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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 おかえり! そしておかえりなさ〜い、第18話。ブレないスカイハイさんのすばらしさに一安心ですが、最近はその他ヒーローの皆さんの出番が少なくて寂しいなぁ。ブルーローズのツンデレだけではお腹いっぱいにはならないぞ。

 虎鉄の引退という事件だけでもそれなりに大変かと思っていたのだが、案の定、間の悪さでは天下一品の虎鉄のこと。カミングアウトにいたることすら出来ない絶妙な駄目っぷり。ただ、これって虎鉄が悪いんじゃなくて、どっちかっていうとバーナビーの身勝手さのせいなんだよね。こうしている間にも虎鉄の親としての威厳がどんどん貶められることを考えると……戦犯だぜ、バーナビー。

 それにしても、鏑木家も大変だよね。能力覚醒した楓ちゃんは思いの外大変な状況になっちゃったみたいだし、食器とテーブルだけでも結構な出費だし……っつうか、あんなややこしい能力、村正叔父はよく分析できたもんだな。「最初にコピーしたのがハンドレッドパワーだとしても、先週最後に浮いてなかった?」とか、「次に触ったオリエンタルシティの磁力持ちネクストって誰だよ」とか、色々と突っ込みどころは多いんだけど、まぁ、あんまり関係無いでしょう。次作ワイルドタイガーガールの時に活かされる設定に違いない。今回は先週とは打って変わってツンツンしてた楓ちゃんですが、「そんな言い訳信じるか〜!」っていう罵声がすごくキュンキュン来ました。発声の仕方が普段の里菜ちゃんとちょっと違ってて面白かったです。

 そして、世界はそんなホームコメディだけでは動くはずもなく。あれだけ苦労して対処したジェイクが、あらゆる意味で「前座」でしかなかったという壮絶な事実が、末期のクリームさんの口から明かされたのだ。1つ、ウロボロスはジェイクが首魁ではなく、まだまだその企みに終わりは無いということ。1つ、そもそもジェイクはバーナビーの親の仇ではないということ。

 虎鉄から見れば、1つ目の事実が大事件。ジェイクだけでも大変だったというのに、同規模のテロリストが未だシティに眠っているとすれば、市民の平和を第一に考えるヒーローは無視することが出来ない。何としてもクリームの捨て台詞の裏を取る必要がある。

 そして、その裏を取るための材料が、2つ目の真実である「バーナビーの両親の仇」についての事実である。もし、これだけがクリームの最期の台詞だったとするなら、2人は聞かなかったことにして今まで通りに生活することも出来ただろう。実際、バーナビーはこれまでの苦労を無にされることを嫌がり、あくまでクリームの戯言だということにしたがった。自分の記憶の中では明らかにジェイクが仇だったのだから、それが当然の判断だろう。しかし、虎鉄はその事実を徹底的につつかねばならなかったのである。バーナビーの心情を考えるなら、本当は触れない方が良いと分かりつつも、である。万一ジェイクが本当にバーナビーの親殺しに荷担していないならば、もう1つの証言である「ウロボロスが生きている」も俄然信憑性があがるのだから。

 事件当時の画像を検証し、クリーム発言の真実を確認してしまう2人。その瞬間から、バーナビーの記憶は異常なまでの歪みを生み出してしまう。これでは、もう何が真実なのかも分からない。そして、普通に考えるならば、人の記憶というのは曖昧にこそなれ、ここまで不条理な変質など起こすはずがない。バーナビーの記憶に干渉する、なんらかのネクスト能力が関わっていると考えるのが自然な流れではないだろうか。となると、あの事件があった日に、バーナビーの一番近くにいた人間というと……うわぁ、あのおっさん、怪しすぎる……ウロボロスの闇はシティの闇? なんだかマガジンでやっている「ブラッディ・マンデー」みたいになってきましたな。

 しかも今回の問題、多分ルナティックさんの事情とはまた別件なんだよね。最大限まで広がりきりそうな勢いのヒーロー対悪の巨大な構図。さて、うまいこと物語の風呂敷をたたむことが出来るかな? 今回クリームさんが暴れるシーンの動画がかなりショボかったんだけど、製作陣の労力も、ラストまで保つかな? 期待と不安を抱えながらも、待て次回。

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7月29日 ドラフト模様(NPH,MBS,SOM

ピック順 【Sangriter】→【Metallica】→【Thraxi】→【Mei】→【Alessi

 先生、なんでうちの「ミラディンの傷跡」のパックは神話レアがアーティファクトしかでないんですか? なんでワームとマスティは売るほどあまるのに、プレインズウォーカーはほとんど各1枚ずつしかでていないんですか? 今日も今日とて「精神隷属器」ですか? ぼくはヴェンセールさんの笑顔が見たいだけなのに! あ、でも法務官シリーズは順調に顔を連ねてますね。あとはひとまずウラブラスクさんが出てくればコンプです。まぁ、僕が開けたパックから出てきたのはパックウォーズのときのヴォリンクレックスさんだけだけどね……

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 ついに剣術バトル描写すら無くなったよ第3話。そりゃぁね、誰もそんな部分に期待してるわけじゃないからね。いや、どこに期待してるかって言われても答えづらいんですけど。

 3話目にして既に安定期に突入した感すらある今作。千房・楓の腹ぺこコンビっぷりはすっかり定着し、元々側仕えだったはずの楓が一切千房をリスペクトしてないことに対しても全然違和感が無い。そして何より、初期の頃なら女の子が「おっぱい」と叫ぶだけでもフヒッってなってたのに、もう、特にそんな感慨もない。人間は慣れる生き物なのですよ。今回だって「乳隠し」だの「乳振り祭」だのという大馬鹿タームがゴロゴロしているというのに、それが普通にしか見えてこないという状態になってしまっているのだから、もう、ちょっとやそっとじゃ動じませんよね。ただ、流石に「乳不見」と書いて「チチミラーズ」と読むことについては失笑を通り越して感心しましたが。こういうセンスって、一体誰のものなんだろう。原作者か。

 そして、そんな「慣れ」が招くマンネリズムを打開するのが、今回登場した男性陣だろう。これまでの2本は完全に女性メインで野郎というとモブくらいしか登場してこなかったのだが、今回ようやく役名有りのキャラクターが数名登場し、「あ、この世界にも男って存在してるんだな」ということを再認識させてくれた。そして、メインで登場した大馬鹿乳殿様、鳩宗はナレーションではっちゃける大川透、娘の乳の喪失を嘆く親父さん役には広瀬正志というキャスティング。いやぁ、なんか良いね。からっと正面からエロそうで。どうせどろどろぐちゃぐちゃしたエロなんて望むべくもないのだから、このくらい突き抜けて「エロ親父ですよー、馬鹿ですよー」という説得力がある方がありがたいのです。今回は女性キャストの方はあまりメジャーどころじゃないゲスト出演だったが、個人的にはメイド喫茶店長役で出てきた赤崎千夏っていう人が気になりました。いや、乳とかじゃなくてね。

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冷静になると本当に分からない第17話。毎回きちんと「へうげもの名品名席」まで見ているわけだけど、本当に「芸術品」っていうジャンルの良さってのは分からないもんだね。平蜘蛛の接いだ奴がいいとか悪いとか……あれもちゃんとお勉強すれば見ただけで鳥肌が立ったりするようになるものなのかしら。

 時は流れてあっという間に秀吉が関白の位にまで到達。「ようやく天下人になれたわ」と安堵の溜息を漏らす秀吉ですが、どうにも、あれだけ必死に狙っていた「天下」を取ったという感慨が無いのは寂しい限りですな。まぁ、あの席に座るまでにどれだけのものを失い、どれだけ神経をすり減らしたかを考えれば、あの大怪物織田信長のように、呵々と笑って鎮座するような心持ちではないのだろう。あくまでも「小ずるく、周到に」積み重ねてきた結果の天下なのだ。ひとまずのんびりと女漁りでもしたいという気持ちになるのは仕方ないところか。

 そして、そんな秀吉の天下取りに多少なりとも荷担した「共犯者」、左介。徳川との折衝役として事を成したことも評価され、ついに位を賜るまでに上り詰めていた。元あった中川の家については弟夫婦に全部任せて、自分は新たに得られた山城の石をもとに、数寄の道を邁進しようという腹づもりだ。位が上がれば武に取られる時間も多くなるとはいうものの、使える財もそれだけ増えて、念願だった自分独自の道探しも一気に視界が開けるというもの。「趣味が高じれば金がねぇ、金を稼げば時間がねぇ」というのは、いついかなる時代のマニアにも避けては通れないジレンマよの。ま、無いものをやりくりしている逼迫感も趣味に没入する楽しさの一つと思えば。

 秀吉を通じて手に入れた新たな官位の名、それは「織部」であった。織物などの紡績業を統べるために存在していた官職とのことだが、そこには「弾正」などが持つ無骨なイメージもなく、「左介」が孕んでいたぺしゃっとしたイメージも大きく改善。そして何より、あの憧れの色彩、オリーブに似た響きを持っているのだ。織部、おりべ、オリーベ……なんという運命の悪戯であるか。……これって、いわゆるDQNネームの走りですか? 名前までもが「数寄」に寄ってしまい、左介改め織部の腹の中には、他人には理解し得ないほどの物欲がぐつぐつと煮えたぎるのである。

 しかし、数寄の道は未だ果てなく。念願叶って借りられた茶入れを使っての茶席で利休に褒められたまでは良かったが、まだ茶室を完成させるまでの領域には達していないとの酷評を受け、ちょっと伸び始めた鼻っ柱をへし折られてしまう。まだまだ黒衣の怪人には及ばないということか。

 それならば、あとは自分にだけ与えられた恩恵である「資産」を使って、望むべき未来を追究し続けるのみ。あの信長の意志を受け継ぎ、父親の小言には耳も貸さずにつぎ込むところに全額投資。大量の焼き物職人を集めての一大窯職人プロジェクトは、他の誰とてチャレンジしようとは思わない「数寄勝手」の極致といえよう。興味半分で列席した上田左太郎は、そんな狂気の入り交じった織部の計画に、呆れを通り越して底知れぬ馬鹿の恐ろしさを感じたのであった。

 今回から、傍観者としての上田左太郎が正式参戦したことが、物語の中における織部の立ち位置が大きく変化したことを表している。これまでは信長や利休、荒木村重といった数寄の先人達の後を追うのに必死だった左介を中心に物語が進んでいたわけだが、今回をもって、ついに織部は「追うもの」から「追われるもの」へとシフトチェンジしたのである。「訳の分からない織部のすごみ」を見せるには、その意図を計りきれないオーディエンス、つまり驚き役が必要になるのだ。その重大な役目を務めるのが、上田というわけだ。彼の目から見たら、既に織部も利休も、得体の知れない怪物には違いないだろう。

 天下が変わり、名前が変わり、立場が変わり、そして物語での役割が変わった。「チェンジング・マン」とは、何とも味のあるサブタイトルではないか。

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  名越アナの捨て鉢キャラがどんどん深みにはまっているよ。

 

 #33「青森犬式ダイエット法」 (CV:勝生真沙子)

 「青森はりんごくらいしか無いよな……」と思っていたら、案の定である。いくらなんでもここで捻ることは出来まいて。そして中の人は、文句なしの大ベテラン、勝生真沙子さんが起用されている。青森出身声優っていう枠はなかなか選択肢が無いってこともあるだろうけど、やっぱ器用な人なのでこういうふざけた役でも輝けるっていうのが一番の理由ですかね。アニメ的な代表役っていうとやっぱりセーラームーンってことになるんだろうけど、個人的にはアニメに入った時期のおかげで、何故か「宇宙戦艦ヤマモトヨーコ」の敵役の人、っていう印象。

 で、そんなりんごボディの青森犬が今回挑んだのは、あまりの不摂生で身体の体積が平常時の4倍くらいに膨れあがってしまった福岡のダイエット作戦である。他の果物系キャラと比べてもなかなか利発そうにしゃべり、小回りが利きそうなボディを持つ青森は、ただ単に「りんごダイエット」なんて胡散臭いことを提案して痩せろというだけじゃないんです。いかにも動くのが嫌いそうな福岡に運動をさせるために一計を案じて、これが見事に成功しましたよ。

 それだけなら良いお話なのだが、相手があの福岡ではハッピーエンドになるはずもなく。結局喰われる運命でした。でもまぁ、喰われた後も元気に突っ込んでるし、あれくらいかじられても死にはしないんだろう。……なら割とハッピーエンド寄りなエピソードなのかもしれない。少なくとも、山梨みたいに死亡確認はされてないわけだし。

 それにしても……今回はせっかくの新キャラである青森よりも、ジャイアント福岡の異形のインパクトがでかすぎるな。初見で思わず「ポルポかよ!」と突っ込んでしまうくらいの衝撃だ。食べているものはポテチにピザ、それにオレンジジュース。……うむ、典型的なジャンクフード、典型的なオタクの駄目食事。2話で飲んだ愛媛のゲボジュースは別に気になってないんだろうな。「お前、明太子のくせにピザとか喰って体積が増えるって、中身どうなってるんだよ!」という突っ込みは考えないことにしよう。きっと消化器系の中で美味しいめんたいピザが出来上がっているに違いない。しかし……愛媛はあの体型の福岡に「明太子トッピングの巻」をやられたら……ガクガクブルブル。

 

 #34「プックラプクプク山口犬」 (CV:若本規夫)

 画面に出てきた瞬間に「あー、やっぱり山口はフグだよなぁ」と深く頷き、「さて、声は誰かな、俺の予想ではダチャーンなんだけどな」とか思っていたら、突然響き渡る若本ヴォイス。あかん、それは反則だ。声が合う合わないの問題じゃないんだ。もう、その声が聞こえたら、それは単なる若本劇場なんだ。……そうか、山口出身だったな……って、今wikiで見たらほとんど山口で過ごしてねぇじゃん。

 というわけで、別に大したことしてないはずなのにやけにキャラが濃くなってしまったふぐの化身、山口犬。そもそも魚介類を犬にする時点で難度が高い気がするのだが、前回の福島同様、なんとなく手足が生えているのでおそらく地上での活動が可能なのだろう(過去にも三重や富山の例もあるし)。ただ、今回は陸上を移動する姿は確認されなかったので、やっぱり公式ページのアイコンを待つしかない。

 ふぐがテーマのお話なら毒に触れないわけがない、と思ったが、意外にもそんなネガティブテーマについては触れることなく、単に「ぷっくりしている」ことのみに言及。どんな打撃にも耐えられる柔らかボディだぜ、と自慢した途端に、とにかく気になることがあったらいじってみないと気が済まない愛知からの強烈な一撃。ボディの脆弱さがあっという間に露見する。しかし、女の子に一発もらった程度でひるんでは男がすたる。やせ我慢で乗り切ろうと思ったところに、更に伝家の宝刀コークスクリューが炸裂し、「ふぐっ」という情けない声と共に撃沈。愛知がまた新たな撃墜マークを手にすることになった。しっかし、よくもまぁあそこまで飛んだもんだな……

 突っ込みどころその1,愛知よ、コークスクリューっていうのはその方向でグルグル回るわけじゃないぞ。お前がやったのは単なるだだっ子パンチだ。あげく、回した方向と殴った方向が逆だ。それでも強いなら、お前は烈海王を越えたということだ。突っ込みどころその2。「お腹ぷくぷく〜」って言ってたけど、2回目に殴ったのは、むしろ顔だ。山口は単に顔面を思い切り張られただけのやられ損だ。そして突っ込みその3、この声で「ふぐぅ!」っていうとどうしてもその後に「田く〜ん」って繋がりそうだよね。あかん、やっぱり中の人ネタだ。

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 今回は一発でそれと分かる雪歩回、第3話。あまり詳しくないから分からないのだが、これってお当番回の順番には何か理由があるんだろうか。現状では伊織→雪歩と来てるわけだが、別に人気順とか、不人気順とか、そういうことじゃないよね。過去の作品だと「アマガミ」のキャスト配置はそれなりに意味のあるものだったので、ちょっと気になりました。

 さて、このアニメを見ていて思うことは、とにかく「キャラクターデザインが良いなぁ」ということ。原作絵をまじまじと見たわけではないから確証はないのだが、そこまで原作を崩した絵にはなっていないはず。原作ファンもすんなり入ってこられるデザインになっていると思うのだが、これがなかなかアニメ向きで良く動く。個人的にはやぱりチャカチャカ動く方が見ていて楽しいので、響とか春香あたりが可愛くて良いですね。

 そして、今回のテーマはちょいと過疎気味の山村で行われた夏祭り。寂れた祭の様子にちょっとゲンナリ気味の765プロメンバーだったが、お仕事と言われればちゃんとこなすのがプロというもの。皆がそれぞれの役割を心得て、きちんとイベントを盛り上げてくれた。響は畜産がメインの村のために生まれたようなアイドルだし、真正面から歌で勝負出来る千早とか、物怖じしない亜美真美なんかはステージ上でもいつも通りに輝いている。流石に美希の芸風だけはどうかと思うが、ユルいイベントならではのサービスってところだろうか。お客さんは誰一人765プロのことは知らなかったみたいだが、そんな状態で盛り上がってあげられるのは、田舎の人たちの優しさ故だろうか。あれだけ大量のアイドル(の卵)を一気に起用すると、一体どれくらいのギャランティが発生するんだろうなぁ。駆け出しな上にセット販売だから安く買いたたけたんだとすると、村の青年団もなかなか見る目がある。

 で、今回は雪歩の話だったわけだ。ただ、正直言って、先入観無しで見ている身としては、「この子どうやねん」という感じである。穴掘り癖とか極度の男嫌いとか、確かに「ぷちます」あたりでは散々ネタになって美味しいキャラ付けではあるのだが、実際にアイドルを目指す女の子の奮闘記の中にこの子が入ってくると、「お前、アイドルに向いてないやろ」という印象ばかりが先立ってしまう。どこまで明確に自己改革の意識があるのかも微妙だし、モチベーションでは他の子たちに比べて一段劣っているように見えるし、ステージに上がって怯えるアイドルを見せられては、客も良い気持ちではないだろう。765プロも、ただでさえ経営が苦しいのなら、こういう子には「君にはもっと向いてる職業があるはずだ」とか諭してあげるのも仕事だという気がするのだが……

 いや、最終的に課題をクリア出来たわけだし、結果オーライだとは思うんですけどね。雪歩の心労っぷりを見ていると人嫌いの身としては他人事ではなくて、こんなん毎日続けてたらストレスでぶっ倒れるんじゃないかと不安になるんですよ。次のお当番回までには、ちょっとでも成長してくれているといいんだけどね。

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  何が何だかもうどうしようもなく第4話。正直、この作品の感想を焦点ずらさずに書ききる自信がないぞ。どこをどう切り取ったら正しい視聴姿勢が維持できるやら……視聴中は書きたいこと、言いたいことが山ほどあったはずなのに、見終わった後にぽぽぽぽーんと飛んでいっちゃう。どうしよう。

 今回はなんと言っても、キレキレのギャグテンポが抜群。暴走ストーキング娘、苹果ちゃんがメインということもあり、隅から隅まで勢いMAXのハイスピードギャグである。観ている間の印象では「これってすごくおじゃ魔女っぽいテンションだな」と思っていたのだが、コンテを切った金子伸吾氏という人は、「おじゃ魔女」の五十嵐卓哉監督作品との関わりは「ホスト部」以降のようなので、どっちかっていうとテイストは「ボンズ印」といった方が良いのだろうか。気づけばこの人、「STAR DRIVER」では「あの」11話のコンテを担当していたのだな。すごく惹かれる画作りをしやがります(地味に「スパイラル」の監督とかやってるみたいだけど、全然知らなかった)。

 まぁ、誰が作ったかはおいとくとしても、思い切り面相が崩れるキャラの数々は単純に面白いし、人形劇風に展開される妄想劇と喜劇など、宝塚ぎみなアクセントは当然幾原監督の代表作である「ウテナ」をいじる意味での演出になってるんだろう。苹果劇場の中ではあらゆるものが崩れ顔か「アタックNo.1」風味のヅカタッチになり、本当にどうでもいいシナリオなのにガンガン攻めてくる姿勢が一切止まらない。そして、濃い絵柄になればなるほど、回りでちょこまかしているペンギンたちの愛くるしさが際立つのである。もう、苹果が池に沈んだところの見事なUターンっぷりには、文字通りに爆笑してしまいました。こんな時間なのにね、近隣住民の方々申し訳ありません。

 で、このまま苹果のドタバタギャグだけで終わってれば話は簡単なんだけど……最後の最後でもう1つ爆弾をぶち込んで逃げていく阿漕さもたまりません。これまで作中で描かれてきた犯罪行為といえばペンギン1号が主に進めてきた覗きなどの性犯罪がほとんど(直接見られる角度のくせに鏡使ってんじゃねぇよ)。その他ストーカー行為、不法侵入などはギャグとして処理されてきたわけだが、今回の引きはそうも言ってられない。古の昔から「赤い靴」といえば不幸の象徴であり、此度のデスティニーは、そんな赤い靴の悲劇が冠葉の元カノに襲いかかってきてしまったのだ。被害者の女性が直前に電話していた堀江由衣ボイスの女性は一体何者なのか、未来日記との関わり合いはあるのか。あそこで手を下したのはおそらく苹果ではないと思うのだが、だとしたら、一体何者の意志がそこに介入しているのか。そしてピングドラムとは一体何なのか。分からないことだらけです。もう、「そういえば今週は生存戦略してない!」とかいうことはどうでも良くなってしまいました。

 僕の考えたこの番組のキャッチコピーは、「能登が歌っても大丈夫な作品」。なんでそこにキャスティングしたんだよ、というくらいのハラハラ感がたまりませんね。いや、確実にアウトなんだけど、それもこれもひっくるめてギャグだと言い切っちゃうだけの説得力があるんですよ。良い役貰ったもんだなぁ。そしてあの黒さを見せられたら、もう苹果ちゃんを応援するしかないじゃないですか。苹果ちゃんは本当に挙動不審可愛い。今週ももっかい書いとこう、苹果ちゃん役の三宅麻理恵っていう名前、今後は要注目だと思います。

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 ようやく変調? 第4話。これまでエンドレスエイトじゃないかとすら言われ続けてきた本作ですが、ようやく「変異の断片」が見え始めたみたいです。ここまでが長かっただけに、今後の展開でどのように盛り上げていくのかは期待したいところ。

 まぁ、今回も「今日はいい天気♪〜」→「学園ラブコメ」→「戦闘」というテンプレートはいつも通りなんだけど、その端々に「気味の悪さ」が混ざってきているのが周到。特に冒頭でいつものように脳天気に歌を歌う小夜の表情が、これまでのような脳天気な笑顔ではなく、前回倒した「古きもの」の記憶のせいで少しだけ曇っていたのは、繰り返しが続いたおかげで際立った小さな違和感といえる。

 そして、今回は更に饒舌になった「古きもの」とのバトル。相変わらず、この作品のバトルシーンは制動のメリハリが効いていて迫力がある。「いや、明らかに相手が本気出したらムリゲーだろ」と突っ込みたくなるバトル展開は置いとくとしても、今回は数が物を言う相手との対戦ということで、360度油断ならない壮絶さが良い緊張感をもたらしていた。小夜は使える武器が本当に剣1本だけだというのに、あんな無茶な相手とよく戦えるもんだな。

 そして、「古きものが語る」という行為そのものが、とてつもなく不気味であることはいうまでもない。前回は少ししゃべってくれた「古きもの」だが、今回は一方的とはいえかなり明確な主張をしていた。こうして、「意志が通じないと思っていた相手が少しずつ語彙を増やしてコミュニケーションを取り始める」という展開は、それまでの戦いの意味を考え直さなければいけないという脅迫感があるのでじんわり怖い。過去の事例だと、「ゼルダの伝説 夢を見る島」のダンジョンボスが、ステージを重ねるごとにどんどんしゃべるようになり、最終的に意味深なことをいいながら倒されていく、っていうのがものすごく印象に残ってるんだよね。まぁ、あれは名作ゲームだからだけどさ。

 そして最後に、再び学園パートに戻ると、担任の先生がことさらに平和を強調するという恐怖感。この町では失踪者が出ているし、昨晩は確実に3人の男が命を落としたはずなのに、何事も無かったかのように「平和」を強調するという違和感。これはなんか、「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」の恐怖感に似てるかな。その際に使う言葉が、これまで小夜が執拗に繰り返してきた「今日はいい天気」だというのも念が入っている。平和の象徴たる鼻歌が、少しずつ変調を来した日常の象徴にすり替わる恐怖感。じわじわ来てますわ。

 そして、恐怖といえば、今回は野暮と分かっていて敢えて書きますが……今回の敵キャラのオプション、絶対にスプーだよね! 恐怖!

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 ただひたすらにあおちゃん無双、第4話。久し振りだなぁ、ここまでの破壊力は……ヴィクトリカが抑えめの演技多かったから、ここまではっちゃけたのは「キルミン」以来かもしれない。いやー、耳に煩くてたまりません。

 ついに行動を開始した絵に描いたようなお嬢様、アリス。クロードの言によれば単なる成金一族のようだが、子供さんは自分の常識を他人に押しつけるのは当たり前のことですからね、別に悪気も無しに下々の者を馬鹿にした言動を取ります。確かに鼻につく部分は多いんだけど、演出意図からするとそれもこれも全部無邪気さ、幼さから出てくるもののようなので、そこは我慢してあげましょう。どうしても腹が立つ場合には、姉のカミーユちゃんを見れば「まぁ、この子も少し分別がつくようになれば、こんなしとやか美人になれるかもしれないんだし」と思えば平気です。そもそも、あそこまでのブロンド美人になっちゃうと、平気で入浴シーンとかさらせなくなるから困るかもしれませんよ。

 というわけで、今回のテーマはお風呂。「フランス人は入浴の習慣が無くて常日頃からくせーから香水文化が発達した」ってのは良く聞くお話。どこまでが本当のことなのかは知らないが、もし数日間も風呂に入るな、と言われてしまうと、やはり日本人は耐えられないだろう。それは明治期の生まれの湯音だって同じことだ。何とか水に浸かりたくて、こっそりと台所で水を溜める湯音がなかなかいじましい。日頃から体中がかゆくて仕方なかったんだろうなぁ。「クロード様、汗臭いです、私もお前も」とか言わずに堪えただけでも偉いと思うわ。

 そして、そんなばっちぃ娘でも平気で抱きついてくるアリスのたくましさ。単に甘言を弄して湯音を誘いこむだけだったら可愛らしいものだが、最終的には湯音の大事にしている着物を人質にしての脅迫まで行ったのは流石に頂けない。いくらわがままが通ってきたからといって、最低限の人としての道を外れちゃ駄目だわなぁ。しかし、そんな金持ちの道楽も湯音の伝家の宝刀、土下座で一閃。まぁ、どっちかっていうとその土下座を一時間も放置したアリスに驚きではあるのだが。土下座が最大の暴力であることは、某漫画が示した通りです。

 結果としては、単に幼女2人の間で友情が育まれたことと、湯音・クロード間の主従関係がより緊密になったことと、醤油が無事パリにも文化として根付いたことさえ覚えておけば良いと思います。でも、湯音が持ってきた醤油はあの一瓶だけだとすると、半年も経たずになくなりそうな気がします。ご両親に送ってもらえたりするのかなぁ。

 今週は、湯音のふくれっ面が良かったです。やっぱりこのテイストの絵柄が可愛いなぁ。

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自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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