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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 みんなして何かしら強い、第19話。ほんとにガチガチに芯が出来てる人たちばっかりなので、それが正義なのか悪なのかもよく分からないけれど、とにかくみんなして揺るがせに出来ない何かを抱えてるんだろうな、ということが伝わってくるのである。……だからこそゾーイとかアイザックの「そこまででもない子ら」がほっこり要員になるのだけど。

 いろんなものを抱えている子らの中でも、一番抱え込んでついに弾けて飛んでしまったのは当然フィロメラ。生まれに怯え、育ちを恐れ続けた不幸な従僕は、ついに念願叶って命じられた禁書の持ち出しに成功する。しかしその代償はあまりに大きく、不可侵の力に手をつけたためか、すでに身体の崩壊は始まっている。そして、やっとの思いで禁書を届けたにもかかわらず、ババアは相変わらずババアである。報われぬフィロメラ。かろうじて彼女に救いがあるとすれば、身代わりになって傷ついたアルキュオネがまだ生きていたということくらいだろうか。本当に親身になり、フィロメラのことだけを考え続けてくれているアルキュオネ。ここからフィロメラに救済があるとすれば、それはアルキュオネをおいて他にはなし得ない。

 逃走したフィロメラへの対処をめぐり、学園でもそれぞれの信念がぶつかる。どうしてもチセという主人公目線だと学院側の対応は不誠実なものに見える部分もあるのだろうが、今回の学長の主張は正しいものであり、その言葉にも信念に裏打ちされた力があった。正直、前から小山茉美の発声はちょっと不安定な部分もあるなぁ、と思って聞いていたのだが(実際今回も「魔術」ってちょっと言えてない)、それでもやはり歴戦の猛者。ここぞと言う時の一言の説得力は大したものだ。今作は全ババアが格好いいババアバトルアニメと言えるのかもしれません。

 もちろん、学院には学院なりの主張があるが、チセさんからしたら「知るかそんなもん」。そして何を差し置いてもチセの欲求を満たしてくれる頼れる男、エリアス。時に振り回す側と振り回される側が交代することもある凸凹なコンビなのだが、今回は素直にエリアスに年の功。爆発しちゃうチセをうまいことなだめすかし、彼女の望みも満たすべくうまい具合に大人と子供の仲裁役を果たしてくれた。まぁ、エリアスからしたら学院がどうなろうと知ったことじゃないって思いもあるのだろうが、なんだかんだでお友達も出来ちゃったことだし、両者の関係を無下にするつもりもないのだろう。いきなり奥の手みたいなとんでもない行動に出たチセには流石に面食らっていたが、まぁ、彼女が勢いに任せて突拍子もないことをやるのは今回が初めてじゃないのでね。じゃじゃ馬スレイベガの面倒を見るのも先生の役目です。

 そして先生といえば、意外にいいポジションに滑り込んできたのがザッケローニ。登場時のあの胡散臭い雰囲気が変わってるわけではないのだが、一応「指導側」として、それなりに信頼のおけるムーブに見えるから不思議なもの。今回みたいにその場の全員が張り詰めちゃう鉄火場では、案外こういう飄々とした奴の方が結果を残せるのかもしれない。まぁ、エリアスとの相性は別によくないのだが……。

 チセの暴走、フィロメラの危機、そしてそこに介入する更なる何か。もう何がどうなってるかはよく分からないですが、なんとかフィロメラの救出だけは間に合ってほしいものです。ところでヴェロニカさんはどうしてるんだろう。保健室に運んでもらったかしら?

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 夜明けとともに、第19話。よかったよぅ……この空気が帰ってきてくれた……正直ここ数話は話の内容もあってかなりしんどかったので、色々と元通りになってくれて本当に嬉しい。

 まぁ、冒頭はまだ回想シーンの残滓みたいなものが残ってて鬱々要素はあったけども。最後に確認したのは、多分今作におけるラスボスはやっぱり平川さん……じゃなくてミカロスなんだろうな、という部分。ラファエドさんも敵国中枢に残り続けてはいるんだけど、彼の振る舞いはやっぱり悪役のそれではないんだよね。どうせ王はもう傀儡なんだろうし、裏で全てを仕切ってるのは多分ミカロス。存分にゲスっぷりも披露してくれており、今作のハッピーエンドは奴をぶち殺すことでしか訪れないということだろう。ヘルクは怒りの矛先がはっきり分かってかえって良かったんじゃなかろうか。あとはアリシアさんが万に一つの可能性として「正常に」取り返せる場合があればベストだが……普通に考えればそれは望みすぎなんだよなぁ。エディルみたいな状態で戻ってきてくれたらワンチャンあるかもしれん。

 てな諸々を全てへルクが語り終わったところで、ちょうど夜も明ける。ヴァミリオちゃん目線からも改めて「1話のへルクがこっから出てくるのだな」ということを確認しつつ、お互いにようやく胸襟を開いて話すことが出来た。へルクからは勇者殺しが託され、ヴァミリオからは自分の正体という新事実を暴露。今までなんの疑問も持たずに「管理委員のアン」を信じてたヘルクもすごいのだが、とにかくまるまる19話を費やして主人公とヒロインの友情タッグ成立である。このシーンが見たかったのだよ。これでいいのだよ。待った甲斐もあるってもんですわ。

 ヴァミリオちゃんも久しぶりだったけどピウイが喋ったのはもっと久しぶり(ホンさんはもっともっと久しぶり)。いつもの空気が戻ってきて、今作特有のびみょーにズレたゆるい空気も久しぶりに出されたから美味しい美味しい。ちなみにオープニング映像に映っててずっと気になってた「鉄道」だが……特に意味もなくしれっと出てきて出番が終わったな。まぁ、ピウイが楽しそうだったのでよしとするか。

 ついにアズドラとの接続も復旧し、へルクとヴァミリオという最大戦力がいよいよ投入されることになる。アズドラのしたたかさには舌を巻くばかりだが、こうでもしないとへルクとヴァミリオのフル回転の活躍が見られないだろうからね。さぁ、人間たちがあれだけ抗っても勝てなかった天使の攻勢に対し、ヴァミリオたちはどこまで巻き返しを図れるのだろうか。

 ……ところで、「帝国四天王」ってあと2人誰なん? そもそもいるのん? 今期は別作品で「四天王だけど3人」ネタをすでにやってしまっているが……。

 

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 この話のアフレコ現場にキュアウィング(の中の人)がいたという事実に笑ってる、第7話。「よくできた偶然やな」とか思ってクレジット見たら、あの極まった男の子のCVはソラ・ハレワタールさんだったという……完全に狙ってやってるやないかい!

 などというエピソードはどっちかというと幕間劇みたいなもんで、シャイがさらにモチベを上げるためのちょっとしたご褒美展開。本編の中で重要なのはAパートの方である。謎多きスティグマの活動について、なんとまぁ、手がかりを与えてくれたのは小石川さんだった。命懸けで守った彼女の命が、そのまま敵に迫る手がかりとして残ったというのはシャイとしても誇らしい展開であり、ただでさえオドオドビクビクな少女の存在が、作中では着実に重要になっていく。本人の成長がなかなか追いつかないのは悩みの種だが、それこそヒーローガールが出来上がるまでの分かりやすい成長譚と言えるんじゃなかろうか。もちろん、そうして手がかりを掴んできた小石川さんとの友情が揺るぎないものになったのがシャイの心根に依拠するものだということも含めてね。ヒーローもので超次元バトルがガンガン飛び交うのもそれはそれで楽しいが、こうして「なんの力も持たない一般人にも自分たちの戦いがあり、それが世界を救う鍵になるのだ」という流れが勇気の讃歌である。

 今回明かされたスティグマの設定は色々と邪推できる部分も多いのが個人的には勝手に楽しくなってしまったところ。この世界のヒーローの仕組みがふわふわしていて謎が多いので何も断定はできないのだが、それだけにスティグマとヒーローの関係は下衆の勘繰りが色々広がる。こちとら最初の方では「そもそもユニロードが善人かどうかも分からんからな?」という目で見始めていたのだが、流石にまぁ、あのキャラ設定(そしてCV)でどんでん返しする悪役ってこともないだろう。基本的にユニロード側は「正義」だと思ってしまっていいはずだ。ただ、今回明かされたスティグマの性質が、「正義の裏は悪ではなく、別な正義」みたいな立ち位置をとっており、もしかしたら最終的にスカッと爽やかな勧善懲悪にはならないかもしれないという予断を残すものになっている。

 個人的に気になったのは、スティグマの指輪が「心を伝え、装備者の奥底に眠っている感情を表出させるアイテム」であるという部分。考えすぎなのかもしれないが、テルがヒーローになる際にも、そうして「心の表出」から変身しているのである。片や「心の奥底から暗い感情を呼び覚ます指輪」、そしてもう片方は「心の中にある一番煌めく部分を力として顕現させる腕輪」。そう、指輪と転心輪って、裏返しの関係にあるんですよ。まぁ、転心輪は「ユニロードと心を繋ぐアイテム」とは言われてないので鏡写しってわけじゃないし、単なるこじつけの可能性もあるが……そうして「人の心からエネルギーを取り出そう」という働きかけは双方とも同じわけで、もしかしたらこの2つの根っこがつながっている可能性もあるのだ。

 ……まぁ、原作がある作品なんだから、その辺についてはすでに答えが出ている部分なのかもしれないが……。このままワクワクしつつアニメを追いかけますので、ネタバレ禁止でお願いしますね。最終的にえびおさんがキュウべえポジになったらどうしよう!(あの白い悪魔にトラウマ植え付けられすぎじゃないですかね)

 

 

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 「100カノ」と続けて観たせいで、奇しくも「彼女のおっぱいを揉む話」が連続してしまった、第19話。いや、厳密には彼女じゃなかったけど……こんだけの極限状態で2人して初ラブホを経験し、なんやかんやでイチャイチャできてる主人公カップル、強すぎる(なお、命の保証はない)。

 しばらく詠子と螢多朗の別行動が続いていたため、今回は卒業生回収にかこつけてちょっとイチャイチャしてもらおうというお話。何しろ隠匿場所が廃ラブホで、2人して「こんなタイミングじゃないラブホだったら……」と悶々とした状態で幽霊バトルを繰り広げているのだ。そりゃぁ多少なりとも溜まっちゃったアレやらナニやらをすっきりさせてもらってもいいだろう。ちなみに2人の微妙に生々しくも初々しくもあるやりとりを見ながら、名誉幼女の夜宵ちゃんはどこ吹く風で知らん顔。……いや、でもいっぺんこのラブホに単身で乗り込んでる時点で、きっと夜宵ちゃんなら「ラブホってなんだろう?」って下調べはしてると思うんだよね。前回の事件やら何やらでの対応を考えれば、小学生にあるまじき性知識を蓄えているであろうことは間違いないわけで、現状としては「知識としては知ってるけど興味がないし実感もない」くらいなのだろうか。詠子と螢多朗のやりとりについても、「知らないからスルーした」ではなく、「知ってたけど詠子&螢多朗の関係性にラブホが結び付かなかった」ならギリギリ分からなくもない。……いや、単にしらばっくれてるだけな気もするが……その後で「花魁」という職業についても完全に分かってる風の説明もしているし……まぁ、そこは深く追求しない方が良さそうですね。今作の薄い本が出るなら、僕は素直に夜宵ちゃんよりも詠子を扱ってくれた方が嬉しいので。……今、不安になったのでPixivのエロ絵で検索したんですが……そっ閉じしました。もう終わりだ猫の国。

 閑話休題、これまで同様に「S級怪異に挑むけど、その前に卒業生を回収するからその際にも命懸けよ」という理不尽な下準備。これまでの卒業生連中はギリギリ納得できる部分もあったのだが、今回の花魁に限っては、どうやって夜宵ちゃんが捉えて、どうやって封印してたのかがマジで想像できないクラスでやばい。封印できたのは夜宵ちゃんが「対象年齢」に達していなかったとかいう強引な理由で納得したとしても、このラブホに単身で乗り込んで封印してたってのは無茶だろ。詠子が知らなかったってことは、当然自分の足で遠出して来たってことだろうし……いくらなんでも放任主義が過ぎる幼女である。

 「花魁だからラブホにしたろ」ってのも夜宵ちゃんなりの配慮だったとしたら本当に余計なお世話だったわけだが、あまりにも地の利が霊にフィットしちゃったもんだから危うく螢多朗が何もかもを持っていかれるところだった。万一あそこで解放してたら、ひょっとしたら童貞も持っていかれたかもしれない(まだ薄い本に未練があるのか)。ちなみに「必死に色気を出そうとする花澤香菜のモノマネをする霊」がCV日笠陽子なのは半ば必然と言える。もう、単に2人してコントやってるシーンにしか見えなかったな。花魁の霊、どうやら梅毒(?)を操るっぽいのだが、ほぼ鬼滅とネタ被りしてるのでワンチャン沢城ボイスが聞こえてくることも期待したんだけども、まぁ、どっちでも巨乳声なのでよしとしよう。多分、螢多朗に揉ませたおっぱいはどっちかってぇと詠子のものじゃなくて花魁のものだったんだろうね。

 すったもんだの末に愛の力でなんとか花魁の緊縛に成功した螢多朗。しかし、その過程で「成り変わり」という奇妙な現象に遭遇し、目標とする怪異対策以外にも何かと不安要素が転がっていることが明るみに。結局、螢多朗の体質じゃぁどこまでいっても平穏無事な生活なんて期待できねぇよなぁ。

 

 

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 あまりに潔すぎるサブタイトル、第6話。およそ水着回の適正タイミングは7〜8話目と言われていますが、今自分で書いてて「それ、どこで言われてる通説だよ」とふと疑問に思ったりも。ネット上には「水着回まとめ」という凄まじいデータベースも存在するが、これを見る限り、そこまでacceptedなものではないのかもしれない。

 というわけで水着回と言われたらどこまでも水着回なので、あんまりお話の進行上触れるべきポイントはない。3話で静が加入、4話で3人の親睦回という流れがあり、5話でナノが加入したのだから、当然ここは4人での親睦回になるのが必然。この流れで行くと次回で5人目が出てとりあえず今期分の彼女は出揃うということになるが、ここまでちょっと急いではいたし、まだナノさんが完全に他3人と打ち解けたわけでもないので、もしかしたらもう1話くらいクッションは挟むのかもしれない。

 流石に4人ともなるとヒロインの量はだいぶ過剰になってくる。そもそも現実的にもモラル的にもアニメの構造的にも「どんどん彼女が増えていく」という設定は無茶でしかないのだが、今作のスゴイところは、少なくとも現時点ではこの構造でストーリーが成立しているという部分。初期配置ヒロインであるハカリ、カラネのポジショニングが絶妙で、決して「飽きてきたお古」にならず(ひどい言い方だな)、新規加入メンバーとの繋がりを生み出すことで新しい刺激を提供しようと奮戦してくれる。今回は一応カラネが中心になって引っ張るエピソードだったが、実のところ、他キャラとの絡みが薄かったカラネが一番割を食っており、しばらく一緒に行動していた爆乳コンビの変な掛け合いが随分印象に残る話になっている。ハカリとナノ、乳のサイズ以外はほとんど共通点のない2人なのだが、間に恋太郎が挟まるだけで自然と絡みが増え、ナノが「私は4番目だから」とちょっと遠慮気味なところを、ハカリが自然にフォローして「素直に殴り合える関係」まで持っていってるのが偉い。まぁ、ナノさんは前回必死で繕っていた「効率最優先マシン女子」の要素は見る影もないのだが……まぁ、そこを吹き飛ばしたのが恋太郎の功績だったということで、どうか1つ。

 そして、絡みの少なさという意味では実は静が一番蚊帳の外だったのだが……スタッフに愛されてるんでしょうか。いちいち静を見せるパートでの作画が凝っててね……今回一番可愛かったカット、多分静が泣き出しちゃうシーンの一連の動きだったと思う。その後も恋太郎に呼ばれて必死に声を出すところとか、意味の分からん演出で謎のドラマ性が強調され、きちんと「1人立ちした可愛いヒロイン」になってたからね。こうして4人が4人とも自己を主張しつつ、ギリギリのバランスで時間を譲り合ってる構成はよくできている。

 あとはまぁ、これがいつまで続くかだが……現時点で巨乳が2人と普通1人、そしてロリ1人。……バランスだけで考えると普通がもう1人いた方がカラネさんの精神衛生上良さそうですけどね。

 

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 最後のとこで丹羽が「シン」って呼ばれてるのを聞いて、「確かに中の人的にもシンだし、なんなら今回は相手役がミリアリアだな」とか訳のわからんことを考える第4話。ちなみに劇場版を観に行く予定は特にない。

 やはりお話自体は色々と考えさせるものになっている。今回気づいたが、大まかな物語のデザインは医療マンガに近いね。毎回何か悩みを抱えたお客(患者)が登場し、素人目線だと大して問題ないような状況でもトレーナー(お医者さん)が「これはマズいかもしれんぞ……」ってんで事態の深刻さを示してから治療に入る。まぁ、犬を飼ってるご家庭の悩みが病院で扱う疾患ほど種類があるとは思えないが、しばらくは「犬を飼ってると、こういう悩みもあるんですよ」というあるあるというか、レポートマンガみたいなノリでお話は作れそうだ。

 ちなみに、今回のご家庭のお話、普通に犬を飼う上での大きな戒めになっているわけだが、新番チェックの時にちょっと匂わせた「私の過去のトラウマ」がだいぶ近いものだったので1人ビターな思い出に耽ってちょっと辛かった。そうなんだよ、犬を飼う時にさ、多分「お散歩はみんなでやるから」くらいは口約束で成立すると思うんだけど、それを犬の生涯、ずっと続けていかなきゃいけないっていうのは結構な労力なのよ。もちろん飼い犬は可愛いし、大切にしたいという思いはあるけど、それと「雨の日も風の日も雪の日も、風邪ひいてたって一定時間外を散歩しなきゃいけない」というハードルを超えられるかは大きな隔たりがある。そこまでの責任が持てなきゃペットなんて飼っちゃいけない。この辺りの認識は、多分数十年前のモラルではあまり明確じゃなかった部分なのかもしれない。今はペットを飼うにしろ譲られるにしろ、「きちんと育てられる環境ですか?」っていうのは念入りに確認するみたいだけどね。

 まぁ、そうして「日々のお世話は大変だよね」という話に加えて、一応「それっぽい学び情報」としては「家族でのトレーニングはきちんと意思を統一してからやりましょう」という教えがあった。なるほどね、犬はなまじ賢いばかりに、きちんと統制が取れたルールでないと混乱するということか……言われてみれば確かに。そういう認識があんまりなかったもので、これは純粋に目から鱗だった。多分猫飼いだとそこまで意識しない部分よね。…………こうして毎週ドッグトレーニングのアニメを見てると、「大変だなぁ」と思う反面、ちょっとずつ犬を飼いたくなってくるのが困りものである。

 ちなみに今週は依頼主の犬・リコシュの声も当然のように麦穂あんなが担当している。「1人2役は大変だなぁ」と思ってたらウルソン役の松田健一郎は兼ね役で胡散臭い新キャラのおっさんもやってた。今後は麦穂ボイスの人間もどこかで姿を現すのかもしれない。

 

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 ヤッター! 史上最強で死の淵から甦ったけど相手にさらに上をいかれて絶望に顔を歪めるタイプの上田麗奈だ!!!!! 第7話! うえ虐! うえ虐! うえ虐! ……流石に今週でアルテマティア戦は一段落でしょうなぁ。本当に素敵な時間をありがとう……。

 というわけで常にクライマックスを引っ張り続けるという頭のイカれた構成をひたすら垂れ流す凄まじい作品。最強に最強をぶつける展開ってそんなに選択肢無いし引っ張るもんじゃないやろ、ってのは同時期に放送してる「終末のワルキューレ」なんかを見てても思うことではあるのだが、本作は良くも悪くも最強描写が極まりすぎているため、いちいち変な説得力があるし、最強バトルに見合うだけの作画でひたすらエグい描写を続けてくれるので毎回飽きずに手に汗握る。

 だってさ、普通に考えて「カーズ並みの再生能力とザ・ワールドとパイツァダスト持ちのラスボス」って絶対勝てるわけないじゃん。そこをただひたすら「身体能力が高いうえにひたすら竜退治特化のピーキー能力なんで」っていうフィジカル一点張りで突破する剛腕主人公。頭の悪い主人公相手に、いくらなんでも脳細胞が減少してたラスボス・アルテマティア様も防戦一方。何が最高かって、1回切り札を炸裂させて絶望を相手にダイレクトパスしておきながら、そこが底じゃなくて二番底が用意されていたという心配り。そこまで徹底してアルテマティア様の顔を歪め、絶望に慄かせたかったのか。いいぞ、それが正解だ。可愛い子には絶望させよ。慈悲深いクソ君主には涙目フォーユー。それでこそ被虐と嗜虐のアンサンブルである。今週の死ぬことをひたすら嫌がるアルテマティア様ボイスだけで1週間はごはんが食べられる。

 とまぁ、今回のメインは間違いなくうえ虐、否、アル虐だったのでそこは大満足だったわけですが、それ以外にも未来ラグナの過去話(なんじゃそりゃ)の続きが明かされ、あんだけとんでもない目に遭ったラグナが過去転移に至るまでかろうじて生きながらえた理由も判明。さらにその「未来の財産」を背負った現在のラグナがアルテマティア目線では一番恐れる伏兵になっていたという理由も分かり、対竜戦闘でのラグナの重要性が再確認できた。ここまで分かった上で駒として使い倒していたというのだから、流石のクリムゾンである。クリムゾンも相手サイドが見える表舞台に出てきてしまったが……顔を見せてないからセーフなのかな? あとは一応性別も曖昧にしてるし……(そこってあんまり重要じゃない気もするが)。ゴーレム・キメラ・スライムの3も満遍なく活躍してくれたし、今回の騒乱はギリギリラグナ側の惜敗ということで終わったが、竜側に残した爪痕は大きいようだ。

 しいて残念な点を挙げるとするなら、未来話での竜たちの掛け合いがなんか楽しかったので、「もう風獄竜さんとのトークは楽しめないんだよね……」ってことが無念なことくらい。仲良さそうだよな、あいつら。

 

 

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 あれ? 流れ変わったか? 第6話。てっきりメインヒロインは望ねぇの方だと思っていたのだが……これ、悠宇ルートが普通に見えてきたな。妹ちゃんを味方につけられるのはかなり強い……。

 いや、でもどうなるんだろう。ここまでずっと幼馴染ルートなのだと思い込んで観てきたせいでちょっと軌道修正に時間がかかりそうだ。そもそも「お節介な幼馴染おねぇさん」と「素顔を隠した生活破綻人気女優」の2択だと、オタクは高確率で前者を選ばないか? そうでもないか? 単に個人の嗜好か? 当然前者だと思い込んでた私は、例えて言うなら(事実を言うなら)東城派か西野派かと言われたらやや東城派だった勢です。最終的に負けヒロインを選ぶことが多いんですが、これはバイアスではなく、単に負けてるヒロインに惹かれやすいから後付けです。今作の場合はどちらも別に「負け」ではないので判断がつけにくいが……別な尺度で見て水瀬派か雨宮派かで考えたら……うん、ドロー。

 さておき、今回も「なんか普段とは違う微妙なキャラデザで作画安定」というよく分からない二次創作みたいな状態で進行。ほんとに作画についてはもう何も言えん作品。ただ、今回はゲームのシーンが少なく、キャラの表情などの勝負パートが多かったので、カロリーが高いという意味では頑張った話数なのかもしれない。やっぱゲームパートはない方が見やすい作品なのよな……笑ってしまったのは、悠宇の幼少期の思い出でも全く同じFPSのゲームをプレイしており、「そのゲーム、10年スパンでグラの向上もなくずっとプレイされ続けてるのかよ」ってところ。競技ゲームってもしかしてそういうもんか? 10年前のゲームだと言われたら……いや、それでもグラショボいやろ。今調べたらCODの1作が2013年に出ているが、当然今作の謎ポリゴンとは比べるべくもない。あのゲーム、なんでそんなに長きにわたって愛されてるんだろうな。よっぽど面白いんかな(少なくとも視聴者目線では何が面白いのかさっぱり分からないが)。

 というわけで、ゲームを見てるよりも悠宇の奮闘ぶりを見てる方がよっぽど楽しいのである。悠宇ちゃん、あんな奇行にばっか走るくせに瞬に対する感情は嘘みたいな純愛なのよね。まぁ、過去の思い出もあるし、ゲームの腕があるのは間違いない。妹ちゃんとの触れ合いを見れば人間性もできてるだろうと思えるので、惚れてしまうことに別に異論もないのだが、それにしたって人気女優にあんだけ変顔させるのはなかなかに罪深い男である。こんだけ頑張ってるなら、そりゃ望のことは置いといて、なんとか身を結んで欲しいとは思うね。妹ちゃんがそんな悠宇の表情に気づいたそぶりもあるし、多分お兄ちゃんの世話を焼きつつ、後押ししてくれることだろう。

 ただ、そうすると妹も瞬のe-sports活動を積極的に応援することになり、家族間では母親との溝が深まりそうな危険も。今回びっくりしたのは、そのうち全容が明かされるだろうとは思っていた瞬の過去が、よりにもよって対戦相手の変態側の素行調査によって明かされたことである。あのストーカー、腕は確かやな。順調に変人から好かれる体質になっていく主人公は不憫である。まぁ、実績を残しているプロからのお誘いなのだから、考えようによっては渡りに船なのだが……瞬は言われた通りに「全てを1度捨てて」割り切ることができますかねぇ。

 

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 さぁ、1ヶ月以上も空いての久しぶりのたほいやだ。詳細はよく分からないが、今後は開催頻度がもしかしたら増えるかもしれないらしいぞ。その背景の事情は未だ謎のままだが、吉報にせよ凶報にせよ、たほいやが楽しいものになることを願うしかないな!

 ちなみに他に書くところが無いのでここで必要な人らの目に留まることを期待して書いておくが、この度Amazonがアフィリエイトの仕様を変更し、これまで手軽に使えた「画像付きリンク生成」のサービスを終了してしまい、このブログにアフィを貼るのがやたら面倒になってしまった。今後は変な形のアフィが貼られることになるかもしれないが、みんな挫けずにクリックしてオラに(財)力を分けてくれ!

 

 

Round1・「まるだし」(第2義を問うもの)

1、ムロアジを丸ごとそのまま使った節をミルで挽いた魚粉からとっただし。まろやかな風味に諸人こぞりてメロメロになる。

2、浄瑠璃「金科玉条丸出心中」の愛称。

3、露茎に同じ。⇔包茎。

4、本人と区別しにくいほどよく似ていること。

5、踏み絵を行うこと。

 久しぶりだってのに変則出題からにしてしまったのは申し訳なかったが……こちらは「丸出し」という見出しで、第1儀が「隠すところなく全部むき出しにすること」であるのに対し、第2義が何かを問う問題。この形式も久しぶりだが、流石に頭を悩ませることになり……。 ①頑張ったらこうなった模様。いきなり頭韻を踏む無駄に難度の高い課題に挑んでいるが、成功したかどうかは謎。そもそもこれを頭韻というのかも謎。 ②略称は当然「きんたままるだし」になるはず。「金科玉条」という言葉にキンタマが隠れているなんて事実はおそらく散々擦り倒されたネタなのだろうが、こういうところで出てくるとまた味わい深い。ちなみに我が敬愛する某ソシャゲのイベントバナーで「流石にそうとしか読まんやろ」と突っ込まれた画像はこちら。 ③確かに包茎の対義語って知らんな……と思ったら、これ、正しい知識なのかよ。この知識が広まれば“location”なんかも卑猥な言葉に認定されないか? 「ズル剥けーション」と同じ意味やぞ。 ④詳細不明。一応引用はあるが「ミミズク丸出しだ」で「ミミズクによく似ているなァ」になるのはやっぱり無理がある。 ⑤本人に説明を求めたところ、「マルは日の丸のことで、外国文化を排斥する風潮の中、日本人を識別するみたいな感じです」とのことだったが、どう考えても炙り出されてるのはバテレンなのよな。

 

 

Round2・「げんなえんぶ」

1、人を治める四要素のこと。

2、仏教で須弥山の北方に浮かぶとされる島。

3、ピョートル・チャイコフスキー作の歌曲。「花のワルツ」。

4、元和元年の大坂夏の陣を最後に、戦乱がやんで太平になったこと。

5、山梨の伝統舞踊。太鼓に合わせて握りこぶしを突き上げる動作が特徴的。

 ①多分「げん・な・えん・ぶ」の4種なんだろうけど、詳細聞き忘れてしまった。どういうことだったんだろう。 ②当人曰く、「須弥山の南にある土地に閻浮提(えんぶだい)というのがあるので、そこから取りました」とのことだったが、当然他の誰も知らなかったので特に惹きつけられることもなく終わった。 ③「円舞曲=ワルツ」からだけで作られた答えだが、途中で「円舞曲はロンドだよね」という誤解から変な方向に引っ張られた。 ④真っ先に「もしかしたら『エンドオブ武』かもしれない」というとんでもないやっちゃばが繰り出されたが、最終的に今回唯一の全員当てに辿り着いた。このリカバリは素直に褒められていい奴だけど、余計なやっちゃばがなければ多分もっと楽なミッションだった。「偃武」が「戦いが終わる」という意味らしく、「こんな漢字使ったことねぇよ」って言ったらすぐに「青龍偃月刀は確かこの漢字でしたね」って出てくるのがすごい。 ⑤あんまり「山梨の」っていう県の区切り方はしない気がした。「青森の湖」とか「鹿児島の遺跡」とか広辞苑で書かんやろ。「振りも大して特徴的じゃないよな」。

 

 

Round3・「おんぞろか」 

1、ばらばらになっている音声信号の周波数領域が一致する現象。 

2、真言の終わりにいう語。 

3、当然。もちろん。 

4、幼児をあやしたり、脅かしたりするときの言葉。「べろべろばあ」の類。 

5、般若経の一節。祖先が拓いた道を往くこと。

 引き続き難度の高い音が並ぶ。 ①「音揃化」か、もしかしたら「音ゾロ化」かもしれない。どれだけ議論しても、最終的に何がどうなってる状態なのかはよくわかんなかった。 ②これは完全に個人的な話で恐縮なんですが、ここ1、2回のたほいやは結石ニキ(最近両尿道が詰まっていたそうです)が欠席だったので心穏やかなたほいやができていたんですが、今回は復帰戦。そしてここで見事に俺だけが振り込む地獄絵図が再来。ねぇ、なんで? マジでどうして? ③こちらに関しては由来が「そうはならんやろ」っていう変な成り立ちだったので説明参照。 ④「べろべろばあの類」はなんか書いてみたかったフレーズです。少し前に某人狼配信で良いべろべろばあがあったもので(何が言いたいかさっぱり分からないな)。 ⑤こちらも「どうみてもon the roadだよな! これはさっきよりもやっちゃばじゃない自信がある!」って言ったんですが、正解は「御祖路過」だったそうです。ここに正式に謝罪いたします。大変申し訳ありませんでした。

 

 

Round4・「こくひょう」(not 酷評)

1、軍隊の食料のこと。兵糧。軍糧。

2、要注意人物の一覧表。ブラックリスト。

3、一石ぶんの米俵。

4、国際連合が定めた、各国の省略標記。アルファベット3文字で表される。

5、二名以上の名前を書いた票。

6、漢方や薬剤の在庫を管理する表のこと。

 また変則出題。今回は第2義ではなくて別見出しを問うもの。 ①確かに国有のものではあるな。 ②「黒表」。まぁ、そう訳すしかないのか。「なんか綺麗にハマりすぎてる」とか言われる。 ③「石俵」。確認したら「1石=10斗=100升= 1000合」だそうです。さらに俵1つは4斗(明治期に制定)らしいので、つまり1石=2.5俵ということになり、なんか半端でした。 ③まぁ、そういうのがあるというのはなんとなく分かりつつも、それをなんと呼ぶかは分からない。「でも、USSRって4文字なんだよな」がなぜか議論の中心に。ISO国名コードでは現在のロシアは普通に「RUS」でした。 ⑤無記名で提出される無効票が「白票」なので、いっぱい書いた無効票は「黒票」だそうです。 ⑥これが一番人気になったんですが、確認したら「Coke表です」という斜め上の答え。これこそやっちゃばしてやりたかった。ちなみにこの出題者は私だったんですが、多分年単位で久しぶりの全外しを達成したので心が元気になりました。

 

 

Round5・「つばなぬこ」

1、茅を原料にする漢方薬。

2、昔行われた子供の遊戯。鬼ごっこの一種。

3、上手く喋ることが出来ない子ども。どもりっこ。

4、鍔がついていない、殺傷用ではない宝飾用の刀剣。

5、ツバメの頭、花の鼻、ヌーの胴体、猫の尻尾を持つ鵺。

6、怪我をした箇所に唾をつけて薬代わりにする民間療法。唾軟膏。

7、偽書『ツバル王国建国誌』に記されている、太古のツバル王家が古代日本の奴の国に送ったとされる金印。ツバル十世の娘が渡来して奴の王子に嫁ぎ、両者の間に子をもうけたことを祝賀する。

 「みなさん、ぬこはお好きですよね」からのこの出題。ヌコ様は好きだけどこんな意味不明な言葉は好きじゃないです! ①私は普通に知らなかったのだが「茅」という漢字で「つばな」と読むとのこと。それを知らないと何も推理できなかったのだが、突然「茅の字がつく声優って何人かいるじゃないですか。もしかしてそっち関係からのネタとかないんですか?」という無茶振りをされ、必死に脳をフル回転させた結果「かやのんについては何も浮かばない……となると茅原実里しかなく、え〜と、バツイチを逆から読んで……いや、あいつの場合バツイチ以前の問題やんけ!」などという訳の分からない超加速があったんですが、支離滅裂すぎたので誰にも話しませんでした。 ②そしてなんとこちらも「つばな=茅」という事実。「茅を抜こう」からこうなる意味は分からん。「子供の遊戯」という話からぱっと「こをとろことろ」(=「ひふくめ」)を思い出せた奴がおり、時間が立っても過去のたほいやメモリーは根強く残っている。10年近く前やんけ!!! ③どもりっこも、どもりっこと呼ばれるならちょっとは愛されてるように感じませんか? そんなことないですか? そうですか。 ④「刀剣って、区分するとしたら殺傷用と宝飾用になるんやな」「模擬での先制攻撃はどっち?」なつかしー。 ⑤やりきったのならそれでいいが……ほんと、どんだけ考えても「花の鼻」がおかしい。生き物じゃねぇし、そこだけ言葉遊びにする意味わからんし、ツバメの頭に花生えてるの怖いし……。「何も出てこなかったんですよ!」「ヌートバーの頭だったらよかった」。 ⑥一応、一定の効果は認められるみたいですよ。 ⑦最後に頑張って書いてくれました……。ツバル、世界一歴史の長い国の可能性があるな……。「まぁ、必死に航海すればたどり着けない距離じゃないしな」「鑑真がどんだけ苦労したと思ってんだよ」。

 

 

 流石に来週は無理らしいですが、再来週以降は分からないとか。以前みたいな狂乱的なペースは勘弁ですが、もうちょい開催ペースは上げてもいいかもしれませんね。その際、参加している人たちは人生のいろいろな物を犠牲にしていることを、しっかりと肝に銘じておくのですよ……。

 

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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