最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ヤッター! 人を人とも思わないけど親切で慈悲に満ちたタイプの上田麗奈だ!!! 第5話!! もうイカれ方が二重三重にグルグルしてて、見てるだけで楽しくなっちゃいますね。 翼の血族こと竜の軍団が一気に登場(回想だけど)。よくある「イカれたメンバーを紹介するぜ!」のシーンで、賢雄さんがいるせいもあって前クールの「ワンルーム勇者」の大臣集合シーンとやたら被るのだが、こちらのイカレポンチどももご多分に漏れずコテコテのキャスティングが魅力。これだけのクドいチームをまとめ上げるアルテマティア様のカリスマの凄まじさが窺えるというものだ。ただ、こうして「大量の幹部が一堂に会する」シーンの悲しいあるあるとして、「まぁ、死んじゃったんだけどね……」もセットで出てくるのは避けられない。すでに第3位階はお亡くなりになっているし、最序盤でクリムゾンが殺してたデブもここに含まれていたらしい。さらにさらに物語では描かれずに、気づいたらラグナたちが滅殺してた連中もいるらしく、「12位」まで登場してたけど下手したら半分くらいに減ってるのかもしれない。なんや、竜の連中も大したことないやんけ。 ……と思っていたのだが、回想シーンではそんな竜たちにまつわる衝撃の事実が明かされる。なんとまぁ、やたらネタバレの早い「一番怖いのは人間だった」パターンじゃないですか。いや、「怪物だと思ってたら人間の成れの果てだった」パターンかな。やっぱ進撃っぽさはあるのだが、厳密には「大半の竜は王から血を賜って人間から竜へと生まれ変わった」とのことなので、一応現時点でアルテマティア様だけは特別な存在なのかな? 「王」と「神」という立場があって、今回彼女がよく分からない対話をしていた「神」という存在がアルテマティアを生み出したとも考えられるが……なんか、イマジナリーフレンドみたいな扱いだったんだよなぁ。「神も全部アルテマティアの脳内にしかいない存在で、結局全部彼女がやらかしてた」とかいう展開にならんかしら。 まぁ、とにかく「人→竜」というルートがあることが明かされ、どうやら「大人ラグナ」はそのルートを辿らされていたとのこと。ただ、タイムリープ(?)して戻ってきたおっさんラグナは別に竜っぽくはなかったし、がっつり竜への復讐心も抱えたままだったと思うので、どういう時系列でラグナがどんな変化を辿ったのかはいまだよくわかっていない。現時点でわかっているのは、未来でも現在でも、ラグナは竜たちにとって特別な存在らしいということくらいだ。もしかしたら街中で偶然アルテマティアに出会っちゃうのもなんらかの引き合わせなのかもしれませんね。こんなにひょいとラスボスに会っちゃっていいのかしら。毎度のことながら一切先の読めない作品である。 そうしてラグナがドタバタしてる傍ら、着実に作戦を進行しているクリムゾンの方は、王都に潜らせておいた手下たちと合流。スライム・ゴーレム・キメラ。いろんな魔物を連れてたのね。「なんでよりによって従者がスライム1匹だけなんだろう……」と不思議に思っていたので、今回強そうなのが出てきてちょっと納得。いや、強そうなのは単に「声が」だけども。味方チームはますますプリキュア濃度が上がって充実してきたな。まぁ、だからといって竜のチームに勝てそうにも見えないのだが……風獄竜は体をバラバラにされて死んでてたのに、諏訪部竜は頭だけでも平気で生きてるんだよなぁ。風獄竜も直接の死因はラグナの銀気だったってことかね。
PR よくあんな大会で観客集まってるよな……第4話。現実のe-sportsの試合もあれくらいは客が集まるもんなんでしょうか。海外はなんとなくそういう雰囲気ありそうだが……日本国内のe-sports業界がどの程度の規模になってるのかがいまだにピンときてない。 そして、今作の出来不出来もまだピンときてない。なんとなく見続けられるくらいのヒキはあると思うんだよ。例えば極端な例だと「全裸でゲーミングチェアに座ってレトルトカレーを飲む天才プレイヤー」はなかなか思いつかないキャラ造形だし、そういうところをきちんと際立たせて見せられれば、e-sportsアニメという類を見ないテーマをもう少し新鮮に見せられる可能性もある。何かというとたとえに持ち出して恐縮だが、「焼き物アニメ」という類を見ないテーマを、そこまで突飛な発想を用いずともしっかりと視聴に耐えるドラマに仕立て上げた「やくも」みたいな例があるわけで、映像のクオリティはそこまで大きなビハインドではないはずだ。 ……でもまぁ、やっぱり今作はもう少し画が強い方が良かったかな……今回はほぼ大会の模様を描き続けていたので作中におけるゲーム画面の比率が非常に高く、こうして鍵を握る要素になってくるとどうしてもゲーム画面の低クオリティ部分は突っ込みたくなってしまう。1話目時点で「アニメ本編とゲームをしっかり線引きして雰囲気だけでも描き分けられるからいいんじゃね?」と思ってたし、実際に「ゲーム然としたゲーム画面」が分かりやすいので混乱は避けられるのだが、やはり慣れてくるともうちょい「いいゲーム」っぽい画面にしてもらった方が嬉しいという欲は出てしまう。今回作中で描かれた「キャラが爆弾なんかで吹っ飛ぶ」時のグラフィックがあまりにPS1レベルのポリゴンみたいになってたもので……流石に現代ゲーム業界でそれはねぇよ、と。 そして、ユウ・望という2大ヒロインがはっきりと並び立つ状態になったからこそ、ヒロイン勢が可愛くなかったらそれだけでもったいないお化けが出てしまう。どっちもキャラはいいんだ。だからこそ活躍をもっと綺麗な顔で見たいというか、もっと萌えられる画面が増えてほしいというか……妹ちゃんもいれば観客のよく分からん2人組もいて、決して女の子比率が低くはない作品になっているのに、残念ながらひと目見て可愛いってキャラがいないのがなぁ。よりによって最後のシャワーシーンが野郎だったしなぁ……(あれは狙ってああいう描写にしてるならギルティだろ)。 まぁ、そうして画面の見栄えばかり気にしてしまうが、お話はそれなりに進行し、主人公の家族にいよいよメスが入ってお母ちゃんの過剰反応っぷりはギスギス度合いがかなり高め。そういうところで悩んじゃったせいで大会で本気出せなかったとしたらお母ちゃんが戦犯になってしまうのだが……一応は「ゲームを通して描く、青春と成長の物語」になるのだろうし、ご家庭の事情も飲み込んだ上で、瞬には成長してもらわねばならぬのだろうな。周りにいるのが「経営破綻直前のプロゲーミングチームオーナーの娘」と「多分お金のこととか心配したことないだろう気鋭の女優」だったりするので、経済観念がぐちゃぐちゃになりそうで怖いシチュエーションである。最終的にユウが金の力でマウント取り始めたらどうしよう。
○「薬屋のひとりごと」 5 だいぶ長くなってしまったが、これにてようやく、ほんとにようやく今期の新番チェックがゴールに辿り着いた。今期提出された新番チェックは63本。これに前期からの引き継ぎを含めた68本が今期最大視聴本数となる。なるが……馬鹿か! 無理に決まっとるやろがい! 奇しくもこの68という数は、私が生まれて初めて音を上げてギブアップ宣言した今年1月期と同じ本数。そして1月期の場合は2クール引き継ぎが多かったため、新番チェックの数だけでいえば52本どまり。今期はそんな歴代最高記録を一気にぶち抜き、史上最多新番チェックとなった。そして68本の内実を見ても、1月期はショート枠3本を含んだ数であり、今期ショートは一応「トランスフォーマー」1本があるが、残りは全部普通の枠なので視聴時間で見ても史上最長を更新。もはや人間の所業ではない。当然無理な話なので、今期はもう、開き直ってバシバシ切っていこうと思っています。実際、すでに3話を経過した作品も多いので切る判断はリアルタイムで進行しています。気になる人はまとめページをチェックだ。今後も随時更新されるぞ。最低でも10本は切りたい。できれば50前後までセーブしたいのだが……免罪符として採用した「N話切り申告制度」も、あまりに数が多くなると今度は罪悪感が……(もう、死んだらええねん)。 閑話休題、そんな修羅の世界で最後に放送されたのがこちらの作品なのだが、作品本体の話の前にもう1つ愚痴らせてくれ。こちらの作品、放送が読売系列で、いうたら「フリーレン」と同じ局なのだが、関東の「日本テレビ」と違い、関西の「読売テレビ」は深夜アニメの扱いがすこぶる悪い。フリーレンは金ロー経由という荒技を使ったおかげで見事新規のアニメ枠を獲得してほぼ関東と同時進行で放送される枠を確保できたが、こちらの作品、読売にありがちな「放送クッソ遅延枠」になった。当初の予定では日テレと大差ないタイミングで放送される予定だったはずなのだが、なぜか知らんが直前になって放送時間が変更されて1週間のディレイが発生。その時点で「ハイハイ、読売読売」と呆れていたのだが、放送枠は例によって他の番組(訳のわからんバラエティ)と抱き合わせで1つの枠という、レコーダーでの予約録画が面倒臭いクズみたいな枠。かてて加えて、日テレを含む他の局は3話一挙放送だったらしいのに、なぜか読売は1話だけで終わった。もう、何もかもが不遇である。 3話一気に来ると思ってたのに1話しかなかったので流石に心折れたので、一旦ケリをつけるためにここで新番チェックは記録させていただくが、同じくめちゃめちゃスタートが遅いAT-Xの方は月曜スタートで3話放送のスタイルらしいので、今後はそちらに視聴枠を移してゴミみたいな読売とはおさらばしたいと思ってます。今期頼らざるを得なかったマンパ枠もやっぱり使いづらくてしょうがないし、できれば見切りをつけたいところ。ほんと、読売なんなの。他局に譲れよこの野郎。 閑話休題の閑話休題。さて、ようやく作品本体の話だが……上述のような理由で「3話まで」じゃなくて「1話だけ」での評価となっている部分はご容赦願いたい。よそさんで3話放送してるってことは、多分それなりに期待がかかっている枠なんじゃなかろうか。何しろ最近なら「【推しの子】」「MyGO」「フリーレン」「ラグナクリムゾン」と並んでるのが「一挙放送作品」ラインナップですからね。そこに居並ぶということは相応のクオリティが出てくることを期待してもいいはず。はずだが……まぁ、普通かな……。映像部分は取り立てて瑕疵があるわけではないが、そこまで大仰に盛り上がるほどではない。まぁ、政策はOLMなので多分平均やや上くらいで推移すれば御の字だろう。監督はこれまで長らく「まほよめ」に携わってくれていた長沼範裕氏が担当しており、こちらも大崩れはなさそうな印象。原作はなろうということだが、だいぶ古い作品のようなので腐臭が漂うようなゴミ作品ではないはず。気持ちとしては「本好きの下剋上」みたいに、なろうマウントやら何やらは存在しているが、まだ手垢がついてない状態で「ちゃんと考えて書いたチート」になってくれることを期待したい。 設定はいわゆる「後宮もの」で、中華風ファンタジーでの後宮ものといえば「後宮の烏」があったが、あちらに比べるとキャラのデフォルメが強めなのであんまり「すらっとした綺麗さ」ではないが、そこはちょいと雑多な賑やかさみたいな部分でフォローしており、画面の雰囲気も決して悪くはない。美形は美形で描かれているし、「アジア系のお話のくせに全体的におっぱいが大きい気が……」みたいな印象も、「後宮なんだから当たり前だろ」と言われれば全くもってその通り。主人公の猫猫が絶壁を誇っているようなので、その辺のギャップからせいぜい女の子同士でおっぱいを押し付け合っていただきたい(そういう作品?)。 描写についても最低限の配慮は感じられるものになっており、冒頭の人攫いのくだりがあまりにあっさりしていたところは「どないやねん」とは思ったが、例えば「遣り手婆」という言葉が本来の意味で使われているのを久しぶりに聞いた気がするなど、文化的背景を蔑ろにしないだけの意識はあるんじゃなかろうか。初回の「薬知識マウント」は地味なものだし、「頭痛? 腹痛? 妙だな?」みたいな展開はいささか突飛ではあるのだが、まぁ、コネを繋ぐ最初のパートは多少無理があるのも仕方なしか。今後、繋がりが強くなってからはもう少し丁寧に人間関係に触れてもらえたらありがたい。 多分、私の中で読売への憎悪がちょいとバイアスをかけてしまっている気がするので、改めてAT-Xさんに頑張ってもらい、少しずつ印象を改善していけたらとは思っている。そして、それとは別に私が作品を切っていく勇気を与えてほしい。
Oh, Japanese traditional KIMODAMESHI、第16話。海外にも肝試しの文化ってあるんでしょうかね。ざっと調べてみたら似たようなレクリエーションはそれなりにありそうだけど、今回チセたちが体験したようなデザインはかなりジャパニーズオリジナルかと思われる。前回根掘り葉掘り聞かれてたのはこのイベントのためだったのだね。 というわけで、学生たちがペアに分かれての肝試し。普通、アニメ&肝試し&男女ペアといえばラブコメの大定番イベントであり、そこでラッキースケベはハプニングとかが起こって仲良くなったり揉めたりするものだが、残念ながらこちらのクッソ硬派な世界観ではそんな浮ついた展開にはなり得ない。そもそも肝試しの舞台となる学院があまりにも肝試し向きすぎるというか、ゴーストがふつーにその辺ふらついてるロケーションなのでレクリエーションで済むレベルじゃねぇんだわ。そんでよりにもよって主人公も含めて同性ペア組まされてるところもたくさんあるし。どうにも色恋とは無縁のイベントのようである。その代わりといっちゃぁなんだが、面倒臭い感情が色々と飛び交ってはいるのだけど。 なんだかすっかり主人公みたいなポジションに落ち着いてしまったリアン。フィロメラをめぐる騒動の鍵を握るのは彼になりそうなので、みんなして彼の顔色を窺いつつ、リアンもフィロメラも不幸にならないように気を遣ってくれている。本人もアイザックをはじめとするお友達連中が気にしてくれているのは分かってるみたいなのだが……どうにも、チセとは違ったタイプの不器用キングらしく、厄介な背景を抱えた魔術師社会では、まだ答えも見えないようである。となりのアイザックさんもまだまだ苦労は多そうである。 一番意外だったペアはゾーイ&ルーシーだろうか。前回「問題が一通り解決した組」としてくくってしまったが、一応どちらもチセに助けられた立場で、多少余裕を持って周りの状況が観察できるメンタルになっているのだろう。まぁ、だとしてもゾーイと2人だけで気兼ねなく話せるルーシーが見られるとは思ってなかったけども。今後は是非ともうまい具合にチセさんのサポートにまわってあげてほしい。 そしていよいよ直接の対峙、我らが主人公・チセさんと、底知れぬ腹黒オーラも漂わせているヴェロニカさんのマンツーマン。ふむ、どうなんでしょうね。ヴェロニカさんは確かに「いい人」ではなさそうだが、彼女がフィロメラに向けている感情は決してネガティブなものではなさそうなんだよね。乱暴に括れば「主従関係」ということになるのだろうけど、ヴェロニカさんは割と享楽主義というか、心のどこかに常に刺激と余裕を持っておきたいタイプの人。フィロメラがあの通りの性格、あの通りの家柄なので不必要に拗れた関係性に見えるが、もしフィロメラがもっと健全であったなら、関係性はもっとずっと簡単なものだったのかもしれない。今のところヴェロニカ側からチセに対して悪意ある行動をとっているようにも見えないし、案外このままフィロメラをだしにしてスッと理解し合える可能性だってあるのだ。まぁ、個人的には「上田麗奈ボイスのクソ女(仮)」にはこのまま穏やかに終わってほしいとは思わないけども。
都城王土! 都城王土じゃないか! 第16話。……分かんない人はスルーしてください。言葉の重みなど付加的な能力にすぎん。 さておきさておき、いよいよもってヴァミリオちゃんが1度も顔を見せないお話になってしまった。一応「声がやたらでけぇやつ」みたいな微妙にスカすタイプのギャグが入ってはいるが、もうほぼオールシリアスな展開。あとはひたすらヘルクの回想が終わるのを待つしかないのだが……終わったとしても、こっから先の戦闘でギャグが介入する余地があるかしら。まぁ、どこまで行ってもちゃらんぽらんな魔族のあの空気感が戻ってくればなんとかなるかもしれないけど。頼むヴァミリオ、そして頼むピウイ。そういや「声がでけぇ」ネタってピウイとかぶってるな……。 思いの外ダイレクトな進行を見せていた人間界の「王」や貴族たちによる全人類統一計画。もうちょっと間に何かややこしい話が挟まるのかと覚悟していたのだが、すでにクレスの魔王討伐遠征の時点で王たちの謀略は完成していたとのこと。ヘルクたちの命の恩人ともいうべきミカロスが実はクレスの特異な才能を見抜いて利用するためだけに生かしていたってぇのは実に胸糞の悪い話。やはり平川ボイスのお偉いさんにろくなやつはいない。いや、いてもおかしくないんだけど……今期いろんなところに平川大輔が出現しており、だいたいが悪いやつなんだけどどっかにまともなやつもいた気がして、作品を跨いで見てるとどれが「悪い平川」なのかわからなくなってややこしいという……。 まぁ、とにかくそんな悪い人間軍はすでに計画をほぼ完成させており、クレスは操られてるし、人間界を支配するどでかい魔法の準備もだいたい整っているという。クレスをけしかけて魔族とぶつけたのも、もしかしたら共倒れに近い状態を作ってクレスをコントロールしやすくするのが目的だったのかもしれない。もしそうだとしたら、わけもなくけしかけられたアズドラさんたちにとってはエラい迷惑である。未だヘルクのみがアズドラたちの本質を知っている状態で、他の連中に「魔族、実はいいやつなんだよ」と言ってもなかなか通じないのがもどかしい。そういや「魔族、実はいいやつじゃね?」みたいな話も、今期はフリーレンと被ってて(そして結論が真逆なもんで)ややこしい。フリーレン観た後にこっちのヴァミリオちゃんやアズドラのやりとり見てると、マジで天使に見えてくるぞ。 さぁ結果的には絶体絶命は変わらず。さらにクレスの異状から見るに、王が使っている 悪そうな魔術が、以前ヴァミリオ・ヘルクコンビが戦った黒い騎士の特質に似ていることも匂わされている。ということは、解決の鍵はもしかしてピウイなのでは……あの島の魔女さん、ここまで見越してピウイを送り出してるんだとしたらマジで救世主。いや、多分たまたま。
劇場アニメでございます。突発的に観に行ったんですが、その理由は純粋に「予告を観てなんか気になったから」。9月以降、ちょいちょい劇場に足を運ばせてもらっていたのだが、その度にこの作品の予告が流れるのを観て、「全然知らん作品だけど、なんか気になるな」って思っちゃったんですよね。だから観に行った。よくできた予告だったというわけですね。 そして素直な感想を一言でまとめるなら、「とても誠意がある、是非親子で一緒に観てもらいたい良くて善い映画」です。思いの外満足度の高い体験が出来て、帰りにパンフを購入するのを躊躇うことはなかったです。作品の性質上、「歴史を塗り替える驚天動地のアニメだ! これを観ないとアニメ映画の歴史を語れやしない!」みたいなとんでもない性格の作品ではないのですが、ちょっとくたびれた日常にいい刺激と安らぎを与えてくれる、とても素敵な作品だったと思います。
<別にネタってこともないけど、一応ネタバレ注意>
流れ変わったな、第3話。いい方向なのか良くない方向なのかはまだ分からないけど……予想外の展開になったので気になる度合いが高まったのは事実である。 先週の引きの時点でちょっと「あれ?」とは思ったが、てっきり「ハッタリ成り上がり武勇伝」ものだと思っていたのだが、今週はまさかのオールシリアス。ギャグで押し切れるような展開ではなくなってきている。ちゃんと「姫としての武勇」を描く展開になっていくってことなんでしょうかね。 「いいのか悪いのかよく分からない」と書いたのは、本作独自の設定が今後どのように機能してくるのかが全く読めず、今のところはなんかちぐはぐな印象を与えているためである。独自の設定ってのは当然「人が死なない戦争」のことで、魔核という謎の存在のおかげでこの世界では人が死なないと言われていたわけだが、てっきり人死にを笑って済ませるようにして「軍記もの」を丸ごとギャグにしちゃうための道具立てだと思っていたのだが、今週はそこに「神具」というルールブレイカーが登場。「神具で殺された奴は魔核の能力で蘇生しない」という例外があっさり提示されてしまい、どうやらギャグでは済まなくなった。となると、なんでこの設定がわざわざ用意されたのかがよくわかんなくなっちゃった。 ただ、だとしたら単なる無駄なのかと言われるとそうでもなくて、「生き返る死」と「生き返らない死」という2種類の「死」の概念があるのは何か使えそうな道具立てではある(どう使うのかは今のところは分かんないけど)。今回立ちはだかったミリセントのように限られた人間のみが「生き返らない死」を与えられる特別な存在だとするなら、そこに何か意味を見出して盛り上げることはできそうな気がする。ただ、現時点では少なくとも「いや、普通の世界で普通に生き死にを描けばいいだけでは?」という状態なので、もうちょい見守る必要はある。これでほんとに意味がなかったらがっかり。いくらなんでもしょっぱなからこんなとっぴな設定を用意してなんの意味もないってことはなさそうだが……。 そうして「この世界の死ってどういう概念?」というのが揺らいでいる状態で生き死にの物語を見守らなきゃいけないので、足元がおぼつかずにどうにもふわふわした印象で話が進む。ただ、その割にはコマリとヴィルの関係性が知らない間にどんどん盛られていったり、いい具合に壊れた最悪の敵であるミリセントのキャラがバリバリに立っていたり、普通に「美少女キャラものアニメ」としては面白いのでついつい見てしまう。いや、単に「人を人とも思わない雨宮天」がツボっただけなのかもしれないけど。どうにも私は「人を人とも思わないクソ女」が好きすぎる傾向があるな? いや、でも今回の天さんすごく良くないですか? 直近で「雨いろプロトコル」の天さんについても触れてるんだが(そして奇しくもこちらのアニメでも某スパイ練習生のコンビになっているのだが)、最近とみに、業界が雨宮天という素材をどう使うべきかを完全に理解したきらいがある。もしくは天さん本人が自分の使い方をマスターした感がある。デビュー直後から何かと目立っていた天さんだが、どうにもパッとした役に繋がらず、看板役としてぶっ飛んだアクア以外だとそこまで「らしさ」につながっていなかった気がしてたんですよ。まぁ、「かのかり」の千鶴なんかは実は結構なハマり役だったとは思うんだけど、作品自体があんまり好きくなかったもんで評価しにくかったってのもあるけど。そして今回のミリセント。いい具合にハマってるのですよ。「地声がそこまで低くないキャストの低音で魅せるキャラ」ってすごく技術がいる分野なんだけど、高低の効かせ方が確実に上手くなってる。「なるほど、これが僕らが追いかけるべき雨宮天だったのかぁ」と妙な納得感がある。 もちろん、それを受けて立つ楠木ともりのお仕事ぶりも相変わらず見事なもんで。今作はコマリ様のキャラが「好かれる」存在じゃなきゃ何をやってもアウトになると思うんだが、こんだけ破滅的なキャラなのにどこか憎めないラインで繋いでおいて、「過去に何かあったのか」という今回のエピソードから、いよいよ主人公らしい立ち回りへと進化できそう。刺激が増えてきたガールミーツガールのドラマ、わたしゃ大好きです。なんとか、この世界を成立させられる展開を維持してくれ。
「てんしん」って「転心」って書くのね、第4話。てっきり変身することだから「転身」だと思ってた。ウォウウォウォウォウォ。 ドがつくくらいにストレートなヒーロー話。やってることはハードだが悪い人がいないというとても優しい世界のみで繰り広げられた解りあうための物語で、先週時点でなんとなく匂わされていた「スターダスト、別に悪い奴じゃないのに使命感からちょっと悪ぶってる」感がいいあんばい。こういう「責任が取れる大人」がちゃんと存在している世界観はとても安心する。いや、別にスピリッツが頼りないとかいうわけじゃないわよ。……「能登麻美子にスキットル持たせるの似合うなぁ」とか思っただけ。「スキットルとハズレの舟券持たせた能登麻美子の撮影会とか兼六園で開催しようぜ」って思っただけ。 まぁ、本心はどうあれ、スターダストの試練はスパルタだったのは間違いない。彼はすでに「転心輪」による力に目覚めている状態とのことで、この世界のヒーローもきっちり1人に1つずつの個性を持った存在だった。よかったよ、前回まででほんとにシャイが単なるパワーファイターでしかなかったから、「いくら見た目が個性的でも、単なる力自慢集団じゃ面白くなりようがないやろ」ってちょっと心配してたから。まぁ、そのスターダストの能力の全貌もよくわかっていないのだが、喜久子おねーちゃんの解説によると「周りの何物からも影響を受けず、全てを支配している」とのこと。一方通行のベクトル操作のめっちゃ機能限定版みたいなものを想像すればいいんだろうか。とりあえず言い方次第でどんな使い方でもできそうな能力である。 それに対し、シャイは小細工もできないし周りに影響も与えない。ただひたすらに一意専心。彼女のひたむきさが炎となってその身に宿る。主人公が炎系能力者というストレートな設定も現代ではむしろ珍しい配置かもしれない。まぁ、炎系といっても現時点では単に殴ってるだけだし、今後はこの「正義の炎」がどのように変化するかも予想できないけど。今のところスターダストの「支配」とシャイの「炎」、そして新キャラの「治癒」しか能力がわかってないから、どの程度の縛りなのかも分かんないしね。流石にスタンド能力みたいな限定的なものではなさそうだけど。 というわけで、強さと優しさを武器に、真っ直ぐに、最短で、一直線に戦ったシャイの判定勝ち。スターダストがきちんと大人の役割を果たし、シャイのレベルアップイベントが終わった。いっちょまえの戦力となったシャイが次に展開するべきは、同じような能力を持った仲間たちと顔を合わせ、立ち向かうべき敵を確認することだろう。初音ミクみたいなツンデレお嬢さんは「看護班」とのことだったので戦力なのかどうかもまだよく分かんないけど……一応この世界のヒーローの力は「転心輪の力で変身した後、その心が能力として宿る」とのことだったので、変身した時点である程度戦闘力はアップしているのかもしれないね。そしてシャイがご自宅のテレビで見ていたニュースの中には明らかに中国のヒーローらしきチャイナ娘の姿も。こちらはオープニングにも映っている子なので、おそらく次回以降に焦点が当たることだろう。 真っ直ぐでブレない見やすい展開、引き続きいい感じよ。
早い、早いよ……時間の流れがシルバーチャリオツだよ……。あっという間に新セットでございます。ただ、残念ながら今回はスケジュールの都合上、追いかけるがはしんどいのでカードプレビューはお休みとなります。ご了承ください。 ……という連絡がしたかっただけなんですが、流石に勿体無いので発表されたメカニズムなどへの雑感だけ書いときますね。最近はセットの頻度が上がってること、そしてMagicも歴史を重ねていることにより、なかなか「今までにない!」みたいなメカニズムってのは出てこなくなったので、そこまで飛びついて書くほどのこともないんですけどね。多分ストーリーを追いかける要素の方が楽しいかもしんない。
以下の要素の詳細については、公式記事参照のこと。
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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