えないってのはむしろ怖い要素になるのだが……。 改めて「クフフちゃん」という変な名前を見て気づいたけど「ツィベタちゃん」も単に冷たいからこの名前なのか(下の名前がコオリスカヤってなんやねん)。多分ぜんぶスティグマがふざけてつけてるんだろうけど、それだけにシンプルな性質も分かりやすい。クフフは純粋な意味での享楽主義者っぽいし、どちらにせよ話が通じない相手だろう、という絶望感がある。CV日高里菜だし。こんだけクセの強いキャラだらけの中、陰キャヒロインのテルさんはどこまで頑張れるだろう……。
やぁみんな久しぶりだね! 絶滅危惧種・P.A.WORKS大好きおじさんだよ! あ、でも最近はそこそこの確率で息を吹き返すようになったのでちょっと嬉しいよ。そんなわけで当然この映画も観に行くんだよ!! ただ、封切りから2週間くらいしか経ってないのに近所の映画館ではすでに1日1回しか上映してなくてマジで肝が冷えたよ……えぇ……そんなに早く収束しちゃう規模の作品なのぉ? うん、まぁ……幸か不幸か、私が行ったその1回の上映回はそこそこお客入ってましたけど。みんな、観られなくなる前に早めに行っておくことをオススメするゾ。 折り返し前に短文感想を書いておくと……「決して悪いことはないけど、熱心な大好きおじさんとかウィスキーに興味がある人以外はスルーしても問題ないのかなぁ」くらい。ほんとに渋めの職人芸のアニメですね。
<というわけで折り返すので一応ネタバレ注意。>
諸々励めよ八代拓、第20話。ほんとに上り調子で一番大事な時期にケチつけちゃったなぁ……今後の業界の対応がどうなるかは分かんないけど、今作のようにすでに出演済みの作品は当然責任を持ってまっとうして欲しいよね。 などという話題から入ってみましたが、そんな八代拓が関連する新キャラ集団の登場。これがまぁ、なんと前回螢多朗がヒヤッとさせられた「成り変わり」の集団だってんだからおっかない。「成り変わりは元の身体の持ち主の記憶も技能も全て引き継げる」とのことで、それって事実上の本人でもあるし、そんなチート設定が許されるなら、とうの昔に世界中が成り変わりだらけになってる気もするのだが……えっ、もしかしてなってる? しかも今回のお話では「有力な霊能者から成り代わっていけば、あとはそこから芋蔓式にいろんな人に成り変わりを押し付けられるじゃん」とのことで、ねずみ算式に増える可能性まで示唆されている……怖いけど、正直どうしようもない案件。あと、設定としてはNTR系のエロ漫画とかでも使われるものなのでちょっとゾクゾクする部分もあったりしますね。自我とは誰のものなのか、その境界が曖昧になっていく恐怖ってのはぜひ別枠でクローズアップして欲しいところですね。 そして、何故かそんな成り変わり婆さんと帯同することになった次なるSランクスポット、I水門。事前の予備調査ではそこまで怖いスポットに見えないとのことだったが、今回たっぷりの尺で描かれたまっすぐな現代ホラー感は、これまで扱ってきたどのスポットよりもダイレクトに恐怖を煽られる骨太な舞台背景を持っている。起こっている現象なんかは夜宵ちゃん目線でも割と無茶苦茶なもので、「実体だと思ったらやっぱり霊だった」などの反則技を使いながら雑多な幻影を連打してくるもんで本当につかみどころがないはずなのだが、背景ストーリーが現代社会の闇そのものであり、すげぇテンプレな説明しかされてないのに「そんな境遇だったら、そりゃ悪霊になるしかないかぁ……」という嫌な説得力を持っている。「肉団子」というシンプルなワードチョイスもどこか子供じみている部分が実にホラー。こうやって新たな怪談ってのは作られていくのだなぁ。 そして、想像以上の霊力に一同は振り回されっぱなし。鳴物入りで登場したかと思った成り変わりの婆さんも、なんか知らん間に瞬殺されてしまった。あれ、もう終わりってことでいいんだよな? もしかして、成り変わりが増えない理由ってこうして共倒れして勝手に淘汰されてるからなんでしょうかね? 婆さんはボディに一撃をもらってから片腕を切断され、そのまま凄まじい力で水門の上まで引き上げられてチョーク、さらに四肢をずんばらりされるというとんでもねースプラッタ処理を食らってしまったわけだが、一歩間違えれば同じ場所にいた螢多朗たちも抗う術なく同じ目に遭っていた可能性もあったんだよな。一応夜宵ちゃんの形代バリアでワンパンくらいは耐えられたのかな? 少年霊の動機を考えるとまた次に狙われそうなのは詠子なんだけど、もう完全に暴走してるから性別とか年齢を気にせずじゃんじゃん釣っていく感じか。これ、どうやって止めるんだろう……次回予告ではもちろん花魁霊が登場してたが……この2者の対決がどういう相性なのかは全く読めない。 まぁ、どこまで行ってもルール無用のバトル作品なので……この霊を囲い込んだあと、卒業生としてどうやって使いこなすつもりなんだろうな……。
まーたえーでちゃんがゾンビになってる……第7話。ゾンビで1つの世界を切り拓いた功績は大きかろうが、なんでこうもゾンビに縁があるもんかね(いや、そんなに無いやろ)。 というわけで、(少なくとも今期は)最後となる5人目の彼女、クスリの登場。私も原作はこの辺まで読んでるので一応彼女のことは知っており、事前にキャストが発表された時点で朝井彩加だということも知っていた。「いいキャスティングやん」と思っていたわけだが、やはり期待通り、バシッと合わせてくれましたね。このキャラは子供サイズとぱつぱつサイズの2パターンの演じ分けがあるのも大きいね。胸も大きいね。まだ5人だから綺麗にヒロインのタイプ分けが出来てて安心感があるわ。もし2クール目に突入した場合、この混沌がどこまで維持できるかは定かじゃないけど。 ただ、今回のクスリの加入あたりでなんとなく分かったが、他のラブコメと違い、今作は完全に恋愛要素をギャグのツールだと割り切って使っており、設定の時点で恋太郎が惚れられることが前提になっているのはいい効率化だと思う。「なんでこいつこんなにモテるんだよ」という疑問に一切意味がなくなることに加え、すでに5人の関係が構築されてしまったように、この設定だとヒロイン同士の関係構築もあんまりギスギスさせないで済むのである。いや、そうやって済んでるのは各ヒロインの人徳と言えなくもないのだが……まぁ、「嫌がったら恋太郎が悲しむから拒否しちゃダメ」っていう強烈な制約があるからN股を許容することは義務付けられてるんだよな。そこに時間と労力を使わず、あとは個々のヒロインの特性を披露していく時間に使えるので今回みたいなテンポの良さにつながっている。まぁ、今回の空気感はクスリのキャラによるところも大きいけど。そうしてみるとやっぱり前回、前々回のナノ回はちょい空気は重めだったかもしれんな。 ま、ぶっちゃけクスリの存在って、「理屈抜きのハイパー薬物を登場させることで、アホドラえもんみたいな展開を可能にする」っていう都合で生まれたとは思うんですけどね。ただでさえ馬鹿馬鹿しい設定だからあんまりリアリティを気にする必要もないところだが、流石に魔法や超能力を導入するのも違うってんで、科学者キャラを採用することになったと。「To LOVEる」だったらララが変なマシンを開発するのが趣味だったのと同じだ。これにてどんなバカなことでも、どんなエロいことでも可能になり、胸だって膨らむし服だって弾け飛ぶのである。そして、ゾンビだって生まれるのだ……むちゃくちゃな理屈だったが、それでなんの疑問も抱かない恋太郎の真っ直ぐさよ。まぁ、突っ込んだら負けの世界だしな……。 各方面に欲情したり、変態妄想を繰り広げるヒロイン勢が溢れる今作、実は一番地味にやばかったのは静だったんじゃないかという疑惑が。あれ、一応形はソフトにしてるけど紛れもなく「過度なスキンシップ」だからね。どこまで放送コードと戦える作品になるのかな……いや、そういう作品じゃないだろうけども。○ャブは放送コード的にアウトなんでしょうかね。そうですね。 依頼人が豊口→小清水と来てるので、来週は多分折笠富美子か大久保瑠美になるはず、第5話。わかんない人、明日まで考えといてください。 エルダ様でハマってしまったせいで「弱々しい小清水ボイスもよいなぁ」と堪能する時間。いや、真面目に観てますよ。身につまされるところあり、学びありで良い教育アニメ。毎度同じような感想になってしまうけど、「犬を飼うこと」ってのは別に遠い概念でもないし、当たり前のように処理できそうな事象なんだけど、ドッグトレーナーという仕事目線から理屈をつけて、真面目に学びの対象として見たことがないので、いちいち「言われてみればそうだよな」という当たり前のことでも深い納得がある。 今回はサブタイトルで「えっ、もうペットとの死別の話とかあるの?」と心配になってしまったが、全くそんなことはなくてざっくり言えば「ペット離れ」を学ぼうというお話。依頼人の女性は過剰なくらいの過保護ではあったが、ペットを飼っている人間からしたら案外普通なのかもしれない。確かに俺だって自宅に猫飼い始めたら外に出られなくなる危険性は充分にある。そうした状況を観察し、事細かに「ここがダメ、こうしたら犬はこうなる」と説明してくれるので、別に犬の性質について深く知らない立場からしても「そうなれば、そうなるな」とすんなり理解できる。そして、そんな「普通のこと」がいかに共有知識として世間に求められておらずに不足し、誤っている(かもしれない)ペットとの関係性がそこらじゅうに転がってる可能性を示唆するのである。これまでみたいな極端な事例だとペットを飼い始めてる人にはあまり関係ない話だったかもしれないが、今回の「お留守番ノススメ」くらいの内容なら、付き合いの長いペットに対してももしかしたら練習次第で身につけられるテクニックかもしれませんね。 それにしても、佐村はキャラクターがどんどん極まってるが……あんな女たらしみたいなキャラでいいのだろうか……。
ヤダー! アルテマティアタイム終わっちゃったー! 第8話。まぁ、最後にまた1つ極上のうえ虐を提供してくれたので満足するかぁ。続けてクリムゾン虐待、略してむら虐を楽しみたいところ。 VSアルテマティアから次のフェイズに移行したわけだが、そのくだりもまたいちいち予想を超えてくるのが今作の凄まじいところ。アルテマティア様が最後に必死に自我を取り戻そうと奮戦しているところに、クリムゾンが外道すぎる方法でとどめを刺しに行く。これができるからこそのクリムゾン、その堂々たる策士っぷりと畜生っぷりは大したものだが、おかげでどう見てもアルテマティア・ネビュリムコンビの方が主人公&ヒロインに見えてしまうという。ネビュリム君、性根は真っ直ぐだし、事前に「秘めた力を持つ大器晩成型じゃ」みたいなフラグまで立ててもらっており、マジでジャンプ漫画の主人公みたいな設定。愛する人を傷つけられた怒りからの覚醒というイベントをクリアし、下馬評ではあの第二位階のチートモンスターすら超えられる器だとか、実際、アクシデント込みとはいえクリムゾンの念入りな想定を易々と上回っているし、今後対峙する敵キャラとしては最も面倒な存在になるだろう。まぁ、この作品がハッピーエンドを迎えるためにはこの少年もぶっ殺さなきゃいけないはずなのだが……そんな展開になるもんでしょうか? 容赦無く一番ムゴい殺し方してほしいですけどね。 クリムゾンの想定が各所で狂ったのは、何もラグナやネビュリムだけのせいではない。ここにきてゴーレムが変なキャラを発揮。やはり配下のモンスターも一筋縄ではいかない厄介者揃いだ。一応ゴーレムのおかげで生きながらえた市民の命もあることを考えれば善行のはずなんだけど……流石にいいやつには見えねぇけどな。頭が悪そうで悪くないゴーレム、頭が良さそうで良くないキメラ。いいコンビである。そしてそれらを率いるクリムゾン様は悠々と転移ゲートを通って逃げるはずだったが、敵味方双方、全部思い通りにはさせてもらえない。なんか、今期アニメは外宇宙に拠点置いてるチームが多いですね。「はめつのおうこく」の月面基地はすでに崩壊してるが、「SHY」でもコロニーが基地として使われ、クリムゾンも月面基地を用意していたという。……多分もう行く方法ないんだろうなぁ。 すったもんだの末に辛くも大ピンチから逃げ出すことには成功したクリムゾンだったが、転移先ではさらなるモンスターとの遭遇。今後は「VS厄介な女」の対戦相手が変わるっぽい。何がすげぇって、今回いろんな新キャラが出てきたんだけどプリキュアとプリキュアとプリキュアが出てきたんですよ。具体的にはイロモン王女(キュアラメール)、その従者(キュアフローラ)、そしてクリムゾンの回想に出てきた謎の女性(キュアレモネード)の3名。これにクリムゾン本人(キュアウィング)とスライム(キュアサマー)、それにレオ(キュアパルフェ)も加えると結構な大所帯(キメラ(キュアエコー)を加えるかどうかは要検討)。 まぁ、そんな楽しみ方はおいおいやっていくとして(?)、面倒くさそうな新キャラの登場により、ますますクリムゾンさんの空回り劇場が楽しめそうである。いじめがいのあるキャラが1人引っ込んだので、新たなおもちゃをぜひ見つけていただきたい。それにしてもクセの強い新キャラやなー。 そのライターの使い方はマジで危ないからやめとけ、第7話。ただでさえ一歩間違えて失火でも出しちゃったら取り返しがつかない身の上なんだから、妹ちゃんはもうちょっと自分の身を大事にした方がいい。そんであのラストの引きでこのサブタイトルは色々と罪深い感もある。 今回は今作にしては割と作画はいい方?か? まぁ、そんなに驚くようなもんでもないけども……女の子連中が荒ぶってるエピソードなので、ヒロイン勢が可愛くなるに越したことはない。そして今回もいくつかの情報更新があったので大事な部分だけ確認していこう。 まず、ずっと気になっていた時野谷家の事情だが、なんかほんとにオカンがゲームを毛嫌いしてたのって「あんたらもういい加減そのピコピコやめなさい!」っていう母親にありがちなゲーム嫌い傾向なだけな気がしてきた。この度瞬はいよいよプロゲーマーへの道に色気を見せ始め、妹ちゃんから押し出される形ではあったが、その可能性もあることを家族の前でカミングアウト。そして「年収5000万」というドリームを口にする息子に対して、その意気とは真反対の「今すぐやめなさい」のお言葉。以前は「何か特別にゲームに対して憎しみをもっているのでは……」と思っていたが、どうやら単純に「そんなヤクザな生業はやめなさい」という「子供の心配をする親」の目線でしかないようだ。子供サイドからしたら「なんでや! 得意なゲームを仕事にして稼げたらいいことづくめやないか、邪魔すんなや」と思うだろうが、親世代からしたらやっぱり「ゲームで食っていく」はどうにも現実感がないし、多少その可能性を認めたとしても今回ママンが言っていたように「ギャンブル」の域を出ない。この辺はまぁ、ジェネレーションギャップがあるのは間違いないだろう。私とて現在のe-sports業界の規模の大きさ、ドリームの大きさは認識してはいるつもりだが、だからって子供が「ゲーマーになりたい!」って言ったらやっぱり止めると思う。「専門学校にいかせて」とか言い出したら殴ってでも止めるだろう。まぁ、瞬はそこまでのことは言ってないし、なんならバイトの延長なのだから、「今まで金稼いできた手段を強化してもっと稼げることを本職に」ならそこまで可能性の薄い話でもないのだが……でもやっぱり親御さんは認められないよなぁ。 ただ、その問題に関しては、母親目線では「瞬はミオを傷つけた自分を責めて、ゲームを手放したのだ」という認識を持っている可能性もあり、そんな「嫌な思い出のある」ゲームを仕事にしようとしている瞬が苦しそうに見えるという側面もあったのかもしれない。この度、ゲーム仲間と楽しそうにしている息子を見てふっと表情を緩めたのは、「もう過去の呪縛は気にしなくてもいいのかしら」とお母さんがちょっと歩み寄った部分なのかもしれない。まぁ、その分妹ちゃんのメンタルがジリジリ削られていくのを止める要素がなくなっていくのだけど。別に燃やさんでも……。 そして、そんな瞬の「ゲーム仲間」の中にもややこしい問題を孕んでいるというのがもう1つの大きな情報更新。うーむ、やはり望姉も意識はしてるかぁ……そりゃそうだよなぁ……そうでなきゃドラマにならんしなぁ……これまでケロッとしてたのも、あまりに当たり前すぎたせいで自分と瞬の間に悠宇という特大障害物が挟まってきたことにすら気づけてなかったからなのだろう。ついに意識してしまったせいで、チームメイトの中でギクシャクが起こってしまう。……こういう人間関係ではチーム内恋愛が一番あかん奴やん。もうどうしようもないやん。この2人、それぞれに自制心が強いもんだから直接的なバトルまで発展しづらく、かえってドロドロと悪化しそうなのが怖いな……本気の幼馴染VS本気のプロ女優、さて、どちらに軍配が上がることになるのか……。 ご丁寧に、今回は望のターンだったので内面描写が多かったのは望の方なのだが、悠宇の動向もきちんと描写されており、ばくれつ君としての交流イベント、さらに彼女が女優としての自己鍛錬も怠っていないというキャラの強さを示すかのように筋トレシーンなんかも挟んで彼女の武器もしっかりアピールしてる。腹筋だけじゃなくてリストも鍛えてるあたり、多分ゲーマーとしての矜持もあるんだろうし。何にせよ手強いマッチメイクである。ほんで今日言われて初めて気付いたけど、望の方が悠宇より年上なんだな。このキャスティングでいのすけの方が年上のパターン、珍しくない?
「終末のワルキューレⅡ(後編)」 ―→3 最初から「後半部分11話から15話までやるよ」と言われていたのでこんな半端な時期に終わることも承知してはいたが、こうしてスルッと目の前を通り過ぎていくだけだと、本当に何の感慨も湧かないな。 6回戦のみの放送で、ずっと釈迦が出ずっぱりだったもんで、うちでは「アンデッドアンラック」と時間が繋がっててエンドレス中村イキりタイムになってたのがちょっと面白かったところ。面白くなかったところはそれ以外のだいたい全部。まぁ、これもまた既に分かっていたことなので特に意外性もないし、粛々と受け入れていくだけなのだけど。 元々「神対人の頂上決戦」というテーマ設定だけで見切り発車したような完全出オチ作品なのだが、6回戦に至ってはもはや「神対神」になってしまい、最初に設定したルールすら無視してしまっている。そうまでして横紙破りに及んだ割には試合展開がこれまでの対戦と変わるようなこともなくワンパタで進行するだけってことは、元々「神対人」というマッチメイクにすらさほど意味がなかったということ。こうした「刃牙」が確立させて「ケンガンアシュラ」で完成へと至らせたタイマンバトル作品って、いかにキャラを飾り立てて見せていくかのみの勝負になると思うんだけど、そこを既存の神や偉人にしてしまった時点で、キャラメイクを放棄しているとも言えるんだよね。もちろん、それぞれの「実在の」(?)キャラを今作らしく、アクの強いアレンジを施して見せていく部分にオリジナリティはあるので取り回し次第では充分魅力が出る設定だとは思うのだが、残念ながらそれが出来てないからあんまり好きじゃないのである。神の知識、偉人の知識を掘り下げて「嘘歴史講義」をするにしても、最終的にバトルに絡めて「必殺技っぽく」しなきゃいけない制限上、何をやってもバカに見えてしまうのがすごく損してる部分で、歴史のお勉強と馬鹿バトルという食い合わせの悪さが根本的に解消しそうもなかった。そんで、それを描くアニメーションの方も色々と力不足で追いついてないしね。途中からゲルちゃんの顔までぐにゃぐにゃしちゃったのは悲しかったよ。 とりあえずこれでアニメは一段落ってことでいいんでしょうかね? ……ネトフリ作品だし、しれっと続編は作られそうだけどなぁ。
|
ブログ内検索
リンク
最新記事
(01/26)
(01/26)
(01/26)
(01/25)
(01/25)
(01/24)
(01/24)
(01/24)
(01/23)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|