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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 そういやシリアルとか最近全然食べてない気がする第6話。子供の頃は無闇にああいうのに憧れてたもんです。お気に入りだったのはケロッグのチョコクリスピーだった。主にチョコが溶けた牛乳目当てで。

 さておき、今回のお話も、あらすじだけを見れば「りんちゃんが小学校に登校しました。一緒に木を植えました。楽しかったです」というだけなのだが、きちんと1話1話の中で描かれるテーマが示されており、それをちゃんと立てようとする構成が整っているおかげで、何気ないシーンでもじんわりと伝わってくるものがある。今回は「繋がっていくもの」というのがメインテーマとなっており、それが具現化したのが、「生誕のたびに木を植える」という宋一じいちゃんが残した鹿賀家(河地家)の文化であった。大吉も、そのお袋さんも、そしてりんも、宋一じいちゃんの作り上げた「育て方」の中では同じく「子供」であり、偶然にも大吉とりんはその木の種類までが一緒。2人は「半年前までは知りもしなかった」間柄だったにも関わらず、1本の木によってつながれた人生の道程は、はっきりと2人の絆を示すものになっていた。

 この「木による時代の蓄積」の見せ方がいかにもアニメらしい見事なもので、例えば大吉の母、幸子を象徴するギンモクセイを大吉が見上げるシーンでは、幸子本人は単にちっちゃくてお茶目なおかあちゃんでしかないのに、長い年月を刻んできた樹木は、立派に年輪を重ね、あの大吉が見上げるまでの勇姿を誇っていることが緻密なCG処理を施した群葉によって描かれている。しかも、大吉目線だとものすごい大きさに見えるのに、カメラをうつすと実はそんなでもないあたりが丁寧(ギンモクセイはそこまでの大木じゃないからね)。あくまで大吉から見れば、「母の歩んだ人生の年輪」が大きなものであることが示されているわけだ。もちろん、大吉のキンモクセイはりんのものに比べれば圧倒的に大きいものであるし、その差はそれぞれの間に等しくある。そうした、「1本の血脈」としての繋がりが、見事に画面にフィードバックされているのである。吹き上がったキンモクセイの花による「人生の道行き」の図は、シンプルながらも実に分かりやすい演出である。

 また、樹木単体の成長というのも個々に人生を表すツールとして用いられている。大吉とりんが植えたびわは、まだ芽すら出ていない種でしかないが、りんが生まれた折に植えられたキンモクセイは、いくらか育って「飛び越えるのは無理」なくらいになっている。りんが歩んできた6年間は、宋一の見ている環境で、着実に枝葉を付けていた。そして、大吉との新しい関係性は、これから芽を出して、新たに育まれていくものとなるであろう。

 サブイベントとしては、大吉がコウキとちょいちょい絡んでいるシーンがなかなか面白い。おっさんになってからちっちゃい男の子と絡んでも、何故か男の子同士だとどこか同じ目線になってしまうようなところがあって、大吉の場合、コウキとのコミュニケーションが普通に悪ガキ同士の会話に見えるのが楽しい。こればかりはりんには分からない「男同士」の対話であるが、大吉がりんだけの時には見せない子供っぽい部分がたくさん現れるので、りんのお姉さん属性も加速していきそうである。正直、りんは大吉のことを「親」だとは見てないみたいだしね。あくまで対等な立場の同居人なんだものな。

 そして、毎回書いてるのでいい加減飽きてきたが、やっぱりりんちゃんが可愛いのである。最近は気分が落ち込むようなイベントも減り、楽しそうな様子が多く見られるおかげで、目がちょんちょんと落書き風に描かれたデフォルメ顔がよく出てきます。これがまた可愛い。びわの上をぴょんぴょんと跳びながらはしゃぐシーンが小憎らしい演出になっており、わざわざカメラアングルをちょっと上に置いてりんが飛び上がった時にだけちょろっと見えるようになっている。おかげで小さいりんが精一杯飛び跳ねている図がよく分かり、愛らしくて仕方ない。眼福。

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 良い話だと思っていたのに、次回予告で出てきた次のサブタイトルで全部吹き飛んだ第20話。「蘇る、死ね」。……何それ! 蘇るノ? 死ぬノ? どっちナの?! 実態……

 簡潔にまとめると、「女子高生がよってたかってきゃっきゃうふふしながら料理するだけのお話」。さらにまとめると、結名姫の言葉をお借りして「青春やね〜」というだけのお話。うむ、簡単だ。前回あれだけきな臭い状態になっていたというのに、今回それが一切火種として機能していなかった。菜子の方については勝手に菜子がお目々ぐるぐるさせてただけなので幸せな結末を迎えても何の不思議もないが、あれだけ険悪なムードで決裂した連中があっという間に仲直りして食事を共にするのは、外野から見てたら「どないやねん」というお話。民子に怒鳴られてたお前、「てっきりオムライスが嫌いなのかと思ってた」って、どんな判断だ。ちゃんと話を聞け。アホってレベルじゃねぇぞ。

 というわけで、特に今回は大きく動いた事柄もなく。菜子に良さげな友達が1人出来たこと、民子がずっと自分を貫き通して、結局それが曲がらずに万事解決しちゃったから民子が正義みたいに認識されちゃったこと、そしてそれを女将たち大人軍団が暖かく見守っていること。まぁ、それくらいが分かれば良いのではないでしょうか。ハプニングばかりが人生じゃございませんからな。あ、でも緒花の翌日の体重が少し心配にはなったけど……オムライスを大量に押しつけられた時の緒花の顔がやたら可愛かったのが印象的です。民子流のオムライスの作り方は初めて見たなぁ。

 もう、来週の話をしようよ。どうなるんだ、ホビロン封印か? ……そういや、結局豆じいの息子って、なに?

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 いなくてもネタになる名越アナの存在感も恐ろしいが、最近は秦ちゃんが可愛くて困る。さておき、いよいよ残り10県をきってきましたよ。
 【山形】【千葉】【東京】【和歌山】
 【広島】【香川】【徳島】【長崎】【沖縄】
 

 そうそう、別に宣伝する必要も無いんですが、公式ページの壁紙・アイコンが、これまではレギュラーキャラだけだったのが一気に増えました。これであなたもお好きなキャラと毎日一緒に! ……パソコン起動して画面いっぱいの愛知犬って、結構怖いもんがあるんだぜ。そういう意味で、お勧めは秋田かな。絶妙に反応に困るビジュアルが素敵。
 

 #37「30秒クッキング神奈川犬」 (CV:日笠陽子)
 愛知があの扱いだったんだから「よこはまけ〜ん」っていうネタがあるかと思ったけど、そんなことはなかった神奈川。モチーフ的にも中の人的にも激戦区となったと思われるこの県を制したのは、なんとあのぴかしゃこと日笠陽子であった。これで宮城(しゅが美)・埼玉(竹達)・兵庫(美奈子)が並ぶと綺麗に軽音部員が揃っていることになる。ということは残された徳島は……あとは分かるな。

 そして、モチーフとなったのは横浜中華街名物のシュウマイ。知名度充分だしキャラとしてもそれなりにいじりやすそうなので、納得のチョイスといったところだろうか。そして、この何気ないシュウマイが、日笠のおかげで絶妙なウザさを伴ったイケてるキャラクターに仕上がっている。ほっこりドリンクコンビを従えての3分ならぬ「30秒」クッキングは、安心のグロオチになるという気配りを忘れていないぞ。まぁ、30秒っていってるくせに30分蒸し器に入ってる時点でなんか間違ってる気もするけど。3分クッキングらしく「こちらに完成したものがあります」っていうのをやってくれれば、「神奈川犬は2人いたんだよ!」「なんだってー!」が出来たのに。

 さて、神奈川は調理過程を得意げに見せていることから、「積極的に食べてもらいたい」方の指向性があることは想像出来るのだが、この世界特有の謎として、「さて、どこまでが神奈川犬の本体なのだろう」という謎が残されている。加工食品のキャラクターは数多いが、神奈川の場合、登場直後の姿はいわゆるシュウマイの中身、「あん」だけの状態。そこに皮を装備し、さらにグリーンピースをのせることで蒸し器に入場した。ってことは、本体は「あん」だけということになるんだろうか? それとも、全て装着した時点で1体の「神奈川犬」という存在になるのだろうか。過去の事例を紐解くと、例えば大阪は体内のたこを失った時点で自我を崩壊させた。逆に、兵庫は頭からサクランボが落ちても生命活動に支障はきたさずすんだ。また、微妙な例ではあるが、お茶によって体組織を崩壊させた愛知は、衣の部分から断末魔の声を上げる様子も確認されている。全体的に、コアとなる部分(たこ、えびなど)が生命活動を規定するが、実際の活動基盤は外側(皮、衣)に与えられていると見るのが自然であろう。となると、人前で堂々と皮をまとったこの神奈川は異端の存在ということになるが……

 うん、真面目に考えることじゃないのは知ってる。ちなみにどうでもいい話だが、外野でやんややんやと盛り上げている静岡と愛媛、客のように見えるが、神奈川がグリーンピースを装着する際にさりげなく鏡を出してサポートしている様子から見るに、おそらくサクラである。いや、何がしたいのかはよく分からないけどさ。
 


 #38「ぐぎぎぎぎ岐阜犬」 (CV:立花慎之介)

 サブタイトル考えるのがめんどくさくなってる気がするのは、中部地方最後の1人となった岐阜犬である。モチーフは枝豆なのだが、残念ながら岐阜に枝豆のイメージは全く無かったのは、私が無知なだけなのだろうか。実際に調べてみると、生産量では千葉が断トツであり、岐阜はギリギリベスト10に入れるかどうかのレベル。山深い土地柄もあり、そこまで大量に生産しているというわけではなさそうだ。ただ、岐阜市の広報ページによれば、市町村単位でなら岐阜市が「トップクラス」とのこと。なかなか難しい扱いだ。ちなみに、wikiで「枝豆」の項目を見ると、曖昧さ回避でお笑い芸人に飛ばされるリンクが張ってある。大きなお世話である。

 さておき、そんな隠れた名産品のアピールのために現れたのがこの岐阜犬である。例によっておこぼれに与りたくて現れた愛媛に自らの中身を振る舞おうとするが、枝豆にありがちなのが、取り出す際にポーンと飛び出しちゃう例のアレ。岐阜犬の場合はその飛距離も並々ならぬものがあり、はるか彼方への大遠投である。地面に落ちただけなら洗って食べられたかもしれないのだが、まず1粒目は、いつものように野球をやっていた静岡の湯飲みに綺麗にイン。これがほんとの茶豆……って、いうてる場合じゃない。流石にこれじゃ食べられない。

 続いて2投目。ポーンと飛び出した豆粒は、今度は通りすがりの愛知が見事にお口でキャッチ。そのままムシャムシャとごちそうになりながら通り過ぎた。愛知よ、お前は突如空から降ってきた枝豆を食べる勇気があるのか……相変わらず無駄な運動神経を見せ付けてくれるな。そして、2粒も失敗した岐阜は、背に腹は代えられぬとばかりに最後の1粒を差し出そうと我が身を絞り始める。その壮絶な様子に思わずとめようとした愛媛だったが、救いは間に合わず、最後の一粒は遠くへリリースされる前に、内部で粉々に砕け散ってしまったのであった……あれ? これも死亡オチ? でも、岐阜生きてるっぽいけど。

 今回のポイントは、背景でおこぼれを頂戴した2人が何やってたんだろう、という部分。静岡はいつも通りに野球の外野をやっていた模様。いつぞやのように「オーライ、オーライ」と言っていたので、フライを捕ろうと後退していたであろうことが分かる。まさかボールじゃなくて豆がふってこようとは思いもしなかっただろうけど、本人は気づいてないみたいだ。あのままお茶の中で少しずつ枝豆がふやけてぐちゃぐちゃになる図を想像すると……怖い。そして愛知。現れた方向が逆だし、手ぶらであるところを見ると、静岡と野球をやっていたのは愛知ではなかったらしい。静岡は誰と遊んでいたのだろう? そして、豆の存在に気づかなかった静岡と異なり、愛知は積極的に豆を食べに行き、「デリシャスー! ヤッター!」と歓声を上げている。うむ、どこまでも美味しい役周りの奴よ……

 あ、ちなみに中の人はBLやら何やらでナヨナヨした男役には引っ張りだこの立花慎之介。よく聞く声なんだけど、あんまり顔のイメージが浮かばない、(私にとって)珍しいタイプの役者かもしれない。岐阜出身とか、また絶妙に反応に困るステータス持ってるんだな……

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綺麗に最悪、第20話。一部では予想されていた展開ではあるんですが……やっぱり実際に見せられると胃がキリキリするお話ですね。エロジャンルなら催眠ものとか結構好きなんだけど……ごにょごにょ。

 前回マーベリックの悪行が明らかになったことによって、今回は一転して倒叙物の趣。罠を仕掛ける悪辣なマーベリックを訪れた虎鉄がギリギリで睡眠薬入りのコーヒーを回避したり、ピンズを拾ったことで一抹の真実に近付いたり、その思わせぶりな態度はいっぱしのコロンボか古畑を思わせる……にはちょっとお馬鹿だけど。でも仕方ないよなぁ、流石に作中人物視点でマーベリックを疑うのは無理があるし。一番無理なのは、マーベリックさんの計画自体が無謀だっていうのが最大の理由なんだけどね。まさか社長があんな理由で悪の組織と仲良しとは思わんだろ。

 偶然が重なって出来た新たなる虎鉄抹殺計画。サマンサおばさんは思いつきだけのマーベリックのシナリオのパーツとなり、本当に亡き者にされてしまったようだ。そして、虎鉄があれだけ綺麗に回避した薬物→催眠の流れに、召集されたヒーロー軍団があっという間に全員はまるという無茶な展開。すげぇなウロボロス。あれだけのお膳立てが一瞬で出来て、マスコミともずぶずぶなのにこれだけでかい秘密がこれまで一切漏れ出さなかったという完璧な管理体制が見事。今回からマーベリックの手先となって動く黒服みたいな連中がたくさん出てきたわけだが、これまでもずっとあいつらが暗躍してたんだよね。どこかできな臭い噂とか出そうなもんだけどなぁ。

 そして、誰もがみな首をかしげるだろうポイントは、「マベさん、あんた無茶な選択肢を取りすぎじゃないか?」と。今回の問題も、ひょんなことからバーナビーが記憶の齟齬に気づいて破綻したことをきっかけとしている。マーベリックの能力は強力なようだが、それに見合ったリスクも抱えているのだ。これまではバーナビー1人だけが対象であり、常にべったり張り付くことで記憶を上手くコントロール出来たわけだが、今回はマスコミや研究所などの関係者も含めた大人数一斉催眠にチャレンジしている。人数分だけ、破綻が起こる可能性も倍の倍の倍である。とりあえず全力で虎鉄さえつぶせれば何とかなると考えたのか、あまりに向こう見ずな作戦ではないか。いや、これだけの規模でも、マーベリックの能力とウロボロスの組織力があれば成立させられるということなのか……うーむ、探せば色々とぼろが出そうな気もするんだけどなぁ。

 とにかく、マーベリックさんはそこまでのリスクを背負ってこの一大演劇を立ち上げた。あとはもう、最終的にバーナビーと虎鉄が友情パワーを使って能力を打ち破って逆転ホームランを打つのを待つばかりである。うむ、これまでのベタさ加減のおかげでオチは100%の精度で予測できるのが潔いな。ただ、その間に「他のヒーローとの確執」「ルナティックの絡み」という2つの要素が入ってくるのが今後の見どころですね。バーナビーが虎鉄と殴り合うのは一向に構わないのだが、牛角さんと険悪な仲になる方が見ていてキツいっていうね。いっそ友情パワーで記憶を打ち破る役周りを牛角さんにお願い出来ないもんだろうか。

 今回一番辛かったのはもちろん虎鉄だろうが、一番不幸なのは謀殺されたサマンサおばさん。そして地味にキツいのが、散々裏切られ続けてとどめを刺された楓ちゃんたち虎鉄の家族。現状、虎鉄には味方が1人もいない状態なわけで……いっそネクスト能力持ちの楓ちゃんが助けに来る流れだったら最高なんだけど……無いなぁ。

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 いやぁ、これは来ましたな。久し振りのビッグニュースじゃないでしょうか。つい最近も大浦冬華の結婚報告がちょっと話題になったし、このブログでも過去にヘッドラインを含めて何人か結婚報告をいじったりもしてきたんですが……現役で、それなりの活躍を続けている2人の結婚報告ってのは、実は私がこの道に足を踏み入れてから初めてのことだったりします。あ、何はともあれおめでとうございます。

 結婚報告はガンガンして欲しい、ファンに隠して汲々とする位なら、おおっぴらに報告してきちんと祝福を受けてほしい、というのが私の基本的なスタンスで、おかげで過去に何度か軽いダメージを喰らったりはしているんですが、今回の報告は、本当に感心してます。特に、一定以上の「そっち系」の支持を受け、本人もそうした意識が強いであろう鈴村健一の報告は、おそらく本人や事務所も揉めたり悩んだりしたんじゃないでしょうか。かつて宮野真守の結婚報告で色々と荒れたなんて事実もあるし、こういう時に男性声優も大変なことは少なくないはず。宮野事件の時は相手が一般人ということもあったけど、今回は2人とも名前が知れ渡った状態での報告。きちんと決断して発表できただけでも、すごいことだと思います。

 いや、こんなコト書いてておかしいとは思うんですよ。「結婚報告をすることが偉い」なんて、そんな世界は世の中にあるはずもないですから。でも、歪んだファン層が広がっている状態だと、こんなことでも一大決心なんじゃないかと思うのですよ。悩んだと思うのですよ。でも、この2人だと「何となく黙っておく」っていう選択肢は存在しなかったんでしょうね。いやー、実に素晴らしい。めでたい。

 ちなみに当方、坂本真綾の結婚報告については、おめでとうが純正10割です。年齢も丁度いい具合のところだし、ファン目線からすると「鈴村×真綾」って、なんだかすごく「良さそう」に見えるんですよ。楽しそうだし、長続きしそうだし、お互いに刺激も多そう。仕事にも張り合いが出るんじゃないかと思いますね。今後は鈴村が出るラジオとかでみんな一斉にいじってやりたくなるしね。実際、あっちこっちで「シンとルナマリアがくっついたのか」って騒ぎになってるのが面白くてしょうがない。いっそどこかの雑誌でウェディング企画とかやってくれないかなぁ。真綾の白無垢はすごく似合いそうだから是非見てみたい。

 さぁ、これを契機に、黄金世代もボチボチ片付いていく頃合いではないでしょうか。ただ、それより前にもっと片付いておきたい人もいっぱいいますけどね。34歳で出産予定だった生天目さん。いちいち力ちゃんにいじられて怒髪天をつく田中理恵様。そして、まつらいさん……鈴村さんが片付いちゃったら、お仲間のまつらいさんが更にプレッシャーを受けることになっちゃうじゃない……みんな、声優さんの結婚邪魔しちゃ駄目だぞ。おぢさんとの約束だ!

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ククリもいつも以上に喜んでるぅ〜! 第6話。不思議なもんですね、初見の時は「何このこけし、もしくはQBまがいのトーテムポール」と思ってた案山子も、あっという間になんだか可愛らしいものに見えてくるんだから。ただ、この奇妙な愛着については、テレビ版の次回予告の投げっぱなしの勢いあってこそだとは思うんだけどね。あの次回予告スタイルを考えた人間には、特別報酬を出してあげるべきだと思う。

 今回はバトル無しで、詩緒たちの故郷である空守村を回る。そこで出会うのは器師と呼ばれる案山子メンテナンスの専門家だ。なんかもう、あまりに普通に玖吼理が修理されているから、その普通っぽさがやたら面白かった。靄子が説明してくれた通り、案山子のボディ自体にはすごく謎めいたオーバーテクノロジーが使われているわけだけど、削ったり干したり、やってることはまさに日本の伝統工芸品そのものである。「あ、それで空飛べるんだ……」というのは、うやむやのまま納得すべきポイントなのか、「いやいや、おかしいやん」と突っ込むべきところなのか。……まぁ、前者でしょうけどね。そうかー、じいちゃんがいれば空飛ぶこけしくらい朝飯前かー。すげぇ村だなー。

 そして、そんな非常識がまかり通る村に現れた人々も、なかなかの外れっぷり。特に今回インパクトがあったのは、じいちゃんの声を代弁するために一切の羞恥心を無くした女、靄子であろう。言ってしまえば単に「さばさばした女」なのだが、テンションの上がり方が尋常じゃないうえ、「別に恥ずかしい台詞も自分がいってるわけじゃないから何やってもいいや」みたいな吹っ切れ方が男前過ぎる。っつうか、じいちゃんは孫娘が通訳になるって分かっててあれだけの台詞を吐いてるのだから、なかなかひどい関係である。靄子の方も多分そんな生活を続けるうちに慣れちゃったんだろうね。なんか最近、「声が小さすぎて誰かに助けてもらわないと聞き取れない」っていうキャラクターが増えた気がするな。斉藤さんとか、メルクとか。

 他にも露子の妹が出てきたり、桐生の方がこっそり日向の家に引き取られてちょっとした団欒を満喫していたりと、色々と変化はあるのだが、それらが全て詩緒(もしくは桐生)の愛らしさを画面に押し出すために機能しているのが良い。かいぐりかいぐりされてあたふたする詩緒が可愛いし、周りの大人によってたかっておもちゃにされてグルグルしている姿を見ると、とてもじゃないが隻がみんなから尊敬される存在だとは思えない扱いである。でも、それがいいんだ。詩緒ちゃんはいじられて輝くタイプだから。そして、そんな詩緒と同じ顔を持つ桐生の方は、打って変わって心優しいおもてなしを受けることでこちらも頬を赤らめている。なんか、同じ顔のキャラクターで違ういじり方をすることで、美味しさ2倍、みたいな感じですよ。

 そして、そんな詩緒に負けちゃならねぇ、とばかりに日々乃おねーさんもエロサービスで対抗。まさかあのでかい乳がストッパーになって命を長らえるとはね。流石だ。ロケット乳は命を守ってくれるということが、これで証明されたわけだ。ん? 乳の部分は通過してたか? ……まぁいいや、エロいし。……いいのかこの作品。そんな方向に輝かせるお話じゃないと思うのだが……前回の壮絶バトルとのギャップが激しいなぁ。まぁ、バトルやってるときも、今日みたいなほのぼの展開の時も、それなりに楽しめるのはありがたいことだと思います。今後更に広がるなら、いっそ次回予告の時間延長を希望したい。いっそDVD特典とかにならないかな。

 そうそう、最後に触れておかなきゃいけないのは、靄子の中の人ね。最近仕事で安定して声を聞く機会が少ないから忘れかけてたけど、やっぱり彩陽の柔軟性は良いなぁ。もっと彩陽とみゆきちの絡みがみたいの。「Phantom」くらいにコテコテの奴が。

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すごく正しい意味での水着回、第5話。昨今の萌えアニメでは、なおざりなサービス回なんてものは必要条件みたいにしてダラダラと垂れ流されるけど、この作品の場合、1つ1つのファッションや演出にいたるまで、全てのキャラに対して気を抜くことが出来ない脅迫じみた製作体勢が求められるので、何とか「アイマス」ワールドを維持しようと必死に作り込んでいることが確認出来るのは素晴らしいですね。

 今回は誰がメインということも特にない全員集合回というまとめ方になると思うのだが、前回多少冷めた視点から感想を書いた「千早のあまりに自分勝手なストイックさ」と「どうしようもない孤立感」という2つのファクターが1話またぎできちんと回収されているのに感心した。なるほど、流石にあれは1話完結で投げっぱなしにしていたわけではなかったのだね。きちんとファンの心理としても納得出来るように「多少不器用なところはあるけど、これから少しずつ近付いていければいいんだよ」という希望的な要素が見えるのはありがたかった。千早のフォローに回っているのが上から目線の経営陣や年上ではなく、春香だった、というのも微笑ましい部分ですかね。純粋に「みんなとすごすこと」が楽しいという達成感からの向上心ならば、どれだけ頑なな千早だって理解を示すことが出来るのだ。

 あとは、多分アイマスの正しい楽しみ方の1つだと思うのだが、13人のアイドル達が、どのように相互干渉し、影響し合っているかを見るのが面白い。まぁ、俗な言い方をすればカップリングの妙ですわね。今回際立っていたのは伊織・雪歩・真の3人組と、響・高音の謎コンビ。大人組に属するあずさ・律子、それにフィジカル馬鹿の真・響セットあたりだろうか。個人的に大のお気に入りなのは、響と高音。高音は内面的な心情が一切分からない謎キャラなのだが、その謎が少しずつ解体されていくどこか、むしろ大食いキャラだの何だのとどんどん追加されてカオスっぷりが増しているのが面白い。そして、いつでもどこでも元気印で見ていて気持ちがいい響と絡むことで、手軽なギャグとして処理されるのである。まぁ、個人的に響が好き、っていうのもあるんですけど。

 そして、カップリングというか、ユニット活動としていよいよ登場したのだが、あの話題沸騰の竜宮小町である。さて、これからファンを巻き込みつつどのような展開を見せることになるのか……気になりますなぁ。

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今週も壮絶元気! 第6話。やっぱりアリスちゃんだなー。ガンガンしゃべってキンキン喚いて、思わず「うるせえ!」って言っちゃうくらいのかっ飛ばしっぷりがたまらんなー。もう、麻薬レベルですわ。

 そして、今週はノーマル・デフォルメともにやたらと可愛らしいカットが多くて、もうどのシーンが良かったとか具体的にピックアップ出来ないレベル。誰の仕事かと思ったら、作監は伊藤郁子なんですな。ほんと、いい仕事してくれるなぁ。特にアリスのぶわっと贅沢に広がった金髪や切れ長の目のディティールが実に見事で、豪奢な衣装とも相まって、これ以上ないくらいの眼福でした。今んところこれがベストエピソードだなぁ。デフォルメ絵になったときのカミーユ姉さまの適当な造形も地味に笑いどころですよ。

 さて、今回も衣装のお話で、メインテーマとなるのはタイトルにもある「クリノリン」という聞き慣れないツールである。馴染みがないけど「スカートをぶわってさせるための骨組み」っていわれると何となく想像がつく程度のもので、気になったからwikiってみたら、短い文中に「巨大化」っていう言葉が何回も出てきていてちょっと笑った。確かに、あの舞台装置みたいなものを「下着」っていう時点で既に抵抗があるし、日本人の衣装文化からしたら、「仮装大賞」でも開かない限りはあまり出てこないレベルの代物だろう。「クリノリンが引っかかって転倒したり、暖炉などの火がスカートに引火して火傷をしたりという事故が多発することになった。一説に年間3000人の人間がクリノリンによる事故で死亡し、20000人の人間が事故にあったと言われる」(Wikiより)って、やめとけやめとけ、そんなもん。こんにゃくゼリーより圧倒的に危ないがな。ほんと、流行ってのは意味が分からないな。

 で、そんな妙なツールを扱っているので、今回も綺麗に日仏の対比が現れている。必死に「鳥籠」をまとって不自由に歩く湯音と、普段は締め付ける一方の腰の部分に布を巻いて寸胴にしてから着物を着るアリス。湯音はアニメキャラみたいな(?)アンバランスな容姿になり、アリスは完全に夏の一夜に来日した勘違い外国人の様相。ん、まぁ、適材適所ですわな。最近のアニメなら間違い無く触れているであろう「アリスの服を着たら湯音は胸のところがだぼだぼ」というネタも、この作品は華麗にスルーである。まぁ、今回のお話で初めて「あ、アリスってそこそこ胸があったんだ。あおちゃん声だから気づかなかったわ」とかいう状態ですけど(実際はあおちゃん自身は意外にごにょごにょ)。

 そして、そんな「鳥籠」に引っかけて、淑女の代表であるカミーユ姉さまのちょっとした憂いも臭わせているあたりがそつのない脚本構成。どうやらクロードとの間に過去の因縁みたいなものがあるようだが、自由奔放に振る舞うアリスとは対比的に、カミーユは名家という鳥籠に囚われつつ、そのことを妹に見せまいと必死に取り繕っている様子がある。そのあたりのわだかまりが、このアニメのクライマックスに持ってこられるのかしら? 出来たらあまり湿っぽい話は見たくないのであるが、多分湯音なら何か心暖まる決着を用意してくれるに違いない。ゆっくり待つことにしましょう。

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 歯磨きってあんな角度であんな風にやるものだっけ? 第5話。我が家の場合、本当に小さい時は寝っ転がって親がやってくれた気がする。いや、正直言うとあんまり覚えてないんだけど……みんな、歯はちゃんと磨こうね!(切実)

 今回のトピックスは大きく分けて2つ。1つ目は、ついに面会が叶って初登場のりんの実母、吉井正子さん。先週の引きからドキドキしていたのだが、さぁ、難しいキャラクターが出てきたぞ。これで本当にりんに興味がないだけの駄目な女が出てきたりとか、りんに会えなくて涙を流すような必死な女性が出てきたら話は簡単なのだが、そんな漫画みたいなキャラクターが出てくることはなかった(漫画なのに)。吉井正子は、確かにどこかズレたところのある人物ではあるが、それは、ダイキチが初見で判断出来るような、分かりやすいものではなかったのだ。

 りんを手放したことについては、特にこだわりがあるようには見えない。本人がいうように「母親であるべきでなかった」という理由付けは既に数年前に済んでおり、今更「子供を捨てた」と言われても、他人と相談して放棄した母親像を責め立てられても知ったことではない。しかし、いわゆる常識、モラルが無いというわけではないので、娘が元気でいると聞けば嬉しいし、当然娘には幸せになって欲しいとも思っている。誰もが、近所の知り合いの子供や、親戚の子供にはそうした感情を抱くのであるし、自分の人生に面倒を引き起こした憎悪の対象などにはなっていない。あくまで「母親であること」「自分と繋がった人生であること」を放棄しただけであり、正子は意識的に「それ以上の関わりを持ってはならない」という自戒を維持している。彼女の中では、今現在の関係性が、完璧に出来上がったものとして成立しているのだ。

 大吉も、そうした正子の「普通の部分」は短い会話で理解した。しかし、その上で、自分が想像していた「母親像」とは違っている部分が納得出来ないのも事実。「お腹を痛めた子供」であるなら、もっと愛情を持つべきであるというのが、古くから教えられている典型的「母親像」であり、複雑な事情は理解しながらも、そうした「良い人物」を期待してしまうのも、常識人ならば仕方がない。結局、2人の意識のズレは、正子の人生遍歴によってもたらされたものであり、どちらが正しいとか、間違っているという類のものでもないのである。

 この絶妙に「正しくない」スタンスの吉井正子というキャラクターだが、非常に安易な見方をすると、実は現代の「母親像」としては1つの形としてありそうな気もするのだ。よく言われることとして「子供が生まれれば親は親として成長していく」という慣習があるが、実際には、多分そんなことはないのだと思う。もちろん、子育てをしていく上で培われる経験や、養われる人間性があるのは事実だろうが、それだけで全てが決まるはずもない。実際のところ、これまでの日本の生活様式では、子供が出来れば確実にその祖父母との関わりというものが生まれ、周りの子持ちの先輩との関係が生まれ、そういった先人達との接触で、初めて得られるものもあったはずなのだ。

 しかし、今の日本の生活スタイルでは、そうした人と人との自然な繋がりは薄い。実際、正子は大吉の祖父との関係性だけが子育てをする上での繋がりであり、その中で想定されたりんとの関係性が「断絶」だったのである。そんな状態で、通常通りの母性を養え、というのも無体な要求であるような気がするのだ。「母性」というよりも「親の在り方」のレベルで、今の社会は確実に変質しており、諸々の社会問題も、そうした変化の過程で生まれる歪みではないかと、そう思ってみれば、まだ鹿賀家の問題はそこまでおかしなものではないのかもしれない。

 とまぁ、色々と考えてはみたものの、1つだけ確実なのは、大吉はりんのことを考えているし、正子も同様に考えてあげられるだけの能力を持っていたということ。これまでのお話は「大吉とりん」という大人と子供による子供の話だったわけだが、今回は大人と大人による、子供の話。2人の大人がきちんと考えてあげられるのだから、りんの将来は、多分心配ないのだろう。毎回よく分からないところで変なところを刺されるこの作品だが、今回は正子との別れ際の大吉の台詞、「俺はりんにとっての一番を考えます」っていう台詞が、突然涙腺に来た。大吉の台詞って、本当に裏が無くて真っ直ぐなんだよなぁ。

 そして、そんなまっすぐな大吉とりんのいつも通りのコミュニケーションが、2つ目のトピックである。すっかり関係性が固まった「親子じゃない」2人。大吉はりんを「子供扱い」するのは当然のことなのだが、要所要所でちゃんと「鹿賀りん」として見てくれているのがすごく良い。冒頭の朝食を用意するシーンでは、自然に棚の上のボウルを取った後に「頼む」と一言。りんに「してあげる」のではなく、りんに「お願いする」立場でのコミュニケーションだ。そうしてちゃんと見てあげているからこそ、りんは自分で考えて、決断するだけの自我を獲得している。大吉との養子縁組をサラリと拒否し、「鹿賀りん」という名前が大事だ、という主張も自然に出来るし、大吉の感情の変化をみて、「だっこしてあげればよかった」という気遣いだって出来る。「りんに考えてもらう」ことを望んでいた大吉からすれば、そうして平然と期待通りの振る舞いをしてくれたりんを見て、涙腺が緩むのも仕方ないことだろう。まぁ、実際のところ、大吉を「お父さん」とは見られないわなぁ。「じいさんの子供」っていう意味では対等だしなぁ。

 ……本当に、Cパートのりんの愛らしさがたまらんなぁ。なんか作画が独特だったけど。今回の、すごく小さい萌えポイント。大吉が歯磨きしようとして「もうちょい上(向いて)」って言ったときのりんの「あい」っていう返事。りんはすごく良い返事が出来る子です。あと、幼稚園のお遊戯の様子はダイレクトに可愛かったです。あぁもう……

 あと、吉井正子役が坂本真綾だったのも個人的にはミドルヒット。真綾って、役者としてみると「すごく上手い」っていう人じゃないんだけど(歌い手としては別格)、独特の「現実感の薄さ」というか「どこか魂が抜けてるっぽさ」みたいな感じが、ハマると凄く面白い役になるんですよ。「ホスト部」のハルヒとか「SOUL EATER」のクロナとか。今回の正子役も、どこか現実感が薄くて、それでいて人間的に放っておけない感じなんかが、すごく良い味になってる。これは良いキャスティングだ。

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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
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